2025年10月12日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : BONNIE PINK


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10年ぶりにBONNIE PINKが登場!

・ママになったBONNIE PINK

クリス:ちなみにゲストに出ていただいた回数は15回。
BONNIE PINK:おおー。ありがとうございます。
クリス:で、ゲストは10年ぶりですけれども、まあその間にお母さんになられて、娘さんが8歳!
BONNIE PINK:はい。
クリス:いかがですか?ママシンガーは?
BONNIE PINK:そうですねー。産後数年お休みしてたんですけど、復帰した時はまだ子供も小さくて、バランスの取り方が分かんなかったんですけど、今はもう一人でほったらかしてても、好きに遊んでくれるからずいぶん楽になって…。ライブとか見に来てますね。
クリス:生活とか変わりました?
BONNIE PINK:自分の時間があんまないし、あと自分は適当なご飯でいいと思ってても、子供はそういうわけにいかないっていうので…。
クリス:はいはい。
BONNIE PINK:そうですね、変わったけど、でも慣れていくしかないかなっていう感じで、今は忙しいなりに隙間見つけて、趣味のアクセサリー作りとかもちょこちょこやったりとか、器用になりました。
クリス:なるほど。で、やっぱり生まれたばかりだと、どうしてもソングライターというよりもママ優先になっちゃうんですかね?
BONNIE PINK:そうですね。あと時間があったら寝たいっていう感じだったからすごい疲れて。だから夜な夜な作曲してたような、20代、30代とかは元気だったなとか思いました。
クリス:だから噂によると、夢の中で作曲していたっていう。
BONNIE PINK:あ、そうですね。それもあります。それは職業病っていう感じで、なんか起きてまだ歌ってて、夢の中で作ってたんだと思って。ずっと残るメロディーだったりする場合もあるから、そういう時はちょっと録音したりとかするんですけど。

・新曲『Like Gravity』についてと30周年記念ライブについて
BONNIE PINK:これはアニメのエンディング用に書き下ろしたんですけど、テーマが色々あるので、資料とかを読みながら自分とリンクできる部分、自分自身とっていうのを探して書き下ろしました。
クリス:なるほど。
BONNIE PINK:アニメのヒロインのアメリアちゃんっていう女の子が、重力魔法っていう技を使うんですよ。それでグラビティっていいかもしれないって思って…。今まで作曲いっぱいしてきたけど、グラビティはまだ使ってないと思って、で『Like Gravity』っていうタイトルで何かラブストーリーにしようかなっていう感じで書きました。
クリス:アニメのタイトルが「暗殺者である俺のステータスが勇者よりも明らかに強いのだが」という。略して「ステつよ」ですね。
BONNIE PINK:はい。
クリス:すごい略しすぎじゃないかと。
BONNIE PINK:いや、覚えられなくて…。
クリス:すごいキュッてなってる。どう略すかも、なんかセンスが問われますね。
BONNIE PINK:そう、ステつよ言いやすいです。「ステつよ、ステつよ」って言ってたから、もう本来のやつが言えなくなっちゃう。
クリス:言えなくなりますよね。僕、言えないですもん、見ないと。ボニーさん見ないで、言える?
BONNIE PINK:最近やっと言えるようになったんですよ。30周年のライブの時に初披露したんですけど、その時も言えなかったです。
クリス:デビュー30周年記念ライブで初披露したわけですけれども、お客さんの反応はいかがでしたか?
BONNIE PINK:すごく皆さん盛り上がってくださって、結構ドキドキしてたんですけど、ライブで歌うの初めてだったから。意外と歌ったら、すっごい気持ちよくて、キーとかもちょっと高いんですけど、ライブで気持ちいいやつだっていうのが分かったので、今結構声を大にして、カラオケでぜひ歌ってみてくださいって言ってるんですよ。スカッとするんで。
クリス:高らかに天に昇るようなそんなメロディーかなっていう感じがしますけどね。
BONNIE PINK:そうですね。AメロBメロの落ち着いた感じから、バーンってサビで爆発するような、このダイナミクスがすごい激しいんですけど、それを歌い分けをうまくやるとすごく楽しいので、ぜひ歌ってみてもらえたらなと思います。
クリス:娘さんはライブは見に来るんですか?
BONNIE PINK:来ます。こないだも来て、双眼鏡ですごいじっくり見てたらしいんですけど。
クリス:ちゃんとインプレッションとか聞かせてくれるんですか?
BONNIE PINK:そうですね。「これ新曲?」とかって、家でミックスチェックとかしてると「新しい曲?」とかって言ったりとか、あとなんか曲順考えてる時に「1曲目それで行くんだ」とか言って、ちょっとプロデューサーみたいな…。
クリス:ああ、そう、「それで行くんだ。へえ、そうなんだ」みたいな。
BONNIE PINK:そう!「マネージャーだっけ?」っていうぐらい、分かった感じで言ってきます。

