2021年03月21日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : Tempalay


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NEWアルバム『ゴーストアルバム』が完成したTempalayが登場!

クリス:コロナで制作はどんな感じだった?
小原:コロナになって作らなかったですね。ライブもできなくなったし、休まざる得なくなったので、とことん堕落した感じです。
クリス:そんなTempalayがニューアルバムを発売しましたが、タイトルを教えてください。
小原:『ゴーストアルバム』です。
クリス:びっくりするぐらいよかったです!コロナ前から作ってたの?
小原:コロナ中に作りました。
クリス:コロナ中に制作してないっていう割に、良作じゃないですか!
小原:やっぱりこの仕事向いてないですね。常に追われるじゃないですか、音楽に向き合う瞬間って、捕らえてる幅が狭いじゃないですか、やっぱりインプットしないとアウトプットもできないじゃないですか。コロナになってインプットが出来てなかったんだなって気づきましたね。
クリス:今回は、入れた段階でうまくまとまったんだね。
小原:そうだと思います。本当に向いてないと思いました。
クリス:今回は、なんでこのタイトルなの?
小原:色々あるんですけど、1年のことを皮肉にもハッピーにも捉えられる言葉ないかなって思ったらこの言葉でしたね。
クリス:隙間がありつつ、濃密なアルバムですね。

クリス:「シンゴ」は、楳図かずおさんの「わたしは真悟」という作品からインスピレーションを受けたそうですけど、どんな作品ですか?
小原:まあ、凄まじい作品ですね。
クリス:この辺りはすごいですよね。
小原:主人公の近藤悟と山本真鈴の話なんですけど、どこまでが妄想かわからないみたいな。でも、小さい時はそういうことあったじゃないですか。想像だったんだけど、確実に現実にあったみたいな。そういうのが心証と重なったみたいな。
クリス:でも、生まれる前だよね?
小原:僕、ブラジル生まれのおばあちゃんがいるんですけど、そのおばあちゃんが、VHSにウルトラQとか、藤子不二雄とかを録ってて、見せてくれたんですよ。それを思い返してたんですよね。
クリス;独特のドロドロした感じがありますよね。
小原:物事って常に表と裏があって、その間のものが美しいと思っているので、そういうのを表現したいですね。

番組恒例★ピンポンボックス
○力の源は?
小原:酒です!
クリス:何が好きですか?
小原:スコッチハイボールです!

○自分の担当パート以外の楽器は何がやりたいですか?
小原:ダンスですかね。
クリス:踊りはどうなの?
小原:自信あります。やればできると思ってます。
クリス;ステージでバリバリ踊る日もきますかね?
小原:ギターを置く日も近いかもしれません。

○一番好きな食べ物は?
小原:明太子ですね。
クリス:ハイボールには合う?
小原:どうですかね。魚卵が好きなんです。博多に行くと3種類ぐらい買います。でも、痛風が心配なんであんまり食べないようにしてます。



Guest : MONO NO AWARE


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新曲「そこにあったから」が好評な MONO NO AWAREが初登場。

クリス:コロナ禍のツアーはどうでした?
玉置:思ったより人が来てくれましたね。
クリス:やっぱり声とかは出せないのかな?
玉置:そうですね。お客さんは拍手だけで、少し寂しかったです。
クリス;さっき登場してくれた、Tempalayのニューアルバム『ゴーストアルバム』には、漫画を書いてるんだよね?大東京万博から始まったの?
玉置:勝手に僕が買いて、ネット上にアップしたら見てくれて、依頼してくれました。
クリス:かなりの作品数だよね?
玉置:12作品ですね。今も書いてたんですけど、「EDEN」のやつです。
クリス:え!?見して!すごいね!!MONO NO AWAREは大学時代に結成したんですよね?
玉置:僕と加藤が同じ出身で、それぞれメンバーを探して結成しました。
クリス:八丈島が出身だけど、どんな音楽シーンなの?
玉置:僕が高校卒業のときにはじめてライブハウスが出来ましたね。友達の親が作ったんですけど、初めてのライブはそこでしたね。
クリス:どうやって音楽に興味を持ったの?
玉置:元々、ゲーム音楽が好きで、ゲームの中に音楽を作るゲームがあってそこから作る楽しさを知りましたね。
クリス:そして、新曲がリリースされましたがタイトルを教えてください。
玉置:「そこにあったから」です。
クリス:どんな思いを込めた曲なんですか?
玉置:自然っていいなってずっと思ってたんですけど、なんでいいんだろう?って思ったら、なんでいいんだろうって考えなくてもいいところだなって思ったので、そんな思いを込めました。

クリス:やっぱり八丈島のことを思い浮かべたのかな?
玉置:そうですね。そこまで意識はしてないですけど、影響は受けてると思います。
クリス:東京に出てきてより自然がささったんだろうな。音楽のルーツはなんなの?
玉置:本当に、ゲーム音楽とか、「およげ!たいやきくん」とかですね。
クリス:ギターはどこで買ったの?
玉置:ネットで。
クリス:島にショップはないの?
玉置:ないですね。ギターをすごい持ってるおじさんに見せびらかされました。
クリス;でも、それがいい執着心になってるのかもしれないですね。バンド名はどこからきたの?
玉置:特に目標もなく始めたので、それが許される名前がいいなと思ってつけましたね。
クリス;バンドはなんで始めたの?
玉置:ギターの加藤が始めなよってしつこく言ってきたので、最終的に言われるのが嬉しくて初めました。

番組恒例★ピンポンボックス
○今まで読んだ本でオススメは?
玉置:林 静一さんの『赤色エレジー』です。
クリス:これはいつの?
玉置:70年代ぐらいですね。
クリス:アングラアート系には影響受けてるのかな?
玉置:そうですね。読者の感情を強要してこない感じとか、すごい好きですね。
クリス:ちなみに、絵の勉強とかしたんですか?
玉置:独学ですね。だからすごい恥ずかしいです。

○タイムマシーンがあったらいつに行きたいですか?
玉置:大正時代!
クリス:なんでですか?
玉置:建物を見るのが好きなんですけど、大正時代って海外に憧れて、ハリボテみたいなものが経ってたじゃないですか。その地に足がついてない感じが人間臭くて好きなんです。それを体験したいです。
クリス:面白い時期ですね。
玉置:だからバブルとかも体験して見たいです。みんなか浮ついてた雰囲気を味わいたいです。
クリス:すごい時代でしたね。
玉置:今が寂しくなったりしないんですか?
クリス:欲望の時代でしたからね。あまりいい時代ではなかったと思います。やっぱり、幸せになるために必要なのは物じゃないですよ。



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