2007年12月02日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : ピストン西沢


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番組1000回記念スペシャル!!
実はTOKIO HOT 100初期ディレクター、ピストン西沢さん登場!
今だから話せる番組秘話、裏話、内緒話が続出? 乞うご期待!


クリス:クリス・ぺプラーがお届けしているサッポロビールTOKIO HOT 100千回記念スペシャル。それではここで千回記念にふさわしい特別ゲストをご紹介しましょう。この方です!
ピストン:ピストン西沢と申します。どうも、ご無沙汰しております。
クリス:真黒じゃないですか。
ピストン:ちょっと遊びに行ってたもんですから。ラジオで見えない話をしないように。
クリス:ハワイ焼けでうらやましいですね。オレ、この3年ぐらい海外に行ってない。
ピストン:えー?昔、オレがこの番組のディレクターやってた時は、年中チンチンジャラジャラ、ラスベガスに行ってたじゃない。っていうか、もう千回なんですか?びっくりですよ。
クリス:そうなんですよ。で、何を隠そうピストンは、この番組のディレクターの初代?二代目?
ピストン:二代目っていうか、なんて言ったらいいかわからないんですが、入れ替わり立ち替わりの中で、頭の二年目から五年目ぐらいを担当してたんですよ。
クリス:89年から94年をやってたんですよね。
ピストン:クリスさんにはホントお世話になりましたよ。日テレの野球中継の副音声の仕事とかね。
クリス:やりましたね。
ピストン:それからコシノ先生のファッションショーの仕事とか、たくさん頂きましたよ。
クリス:いろいろ営業してましたね。
ピストン:ホント感謝しております。
クリス:もう、稼ぎどきでしたからね。バブルも終わる寸前で、ウワァッと掻きいれ!みたいな感じでしたもんね。
ピストン:あそこで踏ん張ったから、今まだちょっとあるんですよ。
クリス:あのときが一番ね…。
ピストン:こんな話でいいんですか?千回って。
クリス:十分だと思います。
ピストン:僕んときで確か、400回とかあったんですよ。200回だったかな?こんなに続くなんてすげえなぁっていってたんですけど、千回ですよ。クリスさん、目がうつろですよ。
クリス:千回って言葉聞くだけで、うつろになる。
ピストン:だからクリス・ぺプラーという男の、いちばんいい時間、日曜日といういちばんの時間を千回分捧げたんですよ。
クリス:捧げましたよ。私の人生を振り返れば、J-WAVE TOKIO HOT 100ですからね。私がもっともエネルギーを集中しているのが、この番組ですよ。
ピストン:クリスさん、戒名つくかどうか知りませんが、HOT 100ってどこかに入れた方がいいですよ。
クリス:「熱い」と「百」とね。
ピストン:それぐらいの権利はある!

