2016年12月25日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : Kan Sano


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キーボーディストでトラックメイカーのKAN SANOさんが番組初登場!

クリス:KANさんは、ボストンのバークリー音楽大学 ピアノ専攻 ジャズ作曲科卒業ということですけれども、小さい頃からミュージシャンを目指していたんですか?
KAN:そうですね、小学校5年生くらいの頃から音楽を聴くようになって、当時ミスチルとかJ-POPを聴いて、自分でもやりたいと思うようになって。ピアノとギターを始めて、すぐにミュージシャンになりたいと思うようになりましたね。
クリス:今でもギターは弾きますか?
KAN:そうですね、録音の時とか、まあ楽器はなんでも。
クリス:ちなみに小学校の卒業アルバムに「将来はミュージシャンになる!」と書いちゃったんですね?じゃあ小学校の高学年から道が見えてたんだ。
KAN:それまでは、音楽にまったく興味がなくて、サッカーとかにハマってて。
クリス:音楽にスイッチが入っちゃったのは、なぜだったんですかね?
KAN:まあ昔から何か一つのことにハマると突き進んでいくところはあったんですけど、音楽にハマったらもうその次に行かなかったですね。飽きなかったというか。
クリス:それでバークリー音楽大学に行かれたわけですけど。
KAN:高校くらいからブラックミュージックを聴くようになって、当時流行っていたネオソウルで、D'AngeloとかErykah Baduとか70年代のソウルとかを聴いていてそういうブラックミュージックのベーシックのところにJAZZとかBLUESがあるのを知って勉強したくなって、行きました。
クリス:バークリーは難しかった?楽しかった?
KAN:世界中からすごいミュージシャンが集まっていてみんな楽器が上手いので、へこみましたね!
クリス:みんなバキバキなわけですね。
KAN:僕地元が石川県の金沢市で、東京を見ずにいきなり留学したので、いきなり世界レベルを見せられたって感じで、とにかくヘコんで練習室に一人でこもってずっと練習してましたね。

クリス:佐野さんひっぱりだこで、いろんなアーティストのレコーディングやライブに参加していますChara、UA、藤原さくら、大橋トリオ、RHYMESTER、青葉市子、Seihoなど…やっぱり来るもの拒まずって感じですか?
KAN:基本的にはなんでも受けてるんですけど、でも自分と近い音楽性とか自分が好きな方から声をいつもかけていただけるんでありがたいですね。

クリス:そしてSANOさん自身のアルバム『k is s』がリリースになっていますが、このタイトル、「K」と「S」の間にスペースが空いてるので、「k、 is、 s」にも見えますが、これはなんの略?
KAN:僕のイニシャルにかけてるんですけど、「Kiss」っていう言葉がありきたりな言葉だけど、改めて、響きとしていいなって思って、思い切ってこのタイトルにしました。

クリス:2年間ずっと作っていたそうですが、今回一番こだわったポイントってどこですか?
KAN:ひとつの作品を作ると全然違うことをやりたくなるっていうのが昔からあるので、前作がわりとメロウな曲が多かったので、今回はアップテンポな曲が多かったり、日本語の曲を今回たくさんやりましたね。

クリス:アルバムに収録されている「C'est la vie feat. 七尾旅人」は、この曲のインストを七尾さんに送ったら、すぐに歌を入れて送り返して来てくれたんだよね?
KAN:そうですね、いわゆる仮歌みたいなものがなかったんですよ。いきなりほんちゃんの歌詞とTAKEが送られてきて。
クリス:その間はどのくらいのスパンだったんですか?
KAN:1週間くらいだったかな?七尾旅人さん、根っからのシンガーソングライターなので歌詞に関しては完全に任せたかったし、こっちがやりたいことを七尾旅人さんもわかっていてくれて、あんまり話す必要がなかったんですよね。
クリス:じゃあもう昔からの付き合いなの?
KAN:ここ数年ですね、ライブは何度かやってますけど、共作したのは初めてですね。
クリス:でも今回のアルバムは上質な曲がいっぱいあって、あとは自身でも歌われていますし、ゲストボーカルもいますけど、Maylee Toddは3年くらい前にこの番組にきてくれましたけど。七尾旅人さん同様、他の皆さんも自分からコンタクトして頼むんですか?
KAN:基本的には、ダメ元でもいいので直接メール送ってって感じでやるんですけど。Maylee ToddもFacebookかなにかでメールしたらすぐに返事をくれて、話が速かったですね。

♪KAN SANO クリスマススペシャルメドレー「クリスマス・イヴ 〜 Magic!」♪

クリス:ちなみに聞く話によると、七尾旅人さんとの出会いは、佐野さんが勝手に七尾旅人さんの曲をリミックスしてネットにアップしちゃったとか?
KAN:そうなんですよね(笑)。「サーカスナイト」って曲が僕もうめちゃくちゃ好きで、それをリミックスしたものをネットにアップしたら、七尾旅人さんがすごく気に入ってくれて、わざわざメールをくれて、そこから交流が始まりましたね。
クリス:普通だったらレコード会社になにか言われそうなところを、ありがとうございますと。
KAN:七尾旅人さんがすごくオープンな方なので。それが今回に繋がったという。

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Guest : 山崎まさよし


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NEWアルバム『LIFE』をリリース!山崎まさよしさんが登場!

