2025年08月03日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : Ayumu Imazu


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〇日本とNYの2拠点で活動中
クリス:今、日本とニューヨークどのくらいの割合で行きしてんの?
AYUMU IMAZU:1年で見ると半々ぐらいですかね。頻度も2ヶ月置きぐらいですかね
クリス:元々はダンスから音楽の道にはいたと。それは小さい頃からダンスが好きだったの?
AYUMU IMAZU:僕が6歳の時に母親にダンススクールに連れていってもらって、好きでやりたいっていう感じではなかったんですけど、結構最初の方から得意でずっと続けてきました。
クリス;それは何?お母さんがダンスが好きだったの?
AYUMU IMAZU:お母さんが自分にダンスをしてほしかったそうです。
クリス;お母さんはHIPHOPとかが好きだったの?
AYUMU IMAZU:いや、全然好きじゃなくて逆にJ-POPって感じでした。
クリス:あっホント!?
AYUMU IMAZU:昔はアイドル文化が好きだったんで、たぶんその影響でですね
クリス:そこからミュージシャンに移行した経緯は何だったんですか?
AYUMU IMAZU:そこからダンススクールに通い始めて、ちょうど僕が19歳ぐらいの時の時、ボーカルレッスンを受け始めたんですよ。そこから歌も楽しくなって、そこからですかね。
クリス:でNYに留学が14歳から。これはどういう流れで?
AYUMU IMAZU:歌とダンスを始めて、その時から憧れていたのがブルーノマーズだったりとか、マイケルジャクソンだったり世界で活躍している人たちだったので、本場で学びたいと思ったのがきっかけですかね
クリス:それは音尾さんとお母さんに頼んだの?
AYUMU IMAZU:それはオーディションみたいなものがありまして、オーディションに受かったら3年半留学と…。
クリス:それどこのオーディション?
AYUMU IMAZU:オーディションじたいは「GJC」って言ってGLOBAL JAPAN CHALLENGEっていうんですけど、15人ぐらいの日本人、13〜15歳のこどもたちがいきましたね。
クリス:それは寮かなんかに?
AYUMU IMAZU:そうです。寮に入りながら、英語を学んで…。
クリス:ホント?すごいねそれ。結構厳しいんですか?
AYUMU IMAZU:当時14で耳が良かったんで、鉛なく英語も覚えられて。でもシャイになって
クリス:なんで?
AYUMU IMAZU:向こうに行って喋れないから。大阪ではやんちゃボーイだったんですけどNYでシャイになっちゃって、結構自身付くまで2年ぐらいかかっちゃいました。
クリス:じゃあ。立ち上がりはちょっと弱かったって感じか。でも今はNYにはなれたって感じか
AYUMU IMAZU:そうですね。NYで自分の音楽性が育てられたといっても過言ではないです。刺激的な街に居るっていうのはキープしたいです。
クリス:NYのいいとこって何ですか?
AYUMU IMAZU:ほんとにいろんな人がいるっていうのが一番好きで、人種だったりもそうだし、いろんな仕事をしてる人もいるし、なんかそういうところが刺激的というか、みんな1人1人の人生に本気をかけて生きているっていうのが刺激的です。
クリス:音楽的にはどんな街ですか?
AYUMU IMAZU:日本と比べちゃうと音楽に対するっていうのは、すごいなって思いますし、ダンスっていうものがすごい気楽にあるなって感じますね
クリス:NYのここがイヤだなっていうのは何ですか?
AYUMU IMAZU:汚いですね。もうわんさかしてますね。

