アルバム完成！デビュー5周年の野外ライブもすぐ！マル秘トーク炸裂！


クリス：今回の曲「BUTTERFLY」ですけど、結婚ソングでゼクシィのCMソングすよね。これはCMソングとして書いたの？
カエラ：これは私のいちばん仲良しの親友が結婚することになって、歌をうたってよって頼まれたんですね。
クリス：結婚式で？
カエラ：そうですそうです。それで、これはサプライズで曲を作らねばと思って、その友達のためにプレゼントで作った曲なんです。
クリス：ホント？
カエラ：そうしたら、ゼクシィさんが、これを聴いて使ってくれたので、幸せですね。
クリス：やっぱり結婚式で歌ってって、よく言われるでしょ？
カエラ：まだ出したばかりなので、そんなにないですけど、メールとかの反響はたくさんありますね。スタイリストさんが結婚の予定もないのに結婚式で歌ってほしいとか、友達とかも式で流したいとか、ダウンロードしたよとか。
クリス：でも知らない人ならともかく、友達だと断れなくなるからこれから大変だよ。「木村カエラすぐ歌ってくれるよ！」なんて噂が立ったら大変なことになりますよ。
カエラ：ヤバいですね！でも行かなきゃ（笑）。

クリス：カエラちゃんは今年デビュー5周年、ということなんだけど、アルバム「FOCUS POCUS」は、ちょうど5周年を迎える6月23日の翌日、24日、今度の水曜日にリリースになるんだけど、デビューの日が6月23日だったの？
カエラ：そうなんです。
クリス：あっというまだね。
カエラ：あっという間ですね。ビックリしました。早いですね。
クリス：覚えてるもん。あなたが最初に番組に来たときとか、AWARDで新人として歌ってもらったときのこととか。
カエラ：歌いましたね。あのときのこととか、緊張し過ぎてなにも覚えてないですもん。
クリス：緊張してた？
カエラ：すごく緊張してましたよ。歌っているのは覚えてますけど、目の前になにがあったか覚えてないというか、真っ白ですよ。
クリス：AWARDは、まだ数本目のライヴだったの？
カエラ：そうですね。必死でしたね。最初の頃はいろんなことをばぁーっとやったので、必死で必死で。
クリス：それで5周年ということだけど、デビューからのこの5年間。歌詞の内容も女性として大人になったし…、最近、感情の起伏があんまりないんだって？
カエラ：（笑）そうなんですよね。10代のときにデビューして、ずっと詞を書いてきている中で、完全に無くなってきたなぁと思うのは、少しのことで怒ったりしなくなりましたね。
クリス：あー。
カエラ：10代の頃とか20歳ぐらいのときって、ある意味反抗期だったんだなぁっていうことを感じていて、自分の不満とか怒りとかを歌詞にするのが多かったのが、そういうのが無くなりましたね。いかに幸せでいるかってところに目がいくというか。
クリス：まあ、反抗期っていうより、パンクな時代があったんだろうね。
カエラ：ですね。
クリス：それで今は穏やかになったの？
カエラ：そうですね、穏やかなフリをしているのかもしれないですけど、穏やかになったんじゃないですかね。
クリス：それから、誰かのために詞を書くことはこれまであまりなかったということなんですけど。
カエラ：そうですね、「BUTTERFLY」もそうですけど、人に向けて曲をプレゼントする、手紙を書くような感覚で詞を書くことはあまりなかったので、新鮮な書き方でアルバムが出来上がりましたね。今までは自分の感情の変化とかに目を向けて、内面に向かって書いていたんですけど、人のことを書いているので、外を向いている詞が多くなっているというのが大きな変化ですね。
クリス：大人のアルバムに仕上がっているのかな？ひと皮むけたというか。
カエラ：そうかもしれないですね。
クリス：なるほどね。皆さん、「FOCUS POCUS」を聴いて、カエラの心に中にいったいナニが起こっているのか、どういう変化が起きているのか、妄想してください。
カエラ：（笑）そうですね。

番組恒例☆ピンポンボックス

◎ 普段の生活で幸せを感じる瞬間は？
カエラ：いっぱいあるんですけど、ベッドに入った瞬間ですかね？あと、横になれるソファーがあるんですけど、横になりながらテレビを見ていて、あー寝ちゃう寝ちゃう寝ちゃうって思いながら、寝ちゃうときが好きです。
クリス：わかります。ボクもそうですよ。あれはホントになんて幸せなんだろうって思いますよね。

◎夜寝るときに着る服は？
カエラ：Tシャツとスウェットなんですけど、KISSのロゴがバーッとたくさん入っているスウェットなんですよ。
クリス：バンドのKISS？
カエラ：そうです。だからテンションはロックな気持ちで寝てますね。子供服なんですけど。
クリス：子供服なの？
カエラ：子供服の160とかって大きいんですよ130センチとかって小学4年生とか5年生ぐらいなんですけど、だいたいそのくらいのを着てますよ。
クリス：じゃあ服を探すのは大変なの？
カエラ：いやぁ、大人の服は大変ですね。XXSとかなんで、もうパンツとかジーンズとか探すのが大変ですよ。
クリス：大変ですね。
カエラ：最近はブランドによっては小さいサイズも出ているので、そういうところで買ったりしてますけど。
クリス：けっこうマイクロだもんね。
カエラ：そうですね（笑）。

