2025年06月01日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : Rol3ert


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現在19歳のシンガーソングライター、Rol3ertが初登場!

・Rol3ertの音楽遍歴と新曲「HOPE」の制作について
クリス:昨年8月から音楽配信をスタートしていますが、まだ1年もたってないんだよね?
Rol3ert:そうですね。
クリス:音楽は自分で学んだの?
Rol3ert:そうですね。完全独学ですね。
クリス:なるほど。それはやっぱりYouTubeとかネットでとかそういう感じ?
Rol3ert:そうですね。基本YouTubeとか、もともとGarageBandを使ったりしていたんですけど、自分で使って慣れていくって感じなんですけど
クリス:iPhoneに入ってる音楽アプリですよね。なるほど。じゃあGarageBandで曲を作ってたんだ。
Rol3ert:最初はそうですね
クリス:結構GarageBandレベル高いですよね。
Rol3ert:いやでもシンプルでわかりやすいと思いますよ。
クリス:そして新曲「HOPE」もJ-WAVEでよくかかっていますけど、どうですか? 自分の曲がこういったラジオでかかってるのを聞くと。
Rol3ert:いや、すごいですよね。
クリス:本当に最初どんなどんな感じだった?自分の曲がラジオでかかってるの は?
Rol3ert:生放送で本当に聞きたかったんですけど、聞けなくて。で、radikoであの家で家族と一緒に聞いてましたね。
クリス:家族はなんて言ってました?泣いてました?
Rol3ert: でもめちゃめちゃびっくりしました。
クリス:なるほどね。ちなみに、好きなアーティスト、影響を受けたアーティストは誰ですか?
Rol3ert:結構いっぱいいるんですけど、The 1975というイギリスのバンドとかがあと、まあd4vdっていうアメリカのアーティストとかそういう結構海外の方が多いですね。
クリス:なるほどね。でもd4vdは今、若手ミュージシャンの間ではすごい人気ですよね。Rol3ert:すごいですよね。
クリス:あれはやっぱりやっぱり彼の歌唱かな?
Rol3ert:いやでも、多分曲とあの表現というか、その世界観がすごい大きいと思います。
クリス:なるほどね。あのファルセットだけではないと。
Rol3ert:もちろんそれもあると思うんですけど、
クリス:じゃあそうするとあの洋楽だとThe 1975だったり、あとはd4vd。あのJ-POPだったらどうですか?
Rol3ert:J-POPはサカナクションさん、めちゃめちゃ聞いてますね。
クリス:どういうところが好きです。
Rol3ert:サカナクションはすごいリズムカルかつ、ボーカルがすごい魂こもっていて。であと、歌詞がすごくいいんですよ。そこにすごい惹かれましたね。
クリス:なるほど。あの中2から始めたんだっけ?楽曲を作ったのは?
Rol3ert:そうですね
クリス:それは何を思ってソングライターになりたいと思ったの?
Rol3ert:なんかこういろんなアーティストさんがすごい曲好きで聴いてたんですけど、僕もなんかこうこういう人の心を動かすというか、感情が動くようなものを作ってみたいなと思って、たまたまそのGarageBandっていう、すぐに誰でもできるようなものがあったので、やってみたって感じです。
クリス:なるほど。もともとはバイオリンでそこからギターになったの鍵盤になったの? Rol3ert:ピアノ。
クリス:ピアノはあの我流ですか?それとも学んだの?
Rol3ert:いや、もう本当、独学
クリス:独学でやったわけなんですね。 なるほど。そして新曲「HOPE」ですけれども、これはどういう過程で誕生した曲?
Rol3ert:これは「meaning」もそうなんですけど、自分がギターを弾けなかったのでベースの音をピッチアップして、ギターの音に変えるっていう技を会得した時があって…
クリス:あ、そうなんだ!
Rol3ert:で、その時に勢いで作った曲なんですけど。
クリス:つまりそのギターの音はなかったの?
Rol3ert:そうなんですよ。80%ぐらいベースの音でできてて…
クリス:なんで、あえてギターの音を使わなかった。
Rol3ert:まずギターを持ってなかったんですよね。
クリス:ベースはあったの?
Rol3ert:ありました。 もともとベースもちょっと引いてて。で、結構いい音になったんですよ。 なんかそれが気に入って、そこで多分3,4曲ぐらい作って、その中の1つです。 クリス:じゃあギター弾けないからベースでメロディ弾いて、ピッチを上げて録音したっていうことなんですね。

