2015年05月31日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : ASIAN KUNG-FU GENERATION


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NEWアルバムをリリースしたばかりのASIAN KUNG-FU GENERATION!
Vo. & Gt.後藤正文さんとGt & Vo.喜多建介さんの2人が登場!

クリス:前回の出演から約3年4ヶ月ぶりなんですが、後藤さんは以前OTOAJITOに出て頂いたので、そんなに懐かしい感じもしないですが、一昨年2013年にデビュー10周年!で、昨年は後藤さんがソロ活動をしたり、ドラムの伊地知さんがPHONOTONESで活動したり、
メンバーがそれぞれ活動していた感じですが、喜多さんはどんな事をしていたんですか?
喜多:表立った活動はしていないですね、充電期間にあてて。
クリス:どんな充電をしていたんですか?
喜多:主に、家でグダグダしたりとか。あとはたまにスタジオに行ってフニャフニャ歌いながらギター弾いたりとかしてましたね。
後藤:なんかスタジオに信じられない量の缶ビールが積まれているって一時期問題になって(笑)。だからギターの練習じゃなくて、どうもあいつはスタジオで酒を飲んでると。
喜多:入り浸ってね。
クリス:いい感じにグダグダしていた訳ですね。

クリス:そんなアジカン先日、2年8カ月ぶりとなるNEWアルバム『Wonder Future』が完成しましたが、このタイトルはどんな意味合いが?
後藤:「Wonder」ってポジティブかネガティブかどちらかわからないところもあると思うんですけど、でも良い意味での”Wonder”な未来がきたらいいんじゃないかという意味でつけました。
クリス:デビュー時から起用していたイラストレーター中村佑介さんの絵が今回はないですが、それはなぜ?
後藤:これはリスナーのみなさんに未来はそれぞれ描いて頂こうという事で。
クリス:そうか、皆さんが埋めてくれよということで、あえて白紙で委ねているんですね。

クリス:で!このレコーディングはFoo Fightersの「Studio 606」で行なったということですが、どういう感じでここまで至ったんですか?
後藤:もともとプロデュースを依頼していたんですが、忙しくてそれは叶わずで、でもワールドツアー中でスタジオは空いているから貸してあげるよってことだったんで、ちょうどむこうも、デイヴがLAに居てスタジオを使いたいって時は、どんな状況でもはけないといけないらしくて、だから今はツアー中でゆっくり録音できますよって事で貸して頂けました。

クリス:でもやっぱりサウンドはFoo Fightersっぽくなるよね!
後藤:そうですね、特にドラムの音がLAの8ビートって感じの音になりますね。
クリス:でも俺ギターもすごいそんな感じがした。
後藤:向こうに行くから少し意識した部分はあるかもしれないです。

クリス:このスタジオの特徴といったらなんなんでしょうか?
後藤:まあとにかく、スタジオの部屋がでかいので、その鳴りがすごいよく録れる。だからボーカルとかにも自然にスタジオの自然反響のリバーブの音とかが入っていたりとか、そういうところが一番の特徴で。あとは空気が乾いていましたね。高いマイクとかもケースとかに入れずにそのまま置いてあるんですよね。日本だったら湿気でマイクがやられちゃうので、これは、本当に空気乾いてるんだなってビックリしましたね。

クリス:このスタジオはデイヴ・グロールが建てたんですか?それとも前からあるスタジオを彼が買い取ったのかな?
喜多:2005年くらいに建てたんだとか。
クリス:なるほど、じゃあやっぱり計画通りの音場ってことなのかな?
後藤:たぶんそうだと思うんですけどね。スタジオライブも出来る広さだし、あとは楽器を置いておくガレージもものすごく広いし、総合的なものになっていましたね、録るだけに関わらず。
クリス:レコーディング期間はどのくらいかかったんですか?
後藤:半月行っていました、16日くらい僕らはスタジオい居て。
クリス:エンジニアさんも向こうの人?
後藤:ルーってヤツにやってもらいました。
クリス:彼はフーファイのMIXとかもやる人なんですか?
喜多:そうですね、Foo Fighters周りの事をやってますね。
後藤:基本、録りとか、機材のメンテナンスとか、ハウスエンジニアなので、そのスタジオの機材の事はルーが一番わかっているという。
クリス:じゃあ楽器もそこにあるものを使ったり?
後藤:あ、貸してくれました。アンプとかギター。
クリス:だから音色がフーファイ感が出るのかな?
喜多:そういう部分もあったかもしれないですね。

クリス:Easterはドライブ感がありますよね。アメリカで録っただけあって、V8エンジンのアメ車な感じがします。
後藤:ドラムの伊地知が本当に頑張ってフルショットでバシバシ叩いたんですけど、演奏終わる度にソフトタッチだって言われていて、「もうちょっと音出せないか?」みたいな事を言われていて、文化が違うんだなって思って。しかも音がデカいんですけどコンプでつぶさないんですよ。だから強弱のあるサウンドなんだけど太いっていう。
クリス:じゃあ音を加工する以前にそのパワーの音圧から入って行くという、すごいなそれは。
後藤:だからもう皆で、伊地知にお前太れ!肉食え肉!って話をしましたね(笑)。

