This / Brian Eno

今日は世界で一番美しいツルツル頭の人が作った音楽を持ってまいりました。
クリスさんは世代的にはきっとご存知でしょう。
Brian Enoというおじさんを持ってまいりました。
アンビエント・サウンドという言葉を作ったと言っても過言ではない、変わったおじさんです。
私がロックばかり聴いている人間だと思わないで下さい。
ちゃんと洗練された現代音楽も聴くんです。
Brian Eno、かなりすっとんきょんなことをやりつつもプロデューサーとしてU2やCOLDPLAYを手掛け、例えばCOLDPLAYのセカンドアルバムの、あの不思議なフィーリングに溢れた壮大なサウンドが出来上がったのは、Brian Enoあってこそってことですよね。
COLDPLAYとU2、スケール感の大きさとかで通じますよね。
Brian Enoは30年間ポップミュージックをやってないくて、プロデュースやちょっと難解な音をデザインするような音楽をやっていたんですが、その彼が28年ぶりにポップミュージックを作ったのが、今日ご紹介する曲なんですよ。
28年ぶりってことは私が生まれてから一度も作ってくれなかったってことですよ。
このアルバム、Brian Enoが歌ってるんです!
アルバム全体的にはこういう美しいトーンの電子音楽が集まった、ちょっと未来的なノスタルジー感のあるアルバムになっています。
狭い部屋も大きく感じる音です。
リリースは7月9日される予定ですので、季節的にはバッチリじゃないでしょうか。

唐沢真佐子(からさわまさこ)

音楽雑誌『スヌーザー』編集部/1975年生
短大在学時より、音楽系フリーペーパーなどで執筆を始める。
同時期に、現在の編集長である田中宗一郎と出会い、97年の『スヌーザー』創刊より同誌の編集、及びライターとして携わる(現在『スヌーザー』は隔月刊で通巻45号まで発行)。
その間、数百に及ぶ国内外のアーティストへの取材を行っている。
主にアメリカ、イギリスを中心とした80年代後半以降のオルタナティヴ・ミュージック、ギター・ロック、ハード・コア・パンクといったジャンルに特に明るい。
また2000年代以降は新人アーティストの紹介も積極的に行っている。
また、同じく海外アーティストの作品のライナーノーツなども多数執筆。