トロピカルレモン / 耳切坊主

沖縄のバンド、耳切坊主(みみちりぼうず)のミニアルバム「春風ジントヨー」を紹介します。
このアルバムは二ヶ月ほど前にiTunesでダウンロードしたんですけども、それ以来ハマりまして聞いた回数が延べ30回を超えてしまっているという、僕のここ最近のヒットです。
このごろダウンロードで音楽を楽しむっていうのが凄く好きになってて、ダウンロードで視聴して目玉曲をおとして気に入ったらアルバムを買いに行くという、この図式が今年は僕の中で完成されてきましたね。
そもそもなんでこのダウンロードミュージックにハマったかというと、この持ち込みレコメンのコーナーが月に一度あるということで、かなりの気合いを入れてアンテナを張り巡らせないと追いつかないんです!
おかげさまで、リスナーとしての聴く耳とかボキャブラリーとかテリトリーがどんどん広がってきましたよ。
毎日凄く楽しくさせていただいてます(笑)
で、この耳切坊主なんですけど、J-POPシーンにありそうでなかったバンドだと思うんですね。
今の沖縄のバンドってMONGOL800に代表される青春パンク系とか、オレンジレンジに代表されるミクスチャーがかったようなバンドと2つにわけられると思うんですけれども、この耳切坊主はアナログのシンセを大胆につかった純粋なパワーポップなんですよ。
問答無用、理屈抜きでこれは楽しい!!
このサウンドがなかなかこの頃なくなってたなと思ってて、どちらかに寄っちゃってる感じが自分の中にあったんですよね。
基本はギターロックなんですけども、古く言うとTHE CARSとか最近で言うとWEEZERみたいな、シンセサウンドとうまく絡み合ってるちょっと80sっぽいサウンドなんですね。
それを理屈抜きで「僕らはこんなに楽しんでやってるよ!」という感じが伝わってくるんですよ。
そして、この耳切坊主、歌詞が凄く面白いんです。
ちょっと空耳アワー的な聞こえ方をする部分がいっぱいあるんですよ。
日本語なのか英語なのかわかんなかったり…歌詞にも注目して是非聞いてみてください!!

亀田誠治(かめだせいじ)

日本音楽界稀代のプロデューサー、椎名林檎、スピッツ、平井堅、SOPHIA、堂本剛、DO AS INFINITY、FLOWなど、手掛けたアーティストは数知れず。
2004年夏から椎名林檎らと「東京事変」を結成。
アーティストとしても活動中。