2011年07月17日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : School Food Punishment


★[Photo GALLERY]ボタンをクリックするとその他の写真が見れます。


完璧主義バンド・School Food Punishmentから内村友美(Vo&Gt)と比田井修(Dr)が登場!
彼らが今伝えたいメッセージとは?

クリス:昨日は代官山UNITでJ-WAVE「PARADISO」の番組イベント「CLUB PARADISO」にライブ出演されましたが、とても良いライブでしたよ。もっと見たかった。

内村:ありがとうございます。

クリス:この番組には約1年3ヶ月ぶりの登場になりますけど、前回出演していただいた時に比田井さんは「明るくなりたい」っておっしゃってましたけど、あれから明るくなりました(笑)?
比田井:若干なったと思います(笑)。
クリス:でも番組もそうですけど、昨日のライブも約1年ぶりのライブだったんですよね?
内村:そうですね。去年フェスに出て以来だったので、凄く緊張しました。
クリス:伝わってきましたよ。歌い始めて盛り上がってるお客さんの表情を見てホッとしているような笑顔が見られましたもんね。お客さんからパワーをもらっているような。
内村:やっぱり本当に盛り上がるのかなとか、私たちのこと知ってるのかなと色々不安だったんですけど、お客さんを目の前にして「あぁ、良かった」って思った所もありましたね。
クリス:メンバー4人全員が横一列に並んで演奏していましたけど、これもめずらしいですよね。
比田井:そうですね。他にやってる方をあまり見ないですね。後ろの映像やライティングなどと合わせた演出としてああいう形体になったんですけど。
クリス:ドラムって大抵バンドの一番後ろに位置するじゃないですか。
比田井:そうですよね。今回はエレキドラムを使ったんでドラムの鳴りもいつもと違ったし、遮るものなくお客さんの顔を見ながら演奏することはあまりないので新しい感覚でしたね。
クリス:普段ドラムって、縁の下の力持ちだからね。ボーカルやギターが前の方でお客さんとコール&レスポンスなんかしたりして「キャーキャー」言われてると「チェッ」て感じだもんね(笑)。
比田井:そうですね(笑)。
クリス:だけどさっきも言ったように映像など演出にもとてもこだわっていたようだけどかなり練習したんじゃない?
内村:今までで一番練習しましたね。
比田井:ライン楽器が多かったので音量を小さくできるので会社の会議室などでリハーサルというよりも稽古という感じで何日もかけて練習しました。
クリス:さらにライブが終わったあとは物販にも顔を出して直接お客さんに商品を手売りしていたんですよね?
内村:インディーズの頃は物販も全部自分たちでやっていたんですけど、最近はそういう機会もなくなってしまったので、お客さんと直接お話しできる良いチャンスだと思って。

クリス:セカンドアルバム『Prog-Roid』がリリースになりましたが、ポップな曲もあればSFPのオハコであるプログレッシブ系のちょっと妖しいクールなサウンド満載な一枚ですよね。このアルバムタイトルはどういう意味があるんですか?
比田井:収録曲を並べて聴いてみた時に「Progressive」「Programming」「Android」という3つのキーワードが浮かんできて、これらを合わせてメンバー全員で作った造語なんです。
クリス:「Android」という言葉にはどんなニュアンスが含まれているんですか?
比田井:機械的な硬さもありながら人間的な柔らかさも併せ持っている、という意味合いです。
クリス:なるほど。自分たち的にはどういったアルバムに仕上がりました?
内村:とても聴きやすい一枚になったと思います。もともと私たちの曲を聴いてくれていた人はもちろん、ポップでキャッチーな要素も取り入れたので初めて聴いてくれる人でも入っていきやすいかなと思います。
クリス:でも、なんでも内村さんはこのアルバムの製作中に一瞬折れそうになったと伺ったんですが?
内村:まあもともと私結構アップダウンがあるんですけど(笑)。でもまあ今回は、結構真剣に悩んでましたね。
クリス:それはどうして?
内村:ファーストアルバム関連の仕事で結構根詰めちゃって疲れたんだと思います。今でも、当時のインタビュー記事を見るとずっと「しんどい、しんどい」と答えてて(笑)。やっぱり自分が全然知らなかった世界というか、その時の自分では対応しきれないことが結構多くて、どんどん変わっていかなきゃいけない自分に対応しきれなかったということですかね。そんな中でも、周りの人が理解してくれて頑張ろうって言ってくれて、今回のアルバムも制作することができました。
クリス:1年間ライブをお休みしたっていうのが良い意味で気分転換というか良かったのかもしれませんね。
内村:そうですね。

