2012年10月28日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : シシド・カフカ


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メジャーデビューを果したドラム&ボーカルで話題の女性アーティスト、シシドカフカがTOKIO初登場!

クリス:メキシコで生まれたんですって?
カフカ:そうなんです。
クリス:それはお父さんのお仕事の都合か何かで?
カフカ:そうです。生まれはメキシコで、その後日本に帰ってきて、中学はアルゼンチンで過ごしました。
クリス:アルゼンチンってどうですか?
カフカ:とっても住みやすかったですよ。治安も日本くらい良いし、四季もちゃんとありますし。
クリス:なるほど。じゃあ現地の学校に行ってたの?それとも日本人学校行ってたの?
カフカ:現地校に行ってました。
クリス:あ、本当?じゃあバリバリスペイン語で?
カフカ:でも最初はスペイン語全く喋れなくて、ジェスチャーとYESかNOで、って感じですね。
クリス:かなり親御さんは無茶ブリしてきましたね(笑)。おいおいちょっとまってくれよ、みたいな。外国だし。
カフカ:そうですね(笑)。
クリス:だって他に日本人はいなかったんでしょ?
カフカ:いや、一つ上の学年に何人かいて、彼女たちによく助けてもらいました。
クリス:なるほど。じゃあもうスペイン語はOKなんですね?
カフカ:いやー、帰って来る頃には喋れるようになってたんですけど、日本では使う機会が全然ないので見事に忘れていっちゃいましたね。
クリス:もったいないですねぇそれは。
カフカ:もう一回勉強し直します(笑)。

クリス:14歳からドラムスを叩き始めたという事なんですが、きっかけは?
カフカ:きっかけは小学校4年生の時に見た音楽番組でバンドが演奏していたんですけど、ドラムの方が一回も写らなかったんですね。その絶妙な立ち位置に胸を打たれまして。
クリス:あーなるほどね。
カフカ:あれだけ大きなものを操って音楽の基盤を作っているのに、いざステージに立ったら写らないんだ、っていう立ち位置が。
クリス:結構マゾですよね、その考え方。
カフカ:そうなんですかね(笑)!?
クリス:だって一生懸命がんばったのに評価されない訳でしょ?
カフカ:まぁでも見ている人は見ていますからね。
クリス:そして18歳でプロドラマーとして活動を始めたみたいですが、これはセッションとか色々なアーティストのサポートをしていたの?
カフカ:はい、ライブで叩かせて頂く事が中心でしたね。

クリス:ドラムスって難しいですか?
カフカ:そうですねぇ、まぁ壁はいくつかありましたけど、楽しいし好きでやっていたので、あまり苦労と感じたことは無かったですね。
クリス:僕はすごい大変だなぁって思うんですけどね。手足で違うことやるわけじゃないんですか。だから練習もものすごい量をして、身体に覚えさせるみたいな。ましてや歌いながら叩くなんて。やっぱり歌いながらって難しいですか?
カフカ:歌いながら叩くのは本当に大変でしたね。そこは本当に苦労したなって感じですね。
クリス:そうだよね。ドラムスだから絶対リズム狂っちゃいけないわけじゃないですか。
カフカ:そうですね。だから身体に染み込むまで練習しましたね。

番組恒例★ピンポンボックス

◎ 最近泣いた事は?
カフカ:忘れたい過去なんですけど、今年の初めにステージの上に泣いてしまいましたね。
クリス:え、なんで?
カフカ:それが、曲をリリースするより前のお披露目のライブだったんですけど、スタートラインに立っただけだっていうのに感極まって泣いてしまいましたね。“泣かない女”っていうのがキャッチフレーズにも関わらず。
クリス:いいじゃないですか!どんどん泣いていきましょうよ!
カフカ:そうですね(笑)。

◎今一番気になる人は?有名無名問わず。
カフカ:今はちあきなおみさんですかね。
クリス:なんでですか?
カフカ:昭和歌謡が好きなんですけど、最近ちあきなおみさんの「朝日楼」という曲を聴きまして。あ、この人すごくかっこいいなと思って。
クリス:なるほど。ちあきなおみさんかっこいいですよね。

◎1番最初に行ったライブは?
カフカ:意外がられるかもしれないんですが、KinKi Kidsさんですね。
クリス:KinKi Kids!?どっちのファンだったんですか?
カフカ:剛くんです。
クリス:なるほど。行ったのはいくつくらいだったんですか?
カフカ:小学5年生くらいでしたね。
クリス:じゃあそれはファンでお母さんに見に行きたいって言ったの?
カフカ:いや、友達がファンクラブに入っていてチケットを取ってもらっていきました。
クリス:どうでした?はじめてのコンサートは。
カフカ:遠かったですね。どこか忘れちゃったんですけどネット越しに見る場所で。
クリス:ああじゃあ球場でみたんですね。
カフカ:そうですね。遠かったんでちょっと悔しい思いをしました。

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Guest : NE-YO


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所属レコード会社を移籍し、エグゼクティブに就任!
私生活ではパパになったNe-Yoがニューアルバムを携えて登場!

