2013年06月30日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : 赤い公園


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活動再開の復活盤をリリース!4人組ガールスバンドから佐藤千明(Vo/Gu)、津野米咲(Gu)が登場

クリス:昨年5月以来、およそ1年ぶりの登場です。昨年10月、津野さんが体調ぶっ壊してバンド活動休止しちゃったんですけど、もう大丈夫ですか?
津野:無事、復活しました。
クリス:昨年出演して頂いた時よりも、痩せましたよね?
津野:ありがとうございますぅ。少し食が細くなりました。
クリス:どうしちゃったの?
津野:昨年、今まで体験したこと無い程忙しくて、元々体が弱いのもあって、体調をぶっ壊してしまいました(笑)。でも、半年お休み頂いて、回復しました。
クリス:半年間何やってたんですか?
津野:曲作ってました。
クリス:佐藤さんは何してたんですか?
佐藤:私は、弾き語りのライブをやったり、テレビCMの歌を少し歌わせて頂いたりしました。
クリス:他のメンバーは?
佐藤:他のバンドのライブのサポートなどをしたりしていました。
クリス:津野さんは、曲作りに励んでいたということですが、なんとSMAPの新曲「Joy!!」を書いたと!あなたも、日本を代表するソングライターの仲間入りで、印税生活こんにちはみたいなとこですか。
佐藤&津野:(笑)
クリス:SMAPに歌ってもらうというのは、どうですか?
津野:“無駄なことを一緒にしようよ”という歌詞が歌の中にあるんですが、SMAPさんだから響く言葉だなと思いました。

クリス:赤い公園活動再開後初の、復活盤が7月3日(水)にリリースされますが、タイトルを教えてください。
津野:「今更/交信/さよならは言わない」の3曲入りのシングルです。復活にふさわしいパッとしたシ楽曲を選びました。1曲目「今更」が華やか。2曲目「交信」は心に沁みる曲になっています。3曲目「さよならは言わない」は小田和正さんのカバーになっています。
クリス:何で小田さんのカバーにしたんですか?
津野:私が、ライブに行くぐらい凄い好きで、どうしてもカバーしたかったので、佐藤さんに歌ってもらいたいと思いました。

クリス:「交信」は珍しい曲で、聴きやすさの中にも、複雑な旋律や流れがありますね。
津野:でもこれ、無理矢理複雑にした訳ではなくて、頭にポッと浮かんで来たものなんです。しかも、終わりもちゃんと見えたので、アレンジも上手くいきました。
クリス:色んな意味で、赤い公園の今が凝縮されているメンバーの渾身の作品という感じですか。
津野:そうですね。
クリス:津野さんが半年間休んでいた間に、赤い公園としては何か変化ありましたか?
佐藤:あるかな?
津野:私から見ると、みんな危機感を覚えるようになったと思います。
佐藤:(笑)
クリス:どういう危機感ですか?
津野:このままじゃまずいって顔に書いてあります(笑)。
クリス:みなさん気合いが入ったということですね。ちなみに津野さんは作曲をメインにやられてますが、インスピレーションはどこから湧いてきますか?
津野:夢の中というのもありますし、作るぞって決めて作る時もあるんですが、もう直感ですね。
クリス:楽器はピアノもギターも弾かれるということで、音楽理論は勉強されたんですか?
津野:ちょっとだけしたんですけど、よく分からないままです。
クリス:うそ!?それでよく「交信」みたいな曲かけるね!
津野:展開とか正しいか分からないので、ただ気持ちいいようにやってます。
クリス:誰か後から直したりもない?
津野:ないです。
クリス:凄いね。
佐藤:凄いです。

クリス:8月14日にはファーストフルアルバムのリリースも決定しています。タイトルを教えてください。
佐藤&津野:『公園デビュー』。
クリス:べったべたやね。
佐藤&津野:(笑)。
クリス:サウンドはスーパーシャープなところがあるんですが、ここら辺は間口広いですね。誰が付けたんですか?
津野:私が付けました。
クリス:公園デビューと言えば、赤ちゃんや、わんちゃんが初めて公園に行くような時に使われますけど、どうしてこのタイトルにしたんですか?
津野:そこには戦いがあったりとかしますよねえ〜(笑)
クリス:なるほど、そういう伏線がある訳ですね。「あーら、いらっしゃい」の内心は「(何この女!)」みたいな、一見すると平穏な風景の内心の含みを示唆したと。
津野:そうです。
佐藤:それ今初めて聞いた!
クリス:どんな一枚ですか?
津野:本当に色んな曲が入っているので、聞いて頂いた人にはお好みの一曲が必ず見つかるのではないかと思います。
クリス:わたくし、曲の構成がキング・クリムゾンのような気がしますが。
津野:あ、一度だけ言われたことあります!
佐藤:嬉しいです、ありがとうございます。

クリス:新星・赤い公園の見所はどこですか?
津野:覚悟が見えると思います。
佐藤:覚悟を持って、楽しくやらせてもらっているので、その楽しさが伝わればいいなと思います。

番組恒例★ピンポンボックス

◎最近泣いたことを教えて!
クリス:佐藤さん泣かなそうだよね。
佐藤:泣かないです(笑)。
クリス:津野さん泣きそうだよね。
津野:ぼろぼろ泣きます(笑)。
クリス:佐藤さん最後に泣いたのいつ?
佐藤:「交信」のMV撮影で女の子と共演したんですけど、その場所が凄く寒くて、その子が震えっちゃってたんです。それでも私と手を合わせようとしてくれるんですけど、全然合わなかった時、ちょっと泣いちゃった(笑)。女の子があまりにも幼気で。

