16 Toneladas(Sixteen Tons) / Eletro Samba

今年入荷された中でも、最高にポップで面白いアルバムを持ってきました!
”Eletro Samba”というバンドで、エレクトロとサンバとレトロっていうのが入っているんですが、ジャケットもカッコいいんです。
ブラジルのソニーからリリースされたばかりで、ここに来る前にインターネットで彼らのことを調べようと思ったんですが、まだ彼らのサイトも無いような状態でリオでもそんなにまだかかっていないようです。
ジャケットも見た目ちょっとフラワー・ポップっぽい感じを受けるんですが、中身はポップでブラジルの伝統のものを上手く使いつつもわかりやすい音作りをしていると思います。
去年リオに言った時に下町のヤバそうなクラブに連れて行ってもらったんですけれども、DJはこのビートのものばかりかけているんですよ。
”ファンキトリバル”というビートなんですが、このビートは打ち込みの中にブラジルの色々なリズムを込めて、なおかつポップに昇華しています。
サルサのリズムにも似ているんですが、ブラジルにもサルサに似たリズムがあるんです。
曲中で”マラカトゥ”と言っているんですけれども、この部分は”マラカトゥ”のリズムを掛け合わせていて、ここに目をつけた彼らのセンスが凄く面白いですね。
"ファンキトリバル”をシーンの中に出してきたのは彼らが初めてだと思いますし、これからもっと濃い系のものも出てくるんじゃないでしょうか。
日本でかかったのも今日が初めてだと思いますし、これからリオでかかっていって、サンパウロの方にも飛び火していくんではないか思います。
他にも”マシュケ・ナダ”のカバーなんかも入っていて、結構使えますよ。

ケペル木村

1986年に初めてブラジルへ渡り、帰国してから(有)中南米音楽でブラジル盤CDの輸入を担当。
コミュニティカレッジの講師、イベントの企画や主催、フリーペーパー『MPB』の編集発行人、CDのライナーノーツの執筆、レコード会社のライセンスのコーディネート、コンピレーションCDの選曲・制作など、ブラジル音楽に関することなら、何でも手掛けている。
ブラジルアーティストトの交流も深く、自身もパーカッショニスト、DJとしても活躍。