2010年01月24日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : the pillows


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2010年最初のシングルも飛ばしてます!the pillows登場!!

クリス:昨年、結成20周年ということでしたが、どうでしたか?盛り上がった一年でしたか?
山中:そうですね。自分はあんまりそういうのを気にしないタイプだと思ってたんですけど、めちゃめちゃ印象的な一年でしたね。普段やったことのない企画も張り切ってやりましたしね。
クリス:どんなことをやったんですか?
山中:まずは意外と一度もやったことがなかったアコースティックライヴのツアーをやって、そのあとベスト盤でセルフカバーをやって、けっこう素晴らしいメンツとの全国対バンツアーもやって、極めつけに、初めての日本武道館っていうのがあって、とても忘れられない一年になりました。
クリス:TOKIO HOT 100も20周年のときは感慨深かったですね。達成感とかね。それで、山中さんの音楽のルーツをお伺いしたいんですけど、もともとはどんな音楽を聴いていたんですか?
山中:いちばん最初に洋楽を聴いたのは、小学校4年生の時で、祖母の家に叔父がおいて行ったサイモン&ガーファンクルのグレイテストヒッツがあって、それが大好きになって今でも大好きなんですけど、邦楽でいうと、ずっと長い間ヒーローなのは佐野元春さんとか。初めてコンサートに行ったのが佐野元春さんだったので。
クリス:雰囲気がちょっと佐野さんに近いものがありますよね。
山中:ほんとですか?できるだけ近く(笑)あやかりたいですね。
クリス:他にはどんな音楽を聴いてたんですか?
山中:やはり僕の世代だと、当然RCサクセション、清志郎さんは聴いてましたし、ルースターズとかシナロケとか、高校出てコレクターズを聴いて、二十歳ぐらいからようやく洋楽をどっぷり聴くようになりましたね。
クリス:鮎川さんにも雰囲気似てますよね。
山中:ホントですか?それ嬉しいじゃないですか!ありがとうございます!

クリス:the pillowsは最初からプロ志向だったんですか?
山中:最初は4人組だったんですけど、ベースとドラムがもともとパンクバンドでデビューしてて、事務所もついていて、そのバンドが解散して僕が呼ばれるってカタチだったんですけど、だからプロになるんだなって気分で東京に来ました。
クリス:じゃあ、バンドの二人はパンクだったんだ。
山中:そうですね、初めて会った頃はモヒカンでしたからね。
クリス:スピッツも最初はパンクだったんですよね。
山中:そうですね。スピッツとはデビューも同期なんですけど、お互い人気のない頃は新宿ロフトとかで一緒にやってました。
クリス:でもthe pillowsはミュージシャンからもリスペクトされてますよね。ミスチル、チャットモンチー、バンプ、ストレイテナー、グレイまでもが、the pillowsリスペクトしてるんですよね。
山中:これどうなのかな(笑)?仲がいいんですよ。あと僕、まあまあ嫌われてないとは思うんですよね(笑)。だからそんな感じで、音楽の影響は受けてないと思うし、逆に僕も彼らから影響を受けますし。仲良くしてくれてるって感じだと思います。
クリス:なるほどね。じゃあ仲間、同胞ってことなんですね。

クリス:the pillowsは5年前からアメリカツアーをやってるんですよね?どこを回ってるんですか?
山中:いままで回ったことがあるのは、テキサス、シカゴ、ニューヨーク、シアトル、ロス、サンフランシスコ、あとボストンもですね。
クリス:アメリカは地域によって反応は違いますか?
山中:僕らが支持されたきっかけは、アニメのサントラをやったのがきっかけなんですけど、サンフランシスコなんかだと、アニメファンから入ったんだなってうのがわかるんですけど、シアトルとかだと全然違って、もっとロックンロール寄りというか、街によって違いはありますね。
クリス:日本のファンとどう違いますか?
山中:良くも悪くも勝手ですよね。良くも悪くもですけど、自由というか、空気読まないというか。
クリス:例えば?
山中:周りの人の事を考えないですよね。自分ひとりで大声だしたり、勝手に踊りだしたり。それがすごくかっこいいときもあるし、頼むから空気読んでくれってときもありますね。
クリス:それはどういうときですか?
山中:謎の手拍子をされたことがありますね。それは頼むからやめてくれって思いましたね(笑)。

番組恒例☆ピンポンボックス

◎最近ハマっている人、ことは?
山中:うーーんなんだろう、なんにも出てこないな。こういうのはサクっと話したいですよね。なんだろう?
クリス:なんでもいいですよ、芸人さんでも映画でも。
山中:映画は、あれみたいですね。あのテリー・ギリアムの新作の『Dr.パルナサスの鏡』。
クリス:ヒース・レジャーの遺作ですよね。
山中:ですよね。僕、テリー・ギリアムが大好きで、未来世紀ブラジルから、12モンキーズから、フィッシャーキングもそうでしたっけ?
クリス:そうですね。テリー・ギリアムは面白いですよね。
山中:出てくる小物や衣装も近未来的だったり独特で、ミュージックビデオに真似して使いたくなるアイデアが満載ですね。

◎初めてのデートはどこに行く?
山中:お酒が好きなので、飲みに行きますね。
クリス:じゃあ初デートはしょっぱなからお酒?食事じゃなくて?
山中:そうですね。墨の場合、食事とお酒は切り離されてませんから(笑)。

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