恒例のガチャタイム

Q.デビュー30周年で忙しい中、ママでもあるボニーさん。一息つける時間はどの時間帯?どんな時?
BONNIE PINK:そうですね。やっぱり子供が寝た後。
クリス:そっかー。
BONNIE PINK:もう至福の。あえて夜更けにコーヒー飲んじゃって、甘いチョコレートかじってみようか、みたいな。
クリス:ああー。
BONNIE PINK:あれが本当に1日お疲れって自分に、ちょっとお酒飲むときもありますし。さっきの話じゃないですけど、早朝まだ起きてこないとかは、戦争なんです。
クリス:朝はドタバタなんですか?
BONNIE PINK:やっぱ小学校行くと色々準備とか、なんだかんだお弁当だとか色々あるんで。

Q.常にストックしているものや持ち歩いているものはありますか?
例えば冷蔵庫の中の食べ物、飲み物、もしくはファッションやお守りなど。
クリス:物でもいいですし、食べ物でもいいですし。なんかありますか?
BONNIE PINK:そうだな…。コストコのスルメ。
クリス:コストコのスルメ?
BONNIE PINK:なんかすごい量入ってるんですよ。
クリス:コストコすごいですもんねアレ。
BONNIE PINいつまでも無くならない感じのスルメがお気に入りで、大体あります。家に。
クリス:よくママさんたちはコストコに大体4、5人で行って、分けっこするんですよね。
BONNIE PINK:そうそうそう!大量買いして、それを分けたりとかしますけど。でもそれは自分1人の時間の為に買います
クリス:マイ・スルメ。
BONNIE PINK:意外とワインと合わせちゃう。
クリス:え、スルメを?もちろん白っすよね。
BONNIE PINK:白です、もちろん。
クリス:でも赤でスルメは、やばくね?
BONNIE PINK:やばいですね。それはやばいですね。
クリス:どのくらい、どのくらい入ってるんですか?
BONNIE PINK:筒状の昔駄菓子屋さんにあったような形で入ってたんですよ。今は変わっちゃったんですけど…。
クリス:コストコにかけ合って、ボニースルメにしてください。



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Guest : 石飛智紹(SMASH)


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 朝霧ジャムを主催する株式会社SMASHの石飛智紹 さん登場!

