2015年06月14日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : 降谷建志


★[Photo GALLERY]ボタンをクリックするとその他の写真が見れます。


初のソロアルバムが完成した降谷建志さんのご登場!

クリス:最近ボルダリングを始めたとか?
古谷:友達に誘われてちょっと行っただけですけど。女子も出来るし、レベル関係なく楽しめるんで、色んなヤツがいて楽しいです。
クリス:どこの筋肉を一番使いますか?コア?
古谷:なんかエキスパートの人にやってもらったんですけど、もう大ナマケモノが無重力の中を登って行くみなたいな感じなんですよ、どうやってるのか全然わかんないんですけど、背中とねじれだって言ってました。なんか下半身からねじっていくと、その力の伝え方で楽に登れるって言ってました。だから俺等が力ずくでやっても1時間したら、ペットボトルも持てないくらい握力がなくなっちゃうんですけど、そいつらは、何時間でもやれているんですよね、力の配分というか、重力と自分の体重でやるスポーツなので、付加も無いし、スッキリした感じになるんですよ。ジムとかの機械で何かをした感じとはまた違うんですよね。

クリス:今回ソロ名義でアルバムをリリースしますが、ソロプロジェクトはいつからスタートしたんですか?
古谷:去年Dragon Ashでアルバムを出してツアーをやっている中で、ある程度今まで感じた事がなかったその時の達成感みたいなものがあって、このまま地続きで、家でDragon Ashの制作に向き合うのは難しいなと思って。で、いい機会だから自分一人でやってみようって。もちろんDragon Ashもずっとやってるんですけど。
クリス:今回どこが一番違うと思いますか?
古谷:今回のアルバムは全部自分でやるっていうのを決めて始めたので、『Everything Becomes The Music=全てが音楽になる』っていうテーマを掲げてやったから、すごい些細な事でも音楽にしてるんですよ。日常のなんでもいい、匂いとか、ほのかなハピネスとか、それを曲に出来ているので。あとは自分で全ての楽器を行なっている、ドラム・ピアノ・ベース・ギター、作詞・作曲、全て自分で、録りも自分でやって、でも歌の時に自分で録れないからエンジニアさんとディレクターさんに入ってもらって、そこで初めて3人になるんですけど。オケを録ってる時はひたすら一人きりで。
クリス:それは家でやってるの?
古谷:スタジオがあって自分の、だから録音ボタンを押して、ちょっと走って行ってドラム叩いて、やべ、間に合わねえみたいな。それをもう毎日繰り返して、ずーっと一人で。

クリス:オープニングはパソコンを打つ音がしてるけど、あれは?
古谷:あれは、”Everything Becomes The Music”ってタイピングしてるんですよ。だからそれすらも音楽にしようっていう。
クリス:これは、”Everything Becomes Music”じゃなくて、”The Music”なんですよね、そのこだわりは?
古谷:すべてが音楽になるんだけど、楽器できなくても音楽が出来る時代なので、ボタン一個押せば音が流れるし、画面上で構築すれば楽器が弾けなくてもその音色が流れる時代だから、”Just Music”にはなるんだけど、俺はそういう教育は受けてきてないから、雑誌とかの数少ない情報で、ギターヒーローとか観て、こうやって持ってんだ、これぐらいのストラップの長さなんだ、あのコードこうやっておさえてんだとか、そういう所から入ってるから、俺は楽器が弾けるのがミュージシャンだと思ってる気持ちが強くて、”The Music”っていうのは、意味としては”Real Music”というか、楽器をガキの頃から演奏して、手を腫らして、楽器上手くなっていく、その上でプロになれて、曲を作れてっていうのが成り立ってるっていうのを全部見せたいし、元々楽器の才能とかなかったから。例えばギターいっぱいやってもスラッシュみたいになれない、ベースをバーってやってもフリーみたいになれない、で悔しいって敗北を続けているうちに、気がついたら、大体の楽器は触れるようになってるなみたいな。ということは、全部一人で頑張れば出来るかもみたいな。これはスラッシュには出来ないと思うんですよ、ギターヒーローだから、でも俺には出来る事だから、コンプレックス抱えてずっと続けてたら、いつの間にかそのコンプレックスがオリジナリティとかアティトゥートに繋がったって俺は思っていて。だから、楽器うまくいかないなとか、曲作りたいなとか思ってるヤツ全員がこのアルバムは作れるから、時間をかけて努力すれば。