番組恒例★ピンポンボックス
◎緊張した時にやるジンクスやおまじないは?
比田井:本番前は裏に行って自分でビンタしたりすることがありますね(笑)。
クリス:それは自分でやるんですか?
比田井:人にやってもらうとタイミングだったり加減的なものが…(笑)。
クリス:そういえば昨日のライブでベースの山崎くんはずーっと手を揉んでましたね。
内村:彼はいつも手を揉んでるんですよ(笑)。

◎自分の性格で直したい所は?
内村:ネガティブな所、なんですけど、それはある意味良いことでも悪いことでもありますよね。心配する部分がないと上手くいかないこともありますし。
クリス:ちょっと悲観的というか、悪い方向に考えちゃうことが多いの?
内村:悪い方向に考えすぎて落ち込んじゃうんですよ。
比田井:真面目なんですよ、凄く。
内村:考え込みやすいってことですね。
クリス:運動とかすれば良いんじゃないですか?
内村:運動全くできないんですよ、私(笑)。運動するとケガをするんです(笑)。
クリス:じゃあ、走ったりもできないんですね(笑)?
内村:走ると転ぶ、足をくじく、どこかにぶつかるといった感じですね(笑)。

◎カラオケでどんな曲を歌う?
比田井:カラオケはお酒を飲みにいくぐらいしか行かないんですけど(笑)。でもこの間、友達と行った時に自分たちの曲を歌ってみようとチャレンジしましたけどね。
クリス:どの曲ですか?
比田井:『butterfly swimmer』です。
クリス:歌ってみてどうでした?
比田井:ドラムで良かった、って感じです(笑)。

◎最近思わず泣いてしまったことは?
内村:昨日のライブのあと(笑)。
クリス:感極まっちゃったんですか?
内村:いや、自分の反省で(笑)。
クリス:反省!?ホントに自分に厳しいですね(笑)。素晴らしいライブだったじゃないですか。
内村:いやいや、まだまだ反省する所ばかりです。
クリス:たまには反省することをやめても良いんじゃないですか?
内村:よく言われます(笑)。

School Food Punishmentの最新情報は、オフィシャルサイトでチェック!



Photo Gallery

Guest : 久保田利伸


★[Photo GALLERY]ボタンをクリックするとその他の写真が見れます。


デビュー25周年『四半世紀ソウルマン』の久保田利伸さん登場!
節目の年を迎えた彼が伝えるメッセージとは?

クリス:勝手にこの番組では『四半世紀ソウルマン』と呼ばせてもらっています(笑)。
デビュー25周年、凄いですよね。
久保田:そうなんですけど、日本だと10年とか20年とかの方が受け入れられるみたいですね。
クリス:でも四半世紀ってやっぱ重いっすよ。
久保田:重いですよね。僕にとっては大事なコーナーですよ。
クリス:1986年(昭和61年)に『失意のダウンタウン』でデビューしてから25年。この番組が23年目なので、TOKIOの2年先輩という事になるんですよね。それで1988年10月9日に放送された記念すべきTOKIO HOT 100初チャートに久保田さんの曲が2曲、『Dance If You Want It』と『Missing』がチャートインしていたんですよ。
久保田:その頃ですか。
クリス:今でこそ邦楽も多いですけど、当時のJ-WAVEってほぼ洋楽一色だったじゃないですか?
久保田:そういうイメージがありますね。
クリス:その中で2曲チャート入りしたわけですから凄いですよね。しかもその当時、久保田さんの他にチャートインしていた邦楽アーティストは氷室京介さん、布袋寅泰さん、山下達郎さん、米米CLUBだけなんですよ。
久保田:光栄ですよね。当時を思い出しちゃいますよね。
クリス:でも久保田さん、デビュー当時からあまり見た目が変わらないですよね?
久保田:髪の毛だけはちょくちょくいじるんですけどね。でも変わらないのはクリスさんもお互い様じゃないですか?
クリス:僕はもう結構ボロボロですよ(笑)。
久保田:いやいや、今昔の同級生とかに会ったらビックリされますよ。なんでこんなにフレッシュなのかって(笑)。
クリス:そうですかね(笑)?でもなんでこんなにフレッシュでいられるんですかね?
久保田:俺の場合はやっぱり曲を作ってそれを歌ってる相手がジェネレーションがすごく広がってくるじゃないですか。あとは色んな所に行って色んな人と出会って、時には海外で生活したりすると世の中には自分の知らない事だらけだなっていう発見があるんですよ。クリスさんだってそうじゃないですか?“なぜなぜ坊や”なんでしょ(笑)?
クリス:そうなんですよ(笑)。「なぜだろう?」が口癖で、気になる事があるといつも検索してますね。
久保田:やっぱり知らない事を知っているフリをしたりしているとそこで成長が止まっちゃうんですよね。だから分からない事が周りにあふれていて、それをいつもなんでだろうって考える事が大事なんでしょうね。僕の口癖が「For Real(それ本当)?」なんですよ。ちょっとした疑いというか、常識だと人からいわれた事でも「本当に?」と自分で確認しようとする事は忘れないようにしてます。これはだんだんいい番組になってきましたね(笑)。今年一番の深みが出てると思いますよ。
クリスありがとうございます(笑)。