〇新曲『HOWL』について
クリス:新曲『HOWL』はTVアニメ「カラオケ行こ!」の主題歌ということで、今回こだわったポイントはいかがでしょう?
AYUMU IMAZU:今回はめちゃくちゃこだわり入れたんですけど、まずベースラインがめちゃくちゃ気に入ってて、リズムがシンコペーションしているというか、ちょっと特殊なベースラインなのでそこがまず一発目にできて、やっぱ歌詞の世界観ていうのは作品を知らない人でも共感できるようにするのと、作品をみて聞いたときにわかるサプライズを何個か入れてますね。
クリス:ちゃんと原作とかアニメを見たりして吸収しているってことですよね?
AYUMU IMAZU:そうですね。曲作る前に原作漫画を読んで、実写版の映画とかもあったんで、それを見てからすぐ作りました。
クリス:アイデアがフレッシュな間に作んないとね。置いとくとインスピレーションも蒸発しちゃう?
AYUMU IMAZU:そうですね。なんか一番フレッシュな状態で作りたいなと思ってます。
クリス:ちなみにカラオケ行こにちなんで、カラオケの十八番は?
AYUMU IMAZU:これは邦楽だと結構渋いんですけど、沢田研二さんの「君をのせて」
クリス:渋いですね。これはなぜ?
AYUMU IMAZU:僕が小学生ぐらいの時にテレビで「最高の離婚」っていうドラマがあったんですけど、その時に俳優の瑛太さんがカラオケのシーンで歌ってて、それを聴いたときにめっちゃいい曲だなと思って今でも歌います。

〇恒例のガチャタイム
Q.NYで友達を案内するならどこへ行く?おすすめは?
AYUMU IMAZU:僕はブルックリンのウィリアムズバーグっていうエリアに連れていきます。
クリス:なんでですか?
AYUMU IMAZU:シンプルにめちゃくちゃオシャレ。一番マンハッタンに近いブルックリンのエリアなんですけど、めちゃくちゃ綺麗になって超オシャレなんですよね。で、マンハッタンはビルがすごく多いんですけどウィリアムズバーグはそうでもなくて、もうちょっとローカル感が残っていてすごくオシャレ。
クリス:例えば日本でいうとどこでしょう?
AYUMU IMAZU:ウィリアムズバーグは東京のもうちょっと綺麗な下北みたいな感じですかね
クリス:なんとなくわかるな。下北だと昔のイーストビレッジっぽい雰囲気がありますけどそれをもう少し綺麗にするとウィリアムズバーグ。
AYUMU IMAZU:確かに下北っぽいですね。

Q.タイムマシーンがあったら行ってみたい時代・場所ってどこ?誰に会いたい?
AYUMU IMAZU:でもダンス&ボーカルのアーティストで有名なマイケルジャクソンが全盛期の時代に行きたいですね。
クリス:で、マイケルをみたい?
AYUMU IMAZU:見たいですし、あのスター性というか世界中の全員が知ってるアーティストって稀にいないから、全盛期の時代に行きたいなって思いますね。
クリス:でも最近はインターネットのお影だろうけど、新旧って関係ないじゃないですか。そういうのはどう?関係ないって感じですか?
AYUMU IMAZU:関係ないって感じですし、今リバイバル感を求められている時代だと感じるので、一周回って昔の曲が最近の曲っぽく聞こえたりするので、そういう現象を感じますね。



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Guest : 野村達矢(MUSIC AWARDS JAPAN実行委員長)


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MUSIC AWARDS JAPANのドン!野村達矢さん登場。

