2013年08月04日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : nicoten


★[Photo GALLERY]ボタンをクリックするとその他の写真が見れます。


注目の3ピースバンドnicotenの宮田航輔(Vo&G)、広瀬成仁(B)、岡田一成(Dr)が番組初登場!

クリス:3人とも平成2年生まれの23歳。もともと、3人は、別のバンドで活動していたということで、前のバンドではそれぞれバンマスだったんですよね?残ったバンドメンバーが可哀想ですね。
3人:(笑)。
宮田:ちょうどそのタイミングでみんな大学に入って、サークルが楽しいから辞めるわ!って人が出て来たので、マジの人が集まって出来ました。
クリス:なるほどね。当初みんなどんなバンドをやってたんですか?
宮田:僕は、ギターロックのバンドをやっていました。当時流行ってた、BUMP OF CHICKENやASIAN KUNG-FU GENERATIONをカバーしていました。
広瀬:僕は、ロックンロールを基本とした、くるりさんみたいなバンドをやっていました。
岡田:僕は当時UKロックのリバイバルブームがあったので、Franz Ferdinandとかの感じのロックをやっていました。
クリス:みんなタイプは違ってたんだね。どうやって知り合ったの?
広瀬:高校生が出演出来る大会があって、それで知り合ったよね?
宮田:そこから一緒にライブをやるようになりました。
クリス:それで2010年に結成して、当初はコピーバンドとしてスタートしたと。はじめにコピーしたのはキャンディーズの「春一番」らしいけど、随分突拍子もないね。なんでコピーしたの?
広瀬:宮田くんが、世界観が凄いある暗いバンドをやっていたんです。けど、宮田くん自体は凄く明るくて弾けてる人なので、だったら、女の子の“恋しちゃってます”みたいな歌を歌おうよということで、女性アーティストでしばって敢えてカバーしていました。
クリス:話聞いていると、広瀬くんは影のプロデューサーみたいな感じですね。
広瀬:KING OFリーダーとしていちおう(笑)。
クリス:それを宮田くんはどう思ってるの?
宮田:でも僕が影で動かしてるので〜。
広瀬:(笑)。
クリス:で、岡田くんの立場は?
岡田:一番の影の立役者は僕だと思うんですけど(笑)。
クリス:3人だと仲間割れとかしないの?
広瀬:楽曲に関しては、ぶつかることあるんですけど、プライベートは凄い仲良いです。

クリス:バンド名は、最初“・・”で“ニコテン”だったんだよね?どうしてやめたの?
岡田:単純に読みづらすぎると。ライブハウスでも居なかったことにされたりとか、ネット上でも文字化け扱いにされたりとかしていたので、ローマ字表記にしました。
クリス:由来は何なの?
岡田:一つ目の点は僕たちバンドで、二つ目の点がお客さん。点と点を音楽という見えない線で繋いで行きたいという思いから付けました。
クリス:素晴らしいですね。僕本当嬉しいですよ。バンド名は、読んで字のごとしにしてもらいたいんです。記号化したりしたいのは分かるんだけど、クリス・ペプラー的には止めてもらいたいんだよね。
3人:(笑)。

クリス:7月24日にメジャーデビュー盤をリリースしました。タイトルを教えてください。
宮田:『アルドレアe.p.』です。僕が付けた造語なんですが、意味は無いです。この曲がサビで直接的な言葉を使っていたので、それをそのままタイトルに付けてしまうと、とても恥ずかしいタイトルになっちゃったんです。なので、分かりにくいタイトルにして“これどういう曲なんだろう”と思って欲しくて付けました。根拠もないです。

クリス:メジャーデビューということで、インディーズから、変わったところはありますか?
広瀬:親戚や友人から“メジャーデビューおめでとう”と言ってもらえると、じわじわ実感しますね。
クリス:今回、プロデューサーは、CHEMISTRY、中島美嘉、JUJUなど、数々のアーティストを手がける川口大輔さんということだけど、川口さんとの仕事はどうでしたか?
宮田:プロデューサーのイメージが、白いワイシャツにピンクのカーディガンな感じだったんですけど(笑)、そんなことはなく、4人目のメンバーみたいな感じで接してくれました。
クリス:川口さんが入って来てnicotenのサウンドにどういう変化があった?
宮田:僕らの楽曲を評価してくれたのもあるんですけど、「こういう楽曲ってもっと大きい、アリーナ・スタジアムみたいな所で鳴らせるよね」と言って頂けたので、じゃあアレンジをどうするかという話から始めました。
クリス:それは大事だね。Coldplayだって最初フォーク系の音だったから、ファーストアルバムとか聞くとアコースティックなんだよ。途中からスタジアムサウンドに変わったもんな。曲作りのプロセスは?
岡田:みんな曲が書けるので、曲聴かせ会があるんです。
クリス:それで投票するの?
宮田:一番最初の曲聴かせ会でみんな曲を持って来すぎちゃって、飽きちゃうという事件が一回あったんです。そこから、みんな一回振るいにかけて持ってくるようになりました。だから、持ってくる曲はいいやつばっかで、ボツになることはないです。
クリス:3人ともソングライティングが出来るのはいいことだね。岡田くんはコンピューターで楽曲を作って、広瀬くんは理論も勉強してということで、素晴らしいと思います。