クリス:でも久々のアルバムで、向こうで録音して得たものってありますか?
後藤:まあこういう風にしていい音を録るんだなとか、技術の面は色々見せてもらえたので、参考になったというか、日本でもう一回やれんのかなっていう心配はありますけど。
クリス:曲は書いたもので録音したの?それとも現場で出来たがったの?
後藤:こっちで基本的に用意していったんですけど、あっちに行ってからドラムの音があまりに太くてよかったんで、これギター1人ずつだと負けるなってことでちょっとダビングしてたくさん重ねました。

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◎他人には理解してもらえなそうな些細な悩み事は?
喜多:声が高いことですね。
後藤:そう?最近低くなってきたね。
喜多:昔、結成した頃はもっと高かったんですよ。段々低くはなってきたんですけど、たまにラジオとかで自分の声が流れていると恥ずかしいというか。
後藤:初めて会った時は声変わりしてないのかなっていう印象でした。

◎この世で一番苦手なものは?
後藤:やっぱり虫ですね。昆虫めちゃくちゃ怖いですね。
クリス:虫全般がダメですか?
後藤:蚊とか、羽虫は大丈夫なんですけど、ムカデとかゲジゲジとかが…もう鳥肌!
クリス:ほ乳類が誕生する前からいる連中って不気味ですよね。
後藤:そうなんですよ、お前らそのスケールでよかったなって思います。

◎これから挑戦したいBIGな夢は?
喜多:一人でスナックで飲んでみたい。
後藤:小さい夢だな(笑)。
喜多:BIGじゃないんですけど、そういうのってかっこよくて憧れるなって。
クリス:やればいいじゃないですか!
喜多:でも勇気が…。地元でドアノブに手をかけるくらいまでしたことはありますけど、やめとこうみたいな。
クリス:恥ずかしがり屋なんですか?
喜多:ちょっと打ち解けるまで時間がかかるので、誰かに最初は連れてってもらいたいですね。

◎音楽以外に自慢できる特技は?
後藤:難しいな…ほとんどないな…。
喜多:合気道?
後藤:合気道は特技まではいってない(笑)。
クリス:合気道、どのくらいやってるの?
後藤:もう2年くらい前からやってますね。
クリス:あれは呼吸を整えてやる感じですか?
後藤:まあ、人と気を合わせるって事ですね、人の力と同化するとうか、他人と対立しないみたいな。だから僕それを始めてからはメンバーとも対立しなくなりましたね。
喜多:ゼロじゃないですけど、ぐっと減りましたね。

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Guest : 星野源


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8枚目シングルをリリースした星野源さんが、約2年半ぶりのご登場!

クリス:お久しぶりですが、かなり元気そうで。
星野:かなり元気になりまして、もうバッチリでございます。
クリス:もうお医者さんに「来るな!」って言われたんでしょ?
星野:もう来なくていいてと。検査とかもすごい行きたいんですけど来るなと。
クリス:ありがたいですね。

クリス:昨年2月に日本武道館で復帰ライブを行ってから約1年3ヶ月ということですが、仕事のペースと心身ともにどうですか?
星野:仕事を忙しくさせてもらっていて、でも休み所がやっとわかってきて、本当にぼーっとする時間をちゃんと作るっていう、何も考えないというか、Barとか行くようになりましたよ。お酒飲めないのに。
クリス:え、どんなBarに行くんですか?
星野:めっちゃ暗くてカウンターしかないような狭いところあるじゃないですか、あそこに行って、フレッシュオレンジジュースを飲んで、何にも考えないでぼーっとするっていう(笑)。
クリス:バーテンさんとは喋るんですか?
星野:本当になにげない「暑いっすね〜」みたいな。だから本当に実のない感じ、それがいい!

クリス:音楽以外にも役者さんだったり本を書いたりとかも。
星野:そうですね、ドラマに出たりとか、あとNHKでLIFEっていうコント番組をやったり。
クリス:どんなコントをやるんですか?
星野:最近は、チャラ男の役が多いですね、大体カツラをかぶってあんまり目が見えないような、それで「あげー!」「てんあげー」みたいな。最近の若者はワードがすごいみたいですよ、可愛い事を「もきゅい」とか言ったり。

クリス:最近はヨーグルトにハマっているそうですね?
星野:ヨーグルトにハマってます。
クリス:なんで?
星野:腸内環境をよくしたくて。だから、粉のも飲んでます。
クリス:肌つやがいいですもんね、なんか以前よりも。
星野:前はダイエットの為に食べないとかやってたんで、でもやっぱりダメですね。ちゃんと食べて、ヨーグルトも食べて。
クリス:私も毎朝ヨーグルトは食べています。

クリス:そして約1年ぶりのシングル「SUN」がリリースされましたが、なぜ”SUN”なんですか?
星野:とにかく明るい曲を作りたいなって思って、明るいって太陽じゃないですか、太陽って理由ないじゃないですか、明るい事に対して。でも太陽に僕らって近づけないじゃないですか、ずーっと向こうは与えてるだけっていうか、なんか寂しいんじゃないかなって太陽自体が、でも僕らは元気づけられたり生かされたりするっていう、そういう象徴的なタイトルとして太陽という意味の"SUN"というタイトルをつけてから歌詞を書きました。