クリス:一番難しかった楽器ってなに?
古谷:ピアノっすね。全然弾けないんで、すごい練習して。全然難しい事はやってないんですけど、単純に慣れ親しんでない楽器なんで、それこそ譜面も読めないし、コードも名前もわかんない、だから耳で全部やるんですよ。
クリス:作業期間としてはどのくらいかかりました?
古谷:去年の5月くらいから今年の5月くらいかな。
クリス:曲はわーっと出てきたの?
古谷:そうですね、アイデアとかパッションとかが枯渇するみたいな事はずっとなかった。Dragon Ashだと、300曲書いて、次に301曲目を書こうって事だから、そこでまだプログレッシブでいることって、針の穴に通す事みたいに大変な事なんですよ。良いリフが出てきても、ああ、この曲作ったわ、みたいな。ソロだとそういう事にならないですよね。初めての次の曲だから、ずっとフレッシュだし。木も植えて、切って、それを加工して、自分で家まで建てるみたいな、超DIYっていう。

番組恒例★ピンポンボックス

◎今一番欲しいものは何ですか?
古谷:自分のセカンドアルバムを作る。
クリス:ソロの?
古谷:そう、ソロのセカンドアルバムを作れれば、曲数が溜まって、選択肢もあるからツアーが回れる。このソロのバンドメンバーでツアーを回りたい、本当に良いバンドだから。

◎初対面の異性で思わず見ちゃうところは?
古谷:・・・。
クリス:悩んでますね。
古谷:俺そういう事考えたことないな。たぶん、声。
クリス:なぜ声?
古谷:声がいい子が俺好きだと思います。真意のある声。例えばよく行くコンビニの子の企業努力すごいんですよ。「ありがとうございました」「いらっしゃいませ」を、まじ気持ちよく言ってくれるんですよ、俺ほぼ、言われる為に行ってますからね、コンビニ。

降谷建志さんの最新情報は、オフィシャルサイトでチェック!



Photo Gallery

Guest : 秦 基博


★[Photo GALLERY]ボタンをクリックするとその他の写真が見れます。


シングル「水彩の月」をリリースした秦基博さんが、約1年2ヶ月ぶりのご登場!

クリス:なんか、喉に針を打つらしいね。
秦:はい、喉とか首とか、歌っているとコリが出てくるんですよね、それをほぐしてもらう為に。
クリス:僕も前に声が出なくなった時に、喉仏にギュって注射されたけど。ここ軟骨だけどどう?
秦:でも全然大丈夫です、気持ちいいです。

クリス:あと聞く話によると、最近谷村新司さんとマブダチ状態だとか?
秦:(笑)。マブダチとかじゃないですけど。それも番組の収録で、一緒の時に楽屋にご挨拶に行ったんですよ、そしたら二言目くらいに、「今オススメのはちみつキャンディーがあるんだ、もっちゃん」って言われて。
クリス:なんで、もっちゃん?
秦:もち肌だから、っていうのと、あと僕が基博なので。
クリス:いいな、僕ももっちゃんって呼んでいいですか?
秦:お願いします。呼ぶ気あります(笑)?

クリス:でもなんで開口一番、はちみつの話だったんだろう?
秦:すごい最近のお気に入りだったらしいんですよ、だからみんなにその幸せを分けたいみたいな気持ちだったと思うんですけど。
クリス:でそれをしゃぶってみてどうだった?
秦:非常にしゃぶり心地の良い飴ですね。はちみつ100%で、なにかにつけて舐めています。
クリス:谷村さんとは、その後、交流はあるんですか?
秦:いや、お会いしてないですね。

クリス:2015年第一弾シングル「水彩の月」が完成しましたが、この曲は、河瀬直美監督の映画「あん」の書き下ろしたんですよね、どんな風に監督からオファーがあったんですか?
秦:昨年、トークイベントを一緒にやって、自分が弾語りで、そこに監督が録りおろした映像をのせるというコラボをしたんですけど、その打上げ中に、「今”あん”っていう映画を作ってるんだけど、頼んだら曲書いてくれる?」「もちろん」って言った話しが、正式はオファーとして届いたんですけど。