木村カエラのOH!MY RADIOが一日だけ復活！（7月6日月曜日）
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祝10周年イヤー！6年の時を経た久々のソロアルバムに迫る！


クリス：ファンの間では、椎名林檎は三部作で終わるんじゃないかって言われてたんですよね。
林檎：そうですよね。自分でそう言っちゃったんだと思います。もう出したくないって。
クリス：それでバンドやりたいって「事変」をやってきたわけですけど、またソロ名義というのは、心境の変化ですか？
林檎：そうですね。FMやられてるからわかると思うんですけど、すごいサイクルでしょ？毎年毎年アルバム出してツアーやってっていうのが当たり前で、私、「あれひとりじゃできない」と思っちゃって、誰か一緒にやってもらおうと思ったときに、いいメンバーがいたので始めたので、それで続けてきたんですけど、気付かないうちに「誰かとじゃないと」みたいなのが、だんだん無くなってきたんじゃないでしょうか。
クリス：なるほど。バンドは精神的には楽？
林檎：楽です。あとメンバーからは教育されてます。「もっと凛としろ」とか。
クリス：亀田さんからも？
林檎：亀田さんは暗にというか、直接はいわないですね。うながす感じで。
クリス：ソロ名義では、亀田さんが１枚目、2枚目をプロデュースして、3枚目はセルフプロデュースだったんですけど、今回は亀田さんは入ってないんですよね。
林檎：そういえばそうですね。だって事変でたっぷりご一緒してるから。
クリス：ずっとやってますもんね。で、今回のアルバム、すごいメンツが集まってますよね。「丸の内サディスティック」を含めて14曲入ってますけど、ほとんどの曲でそれぞれ別の方がやってますけど、それは理由があるんですか？
林檎：曲ごとにイメージしているプレイヤーに来てほしいと思ってたら、第一希望の人たちが全部来てくれてばらけちゃっただけなんですよね。この曲は適当にやっといてよ、というものではなくて、この曲だったら、この楽器でこの人がいい！という本音の第一希望の人たちということです。
クリス：非常に豪華なラインナップですよね。

クリス：とてもバリエーションに富んだアルバムですけど、レコーディングはどれくらいかかったんですか？
林檎：毎日入ってたわけではないですけど、２〜３ヶ月にわたって、プレイヤーさんのスケジュール頂ける日を待って、という感じですね。
クリス：それはかならず林檎さんも一緒に？
林檎：もちろんもちろん、全部立ち会って。
クリス：最近、データのやりとりだけで、会わない人も多いじゃないですか。
林檎：それがやれる場合もあると思うんですけど、6〜70人のプレイヤーが次々に来るときに、私は作曲だから、間違った音があったらいけないって聴く係なので。だから行かなきゃいけないんですよね。
クリス：タップダンサーも入ってますしね。タップダンサーも立ち会ったんですか？
林檎：立ち会いましたよ、もちろん。立ち会ってないってことはないです。勝手に音が入ることなんて。今までも、はい。
クリス：「三文ゴシップ」というタイトルですけど、アルバムのコンセプトってありますか？
林檎：ジャケットで表している通り、ハダカの、着飾ってないという…言うと恥ずかしですね。
クリス：ギターも肌色で、エロいですよね。
林檎：SGというギターなんです。三文ゴシップって、略すとSGなんで…。ギターのジャケットのアルバムが欲しいなぁと思ってたので。
クリス：林檎さんの世界って、いつもダブルミーニングがありますよね。ちょっと捻ってみるとなるほどね〜って。
林檎：そんな風にいってもらえると嬉しいですね。

番組恒例☆ピンポンボックス
◎セクシーを感じる瞬間は？
林檎：いきなりなに？なんだろ。ちょっと難しいなぁ。……円熟度？青いものにはまったくムラッとこないですね。男も女も。
クリス：なるほど。それじゃリンゴも青いリンゴよりも真っ赤なリンゴ？
林檎：かなぁ。腐りかけてるぐらいがいいんじゃないかしら。ちなみに男性は50歳ぐらいからが艶っぽいと思いますね。
クリス：私です。51です。
林檎：そう見えないですけど！おめでとうございます。すごいですね。
クリス：私は円熟してますか？それとも歳はとってるけど青いですか？
林檎：まだまだ腐りかけみたいな臭いはしないですよね。シメサバみたいな（笑）。

◎ 自分が強くなったなぁと思うのはどんなとき？

林檎：答えづらい質問ばかりですね。なんだろうなぁ。わかんないなぁ。
クリス：お子さんはお幾つになったんですか？
林檎：もうすぐ８歳です。
クリス：そんなに大きくなったんですね？でも母親になって強くなったっていうのは？
林檎：そういうのはあるかもしれないですね。母親になると、いよいよ女は夢を見なくなるというか、現実で生きるって感じになりますよね。夢を見るのは男の人だけがやっていいことなんだってことを知るというか。
クリス：へぇ、そうですか。ずいぶん冷めた…。
林檎：冷めてない、冷めてない。すごくいいことで、夢ではなくて、良く改善する、昨日より今日、今日より明日って考えるのが女性だって気がする。
クリス：すごい強い人って感じがしますね。
林檎：そうですか？それは嬉しいですね。

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