2025年06月08日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : STUTS


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STUTSがおよそ1年ぶりに登場!

・MUSIC AWARDS JAPANのオープニングやアメリカ旅行などSTUTSの近況
クリス:昨年6月以来1年ぶりの登場ですけれども、やっぱりこの1年で結構より忙しくなったんじゃない?
STUTS:そうかもしれないですね。
クリス:ご多忙だと思いますが、この間はお休みをもらって旅に出たそうですけれども、どこへ行ったんですか?
STUTS:シアトルとロサンゼルス行きました。
クリス:シアトルには弟さんが住んでるんですよね。
STUTS:そうなんですよ。なので最初にシアトルに行ってそのままロサンゼルスに旅行で行ったみたいな感じですね。
クリス:弟さんは住んでるんですか?
STUTS:住んでますね。
クリス:何してるの?
STUTS:あっち働いているので…。そのエンジニアというか…。
クリス:なるほどね。そうですか、シアトルはどうでした?
STUTS:楽しかったですね。やっぱり街の雰囲気もすごく良くて。今の時期って雨があまり降らない時期なので、すごい天気も良くて
クリス:結構シアトルはね、雨がよく降るってそうなんですけども。そしてロサンゼルスはどのように、過ごしましたか?
STUTS:今回の旅のコンセプトがあっちに住むように過ごすみたいな感じだったんで、その事前に調べてた気になるお店とか行きながら、割とゆったり過ごしてます。
クリス:なるほど、あの音楽活動とかもしたんですか?
STUTS:いや、特にしてなかったんですけど、この前出した「99 STEPS」って曲も、マスタリングしてもらった方が、アメリカの人なんですけど、その人に連絡したら、「LAいるならちょっと友達紹介するよ」みたいな感じで、LAのエンジニアさん紹介してもらって、スタジオに遊びに行かせてもらったりとかしてましたね。
クリス:そして、STUTSといえば先月開催された「MUSIC AWARDS JAPAN2025」には参加しまして、なんとオープニングの「RYDEEN REBOOT」に出演。 これ、本当にもう豪華すぎるアーティストがたくさん出ていたんですが、なんとSTUTSは2番手に登場しまして、YMOの「RYDEEN」を、MPCプレーヤーで叩きながら披露しましたけど、どうでした?
STUTS:本当に光栄だなって思いながら、あと普通に「RYDEEN」のサンプリングさせてもらって、それでビートを作るみたいなプロセスがすごい楽しかったんで、もうただただ楽しくやらせてもらったって感じです。
クリス:STUTSにとってYMOっていうのはどんな存在ですか?
STUTS:本当、僕なんかが言うのがおこがましいくらいレジェンド的な存在で、お三方ともソロプロジェクトとか、それぞれの参加されているバンドも最高ですし、その3人が集まった夢のようなグループで、日本でもそういう心から音楽が好きで、面白い音楽を追求して、世界的に活動できていたっていう、そういうような素晴らしい存在がいたって事実にすごい勇気をもらえるそういう存在だなって思います。
クリス:そういう意味で、この「MUSIC AWARDS JAPAN」のスタートをYMOを称えることで始まったっていうのは、1つ意義のあることで…。
STUTS:めちゃくちゃ素敵なことだなと思いました。

