ELA SO PENSA EM BEIJAR / MC LEOZINHO

今日紹介するのは、今日本でも話題になりつつあるFUNK BRASIL!
最近、雑誌などのメディアでも取り上げられていて結構いろんな人が着目してるんですよ。
アルバムにはFUNK BRASILと書いてあるんですが、主にファンキ・カリオカと言われてまして、このファンキ・カリオカをテーマにしたクラブイベントをやると高円寺に150人とか入りきれないくらい集まるんです。
で、リオの下町にミモザという歓楽街がありまして、ちょっとヤバそうかなと思いつつ僕も2年くらい前に友達に連れてってもらったんですけど、最近はそこにお金持ちのお坊ちゃんとかお嬢さんが遊びに行くようになったものだから、警察がしっかりガードするようになって意外と安全になったんです。
中に入るとDJが自分で作ってきたCD-Rを次から次へかけてるんですけど、そこで使われてるビートがファンキ・カリオカ、ファンキ・トリバルと呼ばれているんですね。
それをヨーロッパの耳の肥えた人達が引っ張ってきてドイツでコンピレーションが出て、それが日本に入ってきて日本でブレイクしかけているという複雑な経路を辿って日本にきてるんですよ。
この前ご紹介した「ランバダ」なんかも同じパターンですよね。
リオのDJ達もメジャーレベルからCDを出すほどのパワーにはまだ至っていなくて、みんなインターネットでMP3にして音源にのせているんですよ。
それをまた日本の若いDJの子達がダウンロードして日本のクラブでかけたりしているという、インターネット時代ならではの広まり方ですね。
今回紹介するLEOZINHOは打ち込み中心なんですけど、そのミモザという地域はブラジルの北東部からの出稼ぎの人達がたくさん住んでいるんです。
マラカナンっていう2O万人ほど入場できるブラジル最大のサッカー場がありますよね、そこの近くなんですよ。
その辺ってやはり北東部の人達がたくさん住んでるから、そのリズムパターンがちょっと裏に入ってるところがミソ!
是非聞いてみてください!!

ケペル木村

1986年に初めてブラジルへ渡り、帰国してから(有)中南米音楽でブラジル盤CDの輸入を担当。
コミュニティカレッジの講師、イベントの企画や主催、フリーペーパー『MPB』の編集発行人、CDのライナーノーツの執筆、レコード会社のライセンスのコーディネート、コンピレーションCDの選曲・制作など、ブラジル音楽に関することなら、何でも手掛けている。