2026年06月21日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : STUTS


★[Photo GALLERY]ボタンをクリックするとその他の写真が見れます。


 今年のTOKYO M.A.P.Sを盛り上げたSTUTSが登場!

・TOKYO M.A.P.Sの話
クリス:ゴールデンウィークは、J-WAVE、六本木ヒルズのフリーライブイベント「TOKYO MAPS」で、オーガナイザーを務めてくれたんですけども、観客席がすごい人で溢れていましたけれども。キャスティングはみんなSTUTS君が行ったんですよね。これは、前に、お仕事を一緒にされた方とかですか?
STUTS:これまで一緒に作らせてもらった方とか、少しだけ面識がある方とか、自分がすごくすきな方を呼ばせてもらった感じですね。
クリス:プレッシャーってありました?
STUTS:いろんなジャンルの人が集まるイベントだったので、お客さんがどういう雰囲気になるんだろうっていうのが想像つかなかったので、そこは少しプレッシャーでした。
クリス:でもSTUTS君全部袖で見てたよね。いつも穏やかなSTUTS君なんですけど、責任感のある真剣な眼差しで。
STUTS:そうですね。一応自分がキャスティングしてるので。お客さんも、この人だけを見に来たってよりも、全体を通して楽しんでくれてる感じがして嬉しかったです。

・大貫妙子とのコラボ楽曲「おはよう」について
クリス:ちなみにSTUTSくんですけれども、最近は、大貫妙子さんと一緒に、NHKの番組『あさイチ』の、新テーマソング「おはよう」をやられていますけれども。 「いい湯だな」が初共演ですよね。この曲は感じで生まれたんですか?
STUTS:CMで、「いい湯だな」の曲をカバーしてほしいっていうのが僕のところに来て、ぜひこの機会に、 大貫さんとやらせてもらえたら、って思ってオファーさせてもらいました。その時に、いつか、カバー曲だけじゃなくてオリジナル曲も作りましょうねって言ってくださったんで。今回。
クリス:どうでした?大貫さんとの曲作りは。
STUTS:すごく刺激的だったというか、楽しかったというか、感慨深かったというか。
普段のコラボは、最初に僕がビートを作って、そこに、シンガーソングライターがのせてくださる感じなんですけど、今回は、大貫さんが最初にメロディを作られて、それと一緒に簡単な譜面とMIDIデータが送られてきて、それを元にアレンジを作りました。
クリス:だからか。すごいイイ感じに二人の合作感が出てますよね。STUTSには、大貫妙子さんというアーティストはどんな風に映るんでしょう?
STUTS:ずっと聴いてきた方なので、本当に存在してるかもわからないようなぐらいに思ってました。いざお会いして、ご飯とか食べながらお話させてもらってるときとかは、すごく感慨深かったです。
クリス:NHKの番組『あさイチ』のテーマソングですけど、STUTSくんの朝ってどんな感じですか?
STUTS子供にクリーム塗ってみたいなところから始まりますね。
クリス:そっか。まだすごいちっちゃいですもんね。可愛いな。朝はいつも何食べるんですか?
STUTS:結構日によります。パンの時もあるし、お米の時もあるし、食べない時もあるし、シリアルの時もあるし(笑)。
クリス:なるほど。音楽は朝から聴いてる方ですか?それとも、音楽は日中から聴くって感じ?
STUTS:あ、でも聴く時もありますね。すごい晴れてる時とか、気持ちのいい音楽聴きたいな、みたいな。なので「おはよう」もそういう感じの曲になったらいいなって思いながら作ってました。

番組恒例のガチャタイム!
Q.最近やらかしたこと、失敗したことはなんですか?
STUTS:この間友達の結婚式で、ハワイに行ったんですけど。その時に、サンセットクルーズみたいなのに、乗ったんですけど、そこで財布を落としてしまいまして。
クリス:嘘!出てきました?お財布は。
STUTS:結果無事出てきたんですけど、落としてから半日くらいあったんで、本当にsそわそわしてましたね。
クリス:海外ですもんね。僕もロサンゼルスのレストランで財布忘れてったんだけど、当然出てこなかったからね。

Q.カラオケに行ったらよく歌う十八番は?
STUTS:そもそもカラオケにそんなに行かないんですけど。でも、よく歌うなって自分でも思うのは、小沢健二さんの「愛し愛されて生きるのさ」です。
クリス:いいですね!それは小さい頃から知ってたんですか?
STUTS:自分が18歳ぐらいからです。大学生の時に、よくライフを聴いてたんで。



Photo Gallery

Guest : Laufey


★[Photo GALLERY]ボタンをクリックするとその他の写真が見れます。


 大盛況だった来日公演の直前に行った、<Laufey>へのインタビュー!