クリス:通算5枚目となるニューアルバム『R.E.D(Realizing Every Dream)』だけど、タイトルを付けた経緯は?
ニーヨ:とてもシンプルなんだ。僕が9歳の時、それは僕が音楽と生きていくことを決めた歳なんだけど、9歳の頃から今に至までに抱いた音楽に対した夢やインスピレーションはほとんど実現しているんだ。だから、このアルバムは自らを祝福している意味もある。それに自分を客観的に見た時に5枚ものアルバムを出しているけど続けられているのは支えてくれているファンがいるから。その全てのファンに対するセレブレーションでもあるんだ。
クリス:『R.E.D』っていうタイトルはニーヨ自身を表してるんだね。9歳の頃から全ての夢が実現しているなんて凄いね!
ニーヨ:そうだね、ほとんどは叶った。結構、僕は現実主義者なんだ。音楽のために成長したいと思っていたし、音楽のために真実の愛も見つけたいと思っていた。そういう色々な経験をして自分の音楽を作り上げ、グラミーを取ったりしたかったんだ。
クリス:後悔したことないの?
ニーヨ:ないね。自分にとって良い事が起きようが、悪い事が起きようがそれは経験になると思っているから。何か悪い事が起きた時点に戻ってやり直すことが出来たとしても、そうしてしまったら今の自分はないと思う。結局、今の自分がいるのは良い事も悪い事も経験した上でのことだから。

クリス:今回のニューアルバムは当初9月リリース予定だったのに、1ヶ月延期になってるよね。やっぱり完璧主義なの?
ニーヨ:ある意味では完璧主義かも。でも、そもそも音楽は完璧である必要はないと思うんだ。歌声だって誰かにとっては素晴らしいものでも、違うひとにとっては不快なものに感じるかもしれない。もし誰もが完璧な声を持っているのなら、全員ロボットのようなものだよ。そこには何のパッションも感じないし、とても空しく聞こえる筈だ。だからそういう意味では、完璧主義者とは言えないけども、人々に何かを伝えるという面では完璧でありたい。僕が伝えたいことをちゃんと理解していなかったら、ファンにもそれを理解してもらうことは出来ないからね。

クリス:今回のアルバムでは2歳になる娘のことを歌った曲が入っているみたいだけど、父親になって何か変わった?
ニーヨ:周りから聞いていたほど大変じゃなかったし、父親になるって最高だよ!でもだんだん娘が成長していくと子育ても大変になってくるだろうし、娘に寄ってくる男の子たちも現れるだろうから、そしたら銃を買わないといけないな(笑)。今は、自分にとっても少し大変な時期で、家にいられる時間が少ないんだ。でも、仕事やツアーの合間をぬって家にいる時は本当に子育てが楽しいよ!どのみち僕はあんまり寝ないから、夜、赤ちゃんが泣いた時もオムツを変えたりあやしたりするのも全然平気で苦じゃない。
クリス:父親になって曲作りに何か影響はあった?
ニーヨ:いや、そんなに無いね。ただ、僕の音楽は常に愛をテーマにしてたんだけど、無償の愛の凄さに気付かされたよ。女性と知り合って、愛を育むというのは経験したけど、娘には見た瞬間に愛を感じた。彼女のためだったら何でもするよ。娘のおかげで、自分の中にあった「愛」というものが明確になってきた気がするね。

クリス:今年初めに、所属するレコード会社をモータウンレコードに移籍して、移籍と共にレーベルのA&R部副社長になったんだよね?アーティストからビジネスマンになった気分はどう?
ニーヨ:エグゼクティブプロデューサーってアーティストにとっては敵でもあったりするんだよね(笑)エグゼクティブとアーティストとしての立場は全く違う。アーティストにとって音楽はバイブスで、エナジーだったり、感情に依る部分も大きいけど、エグゼクティブの立場だと1+1=2という風に生産的に物事を考えなきゃいけない。でも、アーティストにとっては1+1=12になったり9になったりその場のインスピレーションがもの凄く大切なんだ。この音楽が売れるかどうかだったり、ポップステーションに取り上げてもらえるかどうかだったり、アーティストが気にしない部分を考えないといけないんだ。だから僕にとっては、これはもの凄いチャレンジでもあるし、同時に自分のアーティスト性を損なう事のないように上手くバランスを取るために凄く気を使っているんだよ。

番組恒例★ピンポンボックス

◎この世で一番怖いものは?
ニーヨ:失敗だね。自分に対しての失敗も嫌だし、愛する人たちに対しても失敗は嫌だね。
クリス:何か大きな失敗はなかったの?
ニーヨ:1〜2回はあるけど、致命的な失敗はないね。全ての出来事は、自分の学ぶ事のプロセスの一環だって母親がいつも言ってた。全ては理由があって起きるから、大きい失敗はないんだ。

◎もしもミュージシャンじゃなかったら?
ニーヨ:多分、母親にお金をせびっていただろうね(笑)。それは冗談だけど、小さい頃から絵を描くことが好きだったから、アート系の仕事をしているんじゃないかな。フルタイムの仕事は自分には向いてないかな。

◎ 最後に泣いたのはいつ?
ニーヨ:ついさっきだよ!
クリス:本当に?!
ニーヨ:娘とフェイスタイムをやってたんだけど、最後に涙が出たんだ(笑)。俺が居なくなるとすぐ泣くんだよ。俺が部屋を出るだけで泣くんだから、長期間一緒にいれない時はツラいな。

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