ピストン:初期の頃なんて、今と違ってインターネットがなかったから情報がなくて、レコード会社から送ってくる資料が、南米のやつとかだと読み方がわからなくて、「クリスさん、これ何て読むの?」ってきくと「わかんねぇ」っていってそのままやってたんだよね(笑)
クリス:けっこう適当に。
ピストン:今だから言うけどね。
クリス:だって読めないんだもん。
ピストン:「シー・シー・ペニストンって、ピストン、これホントにペニストンでいいの?」「ペニストンっいってたよ」「だってペニストンだよ!」(笑)
クリス:(笑)でもピストンがこの番組に最初に関わったのは、フラッシュを作ってたんだよね。
ピストン:そうそう「ビキューン」みたいな。今使っている音も、俺が作った音が多いんだけど、そういうのを作ってたときに、「オレもディレクターやりたいな」っていったら、「やらしてあげるよ」っていわれて、いつの間にかやってたんですよ。ホント最初の頃はすいませんでした。
クリス:DJやってたんだよね。
ピストン:クラブDJやってて、レコード回してて、その前はバンドやってたから、「音楽の仕事したいな」ってことで放送局に入ったんだけど。
クリス:昔、デビューしたんだよね。バンドかなんかで。
ピストン:ちょっとだけね。
クリス:これも知る人ぞ知る情報ですけど。
ピストン:自分だってアメリカ軍のなんかでベースかなんか弾いてたじゃない。
クリス:いやいやいや、高校の頃はデビューの話もいろいろありましたよ。
ピストン:でもね、ホントに俺が覚えているのは、この番組で、クリスさんが半年で二回も遅刻しやがりまして(笑)。
クリス:あー、そんなことあったっけ?
ピストン:あったよ!それで一回目は俺がしゃべったんだよ。J-WAVEデビューですよ。
クリス:違う違う。一回目は携帯でクルマから。
ピストン:違う、それは二回目。
クリス:二回目だっけ?
ピストン:そう、一回目の反省を踏まえて、二回目は電話で出てもらったんだもん。
クリス:なるほど。
ピストン:それでその一回目の最初にしゃべったの、いまでも覚えてますよ。「みなさんこんにちは、クリス・ぺプラーです」っていったんですよ。似てるかな?って思って。……似てないね。
クリス:似てなかった。でもそれはラジオ的には美味しいよね。全然違う人の声が出てくるんだもん。
ピストン:いや、俺だって出たくて出たわけじゃないから、スタジオの外には編成の人や営業の人やいろんな人の顔が見えてたし…。
クリス:まあ、いろいろありますね。
ピストン:でも、そのおかげで、J-WAVEでしゃべれるようになったんだよ。
クリス:そう、あれがきっかけなんだよね。
ピストン:ホント、ありがとうございます。
クリス:あのときは私、失恋の真っ最中で、長らく付き合ってた人と別れてしまいまして。
ピストン:12時50分に電話かけたら、家で寝てたんですよ。
クリス:そうそう、村上(AD)が、「アハハ、クリスさん、なにやってんですか」って電話してきて、笑ってるから一時間ぐらい前かなって思ったら、「今、12時55分ですよ」って。もうビックリですよ。
ピストン:あれはよく覚えてますね。あと覚えているのは、リセット・メレンデスが来てね、どんな人かなって思ってたら、入ってきたときにズボンが半分落ちてて、パンツが半分見えてるんですよ。見えてたでしょ?
クリス:うん。
ピストン:で、クリスさんは言わなかったけど、オレはガン見でしたよ。クリスさんはチラ見してましたけど。
クリス:まだローライズのパンツを見せてもいいっていう時代の前の話だったからね。ただあいつ、だらしないだけだったんでしょ。
ピストン:っていうか、「パンツだぁ。外タレのパンツ見た」って。あれはよく覚えてますよ。

ピストン:でもリセット・メレンデスはJ-WAVEが作ったヒット曲だったよね。そういうのいっぱいあったよね。
クリス:影響力、ありましたよね。だってJ-WAVEって言葉、開局のあと、流行語の候補になったでしょ?
ピストン:中山美穂もドラマ撮りに来てたでしょ?DJ役で。
クリス:来てた。それはそれは時代の最先端だった。
ピストン:ラジオのDJってカッコよかったですからね。
クリス:それも気付けば、もう千回。20年ですよ。
ピストン:涙ながらに話してますよ。
クリス:だってピストン、そのころまだ毛があったもんね。
ピストン:ありましたよ。毛なんかボウボウでしたよ。
クリス:昔の写真が事務所に飾ってあるんだけど、ピストン、毛があるんだよね。
ピストン:毛どころか痩せてるしね、カッコよかったよ。
クリス:そうそうそう、若いころはね。今はいいキャラですけど。
ピストン:(笑)スティーヴィー・Bの「BECAUSE I LOVE YOU」って曲が俺がディレクターやってた頃にすごくかかってて、毎週、イントロ書くのがつらかったんだ。
クリス:ネタがなくてね。
ピストン:イントロが30秒あるんだけど、曲がだるいし、大っきらいなんだよね、この曲。これと「YOU ARE BEAUTIFUL」が大っきらいなんだよ、今だに。
クリス:ジェイムス・ブラントの。なんか似てるよね。いい意味で女々しい曲。
ピストン:そうそう、かなり女々しい。
クリス:そういうのはかなりつらいと。
ピストン:つらい。チャートの番組だから毎週紹介するんだけど、いうことないよね。ホイットニーの「エンダイ」も流行ったけど、バブルの頃だったから気持ちに余裕があったんだよね。でも「エンダイ」はイントロがなかったから楽だった。
クリス:11週間連続ナンバーワンですよ。今でも連続記録ですよ。でも曲がかかると走馬灯のように当時のことが思い出されますよね。でもあの頃は、毎週どこかに1〜2曲、ハードな曲を必ず入れようと頑張ってましたよね。
ピストン:ハードロック好きだったから。
クリス:ハードロックかかるとスタッフがソファの上でバンバンとび跳ねたりして。
ピストン:スタジオがいちばんホットだったもんね。