クリス:現在27歳。まずは小さい頃からミュージシャンになりたいと思っていたのか伺いました。
Laufey:ミュージシャンになりたいと思っていたというより、音楽がずっと人生の一部だったんです。母はバイオリニストだったし、祖父母もバイオリンやピアノをやっています。だから私は楽器を弾いていなかった時期の記憶がないんです。もう人生ずっとミュージシャンみたいなもの。でもむしろ逆で、音楽以外をやろうと思っていたくらいなんです。家族みんなが音楽だったから「じゃあ、私は違うことをやってみよう」と。
でも音楽から離れようとする度に、人生が音楽の道に戻してくる。すごく運命みたいなものを感じています。
クリス:なんと2歳でバイオリン、4歳でピアノ、8歳でチェロを。まさに英才教育。そして、アイスランドの音楽学校で学んだ後、アメリカの名門バークリー音楽大学に入り、デビューのチャンスをつかむわけですね。

クリス:音楽以外でどんな勉強が得意だったのかも聞いてみました。
Laufey:歴史がすごく好きでした。物語とか本を読むとか、語学とかが好きで。
でも長い間は「数学が好き」って自分に言い聞かせてきました。でもそれはたぶん中国人の母を喜ばせたかっただけ。学生時代は本当に自分に厳しかったんです。でも高校に入った頃に気づいたんです。「あれ?私って数学が得意じゃない。こんなに頑張らないとできないなら向いてないんだ」って。一時期は国際関係の仕事をしようかなとも思いました。いろんな文化背景の中で育ったし、父も国際関係の仕事をしていたので。でもやっぱり音楽でよかった。私は絶対ミュージシャンになるべき人間だった。でもそうじゃなければ、もしかしたら先生になっていたかもしれない。
クリス:はい。ミュージシャンじゃなければ、学校の先生になっていたかもと。
インタビュー中に、「すごい先生バイブを感じます」と。「先生になったらすごくハマるんじゃないの?」って言ったらすごく喜んでくれましたね。

クリス:続いて、どんな音楽を聴いて育ったのか聞いてみました。
Laufey:小さい頃はクラシック音楽ばかり。家ではほとんどクラシックしか流れていなくて、あとはジャズ。それから昔の映画音楽とか、ミュージカルの曲とか、そういうものをたくさん聴いて育ちました。でも少し大きくなってから、だんだんソングライターに惹かれるようになったんです。まず好きになったのがノラ・ジョーンズ、それからサラ・バレリス。そこからテイラー・スウィフトやキャロル・キング。それで気づいたんです。これらのアーティストたちには共通点があるって。みんな本当に素晴らしいソングライターで、目を閉じて曲を聴くだけで、ちゃんと物語が見えてくる。私はそういう音楽が本当に好きでした。まるで現実から連れ出してくれるみたいな感覚があったんです。
ご提示いただいたフォーマットに従い、音声を文字起こしいたしました。
クリス:ノラ・ジョーンズ、サラ・バレリス、テイラー・スウィフト、キャロル・キングといった名前が出てきましたが、その彼女の音楽スタイルは非常ユニークです。ポップスの中にもジャズやクラシックの良さがあって。
さらにコンサートは50年代、60年代以前の音楽スタイルにも関わらず、10代のファンがものすごく多い。そして熱狂している。

クリス:次にその音楽スタイルは狙ったものなのか聴いてみました。
Laufey:私の音楽スタイルは全く狙ったつもりはないんです。多分他のスタイルだとすごく変なんです。子供の頃、歌のコンテストにたくさん出ていても、自分の声やスタイルに合う曲を探すのがすごく難しかった。だったら自分で曲を書こうと思ったんです。それでこういう音楽を書くようになりました。
小さい頃、とても不思議だったんです。なんで周りの子たちはクラシックやジャズを聞かないんだろうって。でも単純に知らなかっただけなんですよね。若い耳って本当に柔軟なんです。子供ってどんな音楽でも聞ける。そこに共感できる物語があって、何か感情が動くものでさえあれば、それが一番大事な共通点なんです。今のポップミュージックがジャンルレスになっているのも、その表れだと思います。私をジャズシンガーって呼ぶ人もいますけど、私の音楽って本当にいろんなジャンルが混ざっていて1つには収まらない。ただ分かっているのは、これは全部私が好きなものを混ぜ合わせた音楽ってこと。そして10代だった頃の自分自身が本当に聴きたかった音楽なんです。
クリス:レイヴェイが若いファンに受ける理由は自分が10代の時に聴きたかった音楽を作っているからなんでしょうね。ちなみに音楽だけではなくてステージ衣装、観客との接し方、コンサートの作り方なども全部、子供の頃の自分だったら何が嬉しかっただろうと考えているそうです。でもその子供たちが、新しいサウンドに傾倒するのではなく、何でも子供の感性は受け入れられる。100年前のクラシックな音楽だろうが何だろうが、そこに意味さえあればジャンルは関係ないっていうのは、”目から鱗”的な言葉を僕は聴いたなと思いました。

