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Guest : OddRe:
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新進気鋭3ピースバンド OddRe:がJ-WAVE初登場!
・バンド名の由来と結成について クリス:なんでSoiyan Feverなの? Soiyan Fever:アナグラムなんですよね。かっこいいギタリストってフルネームな気がしてて、なにかフルネームが欲しくて…。自分で下の名前と苗字どっちも考えようと思って、「Soi」は昔からあだ名で本名をもじってあったんで、「アンフィーバー」は自分の高校の思い出とかをアナグラムにして自分が分かるようにだけして…。 クリス:なるほど。これは自分の、おまじないじゃないけれども、あんまり公にしてない? Soiyan Fever:自分が道しるべで、自分にわかっていればいいかな、みたいな感じです。 クリス:なるほど。バンド名の「OddRe:」も、非常に凝った名前と言いますか。ダンスの「踊れ」という意味もあると思うんだけれども、「ODD」変わり者に、今の時代に音楽で返信するという意味で「Re:」にして「OddRe:」と。これは誰が考えたんですか? AirA & ユウキ サダ:Soiyan Feverが クリス:これもまた自分の中でなにかあるんですか? Soiyan Fever:音楽始めた中学生の時の記憶とかで、いじめられてた時とかがあって、そういう時とかに殴り返したりとかできないタイプで、音楽やって踊らせて復讐してやるみたいな気持ちがあったんですよね。 クリス:なるほど。 Soiyan Fever:「踊らせるみたいなイメージの名前がいいよね」みたいなのことを、サダと話してて、メッセージ自体がもう「踊れ」っていう一言で十分かなって…。 クリス:なるほど。3人は音楽塾ヴォイスにまだ通ってるんですね? OddRe::はい。 クリス:ヴォイスに通ってるといことなんですけれども、結成の経緯を教えてもらっていいですか? Soiyan Fever:元々ヴォイスで、曜日ごとに生徒がいて。僕とサダが曜日が同じでロビーでよく会うことがあって、それで僕が元々先にボイスにはずっといたんですけど、サダが入ってきた時から結構話してて、僕が曲を作るもんで、サダもベースで弾き語りする派手な女だったんで、同い年だったし仲良くなって、それでバンド組みたいって言ってくれて、ボーカルもう1人欲しいっていう話になって。ヴォイスのお偉い方に「いいボーカルいないですか?」みたいな話になり、そしたらAirAを紹介してくださって、そこで出会えたっていう感じですね。 クリス:これはいつの出会いなんですか?結成ってどのくらいなんだろう? Soiyan Fever:丸1年経ったぐらい? ユキ サダ:うん。1年ほんとちょっとぐらい。
・3人の音楽ルーツ クリス:なるほど。皆さん、プロを目指そうと思ったきっかけっていうのは何なんですか?まずはサダさん。 ユキサダ:自分が何ができるんだろうみたいなことを考えた時に、本当に音楽以外なくて、もう選択肢がそれしかなかったんで、音楽で食っていけなかったらもう死ぬしかないみたいな。 クリス:それぐらい? ユキサダ:それぐらい何もできないんですよ。 クリス:No Music、No Lifeみたいな感じか? ユキサダ:そう。だからもう売れるか死ぬかみたいな。2択しかないです、選択肢が。 Soiyan Fever:極端だね。 ユキサダ:極端に2択しかないから、もうやるしかないって感じでした。 クリス:もう命がけだ。ぜひタワーレコードのCM行ってください。(笑) ユキサダ:だからもうほんとに音楽始める時に親にも言いました。「死ぬ、売れるか死ぬかです」って。 クリス:すごいな。 ユキサダ:「死ぬか」ですって。すごい。 クリス:命がけですね。AirAさんも命がけなんですか? AirA:命がけです!笑 Soiyan Fever:サダのノリで「命がけです」って言っても一気に軽くなったわ(笑) クリス:きっかけは何だったの?やっぱりそのプロを目指そうっていう。 AirA:そうですね。もともと私の母がその音楽をやっていた人だったんですけど、その母がよく聴いてたのがやっぱLADY GAGAだったりとか、QUEENをよく聴いてて。ライブの映像とかをめっちゃ母が持ってて、それを幼少期に聴いて、「めっちゃかっこいい」ってなって、そっから音楽が大好きになって…。でもちゃんと歌手やりたいって言ったのは本当に小学生とかで、小学生とかにいろんな曲聴いてアイドルとかもすごい好きだったんですけど、でもアイドルじゃないなとかって考えて、なにか歌やりたいなみたいなのは小学校の時から考えてました。 クリス: Soiさんは何だったんですか?きっかけは? Soiyan Fever:でも不遇な幼少期というか、復讐と恩返しじゃないですか。