2009年11月15日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : 一青窈


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進化した新歌謡(進化窈!?)一青窈が登場!


クリス:一青窈さんといえば、しっとりバラードのイメージでしたけど、前のシングルの「ユアメディソン」のビデオ、かなり昭和ですよね?コンセプトは昭和50年代?
一青:歌謡曲というくくりですよね。あの時代、私がピンクレディさんをモノマネしてた頃は、頭で考えるよりフリから入るっていうのがあって、もう一回体現したいなぁと。
クリス:振付けも自分で?
一青:いやぁあれはそういうことではないです。ちゃんと振り付け師さんにお願いして、歌謡曲っぽくしてくださいと伝えました。
クリス:誰がモデルになってるの?
一青:やっぱピンクレディさんですかね。あと、最近の音楽は踊りも難しいので、なるべくモノマネができる簡単なものにして欲しいというお願いをしました。
クリス:なるほどね。でもなんで歌謡曲に標準をあわせたんですか?
一青:私が台湾にいた頃によく聴いていたのと、あと阿久悠先生が無くなられたのが自分の中で大きかったですね。

クリス:「新歌謡」と「進化する窈」「進化窈」が最近のコンセプトなんですよね?
一青:そうですね、ダジャレですけど。
クリス:わかります(笑)。どういう風に進化していきたいんですか?
一青:なんとなくジャンル分けされてるものが音楽の世界で多くあるような気がしてて、そういうのよりもバラード歌ってもジャズもロックもポップスも、すべて歌謡曲という名前でひとくくりにして、ナニを歌っても一青窈という看板でくくれるといいな、という意思ですね。「ハナミズキ」とか「もらい泣き」の一青窈ではないところにいきたいってことです。
クリス:なるほどね。垣根とか区分けを取っ払いたいってことですね。

クリス:バラードだけじゃなくていろんなものを歌っていきたいと思い始めて、曲作りのメソッドは変わりましたか?
一青:あー、小林武史さんがプロデュースすることで、今までは情景情景を切り取る詞が多かったんですけど、どこに向かっていくかってことを指示されるので、今回の「うんと幸せ」も二人の出会いから、恋愛観みたいなことを書いてたんですけど、亡くなっていった後のことまで考えてみようっていってくださって、なかなか自分が思いつかない発想をくださるので、曲作りをしていてスゴく面白いです。
クリス:なるほどね。前はひとつのシチュエーションで完結していたのを、もうちょっと俯瞰で見ていくというか、映画っぽい、客観的に捉えるような感じなんですかね。
一青:やっぱり男性的だなって思うんです。女子って感情できゅっと小さいディメンションで見てしまうんですけど、先を見通す宇宙観というか。
クリス:わかるわかる。男ってそういうもんなんですよ。
一青:(笑)ロマンティストですよね。
クリス:そう。女性の方が愛情とかに対して、情熱的というか動物的じゃないですか。男は実はパトスというか理論的というか。
一青:だから私なんかでいうと小さい小さいものでいちいち幸せって思えるんですけど、男の人の感じる幸せって、長い視野で見てるんですかね?
クリス:男はそうでね。あと女性って気持ちが変わるとロジックが変わるじゃないですか。でも男は変わらないんですよ。
一青:そうですね。でもやっぱり、私が思う「うんと幸せ」なことを並べていったら、物事なんて反対から見たら悲しくもなったりするけど、そうやって前を向いて歩いていくことが生きることそのものだなぁって思って。だから長くみていてもそういう方がそばについていてくれればいいですよね。
クリス:でも女性の方が男より生き方が上手いですよ。
一青:あら、そうですか?(笑)

番組恒例☆ピンポンボックス

◎ カラオケの十八番は?
一青:えっ、ドリカムさんが多いですね。やっぱり自分が高校のときによく聴いていたので。あとか岡村靖幸さんとかも好きで。友達がTRFとか歌うと、みんなで踊ったり。
クリス:踊るんですか?
一青:踊ります、踊ります。ソファの上で(笑)。
クリス:誰と行くんですか?
一青:幼馴染みが多いですけど、あっ、篠原ともえちゃんと行きますね。ともえちゃんが歌を歌うのが好きなので。
クリス:彼女も音楽詳しいですよね。
一青:ともえちゃんが歌っていた「男女」って曲がよかったです。

◎今読んでいる本でおススメしたいのは?
一青:マンガなんですけど、「ブラックラグーン」だったかな?
クリス:それはラブものですか?
一青:ガンぶっ放し系です。
クリス:えっ!
一青:メイドさんが強いんですよ。メイドさんが的を倒していくんです。メイドさんって弱いイメージじゃないですか。クリス:それが強いってだけで萌えですね。

◎男に生まれ変わったらナニをしたい?
一青:えー、なんでしょう……ケンカ。
クリス:ケンカ!
一青:やられたことあります?
クリス:それは、まぁ、数少ないですけど。
一青:なんか、それで友情を強めるっていうのをやってみたいです。
クリス:それはマンガの世界です。そんなのないですよ。(笑)


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