ロック・エル・カスバ / ラシッド・ダハ

フランスで大スターの在仏アルジェリア人、”アルジェリアのジョー・ストラマー”こと”ラシッド・ダハ”をレコメンします!
最近、映画「スクール・オブ・ロック」をやっと観まして、やはりロックは反抗かな?って思っていた時に、ちょうどこれが届いたんです。
在仏のアルジェリア人ということで、差別をされて育ったりしてるんですよ。
そんなバックグラウンドがあって、社会的なことをずっと80年代から歌いつづけていた人なんです。
昔ワールドミュージックがブームの頃には”ライ”ってアルジェリアの演歌みたいなのが流行っていたんですけれども、それはどちらかっていうと演歌っぽいこぶしをまわすやつじゃないですか。
その頃から活躍していたんですけれども、パンクっぽいロックを歌っていたんで、日本ではどういった扱いをしていいのかわからなかった様なんです。
でも、それを20年かけて自分の中で醸造していって、アラブとロックの深みをどんどん増していって、ジャケも指名手配っぽくチェ・ゲバラみたいな(笑)。
イイ顔でしょ?
ロックスターの顔になってます。
セルジュ・ゲンズブールっぽくもありますね。
スティーブ・ビレッジっていうSystem 7の人が前からずっとプロデュースしていて、今日紹介させていただく曲が入ったこのアルバムはブライアン・イーノが1曲参加したりしてます。
で、今日紹介させていただく曲は、THE CLASHの「ロック・ザ・カスバ」のカバー!
アラビア語で歌っています。
”カスバ”っていうのは元々アラビア語で”城塞”と”城”かいう意味で、「ロック・ザ・カスバ」っていうのは、ゲットーのロックという意味で使っていたんですかね?
けっこうヤバい感じの場所とかのことだと思うんですが、元々アラビア語なので、この曲名は「ロック・エル・カスバ」ってアラビア語になっています。

サラーム海上(うながみ)

アフリカ、中近東など、第3国のHOUSE,HIPHOP TECHNOシーンにめっぽう詳しいツワモノライター。
大学卒業後、音楽ソフト販売、フランス留学、2年半の放浪、インディーズ系レコード会社、クラブ運営会社を経て「よろず風物ライター」としてTVブロス、ソトコト、STUDIO VOICE、MUSIC MAGAZINE、流行通信、フィガロ、PEN、SWITCH、POP ASIAなど連載多数。

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