・「MUSIC AWARDS JAPAN 2025」を振り返って
クリス:お迎えしたのは5月に京都で開催された新しい国際音楽賞「MUSIC AWARDS JAPAN 2025」で実行委員長を務めた野村達矢さんです。よろしくお願いします。
野村:はい、どうもよろしくお願いします。野村です。
クリス:はい。あの、MAJ。私は勝手にマジと呼んでるんですけども。
野村:はい、あの、僕の周りではそう言ってる人いないですけども。
クリス:いないですか?すいません。なんかマジでいいかなみたいな感じで言ったんですけど。マジな、マジな音楽賞ということでね。
野村:でもみんな取り組み方がもう本当に本気でマジでやってましたね。
クリス:ええ。で本当にあのご苦労様でした。
野村:いや、ありがとうございます。
クリス:ええ。どうですか?今は、振り返ってみて。大変でした?
野村:いや、もう本当に、もう2年がかりぐらいで、このアワードの取り組み関わってやってきたんですけど、本当にもう大変な苦労の連続だったので、ええ、やった後は放心状態でしたね。疲れました、本当に。ただあの、すごく評判というかリアクションも良くて、見てる人、音楽ファンの人々、それから、これに携わって参加していただいたアーティストの皆様にも喜んでいただけましたので、本当にやりがいがあったなという風に感じてますね、今は。はい。
クリス:改めて、MUSIC AWARDS JAPANは、世界と繋がり音楽の未来を灯すをコンセプトとした国際音楽賞。日本はじめアジアの音楽を世界へ発信し、日本の音楽をグローバルに誇れるカルチャーにするとともに、海外アーティストの日本市場への進出を促進。そんな目的のために日本の音楽業界主要5団体が集結、ということで。これ5団体っていうのもまとめるの大変ですよね。
野村:大変ですね。やっぱりそのコロナが明けて、その音楽を聴く状況っていうのがストリーミングにまあ急激に変わってって。そういった中で日本の音楽が世界で聴けるっていうような可能性が急に広がったんですよね。そういうことを踏まえて、もっともっと日本の音楽業界が1つになって世界に向かっていきましょうという機運が高まった中で、なかなかこう日本の音楽業界それぞれが、まあそれぞれは頑張ってたんですけども、1つになるってことがなかったんですが、結集して世界に向けて日本の音楽を発信していきましょうという事でこういう取り組みに変わってったって感じですね。
クリス:でもこの5団体っていうの、これ今まで一緒に共同でこういったことをしたってあるんですか?
野村:あんまりないんですよ。むしろ、まあ、場合によってはその対立したりとかそういうことも多かったりしましたしね。ええ。
クリス:ええ。うん。なんかマウント合戦とか無かった?
野村:そういうのもないですね。今回はすごくみんな仲良くやれましたね。やっぱり目標が1つだったんで、そこに向かってもう邁進してったって感じでしたね。
クリス:なるほど。
野村:想像以上の反響をいただきましたし、あと嬉しかったのは、今回の賞にノミネートされたりとか、あとこう最終的に大賞を獲った楽曲やアーティストの方々の配信の再生回数がぐーんと伸びて、そういったことにこう成果として繋がってった、ダイレクトに。そういったこともこう大きく僕らの中にこうフィードバックされてきたので、そういうことを見ると嬉しいなあっていう風に思ってますね。
クリス:うん。すごいですよね。ビルボードジャパンの調べによりますと、国内では受賞楽曲のストリーミング数は平均31%増加し、パフォーマンス楽曲は49%の伸び。海外市場でも受賞楽曲がなんと平均14%アップ。パフォーマンス楽曲は31%の増強という。
野村:そうですね。はい。
クリス:すごいですよね。やっぱりやった甲斐がありましたね。
クリス:やりましたね。本当に。
野村: 目標は達成できたかなって感じですね。でもただ、まあ、やっぱり来年再来年とまあ続けていきたいものではあるので、これがじゃあ30%じゃなくて、40%、50%、100%、倍以上というような伸びをこうできるようなものにもしていきたいなと思いますね。
クリス:でも、最初におっしゃってた、その立ち上げの1つの、理由というのがそのパンデミックの間でどんどんサブスクで音楽が聴かれるようになり、その影響で日本の音楽も、本当何の隔たりもなく海外の人にどんどん聴かれている。それがもう見事にこの数字でねたくらんでいたことが実ったということですよね。
野村:そうですね。はい。
クリス:野村さんは実行委員長として、まあいろんな意見をまとめる役なんでしょうか?それとも意見を出す方ですか?
野村:両方でしたね。あの、基本的に基本設計っていう部分の根本的な、どういう賞を創設してってっていう、まあ最終的に今回62部門になりましたけども、どういう部門を作ってくかっていう設計から始まって、そこの時点で僕はもう参加して、それに携わってましたし、あとその他、まあこれは本当に成立させるためにいろんなイベントがあったりとか、それにたどり着くまでに、こう会場の設営だったりとか、周辺イベントだったりとか、あと、まあ放送メディアとのやり取りもありましたし、当然ブッキングしていくその出演者の方々のやり取りもありましたし、まあそういったところとは、場面場面で関わってったりまとめてったりっていう役目も両方で参加させてもらいましたね。
クリス:なるほど。全62部門。これ決めるのむちゃくちゃ大変じゃないですか?
野村:大変でしたね。ええ。でもアメリカのグラミーは約100部門ぐらいありますからね。だからまあそういった部分では、まあアメリカのグラミー賞っていうのをお手本にしてましたから、まあそういった部分では62部門、もっともっと増やしてもいいかななんて思ってたりはしてたんですけど、まあでも投票する、していただくっていう部分では、62って結構な数になってきますので、これぐらいかなみたいな感じでしたね、今回は。
クリス: うん。
野村:ただ、まあ主要6部門もありますけども、なんかこう主要だけじゃなくて、マイナージャンルであったりとか、そういうこう音楽の裾野を広げてくってことも、まあ1つ我々の、まあ目標というかミッションでもあったので、普段日の目を見ないジャンルだったり音楽だったり楽曲だったりアーティストの方々にもちゃんと注目がいくようにっていう立て付けにしていきたいなという事で、広く62部門というジャンルを設定させてもらいましたね。
クリス:うん。なるほど。あの、裏方さんへの賞もね、たくさんあって。
野村:そうですね。はい。まだまだもうちょっと、そういった賞も創設していきたいなと思ってるんですけど、そういった方々にもちゃんとフォーカスが当たるようにしていきたいっていうのは思いはありましたね。
クリス:うん。そしてロームシアター京都での授賞式。あれは楽しかったですね。
野村:うん。2日間やりましたね。あのテレビの方ではグランドセレモニーだけでしたけど、プレミアムセレモニーにもあって、あと夜パーティーもね、ありましたし。
クリス: 本当に盛りだくさんで。本当にあの、かなり日本の音楽が京都に集結したような、そんな数日でしたよね。
野村: そうですね。集結しましたね。