クリス:25周年アニバーサリーソング『流れ星と恋の雨』は、この25年間のいわゆる集大成なんですよね?
久保田:ここまではっきりと凝縮しなくても良いんじゃないかっていうくらい25年間の中で目立った曲、自分が好きな曲からちょうど25曲分くらいの歌詞やタイトルがあちこちにちりばめられてますね。
クリス:8月にリリースになるニューアルバム『Gold Skool』にもそういった要素がちりばめられてるんですよね?
久保田:そうですね。普段言わないような事なんですけど、両親への感謝だったり、R&Bが好きだっていう気持ちなど割と具体的なもので、25周年のこのタイミングだから曲にしてみよう、と思ったものなどが詰まっていますね。
クリス:じゃあお父さんについての歌もあるんですか?
久保田:親父はね、知ってる人は知ってるんだけどJames Brownとまったく同じ顔してるんですよ。それを俺が言ったらあんまりピンときてないみたいだったんで、Bro.KONEさんにJBのカツラを持ってきてもらってそれを親父にかぶせて写真を撮ったんですよ。それがどこに行ったかちょっとわからないんですけど今度持ってきますよ。
クリス:貴重な一枚ですね。
久保田:JBって1/4くらい日本人の血が入っているようで、ジャパニーズ・アフリカン・ソウルって事ですね。
クリス:JBはこの番組にきた事があるんですよ。でも自分の彼女も一緒につれてきてそのおねえちゃんの宣伝ばっかりするんですよ(笑)。だからインタビューにもならなくて(笑)。急遽、インタビューからJBの公開音声サンプリングになっちゃいましたよ。
久保田:ファンキーもそこまで行くとなんでもいいんだね(笑)。
クリス:ところでこのニューアルバムのタイトルは“Old School”じゃなくて『Gold Skool』なんですよね?
久保田:まあもちろん、“Old School”から遊んでいる部分もありますけど、そもそもどうですか、このタイトル?僕は最初、25年間変わらない事をやっていますよ、っていう想いを込めて“Kubota School”っていうタイトルにしようと思っていたんですけど、アルバムの製作中に、26年間この業界でディレクターやってる人が「“Old School”にひっかけて“Gold Skool”はどうですか?」って言ってきたんですよ。でもその人ってタイトルのセンスがないんですよ。しかもなかなかヒットがない人なんですよ、その人。
クリス:なるほど、それは危険だ(笑)。
久保田:それから一週間くらい悩んだんですけど、疑いながら。「For Real?」って(笑)。でも結局、この響きに勝るものがなくてこれに決めちゃったんですけど、いいのかな(笑)?
クリス:良いんじゃないですか。僕は良いタイトルだと思いますけどね。
久保田:クリスさんが大丈夫って言うなら安心しました。これからは自信もって言えます(笑)。

番組恒例★ピンポンボックス

◎自分の性格で直したい所は?
久保田:深い質問だね(笑)。もっとシンプルな所を聞いて欲しかったけど。親父はファンキーで物事を何にも考えないんですけど、俺はAかBか迷ってしまうんですよね。だから親父かJBみたいな本物のファンキーになりたいね。
クリス:お父さんは天然ファンキー?
久保田:もう俺が子供の頃から、例えばAかBならAしか見えないんですよ(笑)。だから全然迷わないんですよね。

◎今の髪型のこだわりは?
久保田:今日も優しいアフロって感じですけど、この夏前にジャケット撮影とかフォトセッションがあって、その時に俺は今回は普通の髪型にしようと思ってたんだけど、スタッフが「いやいやいや、前回の感じで行きましょうよ!」って言うもんだからまたこの髪型になって、これで夏が始まっちゃったもんだから変えるわけにもいかないし(笑)。しかも暑い(笑)。
クリス:スタッフの意見に流されちゃったんですね。
久保田:AとBで迷っちゃったわけです(笑)。スタッフから与えられたBというチョイスに乗ってしまったんです。でもそのスタッフはこの夏、髪を短くしてましたけどね(笑)。

久保田利伸の最新情報は、オフィシャルサイトでチェック!



Photo Gallery