・「99 STEPS」について
クリス:STUTSといえば新曲「99 STEPS feat. Kohjiya & Hana Hope」は先週のTOKIOHOT 100でNo.1! これはSTUTSにとっては初めてのね。
STUTS:僕名義だとそうかもしれないですね。
クリス:ソロとしては初ということですよね。今回はCMソングのオファーということなんですけれども、最初にトラックを作るところからスタートしたと思いますが、どんなイメージで作りました?
STUTS:コンセプトとして「汗をもっといいものとしたい」みたいなことも言われたりとかして、そういうことを言われたときに、自分が夏とか中学生の頃とか、部活とかでポカリとか飲んでたような、そういう景色をとかその時の雰囲気、情景とか感情とか、そういうのをなんとなく思い浮かべながら作ったみたいな感じですね。
クリス:ポカリスエットのCMソングと言ったら、すごいことですよね。歴代ポカリスエットのCMソングというのは大ヒットしているということで。やっぱりそういうプレッシャーみたいな感じました?それとも結構気楽に できました?
STUTS:いでもやっぱりいい曲にしたいなっていうのはすごいあって、多分普段聴かない方も、いっぱい聞かれるようなフィールドで、なんかでもいい曲にしたいなっていうのがあったんで、そこはいろいろ考えました。
クリス:なるほど。そして、ラッパーのKohjiyaとシンガーのHana Hopeにお願いした。これはSTUTSくんのアイデアなんですか?
STUTS:そうですね。なんかトラックができたときに、これKohjiyaさんにあのラップやってもらったら、めちゃくちゃ良くなるだろうなと思って。 で、CMソングのオファーされた時に言われたのが、なんとなく男性のラッパーと女性ボーカルみたいな感じだったんで、誰かいい女性ボーカルの方にいらっしゃらないかなと思ったら、Hana Hopeさんの最近のシングルとかがすごい良かったので、これならHanaさんにやってもらえたらいいなって思って。でHanaさんが歌ってる箇所は、僕の友人の北里明久さんって方と一緒に、歌詞とメロディを作ったんですけど…。
クリス:Hanaさんの歌声っていうのはなか、イメージ通りっていうか…。
STUTS:いや、もうめちゃくちゃすばらしかったですね。

恒例のガチャタイム
Q.STUTSどこでもドア。旅好きのSTUTS次に狙っている旅先は?
クリス:どこでしょうかという国内海外どこでもいいですけれども…。次にもしお休みを取っていけるとしたらどこに行きますか?
STUTS:あ、でも僕はまだロンドンに行ったことないので、ロンドンはすごい行きたいですね。
クリス:なるほど、はい。ロンドンで何を経験したいですか?
STUTS:でも普通に街の雰囲気を体感したりとか、あとロンドンもちょこちょこ一緒に曲作ってる方その人に会いに行ったりとかしたいですね。
クリス:なるほど。僕、ロンドン行ってすげえなと思ったのが、アビーロードスタジオってあるじゃないですか?やばいですよね。
STUTS:ヤバそうですよね。
クリス:あそこには何かいますね。だから温情もすごいんですよ。多分ね、近代スタジオで一番最初のスタジオなんだよね。 だからその前まで、いわゆるアンプリフィケーションとかある以前のところ、アコースティックスを超完備した空間に、そこに録音だったりとか、エフェクトを加味してるんで、いまだにやっぱり一番最高峰のスタジオって言われてます。
STUTS:いや、確かになんかその。スタジオそれぞれの部屋なりっていうのがあって、それがまた音像に影響する部分なので、アビーロードはめちゃくちゃ気になりますね。

Q健康第一!最近健康のためにやっていることは?
STUTS:でもたまに走ったりしてます。
クリス:あ、そうなんですね。
STUTS:何もない週とかは週に2, 3回で走ったりしてるんですけど、やっぱりライブとか入ってくるとペース乱れちゃうんですけど。
クリス:その走りっていうのはいつから始めたんですか?
STUTS:いつから?どうでしょう?
クリス:結構オフオンでやってたっていうか…。
STUTS:そうですね。そんなにずっと走り続けてるっていうよりは、なんかモードというか、そういう気分になる時があって。そういう時、走ったり…。
クリス:最近はどうですか?走りやすいですか?
STUTS:ちょっと熱いかもしれないですね。春とか秋とかが一番走りやすいから。
クリス:なるほどね。リセットされます?当然健康のためにもいいと思うんだけど。
STUTS:走りながら音楽音楽聴くのとかもやっぱすごい好きで、いろいろ走ってるけど、自分の世界に潜れる気がするんで…。
クリス:どんな音楽聴いてます?走ってる時は
STUTS:まあでも普通に最近聞きたい新譜とか、そういうのを聞いて…。
クリス:最近何聞いてます?
STUTS:でもちょっと前ですけど、Doechiiのアルバムはやっぱすごい聞きましたね。
クリス:俺もDoechii好きなんだよなあ。めっちゃいいですよね。なんか王道を踏まえつつ、新しい方に行ってる感じでよかったですね。



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Guest : Taka Perry


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現在、音楽シーンで引っ張りだこのプロデューサーTaka Perryが登場!