番組恒例★ピンポンボックス

◎他人には理解してもらえなさそうなちっぽけな悩みを教えて!
宮田:地方にライブしに行く時、ホテルがみんな一緒の部屋なんですが、たまに歯磨きを持参してくる人がいるんです。その歯ブラシが、僕が家で使っている歯ブラシと一緒だった時。
広瀬:どういうこと(笑)?
宮田:地方に持って行く歯ブラシが、俺が家で使う本気の歯ブラシと一緒だったていうこと。
クリス:なるほどね、それはもうメジャーデビューしたんで、歯ブラシもメジャー仕様にしないとね。

◎音楽以外で人に自慢出来る、とっておきの特技を教えて!
広瀬:♪んー♪て言いながらもう一つの音を出せるという、意外と凄い特技を持っています。〜再現〜二つの音を同時に出すのは人間出来ないと言われているので。
クリス:将来的にはnicotenのレパートリーに入ってくる?
広瀬:入ってきます!入れます(笑)!

◎自分の性格で直したいところは?
岡田:自分が好きすぎること(笑)。自分が一番カッコイイんじゃないかという願望もありつつ、とは言え一番かっこいいんじゃないかというところもありつつ、でもそんなこともないよなって気付きつつ。
クリス:謙虚になってきたよな〜って思いつつって自画自賛じゃん。
岡田:(笑)。

◎最近涙を流したのはいつ?
宮田:僕の姉が結婚することになったんですが、「娘さんをください」という儀式を目の当たりにした時に、鳥肌が立って泣きました。
クリス:良い話じゃん。

◎初対面の異性で思わず見ちゃうところは?
広瀬:口です。相手がどう思っているか分かるんです。
クリス:どういう風に?
広瀬:僕のこと嫌いなのかなとか。気持ちおちょぼ口になるんですよ。
岡田:じゃあ、クリスさんの口見ても分かるってこと?
広瀬:分かります、分かります。僕のこと大好きなんだなってことが伝わってきます。
クリス:・・・それ、ちょっと違うな。
3人:(笑)。

◎タイムマシーンがあったら行ってみたい場所は?
岡田:バブルの時代を体験してみたい。
クリス:何をしたいですか?
岡田:遊び尽くしたいです。お金を振ってタクシー捕まえたりしたいです。
クリス:今、凄い満面の笑みですね。この3人の中で1番お金に執着があるの君だろ?!
3人:(笑)。
岡田:確かに、そうです(笑)。

nicotenの最新情報は、オフィシャルサイトでチェック!



Photo Gallery

Guest : SOIL & "PIMP" SESSIONS


★[Photo GALLERY]ボタンをクリックするとその他の写真が見れます。


10周年のアニバーサリーイヤーを迎えた6人組JAZZバンド、SOIL&"PIMP"SESSIONSから社長(アジテーター)と丈青(Pf.)が登場!

クリス:私、丈青さんがアムリタでライブをやってらっしゃったのを、よく見に行ってました。めちゃうまなんですよね。SOIL&"PIMP"SESSIONSは恐ろしい集団だなと思います。社長もJ-WAVEの特番“東京Maps”でピアノ弾いてましたよね。
社長:あれは、弾けるキーだったんですよ。白鍵だけ押してればいいみたいな(笑)。
クリス:でも素晴らしいですよ、みんな演奏出来るのかと疑ってたかもしれないですけど、あのパフォーマンスは良かったです。

クリス:SOIL&"PIMP"SESSIONS、今年は、現メンバーの6人が揃ってから10周年のアニバーサリーイヤー。そもそもどういう出会いだったんですか?
社長:六本木ヒルズの建設途中の時代、この近くにあった小さなライブハウスでジャムセッションをやっていました。そこに集まったミュージシャンでバンドやろうよってなったのが最初の出会いです。厳密に言うとその時まだ丈青は居なくて、同じお店で違う日にライブをやってたんですよね?
丈青:ソイルと僕のバンドが対バンしたこともあった気もします。懐かしいですね。
クリス:そこからソイルに入るきっかけは何だったんですか?
丈青:ソイルがメジャーデビューする直前に、電話がかかってきまして、やってみないかと言われリハーサルに遊びに行きました。とても楽しくプレイできて、じゃあやろうということで入りました。
社長:そのタイミングから数えてちょうど10年です。