クリス:3作目のアルバム『A Matter of Time』は前の2作と比べてどんな違いや変化があったんでしょうか。
Laufey:3枚目のアルバムで、今はもう世界が私を知っている状態になりました。でも私は作品ごとに全く別の自分になるみたいな考え方はあまりしないんです。ライブでも3作品からほぼ同じくらいの割合で曲を歌っています。だから私にとって今回のアルバムは新しい自分になるものではなくて、人生の本に新しい章を足した感覚なんです。ミュージシャンとして自分を定義し直すものではなく、私という人間の文脈を増やしていくもの、そう考えています。だから同じアルバムをもう一度繰り返すつもりはありませんでした。もっと実験したかった。そして私の中にはまだこんなにたくさんのものがあるんだ、ということを世界に見せたかった。世の中は私のことを優しくて、柔らかくて可愛らしい人みたいに見ていると思うんです。でも現実には私はもっとずっと複雑なんです。もっとたくさんの層がある。だから今回はそのイメージを一度、壁に投げつけて壊したかった。
クリス:凄くないですか。本当に脱帽というか。常に自分を作り直してるわけじゃなくて積み重ねだと。「私は複雑なのよ」と、ものすごい客観的なんですよね。

クリス:最新アルバム『A Matter of Time』の中で、お気に入りの一曲を伺いました。
Laufey:『Snow Angel』という曲がすごく好きです。なぜかというと、自分の感情をここまで正確に言葉にできたことってすごく珍しいから。一言も無駄がないんです。時々あるんですよ。神様ありがとう、この言葉はちゃんと韻を踏んでくれて、と思う時が。だってこれがまさに私が感じていたことそのものだ、と思えるから。

クリス:では続いて、曲作りはどんな時にしているのか聞いてみました。例えば「朝起きてコーヒー飲んで、よし描こう!」みたいなルーティンなのか、それとも突然インスピレーションが降りてくるタイプなんでしょうか。
Laufey:ルーティンもインスピレーションも、その両方です。私はアーティストってインスピレーションを待ってるだけじゃダメだって思ってます。ちゃんと座って書く訓練をしなきゃいけない。その2つのバランスが大事だと思います。
ただ座って書くだけでも、それはそれであまり楽しくないし、だから両方あるのが理想ですね。
でも確かに午後から夜にかけてが一番書けます。夜の方が声も1日かけてちゃんと開いている感じがするので、ピアノの前に座って、ギターを持って「今日は何か書くぞ」って決めることもあります。
たとえそれが人生で一番ひどい曲だったとしたとしても、それでもいいんです。何か1つでも生まれればいいの。その中の一言が、次の1番好きな曲になるかもしれないから。
逆に寝る直前とか、車を運転している時とか、ものすごくタイミングが悪い時に突然メロディーが浮かぶこともあります。その時は本当に車を止めて書きます。
クリス:ちなみにメロディーが思いついて周りがうるさい時は、ボイスメモじゃなく、楽譜としてその場でノートにメロディーを書くらしいです。もうそれだけで頭の中で鳴っている音をそのまま譜面に起こすことができると。Laufey、曲作りに関してかなりストイックです。

クリス:そんなLaufeyに、「あなたにとって音楽って何?」と、ちょっと漠然とした質問をぶつけてみました。
Laufey:セラピーっていう表現が、すごく良いと思います。ツアーで毎晩客席を見るとすごくよく分かるんです。笑っている人もいる、泣いている人もいる、踊っている人もいる。音楽って人を動かすものなんです。だからセラピーっていうのはすごく近いと思います。でも自分自身にとっては、音楽は文脈、物語そのもの、人生に音を与えてくれるもの。そして良くも悪くも、人生を映画みたいにしてくれるもの。
クリス:人生っていうのはストーリーなんですよね。本当映画のよう、小説のようなものを、どのように自分の人生として描いていくのかということだと思います。

・番組恒例のガチャタイム!
Q.過去や未来へタイムマシンがあったら行ってみたい時代は?オッケー。
Laufey:変な答えがいっぱいあるわ。でも過去に行くのって、ちょっと怖い。多分昔の時代って女性にとって生きやすい時代じゃなかったから。もし男性として行けるなら1700年代ぐらいに行ってみたい。宮廷に行ってハイダンみたいな作曲家が王族のために曲を書いているところを見てみたい。あと別の答えなら私は『Sunday at the Village Vanguard』あの録音現場に行きたい。ビル・エヴァンスがニューヨークのヴィレッジ・ヴァンガードでライブ録音したアルバム。私の人生で一番好きなアルバムの1つ。あの録音を聞くと後ろでお客さんが食事をしている音とか、ナイフやグラスが当たる音まで入っていて、私はいつも「あの場にいたかったな」って思う。あのお客さんの1人になりたかったって思う。



Photo Gallery