・Taka Perryの音楽ヒストリー
クリス:1998年生まれで、アメリカ人と日本人の両親のもと、オーストラリアのキャンベラで生まれたそうですが、お父さんはアメリカ人だけど、オーストラリアに移住したんですか?
Taka:お父さんが2歳の時にカリフォルニアからキャンベラに移住して、そこからずっと住んでます。
クリス:メルギブソンみたいですね。
Taka:そうですね(笑)。
クリス:メルギブソンも元々アメリカ人なんですよね。じゃあ、メルと呼んでもいいですか?
Taka:ハッハッハッハ。
クリス:それで、噂に聞くと音楽一家なんですって?
Taka:いや、全然音楽一家じゃなくて、どこから僕の音楽の才能が出てきたのか分からなくて、、、もちろん家ではずっと音楽は流れていたんですけど、家族の誰かが楽器やってるとかはなかったです。
クリス:じゃあ、どうやって音楽に目覚めたんですか?
Taka:子どもの頃から、音楽を聴くのはめっちゃ好きで7歳とか8歳ぐらいから自分の音楽を作りたいという気持ちはずっとあって、それで、小学生の時にクラリネットを始めて、、、
クリス:それはどういうきっかけで?
Taka:小学校の合唱団でクラリネットを吹く機会があって、そこからですね。
クリス:じゃあ、最初の楽器はクラリネット。それで、そこからギター、ベース、ピアノ、ドラムをやるようになったと。
Taka:クラリネットだと歌を歌えなくて、それで、ギターを始めたら歌も歌えるし、ぶっちゃけギターの方がかっこよくて、そこからギターを弾き始め、その上にベース、ドラムなどを重ねてみたいなという思いで始めて、それで最終的にレコーディング、プロデュースという道に辿り着きました。
クリス:これは全部自己流で始めたんですか?
Taka:全部自己流ですね。YouTubeとかオンラインで学んで、一度も先生はいたことないですね。
クリス:音楽理論的なものも?
Taka:そうですね。グーグルで学びました。
クリス:ちなみにお家ではどんな音楽がかかっていたんですか?
Taka:子どもの頃は、サイモン&ガーファンクルやイーグルス、ビージーズとか、70年台、80年台の洋楽が流れてました。
クリス:どちらかというとロック!ってよりかは、ちょっとメロウな。
Taka:お父さんのテイストがそこら辺だったので。
クリス:なるほど、ご自身はどういったアーティストが好きなんですか?
Taka:その時期で変わるんですけど、音楽を作り始めた中学の時は、ニルヴァーナやツール、レイジアゲインストマシーンなど、90年台後半のロックバンドですかね。
クリス:自分でもバンドはやってたんですか?
Taka:中学の時は友達と部屋にこもって色々やってましたね。
クリス:じゃあその時は、レイジとかツールみたいなことやってたの?
Taka:そうですね。それのパクリみたいなことやってましたね。
クリス:それで、高校2年生の時にとある音楽プロデューサーに出会ったのが、どっぷりこの道にハマるきっかけになったとか。
Taka:僕が通ってたキャンベラの高校にソングライターのプログラムがあって、学校に大御所のプロデューサーが二日間かけて教えてくれるというものだったんですけど、そのプロデューサーはマライアキャリーとかマイケルジャクソンとかのエンジニアをやってた人で、それでその時点では、今後音楽のキャリアを積みたいと考えていたけど、どうやっていけばいいのか分からない頃だったので、そのプログラムが終わったあとも、そのプロデューサー連絡し続けて、高校卒業したタイミングでシドニーでいろんなミュージシャンを紹介するよって言われて、それがきっかけでそこからずーっと音楽を作り続けているっていう感じですね。
クリス:なるほど、その人に弟子入りしたっていう感じ?
Taka:彼の横で仕事をしていたわけっていう感じではなくて、彼の持っていたネットワークをシェアしてもらった感じなので、メンター的な存在ですね。
クリス:それでプロとして初めての仕事ってどんな感じだったの?
Taka:正直もう覚えていないので、がっつり印象に残っているというものであれば、ルエルっていうオーストラリアのアーティストのデビューEPを2曲、共同プロデュースという形で参加したことですね。エミネムとかプロデュースしているメインのプロデューサーにデモを送ったら、今シドニーに1週間いるから、Takaもこのスケジュールで動けるなら一緒にやらないかっていうふうに呼ばれて、そこからいろんなアイデアを共有しつつ制作して、それが今ではオーストラリアでプラチナ認定されている曲なので、それは今でも家のリビングに飾ってます(笑)。
クリス:そうか、それはもう勲章ですね。
Taka:そうですね。
クリス:なんでも自分が仕事をしたいっていう人にはDMを送るっていうのは本当ですか?
Taka:本当です。今でもやってます。今の時代は好きなアーティスト、仕事をしたいアーティストがいたらすぐに連絡を取れる時代なので、確実に返信が来るわけではないですけど、この人いいなと思ったら、DM送りますね。