クリス:SOIL&"PIMP"SESSIONSのアニバーサリーアルバムが、8月7日にリリースされます。タイトルを教えてください。
社長:『CIRCLES』です。人との縁や、輪をイメージして付けました。この10年以上のキャリアの中で、いろんな人に出会っていろんな会話をして一緒に音を出して、その中で成長してきました。その中でまた一緒に音出したいなとか、セッションして凄い良い刺激になったなとか、そういう人との関係性の中から生まれて来たコラボレーションアルバムなので、このタイトルを付けました。
丈青:ソイルっていうバンド自体も、自然発生的に集まってますし、縁だなと思います。
クリス:プロでやるっていうのはビジネスで、マーケットを意識しなきゃいけない所もあるだろうけど、ソイルは凄く自然で、妥協してない感じがする。

クリス:今回は、本当に多くの人がフューチャーされていますね。既にリリースされているシングル、RHYMSTER との「ジャズィ・カンヴァセイション」、椎名林檎を迎えた「殺し屋危機一髪」、あとは、BONNIE PINK、福原美穂、七尾旅人、MIYAVI、DJ KENTARO、U-zhaan、さらに、海外からJose James、アメリカのエレクトロ界の新星RYATと、キャスティングは大変だったんじゃないですか?
社長:最初、会議室で誰とやろうかというのを書き出したんですが、今まで一緒に音を出したことがあったり、セッションしたことある人も含めて、僕らにしか出来ない並びにはなっていると思います。MIYAVIとは彼のライブにソイル全員ゲストとして呼んでもらったこともあるんですが、本当に刺激的です。

クリス:BONNIE PINKをフィーチャーした「Hey Tagger, I'm Here 」は、スタンダードナンバーな雰囲気ですけど、これは丈青がBONNIE PINKを意識して作ったの?
丈青:去年の始めに作った曲で、彼女とのコラボが決まってから、イメージを膨らまして曲を仕上げていきました。歌メロに関して、最後のあたりはフェイクでもいいですよとお願いしていたんですが、きっちりやってくださって、デモの時点で本当に素晴らしかったんですよね。一緒に仕事出来て、よかったなと思います。

クリス:社長は、J-WAVEに就職しようとしてたの(笑)?
社長:(笑)!そうです、新卒で制作部門を受けましたよ。何かしらJ-WAVEに関わって生きていきたかったんです。
丈青:でも、こういう風に関われてるんだもんね。
社長:結果良かったですよ。
クリス:今はスーパーVIPで、ゲストで来ると社長室の横のアーティスト専用ルームに座って、コーヒーも出されて。逆だったら、コーヒー出してるかもしれないですからね。まさにCIRCLESといった感じで。
社長:ご縁!ですね(笑)。

番組恒例★ピンポンボックス

◎最近気になる人を教えて!
丈青:ビートたけしさん、ロバート・デニーロ・・・挙げたらきりがないです。
クリス:なぜだけしさん?
丈青:たけしさんの映画が好きで、“アウトレイジ-ビヨンド-”は久しぶりに映画館で見たいなと思った作品でした。
クリス:映画音楽とかも興味あります?
丈青:とてもあります。
社長:ぜひ、やりたいですね。
クリス:ロバート・デニーロはインタビューしたことありますよ。
2人:まじですか?!
クリス:心臓バックバクで、待ってたら「デニーロさん入りまーす」みたいな声が聞こえてきて、「デニーロさん入ってくるー!!(笑)」と焦りましたけど、実際会ってみると凄い良い人でしたよ。
丈青:生デニーロ羨ましい!

◎ライブでの失敗談を教えて!
社長:ライブの最後に「殺戮のテーマ」という曲を毎回やるんですけど、その時、みんなで右手を挙げて「SOIL!SOIL!」とか「SOIL AND PIMP!」って叫んでもらうんです。それをドイツ・ベルリン公演でもやって、観客を煽っていたら、1人の酔っぱらったおじさんが前に来て「お前達はファシストなのか?俺は音楽を聞きに来たんだ。政治をしにきたんじゃないんだ」と言われてしまって、僕初めての経験で上手く切り返せずに、最後シメなきゃいけない所で力が抜けてしまったんです。同じ動作をするにしても、文化の違いを考えて軽んじちゃいけないなと学びました。もしそんなことがあっても、うまく切り返せて、尚かつ英語で言えるようにしたいとも思いました。
クリス:それからは新しい土地に行くときは調べますか?
社長:そうですね、手のひらを人に見せちゃいけない国とかもありますし、裏ピースなんかはイギリスだとNGですからね。

SOIL&"PIMP"SESSIONSの最新情報は、オフィシャルサイトでチェック!



Photo Gallery