・オープニングを飾った「RYDEEN REBOOT」
クリス: MAJ授賞式のオープニングで披露された「RYDEEN REBOOT」。YouTubeでも映像を見ることができますが、非常にあの華やかな赤が素晴らしくね、ええ、冴えわたっていましたけれども。この演者さんたち、アーティストはどうやって?
野村: これはみんなで色々喧々諤々しながら選出しましたね。このMUSIC AWARDS JAPAN自体のシンボルアーティストとしてYMOを選ばさせていただいて。で、YMOっていうのは、まあ80年代のアーティストですけども、やっぱり日本から世界に向けてすごく発信をしてって影響力を与えたアーティストということで、今回のMUSIC AWARDS JAPANのあり方とYMOってこうリンクするなと思って、シンボルアーティストとしてYMOをシンボライズさせてもらったところの中で、「RYDEEN」ていう楽曲を、まあオープニングの中に入れて選びさしてもらって、で、その「RYDEEN」自体に、まあ色んないまの、こう繋がるアーティストがこう参加していくことで、過去の日本の音楽といまの日本の音楽が繋がって、それが世界に発信されてくみたいなイメージでしたね。で、ロケーション場所も主に京都を使ってやってたっていうことで、日本の文化の発信地である京都を舞台にして、「RYDEEN」をみんなが参加して作ってったというところが見えると思います。
クリス: ええ。何てったってSTUTSくんが最初に登場っていうのは、なかなかやっぱりこれは嬉しかったですね。
野村: まあ、その前に細野さんがね、開会宣言みたいなね。お喋りをしてから始まるっていうね。それも良かったと思います。

