2014年09月14日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : SOIL & "PIMP" SESSIONS


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ワールドワイドに活躍する6人組デスジャズバンド!SOIL&"PIMP"SESSIONSから
アジテーターの社長と、Tp.タブゾンビさんがご登場!

クリス:番組には昨年の8月以来、約1年ぶりで。2月の「CHART OF THE YEAR」では大変おせわになりました。
社長:ありがとうございました。
クリス:もうソイルとは、何だかんだ色々と絡みがありますけれども。いつも思うんだけど、タブゾンビさんはなんでタブゾンビなの?
タブ:White Zombieっていうバンド知っていますか?ロブ・ゾンビっていう人がいて、僕はタブが本名なんですけど、ロブとタブって近いなと思ってパクリました。
クリス:それでタブゾンビなんだ!SHAKKAZOMBIEのファンだったとかではなく。ロブゾンビ!
社長:僕は、SHAKKAZOMBIE大好きですけどね。
タブ:僕も大好きですよ!
クリス:最初はダブの濁点を取ったのかなと思ったけど。
タブ:ああ、よく、タワレコのポップとかで間違われますね。
クリス:本名がタブさんだったんですね。
タブ:そうなんですよ、本名が。

クリス:タブさんとは先日打ち上げで。
タブ:そうなんですよ、クリスさんと僕、一緒に演奏したりしてるんですよ。
社長:なに、マブダチアピールみたいな?
タブ:もークリスやばくて〜。
クリス:ねー、ちょーいい感じだったよね?
タブ:ガンガンいっちゃったよね〜。
社長:俺は、しばらく黙ってようかな(笑)。
クリス:まあ、本当にね、大所帯バンドでしたね。私は司会だったんですけども、トータス松本さんだったり、甲本ヒロトさん、 仲井戸“CHABO”さん、あとTOSHI-LOWさんも出てきて盛り上がりましたね。

クリス:ソイルは夏からすごく忙しいでしょ?
社長:まだ絶賛フェス中ですよ。
タブ:昨日もそうだったもんね。
社長:それこそTOSHI-LOWさんの主催する 「New Acoustic Camp」を、昨日、水上高原でやって。もうすごい天気よくて、気持ちよかったです。

クリス:でも今年はやりやすいでしょ?去年は灼熱だったじゃないですか?今年の夏はそんなに、うだるような感じではないから実はフェスに向いてたのかなという気はちょっとしてる。
タブ:最近は、過酷な状況でやるってことがないかもね。昔は多かったよね?まあ社長なんか夏でもスーツを着てやってるし。
社長:真っ昼間のビーチのフェスでもスーツでネクタイ締めてたりします。

クリス:そして、「境港妖怪ジャズフェスティバル」はどうでしたか?
社長:数あるフェスの中でこれをピックアップしているんですね(笑)。
クリス:やっぱりこれはね。水木しげるさん関係なんでしょ?
社長:そう境港が水木しげるさんの生まれ故郷なんだよね?
タブ:僕、妖怪が大好きなので、テンション上がってやりました。毎年ちゃんちゃんこを着て、先祖代々伝わる霊毛ちゃんちゃんこなんですけど、それを商店街で買って。
クリス:でもいい感じですよね、結構、水木系の顔してますもんね。
タブ:そうなんですよ!どっちかっていうと、水木系なんですよ。実写版がある時は僕なんじゃないかなっていつも思ってるんですよ。
クリス:でもそう考えるとなんか、ソイルのメンバーが並ぶと水木ファミリーな感じが。
社長:確かにアニメにしやすいとか言われた事ありますね。
タブ:最近アニメがどんどん実写版やってるけど、使ってほしいですね。
社長:逆にアニメ版を作ってほしいですね、ソイルの。
クリス:水木さんにアルバムジャケットとかやってもらったらいいかもね。
社長:それ頂きます。どなたか繋いで下さい。

クリス:昨年、番組に登場してくれた時は、ソイル結成10周年だったんですが、11年目になってどうですか?もう巡航高度に達したという感じですか?
社長:いや〜まあ、やっぱり振り返ると濃密な経験ができた10年だなとも思えるし、やっぱり10周年のアニバーサリーイヤーは、すごく楽しかったので。まあ去年はコラボアルバムを作ったので、その経験を越えての11年目というのがありますからね。まあもうちょっと成層圏を脱出するぐらいまでは行きたいなと思いますね。