◎タイムマシンがあったら行ってみたい場所は?
津野:若い頃の父に合いたいです。
クリス:あんたポエットやね。なぜ?
津野:父も音楽をやるんですが、今私が21歳なので、21歳の父に会って勝てるかどうか勝負したいです。
クリス:プロでやってたの?
津野:そうです。戦隊ものの音楽とか作ったりしてました。そこが私のルーツでもあると思います。

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Guest : Laura Mvula


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2013年の大注目アーティスト、イギリスからローラ・ンヴーラが番組初登場

クリス:日本ではローラ・マヴーラって呼ばれてるけどそれもいいの?
ローラ:平気よ。私の名前じゃないもの(笑)
クリス:(笑)ンブーラってどういう意味なの?
ローラ:美しい名前だとは思うけど、よく分からないわ。私の旧姓はダグラスというの。ン―ブラの意味は、チーフ(長)だと夫は言ってるけどね。
クリス:今回初来日ですが、先日のビルボードライブ東京は素晴らしかったね。歌もバンドも素晴らしかったんだけど、自身の人間性というものも音楽を通して表現していて圧巻だった。
ローラ:光栄よ。

クリス:音楽学校卒業した後、オーケストラの受付嬢をやっていたんだって?
ローラ:少しだけど、バーミンガム市のシンフォニーオーケストラのね。それも良い時間だったんだわ。でも、音楽への情熱がある人だったら、自分が音楽を出来ないということは少しツラいこともあるわね。
クリス:そうだね。何で受付嬢をやろうと思ったの?
ローラ:学校を出てから音楽を教えていたんでけど、向いていないと思ったわ。教えられる人を尊敬する。何かもっと簡単で、静かな場所で、でも音楽に携われる仕事はないかと思って、オーケストラの受付をやったの。でも1ヶ月で嫌になったわ。18ヶ月は続けたけどね(笑)。
クリス:音楽学校では何を学んだの?
ローラ:クラッシックの作曲方法を学んだわ。もしかしたら、パフォーミングアーツを専攻した方がよかったのかもね。でもソロピアニストやソロヴァイオリニストになれる程上手くはなかったから、先生にもすすめられて作曲法を専攻したの。

クリス:デビューアルバム『Sing To The Moon』はとってもオリジナリティ溢れるアルバムですが、曲作りで大切にしていることは何?
ローラ:私なりのハーモニーを大切にしているわ。前はハーモニーを重要視すうるのはどうかと思ってたの。自分で歌う限りは、コード進行やアンサンブルを大切にしたかったから。でも、音楽で人を動かすのはハーモニーだと気付かされたの。

クリス:これからの目標ってある?
ローラ:ないわ。今起きていることが、自分にとっては信じられないようなことばかりで、奇跡としか言いようがないのよ。大学時代は、何1つ完結しなくて、今回初めてアルバムで1つのプロジェクトが完結出来たと思ってる。でも、ライブでアルバムを表現するっていうのはチャレンジし続けたいことね。ライブって、音を少し簡素化させる行程なの。アルバムでは22人のミュージシャンが参加して、自分でも声を30回オーバーダビングしているのに、今回6人編成のバンドでしょ?みんな歌うけど、アルバムの緻密な部分をどうやってライブで表現するかはチャレンジだわ。どこにいくのか未来は見えないけど、音楽は作って行くわ。ただ、今回は非常に幸せな、驚くべきアクシデントだと思ってる。
クリス:何で大学時代完結できなかったことが今回完結出来たの?
ローラ:スティーブ・ブラウンが関わってくれたからね。彼は今回、共同制作という形で関わってくれた人。スティーブは、ロンドンにスタジオを持っているの。私が彼に、「She」と「Green Garden」のデモを渡したら、とても受け入れてくれて、私のキャリアをフォローしてくれたの。自分の本能のまま音楽を作って行けばいいと言ってくれたことが、私が音楽を作る上で解き放ってくれたと思う。人に評価してもらうということよりも、自分が心で思っていることを表現したとても正直なアルバムになっているわ。

番組恒例★ピンポンボックス

◎タイムマシーンがあったらどこに行ってみたい?
ローラ:1960年代に行ってみたい。そこで、マイルス・デイヴィスと『Kind of Blue』について話したいわ。少し恐れ多いかもしれないけど、彼が音楽についてどういうふうに思っていたのか、彼が一体何をしようとしていたのか、彼の哲学は何かを知りたい。でも、彼と顔を合わせられるだけで十分よ。

◎初めに見に行ったライブは?
ローラ:アリシア・キーズのライブ。デビューアルバム『Song in A Minor』を発売した頃、友だちが、私もピアノを弾くから好きだろうということで、誕生日プレゼントにチケットをもらったの。初めはあまり興味を湧かなかったんだけど、ライブを見たらもう圧倒されたちゃった。全てが素晴らしかったから。
クリス:それで人生変わっちゃった感じ?
ローラ:んー元々ポップスは聴いてたのよ。両親がソウルやモータウンミュージックを良く聴いていて、Des’reeやOmarといったアーティストも聴いてたから。特に父はカーペンターズが大好きだったの。だから、小さい頃からクラッシック以外の音楽にもふれていたわ。私が夢中だったのは、マイケルやジャクソン・ファイブ。それに、Eternalも好きだったから5番目のメンバーになることが夢だったりもしたのよ(笑)

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