・新曲「HOPE」について
クリス:「HOPE」の歌詞のテーマは、「後悔することへの恐れや、将来への不安を抱える葛藤、そしてその先にその先に見据える未来への希望」ということなんだけれどもそうなの?
Rol3ert:そうですね。結局、後悔したところで、過去に戻れないし、やり直せないじゃないですか。 だから前に進むべきなんだけど、なんか、どうしてもこう後悔してしまう自分がいるみたいな。そのもどがしさみたいなのを書きたいなと思って…
クリス:なるほど、やっぱり19歳で将来の不安とかあります?
Rol3ertありますね。特にいろんなこと結構考えちゃうタイプなんで。結構頭ぐるぐるします。
クリス:今はどうですか?
Rol3ert:今はでもそこまでですね。
クリス:なるほど。結構、成功しているミュージシャンは常に自信があると、絶対成功すると思うっていう人が何人か私と会話したことあるんだけども、Rol3ertはどうなの?
Rol3ert:初めて曲作ったときはこれ絶対いける!ってなって…
クリス:そうなんだ。それで、いけたわけですね。
Rol3ert:まあ、そうですね。いっぱいJ-WAVEでかけてくださって。
クリス:そうなんだ。俺もなんか自分で曲を作って、この曲は最高だろうなって。 みんなにも聞かせて、多分みんなうなるんだろうなと思ってると、みんな、「うーん…。どうなんだろう?」ってなって、「えー」みたいな感じがありましたけどね。いやでも曲を作るとかみんな思うじゃないですか?「俺、天才かもしれない。最高じゃん、この曲」って。思うよね?
Rol3ert:はい、なりますね。
クリス:でもそこはみんなが同調してよかったですね。 僕の場合はみんなが表情でお前、勘違いしてるって、なんか諭されてるみたいな感じもしますけれども…。

恒例のガチャタイム

Q.音楽以外の特技やハマっていることを教えてください
Rol3ert:僕、筋トレがめちゃめちゃ好きで
クリス:いつからやってんの?
Rol3ert:でもジムに行き始めたら半年前ぐらいですかね
クリス:好きなんだ。
Rol3ert:そうですね。まだ全然あの大きくないんですけど、なんかこうやっぱストレス発散になるというか、気分がリフレッシュできます。
クリス:なるほど。どのぐらい行きます?
Rol3ert:でも波があります。最近はちょっとやばいと思ってめっちゃ行ってるんですけど、一時期1ヶ月ぐらい行ってなかったりしたんで…
クリス:好きな部位ってあります?

Rol3ert:やっぱ腕ですね。腕が一番やり易いですね。家にダンベルの小さいのがあるんですけど、それでもできちゃうんで、いっぱいやってます。
クリス:なるほど。そうするとあの2頭筋、3頭筋、両方?
Rol3ert:そうですね。あと前腕も好きですね。
クリス:だいたい家でやるタイプ?それともジムが多い?
Rol3ert:えっと、基本ジムですね。でも腕とか肩は、家のダンベルでもできちゃうんで…。まあ胸と背中はマシンとかちゃんとしたいっていう…。

Q.個人的な悩み事を何かあれば1つ教えてください。
クリス:悩みとかある?
Rol3ert:結構小さい悩みはいっぱいあるんですよね。 例えば、大学の勉強がすごい大変で、音楽もやりながら大学もやんなきゃいけないっていうのが、結構大変で。マルチタスクをこうまくこなすコツとかってあったりします?
クリス:ないですね。 それ難しいだろうね。 両方やっても難しいよね。
Rol3ert:やっぱりそうですよね。
クリス: まあ自己管理だろうね。時間に向けてちゃんとしっかりそれができるかどうか。 でも大変な時期だよね。どっちかにエネルギー取られるもんね
Rol3ert:そうですね。だからあんまりよくないんですけど、ちょっと大学の勉強をおろそかになっちゃって…。
クリス:ありがちですね。 やっぱり2足のわらじというか、学生でもうプロとして活動していると、だいたいそこのあたりが、うまく両立するのはすごい大変だよね。なかなか試験の期間とプロモーションだったりとか…。どっちを取るかなっちゃうもんね。



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Guest : Don Was


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ジャズ老舗レーベル「Blue Note」の社長、ドン・ウォズさん登場!