・日本と海外の音楽シーン
クリス:どうですか?今最先端の場所にいると思うんですけど、個別だったマーケットがグローバルになっているという感覚は?
Taka:本当そう思います。日本のアーティストも海外のアーティストとコラボしたいなという意識はあると思っていて、それで僕は生まれが海外で第一言語が日本語じゃなくて英語なので、日本と海外の間に入れるちょうどいい存在なんですよ。SIRUPとhard lifeのコラボも一緒にスタジオに入って3人で作ったんですけど、そこも僕が間に入って、二人の曲を一緒に作ったので、今後もこういう形が増えると思いますね。
クリス:特に若いアーティストはグローバルな視点で作ってると思うので、そういう意味で引っ張りだこだと思うんですけど、ご自身でTaka Perryプロデュースの特徴ってなんだと思いますか?
Taka:ジャンルとかでは特徴ないと思っていて、アーティストと部屋にこもってバイブスで作るのが特徴かなと思いますね。これまでの日本では、アーティストとプロデューサーが個別に作業を進めていく環境があったと思っていて、だけど僕は洋楽からの人間なので、とりあえず一緒にスタジオ入ってセッションして作って、いい曲が作れればリリースするし、できなかったらリリースしないという感じで、とりあえず友達になって作っていくっていうのがスタイルですかね。
クリス:なるほどね。今、いろんな国で仕事をされてると思うんですけど、どういったオファーが多いんですか? 
Taka:今は日本からのオファーが多いんですけど、オファーっていうよりは一緒に作っていくっていうスタイルなので、自分からどんどん制作していってますね。
クリス:ちなみに日本のシーンとアメリカのシーンの大きな違いってなんだと思いますか?
Taka:一番の大きな違いは、日本って仕事とプライベートを区切っている人が多い感じがして、海外だと仕事仲間の人たちとパーティーとかしたりして、そこでネットワークを築いて、そこから仕事に繋がっていくのが多いんですけど、日本ではそういうのはあまりないので、そういう意味ではちょっと堅いなと思います。オファーされて仕事として制作すると、感情と繋がっていない状態で作ることになるので、やっぱりまずはアーティストと友情を築いてから作るっていうのが結果的にいいと思うから、そこは日本で仕事をし始めて最初に気づいたことですね。
クリス:それは、海外の人たちはみんな言いますよね。仕事が終わるとみんな解散!みたいな。
Taka:ライブとか行くと思いますよね。海外だと楽屋でみんなでパーティーするんですけど、日本だととりあえずレーベルの人が挨拶してみたいな、、、

・これからの目標
クリス:現在26歳のTaka Perryが目指すプロデューサーっていますか?
Taka:去年の自分に勝っていればいいんですけど、ここを目指しているとか、このアーティストとやりたいとかでもなくて、これまでのスタイルを貫きながら、いろんなアーティストとやっていければいいかなと思いますね。
クリス:今後、日本のミュージックシーンがこうなっていってほしいとかあります?
Taka:もちろん日本のミュージックシーンがどんどん海外に広がっていけばいいと思ってますね。それで、日本と海外のアーティストの架け橋として役に立てたらなと思っています。



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