クリス:そして3年ぶりのオリジナルアルバム『Brothers & Sisters』が9月3日にリリースされましたが、これはどういう意味が込められているんですか?
社長:タイトルはDr.みどりんが、このアルバム収録曲の「Shout!!」の仮タイトルとして持ってきてくれたものだったんだけど、彼曰く、そのまま「人類みな兄弟・姉妹、手を取り合って踊ろうぜ!」というストレートなメッセージが。
クリス:それにしては、アルバムのジャケットが、ちょっと不思議で、不気味なホワイトファミリーが写っていますが、これはどういう意味合いなんですか?
タブ:あ!不気味って思いました?
クリス:うん。
タブ:そう思ってもらえたら大成功です。やっぱり芸術というのは、見る方とか聞き手が想像力を膨らませるというのが大事だと思うんですよ。というような事を横尾忠則さんが申してましたね。
クリス:その口調は誰なんですか?顔もちょっと横尾さんに似てるよね。
社長:そう、すごい似てるの。若い頃の本とか見るとそっくりなんだよね。
タブ:大好きなんだよね。まあ、最近だと歌詞とか、全部を語っちゃうのとかあるじゃないですか?でも考える余地を残したいんです。だらか全部言ってしまいたくはないんですよ。
社長:まあ最低限説明すると、これは絵なんですよ。SCHNABEL EFFECTSさんっていう昔からソイルのジャケを書いてもらっている方に、我々の音を聴いてもらって、このタイトルを聴いてもらって、何か感じたもので書いて下さいって言って、上がってきたものが、この狂気に満ちた6人。
クリス:引っかかりのある絵だよね。
タブ:そうなんですよ。いつもこの人の作品ってどっかに引っかかりとか毒があるんですよ。

クリス:「表nothin'裏girl」これはどういう思いで作ったんですか?タブゾンビさんの曲だよね?
タブ:そうですね、これは要するに「表面ばっかり見てないで、物事には裏があるんだよ」と。途中で社長がスピーチで「全てはコントロールされてる」って言うんですけど、その前にサックスソロが全然コンとトールされていなくて、容器から漏れてるみたいな、そういうのを表現していたりとか。
社長:まあ、あとは、感じ取って頂ければ。
クリス:文学のように色んな角度から見て聴いてくれということですよね。
社長:あと最初はこれタブくんは「おもてなし」っていうタイトルを付けようとして、それをsaxの元晴が「裏girl」って言ったんだよね。

クリス:他の皆さんも作曲されていますけど、社長はどうやって作曲するの?
社長:パソコンの中に音を作って、それを楽譜プリントアウトして、スタジオに持って行くと。
クリス:Drのみどりんさんは?
タブ:あいつね歌がうまいんですよ。で、ギターも弾けるんですよ。シェリル・クロウみたいな曲とかを、録音してきたりとか。トランペットのフレーズを今から歌いますみたいな感じで。
クリス:タブゾンビさんはどうやってるの?
タブ:僕は打ち込んだり、譜面を作って口頭で説明ですね。前までは結構黒板を使ったみんなやってたんですけど。
クリス:え、どういうこと?
タブ:ホワイトボードにコード進行と構成を書いて、あと各々のパートはそれぞれ考えるみたいな。
クリス:ソイルは全員作曲が出来るって事ですよね?
タブ:そうですね。
クリス:それは強みですよね。
タブ:でも今回のアルバムはsaxの元晴が結構イニシアチブをとって。
社長:最後のサウンドデザインみたいなところで、もっさんの力が大きかった。
クリス:どういうことですか?
社長:録音の時は、それぞれ自分の音を管理するんだけど、最後それを仕上げる磨き上げの部分で、すごい細かい音の上げ下げだったり、ブラッシュアップの全体を彼がやってくれたので。

