2015年08月16日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : 平井堅


★[Photo GALLERY]ボタンをクリックするとその他の写真が見れます。


今年5月に、デビュー20周年に突入した平井堅さん!
昨年の12月以来、約8ヶ月ぶりのご登場です。

クリス:どうですか、今年の夏は?
平井:来月から全国ツアーでそのリハーサルとレコーディングでほぼ埋まってしまうという、悲しい夏です。
クリス:あと、先日は「「J-WAVE LIVE SUMMER JAM」にも出演して頂きましたし、もうライブ、レコーディング、そしてツアーの準備でお休みがないと。だって白いですもんね?
平井:白い(笑)、そうですね、まあ太陽あんまり見てない…。
クリス:もともと白いですか?
平井:僕ね、小ちゃい頃黒かったんです!一番黒い子をプールで選ぶというので、それで兄貴が優勝で僕が準優勝だったんです。だから黒かったんですけどね。
クリス:けっこうメラニンボーイだったと。
平井:メラニンボーイでしたね(笑)。でも好きなんですけどね、夏の海。
クリス:だってすごい黒いイメージあるもん、『楽園』の時、黒くなかったですか?
平井:ぶっちゃけね、黒く塗ってました。なんかR&B的な、ドレッドにもしてましたし、だからJ-WAVEで昔「日に焼けた、ワイルドな…」的な事を言われてて、なんか申し訳ないなって。
クリス:でも、今日は本当に白いですね。
平井:いや、それはね、クリスさんが夏を楽しみすぎてるんだと思います。そんな足の親指骨折するくらい…。

クリス:あと、飼っていたメダカ4匹が、40匹になったらいしいですね。
平井:そう、もうメダカを飼って2年くらい経つんですけど、僕の不手際で、4匹くらいになっちゃって、6月に産卵して今60匹くらいに増えました。
クリス:それどこに飼ってるんですか?
平井:ベランダに大きな睡蓮鉢を置いてるんですけど、そこに。ただね、スズメとかカラスが寄ってくるんですよね。だから、それ見つけた時は一目散に走ってってカーっていかくして、もうメダカが何より大事なんで今。
クリス:でもメダカ同士もお互いが大好物だからそこも困っちゃうよね。
平井:だから産まれると稚魚は移し替えて、大きくなるまで別で育てて返すっていう。それを夏くらいまで毎日やってます。

クリス:今年5月には、デビュー20周年に突入しましたが、どうですか20年やってきた実感はありますか?
平井:実感はないですね。まあ色々いい事も悪い事もありましたが、なんか20年というのはピンとこなくて、すごい自分にとって大スターみたいな方が、25周年とかって言われると、5年しか違わないのかって思うと、なんかいまいち実感がわかないっていうか、後は、音楽ばっかりしてきたから、なんか他のことが全く機能してないというか成長してない、なんか社会人としてどんどん破綻してるような気がして…それがちゃんとしないとなって思います。
クリス:私もこの番組今度の10月で27年になるんですけど、毎週100位から1位までカウントダウンしてるじゃないですか、だから当時学生のインターンのADの子が今制作会社の社長ですからね、それを考えると俺全く成長してないなと…。
平井:いやそれを通して成長してらっしゃるんだと思いますが、でもふと思いますよね、同じ事ばっかりやってると。なんか公共料金とか光熱費とかあんまりちゃんと知らないし、社会人としてこう、適合出来てるのか…。

クリス:先日、NEWシングル「君の鼓動は君にしか鳴らせない」がリリースされましたが。
平井:長くてすみません。
クリス:いえいえ。これは唐沢寿明さん主演の連続ドラマ「ナポレオンの村」の主題歌の書下ろしソングですが、これは先方から曲に関するオーダーみたいなものはあったんですか?
平井:ありました。脚本も読みましたし、プロデューサーの方から、「普段のセンチメンタルな平井さんはいりません」って言われました。あえてそれを封印して、由々しく熱くっていう僕が一番苦手な…。最近ずっと卑屈な曲ばっかり書いてきたので、自分の中の闘志みたいなものを無理くり引っ張り出して、頑張って書きました。