クリス:ピストンはSWVのことを「スワァーブ」っていってたよね。
ピストン:あー、誰かに聞いて…、兵隊に聞いたんですよ、当時、俺がDJやってた時にクラブで。
クリス:それは兵隊に苛められただけなんじゃない?
ピストン:そうかもしんない。そうかもしんないけど、そういうの今だから言うけど、たくさんあった。
クリス:ウルトラナテ(ULTRA NATE)を、うちらウルトラネイトっていってたもんね。読み間違い多い!
ピストン:インターネットの普及でホント助かりましたもん。
クリス:昔は原稿、手書きだったもんね。それから話変わるけど、ADもいろいろ出世しましたよね。
ピストン:どんな人がいましたっけ?
クリス:たとえば、バカボン鬼塚とか。
ピストン:バカボン鬼塚はこの番組ついてましたね。
クリス:今はDJになって某局で看板になってますけどね。でも始まったころはまだ昭和だったじゃないですか。だからかなりストイックでしたね。チョンボしたADには、体罰はなかったけど…。
ピストン:体罰でしたね(笑)。
クリス:体罰まではいってないですよ(笑)。
ピストン:パワハラのパワハ、ぐらいまではいってましたよ。パワハラなんて言葉なかったけど。
クリス:なかった。
ピストン:でも間違えるのがいけない(笑)。やっぱりこの番組は魂でやる番組ですから、曲名とか間違えてたら、耳の中を赤く塗られるのは…。
クリス:そりゃそうですよ。それから前はTOY’S FACTORYで、今はキリンジのところの社長をやってる柴田なんかもね、チョンボがちょっと多くて、黒のぶっとい油性ペンで、顔塗ってたもんね。
ピストン:ひどい!ひどいことしてますね。それ俺じゃないでしょ?
クリス:いや、ピストン時代ですよ。で、かわいそうに柴田さぁ、翌週の日曜日に来てみたら、まだ顔に残ってるの。ガリガリに書いたから、一週間残ってた(笑)。それからしばらくして辞めたもんね。
ピストン:そういうこともありましたよね。

ピストン:あとどんなことがあったかというと、ACE OF BASEの「THE SIGN」っていう曲が一位になって、一位の曲は最後にかけるじゃないですか。で、ADが「(4時)50分にかけてください」っていうから、50分ごろにかけたんですよ。そしたらADが「6分早かったです」って。
クリス:6分早い!時間計算間違えたんだ。
ピストン:それでこの曲3分ぐらいしかない曲なのに、2枚CD使って7分の曲にしたんだよね。二番が5回ぐらいかかってたもんね。そういう今だから言えることいっぱいありますね。
クリス:ありますね、あとあえて名前は伏せておきますけど、革パンのADが(笑)。
ピストン:(笑)ハードゲイでしたよ、あいつは。
クリス:あのADが、当時まだテレコ(テープレコーダー)の時代で、曲を流していたときに、その革パンがなんとそのテレコを止めちゃったんですよ。
ピストン:放送事故ですね。
クリス:放送事故ですよ。それでそいつに「なんで止めたんだよ」っていったら、「魔が差してしまって」って。ホントに「魔が差す」ってことがあるんだなって。なんとなくわかりますよ。回っているものを止めたい、ビルの高いところ行くと、飛んだらどうなるのかなって考えますけど、あいつ、止めましたからね。
ピストン:昼間に4時間も生放送やってれば、なにか起こりますよ。
クリス:魔が差すってね〜。
ピストン:あとスタジオにいったら、勝山が知らない女の子二人を「クリス・ぺプラーに会わせてやる」って連れてきてて(笑)。
クリス:勝山!
ピストン:あの子たち誰?って聞いたら、「クリスさんのファンです」って、「お前ふざけるな!」って。