番組恒例★ピンポンボックス

◎仕事・プライベートでチャレンジしたいことは?
タブ:普通に働いてみたりしたい。
クリス:ミュージシャンじゃなくてね。
タブ:物を売る商売とかしてみたいですね。
社長:タブくんだってバイトもしたことないですもんね。
クリス:ずっと楽器でお金を稼いでいたの?
タブ:そうですね、高校時代から楽器で稼いでいたので。実家が本屋なので、本屋とかいいかな。

◎タイムマシーンで言ってみたい場所・時代は?
社長:平賀源内という人に会ってみたい。
タブ:エレキテルの人ね。
クリス:なぜですか?
社長:電気のない時代に電気を使うって、どんな感じだったんだろうって。

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Guest : 布袋寅泰


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今年の3月、ザ・ローリング・ストーンズの東京ドーム公演に
「スペシャルゲスト」として出演した布袋寅泰さんが登場!

クリス:先日、BLUE NOTEでのライブ拝見させて頂きました。
布袋:非常に刺激的だったし、やっぱり新しい事に挑戦するのは楽しいね!
クリス:でもロンドンはそういう事でしょ?新しい事をやるためにというか。
布袋:そうだね、僕ソロになってから25年になるんですけど、その間に自分のスタイルを築くことができたし、色んな出会いもあって、今ここに居るわけだけど、いつの間にか”自分が作った布袋寅泰”の殻の中に自分を閉じ込めていたような気がするんだよね。これじゃまずいなってここ数年思ってたのもあり、まあロンドンに移ったのはジャストタイミングだったというか、今、すごくフリーな感じです。
クリス:すごい決断をしたなというか、もう日本を代表するギタリストでしょ?
布袋:いやいやいや。でもいつかは世界を舞台に、そんな大仰な意味合いではなくて、世界中でプレイしたいなと思うのは、ミュージシャンの夢だと思うんですよね。僕も50歳になってしまったし、もう一回チャレンジするにはいいタイミングだろうと思って。まあ家族の理解・助けもあって、今はもうアウェイ感満載の所で誰も僕の事を知らないところでプレイをしたりすることが、だんだんと心地よくなってちゃって、悔しい云々というよりも、そこの目の前にいる人の心を掴んで、自分のプレイが良ければ必ず伝わるし、良くなければ伝わらないし、チャレンジというと聞こえがいいかもしれないけど、当たり前の事を久々にしっかりやってるって感じだね。
クリス:ミュージシャンは絶対アウェイって大事ですよ!
布袋:僕はラッキーなことに「Kill Bill」のテーマを世界中のどなたも知ってくれていて、だからあの曲をやるとみんな振り向いてくれて。そのかわり悔しいのはあの曲をやった後に楽屋で「君最高だったよ、あのKill Billのカバー!」とかって言われるんだよ。
クリス:でもそれがまた良いじゃないですか、日本だとみんな布袋寅泰を誰でも知っているけども、音楽だけで分かり合えてという。
布袋:そうだね、でも日本は僕の名前を知っているかもしれないけど、名前だけ知っていて音楽を聴いた事ない人は沢山いると思うしね。今こうやって新しい気持ちで自分が自分の事を新鮮に、そして誇らしい気持ちで新しいアルバムが作れたんで。今度のアルバムは、布袋を知っているけど聴いた事のない人達に是非聴いて欲しい。
クリス:僕も聴きましたけどすごいかっこいいですね。グローバルスタンダードを意識しているサウンドなんじゃないかという気がしました。
布袋:やっぱりワールドワイドリリースを目標に作って、まずは日本から出ますけど、この先のことはこれからこの作品をもって色々進めていきますけど。まあ25年前BOOWYというバンドを解散してソロになった時に初めて歌を始めたんですよね、それから25年間僕は歌うギタリストだったけど、今回のアルバムはマイクを使っていない、ギターとサウンドメイキングに集中して、そのかわりと言っちゃなんだけど、多彩なゲストを迎えて彩りも鮮やかに、一編の映画を作るような感じで、オムニバスというかね。
クリス:フィーチャーしているボーカリストもIggy PopだったりBasement Jaxxだったりとかして、あと裏のプロデューサーで参加してる人達もすごい人達がいるんですけども、このアルバムを作っている最中にも海外でライブをやったりしてますが、一番思い出に残っている海外でのフェスは?
布袋:やっぱりモントルーですね。モントルーってSmoke on the Waterというバンドが生まれたジャズフェスティバルで、演奏していたフランク・ザッパのところが火事になってという所ですけど。僕はまたモントルーは思いで深い場所で、『GUITARHYTHM IV』という作品をマウンテンスタジオというQUEENのスタジオで録って、そこで初めてDavid Bowieに会ったんです、スタジオに入ってきたんですよ、髭もじゃで4WDの自動車を自分で運転してきて雪の中。まあそんな思い出もあったり、モントルージャズフェスっというのはJAZZフェスというと敷居が高い感じがするけど、世界中の音楽ファンが育んできた本当に素晴らしいフェスで、そこでプレイできるのは光栄だし。ただね、結構寒くて雨が続いちゃって、僕の出番は夜の12時近かったけど、それまで結構降っていて、前日の模様を僕ホテルの角から見ていたら、お客さんが5人しかいないという。これひょっとすると最小動員数更新しちゃうかなってハラハラしてたんですけど、でも僕の出番になったら雨もちょっとやんで、「Kill Bill」の曲をやったら半分だったお客さんが倍になって、最後は一杯になって、踊って叫んで大盛り上がりで、嬉しかったですね。