クリス:この曲のプロデューサーは亀田誠治さん!もう何回もお仕事されてますが、何回目ですか?
平井:ちょっともう、uncountableな。
クリス:数えきれないくらい!
平井:まあ、数えきれない事はないですけど、もういつもよくして下さってます。
クリス:今回、サウンド的にこだわったポイントはなんでしょう?
平井:タイトルに「鼓動を鳴らす」という言葉が入ってるので、鳴りものということで、心臓の音やティンパニーや、チューブラベルとか、とにかく鳴りものを印象的に鳴らしてくださいっていうのを亀田さんに申し上げて、いつもは何も言わないで丸投げなんですけど、そこだけお願いしました。
クリス:これは心臓の音は太鼓かなにか?
平井:これは本当の心臓の音ですね、僕の心臓の音ではないんですけど。心臓の音をBPMに合って入れてるから、キックに聞こえたりして、まあ聞こえなくてもいいんですけど。心臓の音ってどんなんだろうって色んな音を検証して、どっちが心臓っぽいかなとかって亀田さんと音中で聴いて、結局実際の心音をサンプリングして、音に落として入れています。
クリス:じゃあ最初は心臓の音らしい物を選んでいたんだけど、やっぱり違うなという事で本物に。

クリス:デビュー当時から変わったことってありますか?
平井:それはやっぱり当時の23歳の天真爛漫な平井堅はどこにもいないですよね。
クリス:今、形容詞を付けるとしたらどんなものになりますか?
平井:「卑屈」「ネガティブ」「意固地」。でも自分で言うのも難ですけど、真面目だなと思います、それは変わってないかな、もう嫌なくらい真面目。
クリス:それは私生活も?仕事だけ?
平井:真面目ですね。だから破綻しない、枠から出ない、つまんないですよね。だから野蛮な人に憧れますよね、勝新太郎さんみたいな。

番組恒例★ピンポンボックス

◎一番好きな食べ物は何?
平井:エビ!
クリス:どんな風に食べるのが好き?
平井:生で車海老とかの刺身も好きですし、ソテーも好きですし、あの美味しさって他に代えようがない。
クリス:私もサマソニの会場でバターシュリンプばっかり食べてました。

◎大好きな映画をひとつ教えて下さい。
平井:生涯で一番観たのは、「レナードの朝」、もう15回は観てるかな。
クリス:今言われて、ロバート・デニーロがベッドからひょっこり起き上がって笑うシーンを思い出しました。
平井:もうやめてください。涙が出るんで本当にやめてください。

◎一番好きな香りは何?
平井:のりの”Pritt”。小ちゃい頃、文房具でよくあったんですけど。
クリス:ああ、のりね、食べものじゃなくて。
平井:その匂いがすっごい好きで、小ちゃい頃からずっと香りを嗅いでて、すごい地味な香りなんですけど、あの匂いは忘れられない。

平井堅の最新情報は、オフィシャルサイトでチェック!



Photo Gallery

Guest : androp


★[Photo GALLERY]ボタンをクリックするとその他の写真が見れます。


8月15日(土)サマーソニック2015の会場で行なわれた公開収録の模様をお届け!

クリス:ライブお疲れ様でした。どうでしたかMOUNTAIN STAGEは?
内澤:ものすごい後ろの方まで人が来てくれて、何を隠そう、僕らはサマソニが初フェスなんですよ、バンドとして。なのですごい思い入れも強かったので、気合い十分で望んだので、楽しかったです。
クリス:初登場っていつだったんですか?
内澤:2009年の大阪のサマソニのDANCE STAGEというところのオープニングアクトで、まだCDも出してない頃だったので。
クリス:そうか、それが今回でアルバム7枚目。先週『androp』がリリースされましたが、セルフタイトルにする時は渾身の作という。
内澤:もう渾身の作ですね、今までの全てを詰め込んだ作品にしてやろうと思って作ってきました。
クリス:これまでリリースしてきたアルバムの頭文字を並べると”androp”となるんですが、ここに来てバンド名をアルバムタイトルにした理由というのは、もうなくなっちゃったってこと?
内澤:まあそういう訳じゃないですよ。このタイトルにしようというのは1枚目のアルバムを出した頃から決めたてたんです。
クリス:それはみんな知ってたの?
佐藤:いや、知らなかったです。僕ら頭文字を順番に並べていってた事すら教えてもらってなかったんで。「D」くらいで気づいて、「え、内澤くん、これもしかして頭文字並べてるの?」って聞いたら「うん、そうだよ」って軽い感じで言われて(笑)。
クリス:じゃああまり多くを語らない訳だ。変質主義者?
内澤:なんかそういう癖があるのかもしれないですね(笑)。
クリス:だってもう6年前から考えてたわけでしょ?
佐藤:でもこのアルバムを作る時は、制作に入る前に次のタイトルは『androp』にしようと思うんだよねって皆に話してくれて、セルフタイトルってことで、僕らも尊敬するバンドたちって名盤が多いので、これはもう気合い入れて制作は入りましたね。
クリス:すごい知能犯だよね、バンドを結成して6枚アルバム出せるってことはある程度のところまでいってると、それも計算済みだったと。
内澤:目標とか夢ですよね。それを一歩一歩進んで行ってという感じですね。
クリス:前回ゲストに来た時に最後のアルバムが『period』だったから次はどうするんだなんて話をしていたのを思い出しましたけど。そしてandropといえばもうアートワークがすごい凝ってるじゃないですか、今回はどんな意味を込めてるんですか?
内澤:透明な球体で被写体を撮ることによって、透明ってなんでも写せるので、なんでも込められるというような。自分たちの1曲1曲の想いだったりとか、可能性だったりとかを透明な被写体を通して、なんでも込められるんじゃないかなって思いで作っていきました。
クリス:このアイデアは誰が考えるんですか?
内澤:これは、アルバムのイメージをアートワークを作っている田中さんという人に伝えたいと。
クリス:田中さんはずっとやってくれてるの?
内澤:田中さんは2枚目の『note』からアートワークを作ってくれてる方です。