キーワードが。 それでしかなくて。なんか僕ができる復讐も恩返しも全部踊らせることでしかなくて、音楽やることでしかなくて、親がすごい音楽、ロックバンドのライブハウスとか連れてってくれる人で、小学校3年生とかに初めてONE OK ROCKのZepp Tokyoライブを最後尾で見てて、その時に「うわ、これやればいいんじゃん」って思って、これで飯食ってる大人いるんだったら俺これでいいやって思って、もうそれっきり、それっきりですね。 クリス:じゃあ自分も結構ちょっとそこの二者択一みたいな感じですよね。 Soiyan Fever:そうですね。 クリス:人生ってプラスもマイナスも自分を構成するわけであって、長い目で見るとプラスもマイナスも実は栄養になってるっていうところありますもんね。 Soiyan Fever:やじろべえみたいなもんです。
・音楽修業のために離島へ…? クリス:Soiさんは20歳から22歳の2年間、音楽修行のため離島に2年こもったって嘘のような話なんですけど、本当なんですか? Soiyan Fever:本当なんです。僕ヴォイスに通って10年経つんですよ、実は。高校1年生からいたんで、自分のクラスメイトとかにデビューする人とかがいたりして、結構自分のことに集中しなきゃいけないのに自分に集中できない時間とかがあって、もう鬱みたいな状況だったんですね、多分。ギターに触るのもストレスみたいな、布団から起き上がれないみたいになって、もう自分の集中するためには全て自分のことを知らない人しかいない環境に行きたくて…。何者でもないというか、ゼロになりたくて、小笠原諸島に行ったんですよ。 クリス:何して食ってたの? Soiyan Fever:ギターとパソコンだけ持ってとりあえず行ったんですよ。片道24時間かかる船で。で、行って「ここで働かしてください」って頭下げて回るじゃん。 ユキサダ:千と千尋やん。 Soiyan Fever:屋根裏部屋に住まわせてくれる場所とかがあって、そこに住んだりとか。1回職場の人と揉めて、ホームレスみたいになりかけたこともあったし…。 クリス:何の仕事してたの? Soiyan Fever:転々としてたんですよ。バーテンダーもやったし…。宿が一番長かったです。宿のペンションの屋根裏部屋に住まわしてもらって、お部屋の掃除とご飯の準備。だから朝昼晩のご飯のタイミングだけ出勤して、そのほかは堤防に行ってずっとギター弾くか、屋根裏部屋でDTMやってるかみたいな。 クリス:なるほど。2年間ずっと自分を孤立状態にし、音楽を追求したと…。やっぱり達観したの?何か得たの? Soiyan Fever:いやー、得たんすかね。結局どこに行っても出会うのは自分しかいなかったんで、僕がそういう人間なだけなのかもしれないですけど、結局どこに行っても最後見つけるのが自分だったんで、自分を知っただけな気がします。 クリス:なるほどね。じゃあそれを諭して戻ってきたって感じか。 Soiyan Fever:自分がどういう生き物かを理解しちゃいました。
恒例のガチャタイム Q.初めてのライブ、初めて見たライブは誰だった?いつ?どんな思い出? ユキサダ:初めて見たライブはワンオクです。 クリス:どうでした?見て。 ユキサダ:めっちゃかっこよかったです。でも今までは人のライブ見るの嫌で。自分がそこに立ちたいのに人の見たくないみたいな。でもお母さんがワンオク大好きで、「行こ!」って言われて行ったら、感動して…。登場から泣きました、圧倒されて。「あ、もう全然プロ違うわ」と思って。 クリス:でもそれがでも自分のモチベーションにもなったって感じかな? ユキサダ:なりました。 クリス:そうですか。じゃあAirAさん、初めて見たライブは? AirA:私は中3の時にRADWIMPSを初めて見ました。 クリス:どうでした? AirA:まず洋次郎さんかっこよかったっていうのと、その時コロナ禍だったんですけど、声出し禁止だったんですよ。声出し禁止とかだったけど楽しかった、めちゃめちゃ。 クリス:なるほど。Soiさんは? Soiyan Fever:僕もONE OK ROCK。 クリス:さっき言ってたやつ。 Soiyan Fever:多分それが小3とか小4のことなんですけど、結構鮮明に覚えてる。セトリまで覚えてるくらい覚えてますね。 クリス:本当? Soiyan Fever:はい。だから相当衝撃的だったんだと思うんですよね。 クリス:Takaやっぱ違いますか? Soiyan Fever:当時、多分今の僕ぐらいなんですよ。24歳の時とかZeppとかでやってた時代なんで…。やっぱぶっ飛んでますよね。才能がすごいすよね。同い年で、今の俺と同い年であのパフォーマンスしてたと思うと、やっぱヤバいです。
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