クリス:嬉しいと言えば3月のRolling Stones!
布袋:内緒にしててごめんね。
クリス:でもね俺たぶん布袋さんじゃないかなって思ってた。
布袋:なんで?
クリス:なんとなく、海外に行くとそこのアーティストとコラボするって知ってたけど、日本だったら布袋さんかなと。
布袋:僕はこのアルバムのレコーディングをロンドンでやっていたら、メールが入ってふとみたら「ミックが呼んでる」と。どのミックだと聞いたら「ミック・ジャガーが東京でやりたいらしいから、すぐに来てくれと」でも、レコーディング中だし、今出ても初日公演に間に合わないと。日本に居ると思ったんだろうね。彼らのスタッフの方が、昨年の僕のロンドン公演を観てて、なかなか面白いやつだというんで、ミックが日本で面白いやついるかってなった時に、真っ先に僕の名前があがったみたいです。ミックは僕の事を「ホターイ」って呼ぶんですが、もう光栄なミュージシャン名利につきます。私で本当にいんですかという気持ちもあるけど、こうやってお招き頂いたからには、やっぱり最高のプレイでファンの皆さんはもちろんバンドの皆さんを楽しませたい、このゲストでよかったなって思ってもらえるようなプレイをするしかないですよね。

クリス:本当にロンドンに行ってよかったですよね。
布袋:これギタリストじゃないとできないことじゃない?キースとロニーとソロを分かち合って、しかもミックとマイクを分かち合うというのは。
クリス:でも夢かないましたよね、David Bowieとも共演しているし。
布袋:こうしていると自慢たらたらみたいなになっちゃうけど、憧れのDavid Bowie、Roxy Music、Iggy Pop、Rolling Stones、とやれるなんて、夢って叶うんですね。俺ギターを持っていたら必ず夢が叶えられると思って、それで14歳で始めて、いまだにその夢を信じてるし、まだ答えはもうちょっと先かもしれないけど、25年間の滑走路をようやく終えて、今やっと飛び始めたというところだから。
クリス:まさに新たな始まりで。NEWアルバムのタイトルも。
布袋:そうなんです、そういう思いも含めて『New Beginnings』新しい始まりという。