クリス:今年はメジャーデビュー21年目ということで。
山崎:もう21年過ぎて22年目ですね。
クリス:楽曲から察するところ変化を感じるんですが意識転換とかありました?
山崎:20年経つと一人の人は成人を迎えて、なんでもリセットされて最初からって感じですね。初心に戻った時にどんなものが出てくるのかなって感じで作ってます。
クリス:梅干しもそんな感じで作ってるんですか?
山崎:梅干しも積み重ねですよね。
クリス:梅干しはいつから?
山崎:5年くらい前からですね。
クリス:何がきっかけで?
山崎:嫁が青梅をシロップにしていて、それで買いに行った時にちょっと余って、夏暑いので梅を干すのに利用した方が健全かなって思って始めました。
クリス:前から梅干しは好きだったんですか?
山崎:好きでしたよ。
クリス:自分の理想の梅干しになってますか?
山崎:今年つけたやつがいい仕上がりで。
クリス:甘いんですかそれともすごいしょっぱいです?
山崎:すごいしょっぱいです。
クリス:そんなに!
山崎:蟻が死ぬくらいしょっぱいです。
クリス:どうやって食べるんですか?
山崎:お茶漬けで。
クリス:DIYシンガーとしても知られていますが、新作には東急ハンズ40周年記念のために曲まで書いてしまったって位DIYが好きなんですね。
山崎:どっちかっていうと木工が好きで、ギターも木でできていますしそれがだんだん派生してこうなりました。
クリス:ハンズはよく行かれるんですね。
山崎:楽しみでよく行っていますね。
クリス:そそられるものがありますよね2時間くらいすぐ過ぎちゃいます。

クリス:NEWアルバム『LIFE』がリリースになりましたが、21周年を迎えて自分の人生をかえまみてるんですかね。
山崎:自分の人生って過ぎてやっとわかることが多いので今までのLIFEってことかもしれないしこれからのLIFEもあるだろうしってことでできたアルバムです。
クリス:ファミリーとか愛する人というか、今回ドラえもんの主題歌「空へ」も書かれましたしあとは娘さんが誕生して書いた「君の名前」そう言った意味でファミリーなのかな、自分の作ってきた山崎家ですもんね。
山崎:結局歌うとか書くとかは一人ですけど題材とかテーマっていうのは自分の変化によって変わるし人間は多面性でできていて隠があれば陽もあるしってところもちょっと含まれています。

クリス:「パイオニア」は継承をテーマにした曲なんですよね?
山崎:自分が歩いてきているこの道も過去の積み重ねの上に立っていて、自分が歩いているもの過去からの継承を受け継いで誰かに受け渡すっていうところの歌です。
クリス:自分も歩んでいるけどそれには前にいた人もいるし後ろにもいる、どんどんバトンを渡してみたいなものなんですかね。
山崎:音楽にしてもブルースが好きになったんならブルースの前には労働歌だったりとかっていうことですね。
クリス:受け継がれて新しいものが加味されてまたそれが違う形になって受け継がれていくってことですもんね。
山崎:そうですね。
クリス:今回一曲以外全ての楽器をやっているんですね。ピアノ、ベース、ドラム、パーカッション、プログラミング全部やっているんですね!ピアノも昔から弾けていたんですか?
山崎:弾けません。
クリス:デビューしてからやり始めたんですね。
山崎:でもドラムはバンドやっていた時にやっていたので。
クリス:ギターの前はドラムだったんですか?
山崎:ドラムです。
クリス:どんなバンドをやっていたんですか?
山崎:RCサクセションのコピーバンドをやっていました。
クリス:ギターはいつから?
山崎:その最中に人知れずやっていました。
クリス:全部一人でやってみてどうですか?
山崎:自分でやるには限界がありますし引き出しも少ないですからやってくうちに楽曲と自分との関係性がわかる、人とやると化学反応が起きて凄いものができますし仕事も早いし、でも一人でやると曲の理解が深まりますね。

クリス:JFLとAmadana Music がタッグを組んでラジオを作ることになりました。私もアンバサダーをやっているんですが山崎さんはスペシャルサポーターということで山崎さんもラジオには特別な思いがあるんですか?
山崎:最初の音楽の体験はラジオだと思います。テレビもありましたけどラジオは想像させるとかノスタルジックだったりそういったものがありますね。
クリス:テレビとは違いますもんね。Amadana Music Radioはいかがですか?
山崎:木好きの僕としては、、いい木目でてますね。
クリス:スピーカーもモノラルであえてステレオにしなかったっていうのはどうですか?
山崎:いいと思います。昔の音楽ってモノミックスが多いじゃないですか、一つのスピーカーで空間を出していたって想像を絶するというか、今はステレオで逃げたりするんですけどモノはごまかしがきかないので。
クリス:後、スマホの充電器になるしBluetoothスピーカーにもなるしいろんなところで使えますよね。
山崎:インテリアにもいいと思います。

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