Pretty Woman / Shankar,Ehssan & Loy

今日はインドものです。
ここ六本木ヒルズでは昨日から『東京国際映画祭』が始まっていて、インド映画も2本上映されますが、この映画はすぐにチケットが売り切れたそうですよ。
という映画祭つながりで、来月『東京フィルメックス』という映画祭もあるんですけれど、そこで去年インドで一番ヒットした映画『KAL HO NAA HO』という映画が、日本語字幕付きで上映されます。
今日はその映画のサントラから一曲ご紹介します。
この映画のストーリーですが、インドの織田裕二こと”シャールク・カーン”、人気えくぼ女優”プリティ”ちゃん、インドの萩原流行こと”サイフ・アリー・カーン”という役者さんがいて、プリティちゃんとサイフは大学の友達以上恋人未満で、プリティちゃんはある日現れたシャールクのことを好きになるんですが、シャールクは心臓の病を患っていて余命いくばくもない…といった設定です。
邦題が『明日が来なくても』というんですが、シャールクはサイフがプリティちゃんの事を好きだということをわかっているので、自分は影でふたりをくっつけて、最後は他界してしまうというベタベタなインド版『冬のソナタ』って感じです。
去年インドに行った時に観て、英語字幕のDVDでも何度も観てるのですが、泣けます!!
そのサントラの中の1曲が、なんと『プリティー・ウーマン』のカバーなんです。
といっても”ロイ・オービソン”のカバーではなく”ヴァン・ヘイレン”バージョンのカバーをバングラでカバーしてます。
カバーしているのは”シャンカール、エサーン&ロイ”といった3人組のプロデューサーチームです。
サビ以外は完全に自分の音楽に作り替えているところが、インド人の音楽性の高さを感じますね。
”シャンカール、エサーン&ロイ”って名前はインド文化を知っている人はわかると思うんですけど、”シャンカール”はヒンドゥー教の名前で、”エーサン”はイスラム教、”ロイ”はクリスチャンの名前なんで、今の他民族他宗教国家のインドを表しているような名前なんです。
そして彼らは今一番売れているプロデューサーチームでもあります。
”シャンカール”は、来年1月に”リメンバー・シャクティ”という”ジャキール・フセイン”と”ジョン・マクラフリン”のインド・フュージョン・ユニットが来日するんですが、そのボーカリストとして来日します。
ちなみにこの映画は、11/26と11/28に有楽町朝日ホールで2回限りの上映となります。
映画『KAL HO NAA HO』公式ページ

サラーム海上(うながみ)

アフリカ、中近東など、第3国のHOUSE,HIPHOP TECHNOシーンにめっぽう詳しいツワモノライター。
大学卒業後、音楽ソフト販売、フランス留学、2年半の放浪、インディーズ系レコード会社、クラブ運営会社を経て「よろず風物ライター」としてTVブロス、ソトコト、STUDIO VOICE、MUSIC MAGAZINE、流行通信、フィガロ、PEN、SWITCH、POP ASIAなど連載多数。

【イベント情報】
本日(10/24)渋谷・UPLINK FACTORYにて、サラーム海上さん自身の手による『グナワ・フェスティバル(モロッコ・トランス系フェス)』などの記録映像をもとにした、旅の報告&検証するイベントを行います。
10月24日(日) 開場18:30/開演19:00 \1,800(1ドリンク付)
渋谷・UPLINK FACTORY(TEL:03-5489-0750)