クリス:いよいよ来週開催の朝霧ジャムのドン、石飛さんですけれども、まず朝霧ジャムの歴史からちょっとおさらいしていきたいと思うんですが、2001年静岡県富士宮市朝霧アリーナふもとっぱらでの開催が1回目だったんですが、石飛さんはいつから統括と言いますか、仕切り始めたんですか?
石飛:初開催の2001年から、今年で25周年になります。
クリス:SMASHといえばフジロックフェスティバルの主催者としても有名ですけれども、フジロックが1997年から。朝霧ジャムを始めたきっかけは何なんでしょう?そのちょうど4年後ですもんね?
石飛:そうですね。97年のフジロックが、台風で中止になりまして…。で、うちのドンの日高が会場探しの旅に富士山周辺回ってく中で、今のグリーンステージよりさらに大きな、え、朝霧アリーナっていう場所を見つけてたんですね。
クリス:はい。
石飛:で、地元の方々と、色々とフジロックここに移したいんだけどっていうようなお話をしてる中で、結果的には苗場へ移るということになったんですけど、その地元の方々もフジロック苗場を見学しに来て、こんな素晴らしいイベントだったらぜひ富士山麓でもやってくれないかというようなことで、その声に応えるような形で、開催されました。10月ということで、フジロック終わってすぐですから、我々フジロックのスタッフとしても、打ち上げみたいな。
クリス:はい。
石飛:打ち上げをみんなで作ろうよみたいな感じで、始まったっていうような感じですね。
クリス:僕もよく言うんですけれども、僕は朝霧ジャムに行って、今年のフジロックが終わったっていうような印象がすごくあるので、まさにそうですよね。アフターパーティーじゃないんだけれども、朝霧に行って、フェス納めじゃないんだけど、そんな気分になるんですけどね。
石飛:10月で秋開催っていうこともありますからね。
クリス:そうですよね。僕は結構ほぼ毎年行っていると思うんですけれども、やっぱり僕がすごく朝霧ジャム好きですね。なんかやっぱりフジロックと全然違う。フジよりも全然チルな雰囲気ですもんね。
石飛:そうですね。
クリス:なんかフジはどっちかっていうとエキサイティングな感じなんですけれども、朝霧はどちらかというと結構ゆったりしたような。
石飛:そうですね。富士山の麓っていうことももちろんですけど、標高900mの朝霧高原っていうとこでやってますんで、実は駿河湾まで見渡せたりとか、そういった大パノラマがあるっていうとこが1個大きく違うのかなと思いますね、ロケーションとしては。
クリス:本当絶景ですもんね。富士山が綺麗にほぼ毎年見えますもんね。
石飛:そうです。たまに雲で隠れる時もあるけど、大体見える。
クリス:赤富士も拝むこともできますもんね。
石飛:そうですね。赤富士で、夜は満点の星空。で、朝は、ま、ダイヤモンド富士から昇ってくる、朝日ですね。目が覚めるみたいな。そんな大自然とともに過ごすフェスかなと思いますね。
クリス:そう!夜になると大きな焚き火が焚かれてね。
石飛:そうですね。相当でかいのを。
クリス:あとはステージとステージの距離が、非常に、歩く距離が心地いいんですよ。フジロックだと「グリーンからこれからヘブン行くか」っていうとちょっとこう「よしっ」て感じになるんですけども、「ちょっくら行ってくる」みたいな、そんな感じですよね。
石飛:はい。オアシスとグリーンステージぐらいの感覚ですもんね。
クリス:そんなぐらいの感覚でのんびり、気楽に行けるフェスかなという感じがいたします。一つ言えるのは、地元の方々と一緒にフェス作りをしてるっていうことだと思うんですね。地元の酪農家の方、飲食店もとより、地元ボランティアと一緒に作ってるっていうことが、一つ大きいかなと。そうすると、この25年間で、延べ5000人と作ってきたようなことになるんですけど、彼らのモットーが「笑顔と元気のおもてなし」っていうことなんですけど、係員も固くて無口のアルバイトさんじゃなくて、みんなおおらかで楽しそうでこう緩いみたいな…。
クリス:うん。本当にいい意味で緩さがやっぱり僕は朝霧だと思います。
石飛:うちのスタッフもフジロックの打ち上げ的なところで緩いというようなことで、その辺がフジロックもそうですが、他のフェスと全く違う雰囲気を醸し出してるんじゃないかなと思いますね。
クリス:緩いですね。朝霧ジャンボリーはキャンプエリアで、よりキャンプに近いですよね。
石飛:そうですね。元々がオートキャンプ場をお借りしてやってるっていうことと、あとその朝霧アリーナの外周のすり鉢状んなったところで自由にキャンプして、ライブも見れると。
クリス:そういったところが一体化してる部分がありますね。贅沢ですよね。ちょうど緩い岡の上のほうにテントを張れば、そこからレインボーステージを拝むことができるというね。すごい最高の条件ですよね、そういう意味では。今年のラインナップなんですが、まさに朝霧だなという感じなんですけれども、これはもう最高のブッキングじゃないですか?
石飛:そうですね。うちの若手が相当頑張って。グラス・ビームスもちょっと8月後半でのね、発表になっちゃったんですけど、粘り強くブッキングしてくれました。
クリス:うん。
クリス:なるほど、素晴らしい。石飛さんが注目なアーティストは、どなたでしょう?
石飛:ヘッドライナーのハイヤタス・カイヨーテ、グラス・ビームスも、もちろんなんですけど、朝霧にもこんなにハッピーで、ま、パワフルなアーティストも出るんだよっていうことで紹介したいのが、ミシシッピ州を拠点に活動する家族バンドのAnnie & The Caldwellsですね。
クリス:TOKIO HOT 100にもチャートインしましたけれども、すごくあの迫力のあるブリットで、ちょっと南部のゴスペルな感じで。
石飛:そうですね。カッコいいですよね。デヴィッド・バーンが創設したレーベルのルアカ・バップから最新アルバムもリリースしてるんですけど、これが元々 地元の教会の屋根裏で録音したような音源集っていうことで、言わばあの南部の自主制作版みたいなものがチャートに入ってるっていうことで、素晴らしいなと思うんですけど。
クリス:ちなみに朝霧なんですが、フジロック同様 環境問題の啓発、あとは地元の名産品のPRなどで地域に根付いた音楽フェスティバルとなってますけれども、今年さらにそれを進化させてるんですね?
石飛:そうですね。一言で言うと「ローカルSDGs」っていうことにもなるんですけど、例年やってるんですが「牛乳を飲もう」っていう牛乳キャンペーンをやってます。それで今年は地元の「母力向上委員会」っていうNPOの協力を得て、地元の富士山ミルクっていうのを600個お配りする予定です。
クリス:600個!?
石飛:はい。チケットはですね、地元富士宮市のふるさと納税の返礼品にもなってまして、この返礼品を通じてお寄せいただく富士宮市への寄付、これは実は今 後継者不足や飼料の高騰などの影響を受けて、大変苦しい状況にあるですね。酪農家の皆さんを支援するために、使ってくださるっていうことを約束してくださってます。
クリス:なるほど。
石飛:もう一つがですね、会場のすぐそばにある人穴小学校っていうのがあるんですけど、こちらを廃校にさせないための転入生の募集などを紹介することを通じて、地域活性化ですとか移住促進などのシティプロモーションにも協力しているっていうような様々な活動も行ってます。
クリス:そういう問題も地域は抱えているんですね実は。
石飛:それで都会から若い方が来ることを通じて、そういったことの人助になればっていうことでご一緒してるってことですね。



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