DREAM / JAMOSA

本日レコメンするのは、JAMOSAの8月30日にリリースされるシングル「DREAM」です。
ここのところ落ち着きを見せてしまっている…と僕は思っていた、J-R&Bのソウル・ディーヴァのシーン。
楽曲的にはAIさんなど含め素晴らしい曲をいっぱい提供してくださっているんですけども、どうも飛びきりの新人が出てきていないような気がしていたんですが、このJAMOSAさんは凄い!
TERIYAKI BOYZ、m-flo、Def Techといった豪華HIP-HOP連中に今まで幾度となくフィーチャリングされてきている、それくらいの実力の持ち主なんです。
考えてみれば、このようにTERIYAKI BOYZやm-flo、Def Techなどの名前を挙げましたけども、横の繋がりでアーティストの音楽性やアーティストの器が大きく見えていくというのは、今の時代、下手なプロモーションやタイアップなんかよりもわかりやすく、非常にリアリティがあるのではないかと思うんですよね。
で、僕も彼女のインディーズ時代のアルバムをi-podに入れて聞いていたんですけども、今回メジャーデビューするにあたって、初めて彼女の名前と声と顔が一致したんです。
まず、「JAMOSA」という名前。
これは「ジャモーサ」と読むんですが、記号として僕の頭の中にインプットされていたので、なんだろうこの名前?と思って。
でもいろんなアーティストの方がフィーチャリングを繰り返すことによって、やがて声と名前が一致してくるんですよ。
そして満を持してのメジャーデビューで、PVが出たりCDを買ってジャケを見ることによって声と名前と顔がここで初めて一致するんです。
この三段階を経る、ハトヤもびっくりの三段逆スライド方式!
僕たちは焦らしに焦らされていた気になる存在を初めて自分の意識の中でゲットできるという、こういうリアリティというのが今のPOPシーンでは非常に有効なプロモーションスタイルではないでしょうか。
ジワリジワリという感じのようやく出会えたという満足感がありますよね。
ということはこの時代ですね、「彗星のごとく登場!」みたいなキャッチフレーズよりもメジャーデビューまでいろいろな人とコラボレーションをして、下積みというか経験を積んで「LIFE IS MUSIC」という彼女は人生ずっと歌ってきてるんだ、歌うことによって年を重ねているんだ、というのがわかる図式が非常にユーザーに伝わりやすい音楽だと思うんですよ。
特にR&Bというジャンルは実力主義なところがありますからね。
ということで、皆さんまずは是非聞いてみてください!!
ベースのイントロに痺れます!

亀田誠治(かめだせいじ)

日本音楽界稀代のプロデューサー、椎名林檎、スピッツ、平井堅、SOPHIA、堂本剛、DO AS INFINITY、FLOWなど、手掛けたアーティストは数知れず。
2004年夏から椎名林檎らと「東京事変」を結成。
アーティストとしても活動中。
makotoya : SEIJI KAMEDA Official Website