クリス:新曲の「Yeah! Yeah! Yeah! 」は先ほど、MOUNTAIN STAGEでみんな歌ってくれてましたが、ちなみに曲の中で”Yeah!”と何回言ってるかわかりますか?
内澤:3回の4まわしの、12×イントロ、サビのあと…36か48回?
クリス:ちなみに、この答えは佐藤くんが知っていると。
佐藤:はい!60回です!
クリス:さすが、ちゃんとわかってるね。
佐藤:60回言ってるんだよ君は!
内澤:知らなかった、60回も言ってるんだ。
クリス:いや、打合せで、俺の原稿書いてある答えをたまたま見たんだよな?
佐藤:そうです、横見たら60っていう答えが書いてあった(笑)。

クリス:今回のアルバムは、歌える曲が多かったんだけど、それは意識した?
内澤:そうですね、ものすごくライブを意識して作ったので、一緒に歌える曲が多かったりするのかなと思いますね。

クリス:まだリズム隊が一言も喋ってないですが。
前田:ちょっとクリスさんの声が遠いんで(笑)。
クリス:そうか、前田君、今回のアルバムはどんな感じですか?
前田:今回は、自分たちの熱量を込められたなと思っていて、やっぱり今まで正確にとかピッチを揃えて弾こうとか、そういうのを考えてきたんですけど、今回はもう録って自分たちで聴いて「かっけー!」って言えるアルバムにしようという。自分の本能でかっこいいと思うものを込めようというテーマで作りましたね。
クリス:じゃあ前田くんが、大好きな伊藤くんはどうですか?
伊藤:アレンジ自体が段々シンプルになっていってて、音数が少しずつ減っていって、リアルに4人の楽器の音だったり歌が、浮きだってくるようなアレンジになっていて、すごくバンドとしてのサウンドをCDに入れられたなって。
クリス:andropデビュー5年目ですが、この5年間で自分たちの音楽はどういう風に変わってきて、これからどういう方向に行くのかな?
内澤:一番初めにサマソニ出た時とかは、自分たちの存在を知らない人にとってどうやって表現するかというのをすごく考えてたんですけど、それは実は変わっていなくて、一緒に音楽を今日有する楽しさが音楽の素晴らしさだと思うので、その楽しみをどうやってやろうかっていうのを考えながら、音楽を作っていたりだとかライブをやったりだとかしていますね。
クリス:内澤くんはすごく計画性があるというか、メンバーにも伝えずに色んなステップを踏んできたりしたわけだけど、これからのバンドの設計図はあるの?それもと白紙?
クリス:設計図というかやりたい事は沢山あるし、まだまだ叶えられてない夢は沢山あるので、それをどうやって掴んで行こうかなというのを考えてるのと、あとは、聴いてくれてる人に対して、面白いと思ってもらいたいので、どうやって驚きを作っていこうかなって思いながらやっています。

クリス:次のアルバムタイトルはどうなりますか?
内澤:ついこの間、このアルバム出たばっかりなんですよ…もう次聞かれますか…。
クリス:だってもうネタは使いきってるわけじゃん?
内澤:それはまあ…楽しみにしててもらいたいです。

andropの最新情報は、オフィシャルサイトでチェック!



Photo Gallery

Guest : The Chemical Brothers


★[Photo GALLERY]ボタンをクリックするとその他の写真が見れます。


8月15日(土)サマーソニック2015の会場で行なわれた公開収録の模様をお届けします!



Photo Gallery