ピストン:まあでも東京の音楽の歴史を作ったということでいえば、クリス・ぺプラーさんは偉い。
クリス:いや、それをやってくれたピストンさんがいてくれたから。
ピストン:僕はほんのちょっとの歴史しか関わってないですけど、洋楽を近くしましたよ。洋楽が遠かった80年代、90年代に、それをチャートにして毎週、「どれが売れてんだよ」って教えるっていうのはすごく大事でしたよ。
クリス:そうね。でも今はずいぶん音楽の聴かれ方も変わりましたよ。J-WAVEがひと役買ったんでしょうね。渋谷系って言葉も、もしかすると81.3がなければ生まれてなかったかもしれない。
ピストン:J-POPって言葉も、J-WAVEが作りましたからね。
クリス:J-WAVEは言葉、いっぱい作りましたからね。ナビゲーターって言葉もJ-WAVEの言葉だし。
ピストン:俺の子供時代には、アメリカのビルボードってチャートのコピーを持ってるのが流行ってたんだけど、俺が仕事するようになってからは、TOKIOのチャートを持っている人がホント、多かったですよね。
クリス:ホントに?
ピストン:当時は六本木のWAVEがかっこいいCDショップでしたけど、そこでTOKIOのチャートを持ってCD買ってる人見ると、「俺が推した曲買ってるよ」って、ちょっと世の中動かしてるなって気になりましたね。もちろん今でも新しい曲を仕入れるにはいいカタログですよ。

クリス:どうですか、初期のディレクターという立場から、ピストンから番組に対してひとこと。
ピストン:この番組は東京の音楽シーンを作ってきて、クリス・ぺプラーという人は、その音楽を紹介してきたわけで、このままずっと死ぬまでやってくれ(笑)。
クリス:はい。
ピストン:日曜日はあげない。日曜日は欲しいんですか?
クリス:ピストンは日曜日が欲しいから辞めたんでしょ?
ピストン:レース(自動車)やりたかった(笑)。今だからはっきりいうけど。
クリス:僕なんか歩行者天国がなくなったのも3〜4年前まで知らなかったですもん。世の中の日曜日にどんなことが起きてるのかわからないんですよ。
ピストン:クリスさん、世の中の日曜日って、楽しいんですよ!
クリス:ホントですか?
ピストン:ここにいるとわからないと思いますけど、ものすごく楽しいんですよ。
クリス:じゃあ、ラジオを聴く人がもっともっと減ったら、辞めます。ワッハッハ!
ピストン:(笑)そんなことはいわせません。死ぬまでやってください。クリス・ぺプラーに拍手!照れくさいよね、クリスさんと今さらこんな話するの。
クリス:ホント、今日はどうもありがとうございました。
ピストン:これからもいい友達、いい先輩でいてください。


ピストン西沢さんの声は、平日夕方のGROOVE LINEでチェック。






Guest : DJ OZMA


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インターナショナルに活動する、日本一のパーティ野郎!
DJ OZMAが、1000回記念のスペシャルゲストで登場!