クリス:今回、書き下ろしという事ですが、どういうプロセスで曲が完成したの?
秦:今回は珍しいパターンで、映画がほぼ出来ていて試写に呼んでもらって、とにかく映画を観てから曲を作って欲しいという話だったので、観させて頂いて、自分の中でイメージを形にして、聴いてもらったんですけど。
クリス:それは初めて?
秦:それはなかなかないですね。大体、ラッシュとか脚本だけとか出来ていないことの方が多いんですけど、今回はその主題歌を書き下ろすのが決まったのが映画制作の後半だったので、そういう形で作ることが出来ましたね。
クリス:今回ほとんど完成している作品に対してということで、どんな違いがありました?
秦:一番は、どんな余韻の中で自分の楽曲が鳴るのかなっていうのを体感できたっていうのが、非常に大きかった気がしますね。こういう肌触りの中で終わっていくんだったらこういうイントロがいいかなとか、ピアノが似合うなとか、そういうのが今回映画を観させてもらったことで浮かんできたイメージだったので、それは脚本だけとか、映像のラッシュだけではわからなかったテイストだと思いますね。

クリス:歌詞にはどんな想いを込めたんですか?
秦:普段言葉にできない事ってたくさんある気がして、歌を作る時とかにもそれを探して書いている気もしてるんですけど、映画は本当に、情景描写の中にいっぱいメッセージがあったりして、言葉になっていないけど伝わってくるものっていっぱいあるなって思ったんですよね。そういう風に、抱えているけど形になっていないものって映画監督とか音楽をやってなくてもみんなそれぞれあるんじゃないかなって思って、その「話せなかった事がたくさんある」とか「言葉にできない」みたいな事が歌詞になっていったんですけど。あと伝えたかったけど、もう一回チャンスがあるとしても、きっと言えないんだろうなっていう、"上手く言えないままの自分"その矛盾みたいなものが人間らしいなとも思ったので、そういうストーリーを描きました。

クリス:秦くんは基本ギターで作曲しているんだけど今回はあえてピアノで?
秦:そうですね、ピアノが似合うなと思ったので、ピアノを探りながら、このコードが合うかなとか、イントロはこうがいいかなとか、打ち込んでは聴き、実際に弾けないので、一音ずつ探していって作りました。
クリス:じゃあけっこう大変だった?
秦:そうですね、ギターだと自分が好きな音の和音みたいなものよくわかっていたりするので、ピアノだと、わけもわからず、この響き好きだなとか、キーが何かもわからずに作っていたりするので。

クリス:そして、MVは河瀬関東が住んでいる奈良県の原生林で撮ったそうですが、一度に3分間しか録画できない16mmフィルムで撮影したそうで、緊張したとか?
秦:緊張感ありましたね、森の中なので、木漏れ日の具合とか、しかもフィルムなので、やり直しできないし、本数もけっこう決まってて。一発勝負で。曲は5分あるのに、3分しかまわらないっていう。だからまた、リ・イントロから始めたりして、同じアングルでまた別テイクで録ってっていう。間違えられないなっていう緊張もあったりして。でもそれは映画監督ならではというか、一発勝負でその時の空気を閉じ込めようっていう感じがすごくあった気がしますね。

番組恒例★ピンポンボックス

◎一番好きな匂いは何?
秦:やっぱり焼き肉ですね。ロースが。
クリス:ロースがやっぱり部位の中で一番好き?
秦:好きですね、最近は。
クリス:焼き肉はよく行きますか?
秦:時々、行きますね。

◎この世で一番苦手なものは?
秦:梅干しですね。
クリス:そうなんだ、なんで?
秦:子供の頃から苦手で、でも風邪引くとなんか親が漬けた謎のちっちゃい梅干しがたくさん出てきて食べさせられたりとかして、すごい嫌でしたね。今もダメですね。

◎最近カラオケで歌う十八番は?
秦:「さよならの向こう側」ですね。
クリス:誰の歌ですか?
秦:山口百恵さん。これテレビでカバーしたんです。それで、カラオケで歌う曲がなくて、こないだ仕事でやったな、歌えるなって思って、歌ったことがあります。
クリス:じゃああんまりカラオケは行かない?
秦:あんまり行かないですね。新しい曲が増えていかない…。

秦基博さんの最新情報は、オフィシャルサイトでチェック!



Photo Gallery