クリス:はい、ということで、ジャズの老舗レーベル「Blue Note Records」の社長、ドン・ウォズさんにお越しいただきました。ようこそ日本へ!実は30年以上前に来日された時にインタビューしたことがあるんですけど、、、ここで少しプロフィールを紹介しますが、1952年アメリカ・デトロイト生まれ、プロミュージシャン、そして、プロデューサーを経て、ブルーノートレーベルの社長になられましたけども、そもそも音楽は小さい頃から好きだったんですか?
ドン:小さい頃から音楽は好きで、「エド・サリヴァン・ショー」という番組でビートルズを見た12歳の時から音楽に夢中になった。ビートルズが出た時に女の子たちは叫び、本当に楽しそうで、12歳の頃の自分は何でもできるんじゃないかと思って、そこから始まったよ。
クリス:ちなみに、2012年からブルーノートのレーベルのトップに立たれましたが、どういう経緯でなられたんでしょうか?
ドン:一種の事故みたいなものなんだ。2011年にジョンメイヤーをプロデュースしていたんだけど、そのオフの日にジャズクラブに行った時にグレゴリーポーターを見てすごく感銘を受けたんだ。その次の日の朝、キャピタルレコーズの友人と朝ごはんを食べていた時に、「昨日、グレゴリーポーターっていうすごいアーティストを見たんだけど、キャピタルレコーズってブルーノートの傘下だよね?彼と契約してみたら?」って話をしたら、友人から「いやいや、グレゴリーポーターと契約するのは君だよ」って言われて、そこから、ブルーノートの社長に抜擢されたんだ。
クリス:社長としてのフィロソフィーというか、どんなポリシーを持って仕事をしているんですか?
ドン:1939年にブルーノートの創設者たちがマニフェストを掲げたんだ。それは、オーセンティックな世の中に残すべきクオリティの高い音楽を追求していこう、そういったアーティストたちを応援していこう、そして、そんなアーティストたちのクリエイティビティの自由を与えていこうというのが当初のマニフェストだったんだ。
クリス:ブルーノートは歴史を引き継ぐことと、革新的なチャレンジを融合していて、ロバートグラスパーやドミ&JDベックなど若い世代のアーティストも参加しているわけなんですが、ズバリ、ドンさんが契約するアーティストに共通するポイントってあるんでしょうか?
ドン:ともかくソウルフルであること、ビジョンを持っていること、常に何か新しいことを追求していること、そして、常に新しいサウンドを追求しているアーティストで、場合によってはこういう違いを作るアーティストは敬遠されることもあるが、我々はそういう独創性を後押しすることがポイントなんだ。そんな違いを作れるアーティストは“スーパーパワー”を持ったアーティストなんだ。
クリス:普段、どうやって新しい音楽に出会っているんですか?
ドン:結構、SNSはチェックしているし、アーティストからデモが1日10本ぐらい送られてくるからそれを聴いたりしているよ。送ってくれるアーティストたち全員に日の目を浴びせてあげたいけど、それは難しいよね。
クリス:どんな感じで聴いているんですか?車の中とか?
ドン:音楽は常に聴いているよ。当然、運転している時もだけど、24時間どんな時でも聴いているよ。
クリス:今、デジタル全盛の時代ですが、アナログレコードが人気出てきていることについてはどう思いますか?
ドン:やっぱり音が良いからだと思うよ。アナログレコードは正確に収録はされていないかもしれないけど、そういう歪みが音に温かさを与えていて、最高のサウンドクオリティで好きなんだよね。
クリス:ちなみにライブもよく行かれるんですか?
ドン:もちろんライブはよく行くよ。この間もニューヨークでトランペッターのアンブローズアキンムシーレを見て、そして、高田馬場のイントロというクラブでくにというドラマーを見たんだけど、生音の迫力がすごくて良かったよ。
クリス:最近、若い世代が活躍してきていますが、何か意識していることってありますか?
ドン:世代は特に意識していないよ、若い人たちに受けるようなことを考えてやっているっていうことでもない。ジャズっていうのは会話と同じで、頭に浮かんだものを口を介して伝えているけど、ジャズも同じだと思う。特に若い世代のジャズミュージシャンは、ヒップホップを聴いたことない人はいないと思うし、自分たちの人生経験だったり、その時代の流れというものはどのアーティストも受け継いでいるので、当然ながら、それは自分たちの会話の中に反映されているんだ。



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