クリス:クリス・ぺプラーがお届けしているサッポロビールTOKIO HOT 100千回記念スペシャル。それでは今日のめでたいゲストをお迎えしています。パーティーピーポーのこの方です!
オズマ:どうも、DJ OZMAです!
クリス:はい、お越し頂きましてありがとうございます。
オズマ:いや〜、おめでとうございます。
クリス:1000回ですよ!
オズマ:すごいですね!大した物ではないですが、おめでとうのお花です。
クリス:ありがとうございます。素敵な蘭ですね。
オズマ:それと、これは私がデザインしたパンツです。
クリス:おー、素晴らしい。パリス・ヒルトンにプレゼントしたやつですか?
オズマ:はい、そうです。
クリス:パリスとタメですからね。不思議ですねー。はいてはいてみましょうか…、これはヒョウ柄ですね。
オズマ:はい。でもよく見てみるとキノコになっているんですよ。
クリス:あっ、なるほど。ちゃんとポーチのところもモッコリしてるんですね。なかなか素敵なプレゼントをありがとうございます。これはパリスもはいたんですかね?
オズマ:きっとはいたと思うんですけど。
クリス:パリスのパンツもポコッとなってるの?
オズマ:はい、いちおう男女兼用なんで。
クリス:パリスはどうでした?
オズマ:この間たまたまパーティーに遊びに行ったら、ステージの上で「パリスにひと言声をかけてくれ」なんて言われたもんですから、うっかり出ちゃったんですけど…、その後にパリスが六本木に行きたいと言っていたので、夜のアテンドを頼まれたんですよ。
クリス:アテンドしたんですか?
オズマ:はい、みんなでご飯を食べに行きまして、非常にお寿司が好きみたいで、そこにはいろいろな鉄板焼きがあるんですけど、「お寿司がいい」って、ずっと寿司バーの方に行ってしまったり、たまにお寿司を持ってきて我々と同じ鉄板焼きを食べてみたりとかしていましたね。それでその後に、パリスがクラブに行きたいって言うので六本木に行ったんですよ。それでドンドン人が集まってきたりして。
クリス:それはそうですよ(笑)。やっぱりパリスは朝まで踊りっぱなしなんですか?
オズマ:踊りっぱなしでしたね。だけど意外と足が太いってことが判明したんですよ。
クリス:太い?
オズマ:足がすごい太いんですよ!
クリス:すごい太いんですか?
オズマ:だから日本の女の子には、もっと自信を持って欲しいですね。細いけれどセクシーポイントはいい感じにムッチリしてるんですよね。
クリス:ニッキーは一緒に来ていたんですか?
オズマ:ニッキーも一緒に踊りまくってましたね。でも面白かったですよ。X JAPANのYoshikiさんがパリスをプロデュースしてるみたいで、パリスに「Yshikiを知ってるか」って聞いたら「彼は仲の良い友達だから、知っているなら呼んでくれって」って言われちゃいまして…「え〜っ!」て思ったんですけど、いちおうYoshikiさんに電話しまして…。
クリス:電話したんですか?
オズマ:はい。そしたらYoshikiさんが「パリスに愛してるよって言っておいて。だけど俺が行くんじゃなくてお前が来いって言っておいて」って言われまして。それで、パリスとYoshikiさんの「おまえが来い、おまえが来い」の板挟みにあいまして…、でも結局Yoshikiさんが折れて、本当に来たんですよ。
クリス:来たんだ!凄いメンツだね!DJ OZMAオーガナイズ、パリス・ヒルトン、スペシャルゲストYoshiki!
オズマ:凄かったですよ、言えない事がいっぱいで!
クリス:あー、そうなんですか。
オズマ:お話したい事はたくさんあるんですけど、なかなか電波に乗せれない話でして。さすがお騒がせですよ。
クリス:パリスもお前科がありますからね。
オズマ:日米お騒がせ対決とか言われましたけど、今回は米国に軍配があがりましたね。
クリス:さすがアメリカはやる時はやるぞって感じですね。
オズマ:かなわないですね〜(笑)
クリス:でも結構良い人ですよね。
オズマ:はい、良い人でした。
クリス:実はすごい気を遣う人なんですよね。

クリス:それで本日はTOKIO HOT 100 千回目の放送なんですが、OZMAさんは20年位前は何をしていたんですか?
オズマ:多分喋り出した頃じゃないですかね?2歳位ですよ。
クリス:2歳位…ウソつけ!(笑)
オズマ:ハッハッハ!1987年ですよね〜。何してたかな?光GENJIがデビューした頃ですよね。僕がステージへの憧れを持ったのは光GENJIがきっかけですからね。僕が小学校の5年生だった時に初恋の女の子の机の上に光GENJIの下敷きが置いてあって、それが気になって自分で調べてみたら夢中になっちゃったんですよ。
クリス:なるほど。でもそういう人は多いですよ。
オズマ:あと、チャゲ&飛鳥の才能がいっきに開花した頃でもありますよね。出す曲、出す曲すごく良かったですし、今も僕が音楽を作る時にどうしても飛鳥涼のメロディーを追ってしまうところがあるんですよね。
クリス:それだけ大きな影響を与えられた訳ですね。それに小さい時の刷り込みは一生消えませんからね。
オズマ:そうですね。