・今後の「MUSIC AWARDS JAPAN」
クリス:そうですよね。MUSIC AWARDS JAPANの開催から2ヶ月ちょっと経ったわけですけれども、まあ、終わってから色々な人からの意見、野村さんいただいたと思いますけど、どう受け止めています?
野村:そうですね。はい、聞くべき部分っていうのはたくさんあって。で、何せまあ1回目でしたし、本当に手探りの中でやってきました。で、投票の方法であったりとか、そういうこう62部門のカテゴリーの作り方であったりとか、じゃあ大賞楽曲のその条件みたいな部分、今回あえてなんですけども、実は通常のアワードだと、たぶん恐らくその1年間にリリースされたものが対象楽曲になるのが、まあ通常なんですけど、その1年間にチャートインした楽曲を対象にしたんですね。なので古い楽曲も結構入ってきたっていう。で、これは、まあ1つのそのストリーミング時代になっての特徴なんですよ、実は。で、ストリーミングになって古い楽曲もたくさんチャートインしてるっていう状況をちゃんとこう具現化したいなと思いまして、その年のリリース楽曲だけじゃない楽曲だったりも対象楽曲にしていったっていうところで、まあちょっとこう古い楽曲もまあまあ入ってきたってこともあって、結果的にはちょっと古い楽曲多いんじゃないの?みたいなことも、おっしゃってる方が多かったんで、まあ来年あたりはそこらへんのチューニングをしていこうかなという風には考えてたりしてます。
クリス:まあでもそれはその話題曲っていうことですよね。
野村:なので、まあロングヒットしてるっていうこうカテゴリーを作ったりっていうのもありなのかなみたいな思ったりもしますけどね。
クリス:やっぱり今の音楽の聴かれ方っていうのは、やっぱりあまり新旧とかそういうことではなく、もう本当アーカイブ化されているんで。
野村:そうですよね。
クリス:縦に古いものから新しいものではなく、古いものも新しいものも結構水平に並んでるような、そこで色々な人がセレクトしていくわけなので。まあその30年前の曲がまたブームになるっていうこともね、多々あるわけですもんね。
野村:なんかどうしても今までのこう価値基準の中では、新しい、今回のこの1年に発売されたものを対象にすべきじゃないっていう声もまあまあ多かったですね、今回ね。
クリス:なるほどね。野村さん自身、BUMP OF CHICKEN、サカナクション、KANA-BOON、THE ORAL CIGARETTES、The fin.といった色々なアーティストを仕掛けてこられましたけれども、日本の音楽を世界に発信するということでどんな夢を持たれてますか?
野村:そうですね。日本の音楽は結構いろんなジャンル、多彩なジャンルがあって、そのボーカルを聴かせるアーティストからロックバンドもあるし、ヒップホップもあるし、まあ色々多彩なジャンルで活躍してて、才能があるアーティストをたくさんいますので、もっともっとそういったところを海外の人に聴いていただきたいなと思いますし、なんかこう、さっきの今の話に近いのかもしれないですけども、昔の過去の楽曲の中にもっと世界でこう広めて聴いてもらえるような楽曲ってあったはずですし。まあシティポップなんかは、そういった現象でこう掘り起こされてって、日本の80年代の音楽が聴かれてるみたいなことも現象として出てきましたけども、そういったことも含めて、多彩な楽曲を海外の人たちに聴いてほしいなっていうのはすごく思いますね。それがまあ1つのこうジャパンファンというか、日本の音楽のファンになってもらえるようなムーブメントになってくといいなと思います。
クリス:日本人アーティストの海外進出、最近すごく目まぐるしいものありますけれども、K-POPと違うJ-POP的な方向性っていうのはどういう風にお考えですか?
野村:まあ1つの最初の入り口の取っ掛かりをオタクカルチャーに紐づいてると思いますね。アニメであったりとか、あと、ボーカロイドもこう1つのきっかけになってたりとか、あとゲームであったりとか、まあ、そういったところから広がってくきっかけになってるのが多いんですけども。まあ、それをこうどんどん、どんどん浸透していくことによって、今度がその日本そのものに、日本のカルチャーそのものに興味を持ってもらう、それが広くなってってJ-POPに繋がってくみたいな構造ができるといいなっていう風に考えてます。
クリス:まあ、でも本当に藤井風、あとXGなんかは、やっぱりものすごいインパクトを与えてますけどね。
野村:今回藤井風さんなんかは、こう今回のパフォーマンスのYouTube動画の再生回数がぐーんと伸びて、ええ、非常にこうリアクション高かったですね。はい。
クリス:ええ。青葉市子さんもね、世界ツアーをしたりとか、いわゆるそのアニソンから派生したアーティスト以外がどんどん進出していくっていう感じを受けますよね。
野村:ええ、そうですね。
クリス:あのMAJ、来年に向けてもう動き出してるんですか?
野村:してます。もう始まってます。
クリス:始まってますか。
野村:今年のやったことの反省点も踏まえながら、色々チューニングして、もっとより良いものにしていきたいというところで今色々話し合ってますね。
クリス:なるほど。J-WAVEももっと協力したいと思いますので。
野村: そうですね。はい。
クリス:ちなみに今年はね、ラジオ特別賞、ベスト・レディオ・ブレイク・ソングもありましたんでね。受賞は離婚伝説、「愛が一層メロウ」でした。これからもMAJ、どんどん、どんどん進化していくと思いますので。
野村: そうですね。グラミーとかブリット・アワードに並ぶような世界の大きなアワードにしていきたいなという風に思ってますので、はい、ぜひご協力も含めてよろしくお願いします。