クリス:アルバム収録曲の「Walking Through the Night」はIggy Popをフィーチャーしていますが、イギーの声と布袋さんのギターのソロがバッチリ。
布袋:とにかくハードボイルドで、歌詞はイギーにお任せだったんですけど、自伝的な彼の人生を振り返るような。2曲歌ってもらったんだけど非常にイギーらしい。シネマティックなアルバムというのが、アルバムのコンセプトのひとつではあったんだけど、やっぱりイギーの個性ってすごいじゃないですか、裏路地の暗闇から一人の男が表れて、ポツリと何かを語りだした、それがイギーポップだったという。とても強烈なこのアルバムを鮮やかに深く、そしてロックンロールに染めてくれましたよね。
クリス:すごい人物ですからね。
布袋:でもねストーンズもそうだけど、みんな本当にかっこいいジェントルマンでね。驚いたのが、マイヤミにボーカル録りに行ったんですよ、そこで始めてイギーに会う時に、イギーが車を向こうから運転してきてロールスロイスのファントムのオープンカーを上半身裸で自分で運転してきて、かっこいいー!って感じでしたね。僕イギーポップには、BOOWYのラストアルバムのレコーディングでベルリンに向かった時に、たまたまイギーも同じ飛行機で僕が大ファンだったからサインをもらおうか迷っていたら、当時彼の奥様が日本人でイギーの方が僕の方に来て、「うちのワイフが君のファンなんだけどサインしてくれよ」って、逆に言われて。それをイギーが覚えていて、「あー、君か!」って。やっぱりイギーも「バトル」を聴いていて、そいつだったら面白そうだっていうことで、「バトル」効果恐るべしですね。

クリス:あと、NEWアルバムは、Basement Jaxxとのコラボも。
布袋:Basement Jaxxのスタジオにも行って、交流があるんですけど、ロンドンはやっぱり面白い人達が常に向き合っているというか、気があったら音やってみようよっていう、バイブレーションがある場所ですよね。
クリス:やっぱりやりやすい?
布袋:うん、やっぱり考えすぎていたというか、それは日本のせいでもなく自分のせいなんだろうけど、設計図から完璧なものを作ろうと思いがちだったというか、今までは。向こうでは荒くてもいいからそこにある生々しいものを作ろうっていう、楽しみながらシンプルにやるからね。すごく曲作りの仕方が変わってきましたね。あと、STEVE GIBSONっていうエンジニア、ルパンのテーマ曲とかをミックスしてもらいましたが、彼は Art of Noiseとかをやった人で、彼のミキシングで最後の最後にギターソロの音量がちょっと気になるところがあって、ここもうちょっと下げてくれないかって、もしくは消してくれないかって、下げたら気になるし、消したらものなりなくて、どうしようかと迷っていたら、そういう時は上げるんですよっていってバーンと上げたら気にならなくなったりとか。だから意外と僕等は自分のイメージの中で全てを完結しているけどもっともっと大胆な事をやる事によって新しい発見があるんだなと思いましたね。

クリス:新曲の「New Chemical」もかっこいいですね。
布袋:ありがとうございます。
クリス:このプロデューサーの中に Apollo 440っていうユニットをやっていたNOKOってやつがいて、この曲を手伝ってくれたんだけど、彼は僕とまったく生年月日が一緒なんですよ。だから感覚的になんかにているんだね。僕の双子みたいな人。

クリス:昨年の11月にロンドンの O2 Shepherd's Bush Empireで行われた、LIIVE Blu-ray & DVDもリリースされていますけど、あれもまさにElectric Samuraiで、美術というか、映像もすごかったですよね。
布袋:あの映像は素晴らしかったですよね、やっぱり、音と映像というは今後もっと大切になっていくだろうし、ライブで伝える何かって大事ですよね。あのコンサートもなかなか大変でした、やっぱり海外でチケット1枚を売るのも大変ですし、大きい会場を抑えて。でも大きな映像も含めた僕らしさというものを紹介したかったし、それがストーンズに繋がったり、実際にあのショーは非常に評価されて、向こうのメディアでも大きく取り上げて頂いたり。
クリス:そうか、ストーンズのスタッフはこのライブに来たんだ。
布袋:そう、このライブを観ていて面白い!と。だからこれやらなかったら今年のストーンズもなかったんですよね。

クリス:そして10月から「TOMOYASU HOTEI JAPAN TOUR 2014 -Into The Light-」の開催も決定していますが、どんなツアーになりそうですか?
布袋:「Into The Light」というタイトルを付けたのは、本当にステージの一つの光の中にみんなが吸い込まれていくようなイメージというか、今回非常に面白い照明、機材もそうだけど、そのロンドンの映像を担当してくれたアーティストがライディングを担当してくれるので、映像的なコンサートですね。もちろん今までのみんなが大好きな布袋もやりたいと思うけど、生まれ変わった僕も観て欲しいし、多分みんなが想像しているものとはかなり違う、とても衝撃的なライブになりますね。

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