クリス:それで今度の水曜日に、セカンドアルバム「I LOVE PARTY PEOPLE 2」がリリースされるわけなんですが。
オズマ:はい、全15曲入りでDVDも8曲入っているという、ボリューム満点な作りになています!
クリス:今回のアルバムは振り幅が広いというかいろんな曲が入っていますよね。でもやっぱり、基本的には盛り上げソングなんですよね。
オズマ:そうですね。とりあえずテーマはアゲアゲです!
クリス:乙女なハウス系ですよね。
オズマ:はい。一番好きなのはこういう世界観なんですよね。非常に楽しく作れました。
クリス:すごくラジオフレンドリーな曲ですよね。
オズマ:ただただ自分のイメージだけで作った曲なんですよね。
クリス:それでいいんですよ。歌詞の中に「パトロール」という言葉が入っていますが、OZMAさんといえば夜のパトロールですよ。上海のライヴが終った後にもパトロールを行ったんですよね?
オズマ:そうですね。結構忙しくて、なかなか遊びに行けなかったんですよ。このまま帰ったらDJ OZMAの名がスタると思いまして、全部の仕事が終わった後に滞在を1日延長したんですよ。それで遊びに行ったんですけど…、上海は熱いですね〜!
クリス:どんな風に熱いんですか?
オズマ:クラヴもいっぱいあるんで遊び方もたくさんあるんですけど、僕らが行ったところは注射器カクテルっていうのが流行っていましたね。バケツに注射器が何本も入ってるものが回ってくるんですけど、それを男女が口の中を目掛けて打ち合うんですよ。だいたい180本位回しましたね〜。もう意識が飛ぶくらい滅茶苦茶でしたね。
クリス:会話とかはどうだったんですか?
オズマ:基本的には通じてたと思いますよ。ニイハオとウォーアイニーぐらいしか使ってなかったですけどね(笑)。
クリス:まぁそれで十分かもしれないですね。
オズマ:ホントにそれだけで十分ですね。あとは、まぁ電波に乗せられない楽しみもございまして。
クリス:あー、またですか。
オズマ:魔都・上海は燃えていますよ。
クリス:なるほど。上海の若者達はどうなんですか?
オズマ:やっぱり格差が始まってるというか、裕福で教育をたくさん受けてる子達と、一人っ子政策で戸籍が無い子とかの差は感じましたね。あとは「香港人」「マカオ人」「上海人」とかの中でも人の関係性みたいなモノがあるんですよ。
クリス:ライバル意識みたいなモノですか?
オズマ:そうですね。ビルの建ち方も、流行りの移り変わりも、そういうスピード感に表れていますね。

クリス:さてここで、毎年12月恒例の企画があります。今月からゲストに来て頂く方々にクリスマスの思い出のエピソードを伺っていくんですが、DJ OZMAさんにとってクリスマスは大事なイベントですか?
オズマ:そうですね。せっかくみなんで集まれるいいタイミングですからね。でも女の子と二人で過ごした事は滅多にありませんでしたね。でも、1度だけクリスマスの日に愛の告白を受けた事があるんですよ。
クリス:おー、受けた!それで承諾したんですか?
オズマ:僕も好きな子だったんで、その日に成立しました。
クリス:そうですか。
オズマ:アレは忘れられないですね。大きなパーティが終った後にみんなで移動しようって事になったんですけど、その彼女がエスケープしようって言ってきて、深夜の原宿を歩いて僕の引っ越したての家へ行ったんですよ。本当に何も無い部屋で、あるものと言えば段ボール箱と、小さなストーブだけだったんですよ。そのストーブの光にあたりながら二人で過ごして、朝方に「好き」って言われて…ドキッとしましたねー!
クリス:素敵な話じゃないですかー。何にもないけどあるのはラヴだけって事ですね。
オズマ:忘れられないですね。
クリス:本当にその情景が見えてくる様ですよ。何もないからこそクリスマスの気分が深まったのかなと思いますね。


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