クリス:この曲にはバナナマンの日村さんの為に作った誕生日ソングが組み込まれているとか、これはどういうこと?
星野:これはTVドラマの主題歌なんですね、だからTVでたくさん流れるって事もあって自分がずっとラジオをやっていたのもあって、自分のラジオリスナーがニヤニヤできる要素があるといいなと。街中でかかったりTVで聞こえてきた時に、その中でバナナマンの2人の番組で日村さんに誕生日ソングを作ってたんですよ、そのメロディとイントロのコードのカッティングというのを入れ込んでみたんです、ちょっとだけ。それでリスナーがニヤニヤできたらいいなって。ちょっと裏ウケみたいな、俺たちの楽しみみたいな、そういうのを組み込みたいなと。あと日村さんの日はSUNだしなと。だから”SUN VILLAGE”っていう仮タイトルを最初につけて、でもいくらなんでも日村さんだなっと思ってやめました、日村さんの曲ではないので。

クリス:ちなみにこの歌詞の中に”何か悲しいことが起きるたびに あのスネアが弾ける”というフレーズがありますが、これはなぜスネアが弾けるの?
星野:この曲、実はマイケル・ジャクソンの事も歌っていて、自分がマイケル好きで、自分にとってマイケルって太陽みたいな存在で、聴いたり観たりすると元気をもらえるんです、でもマイケルってなんか寂しそうじゃないですか、それですごい近づけない感じがあるじゃないですか、なんかすごい太陽みたいだなって思って。マイケルって世界中で辛い事があると音楽で励ますんで、しかもそのビートがすごいソリッドで、スネア一つで世界中をぐっと持ち上げてくれる感じがあって、それでこういう歌詞にしたんです。一番最初に自分がやった楽器もドラムだったので、小学生の時に。だから今回はスネアの音にかなりこだわろうと思って。
クリス:この曲は全体というよりはイントロの部分がマイケルっぽいですよね。ちなみにインスピレーションを受けるマイケルの曲は何?
星野:「Rock With You」とか、ドラムのイントロとか。あとドラムとベースの関係性みたいなのとか。あとジャクソン5のストリングスの感じとか。
クリス:僕は「Off The Wall」とか好きですね。
星野:最高ですね〜。なんかまだ生々しさが残っていて。

クリス:ちなみに今回のNEWシングルの3曲目に収められている「いち に さん」では星野さんがすべての楽器を演奏したとか?これは初めてですか?
星野:あの家で一人で宅録ではよくやってたんですけど、スタジオを使ってやりたいなと思って、自分はドラムが趣味という事もあって、ドラムは家では叩けないので、スタジオをとって楽器を用意してもらって、スタジオでちゃんと録ったのは初めてですね。
クリス:自分ではできはどうですか?
星野:これがめちゃくちゃ楽しくてですね、時間がかかるかなって思っていたんですけど、頭の中にしかアレンジがなかったので、でもその場で一発勝負でやるみたいな感じだったので、一番はやく終わりました。
クリス:それは頭の中で練っていたから?
星野:あと多分楽しかったっていうのがあると思うんですけど、アイディアがその場でどんどん出てきて。
クリス:でも一人でやるっていうのは完全に自由ですもんね。
星野:終わりの時間とかも気にせず、音楽に集中できましたね。

番組恒例★ピンポンボックス

◎音楽以外に自慢できる特技は?
星野:今は違うんですけど、前はダンスでした。
クリス:そうなんですか?
星野:俺20歳くらいの時に役者の道にいくかダンサーの道に行くか迷ったくらいで、ダンサーに憧れがあったんです。高校生の時とか、民族舞踊部とかに居て。
クリス:いわゆるストリートとかじゃなくて、盆踊りとか?
星野:でもけっこう激しいんですよ、音楽とかめちゃくちゃかっこよくて。そこからコンテンポラリーの方にちょっと行って、習っていた時期もあったんですけど。今回のMVでもちょっと踊ってるんですけど。

◎他人には理解してもらえなそうな些細な悩み事は?
星野:寝てて寝苦しい時に、天井から垂らしたロープが一本ほしくなるんですよ。そのロープを使ってストレッチしたりとかしたい。
クリス:やればいいじゃないですか。
星野:でも天井改造できないじゃないですか。だからこの世界にそういうのやってる人いないかなって思って色んな所で言ってますけど誰も共感してくれない。
クリス:いや、やればいいじゃないですか。

◎緊張した時にやるジンクス・おまじないは何?
星野:大体ちょっとお腹がゆるくなるんですよ。でもトイレに行って出すと、逆にお腹痛くなった時の方が演奏がいいっていう。
クリス:でもわかります。僕も二日酔いで気持ち悪い時に全部出すと、爽やかって感じになりますもんね。でも緊張する方なんですね。
星野:あの、舞台袖に行くとすごい緊張するんですよ。楽屋とかに居る時はかなりのんびりしてるんですけど、袖に行くと。でも舞台に出るとすっとおさまるんですよ。

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