2007年07月29日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : MONKEY MAJIK


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西遊記の主題歌で雄叫びを上げる猿軍団が、クリスと仲良しトークを繰り広げます!


クリス:サッポロビール・TOKIO HOT 100。本日のゲストをお迎えしましょう。MONKEY MAJIKからDICKさんとMAYNARDさんにお越し頂きました。MAYNARDは番組は一年ぶりだね。
MAYNARD:そうですね。でもこないだ乾杯しましたね。
クリス:他所でね。でもMAYNARDはどんどん日本語が上手くなっていくね。
MAYNARD:ありがとうございます。
クリス:やっぱりプロモーションで頑張ってるからかな。
MAYNARD:そうかもしれない。結構業界用語とかも覚えてきました。
クリス:そういえば、われわれ、普段は日本語で喋ってなかったね。
MAYNARD:英語ばっかだもんね。逆にクリスが日本語上手いねって感じ(笑)。
クリス:そうだね、MAYNARDと日本語で喋ったのは初めて会ったときくらいだもんね。そしてDICKなんですが、DICKはJ-WAVE初めてだけど、高いところにスタジオがあるというのはどうですか?
DICK:気持ちいいですね。
クリス:ニューアルバムのジャケットは馬ですけど、なぜ?
DICK:なんとなくですね。木村さんていう、東京事変とかスピッツとかのデザインをされてる方に依頼したら、何パターンか返ってきたんだけど、4人の一致した意見が「馬」だったんですね。インパクトがあって、スリルなイメージがあって面白いかなと。
クリス:なるほどね、馬もすごく綺麗ですよね。空模様のストッキングを被っている様な、なかなかシュールな仕上がりですね。で、このアルバムはMONKEY MAJIKにとっては、インディーズも含めて4枚目のアルバムだけどかなりの自信作の様ですね?
DICK:ホントに今までのベストって感じですね。
クリス:スタイルが確立されてきたよね。MONKEY MAJIKスタイルっていうのが。
DICK:そうかもしれない、今までの作品より、幅が広くなったと思います。
MAYNARD:4人のコラボレーションの核が固まってきたというか、見えてきました。
クリス:4人の個性がくっきり現れている印象ですね。そのMONKEY MAJIKの核なんだけど、R&Bっぽい要素があったり、ウェストコースト的な雰囲気があったり、すごく流れが綺麗に出来ている1枚ですよね。
MAYNARD:ありがとうございます。
クリス:そしてこのあいだはm-floのライブにも出演されて。
MAYNARD:すごいラインナップでしたね。もうビックリした!CHARAさんとかBONNIE PINKさんとかいて、緊張した。
クリス:何で?
MAYNARD:好きなアーティスがたくさんいたので。
クリス:それはアーティストとして好きなの?
MAYNARD:アーティスとしても好きだし....、かわいいですよね(笑)。
クリス:誰が一番好きなの?
MAYNARD:BONNIE PINKさんですね。
クリス:彼女は色っぽいもんね。
      
クリス:MONKEY MAJIKの魅力っていうのは、日本人の琴線に触れる楽曲でありながら、日本のソングライターとはちょっと違うんだよね。DICKは彼らの音楽をどう感じますか?
DICK:作っているときは感じないんだけど、後で考えるとカナダのアーティストはメロディーを大事にする印象がありますね。
クリス:なるほど、日本人のツボをつきながらもインターナショナルな感じもあるよね。
DICK:日本人とか関係なくて、誰にでもわかりやすいものなのかなって思っています。
MAYNARD:僕は日本に10年以上住んでいて、演歌もポップスも聴いているから、日本人的なものもあると思います。
クリス:MONKEY MAJIKはカナダ人2人・日本人2人の異文化バンドなんだけど、お互いに理解出来ないところとかある?
DICK:カナダ人なのか、プラント兄弟なのかはわからないんだけど、小さい言い争いが多いですね。
クリス:例えばどんな?
DICK:これは俺のコーヒーだ!いや俺のだ!みたいな。
クリス:それで喧嘩になるの?
MAYNARD:クリスは弟とそういうことない?
クリス:ないよ、大人だもん。
MAYNARD:弟とはほぼ毎日いるから、やっぱりぶつかるよね。
クリス:仕事はどうなの?
MAYNARD:お互いにリスペクトしてるから大きな喧嘩は無いけど、アレンジの部分でよく口論になったりするね。
DICK:そういう喧嘩はクリエイティブでいいんだけどね。


番組恒例★ピンポンボックス

◎西遊記の中でなりたいのは?あなたが天竺へ旅に出るなら誰がいい?
DICK:三蔵法師ですね。力をもっているのは彼なんで。あの輪をBLAISEにかけたいですね。
クリス:やっぱりキャラ的にいうとBLAISEが孫悟空だよね。

◎とっておきの仙台名物は?
DICK:最近MONKEY MAJIKの中でブームなのが「喜久福」の抹茶クリーム大福ですね。これは日持ちがしないので、なかなかお土産でもって来れなかったんだけど、最近関東でも売っていることを知ったんですよ。でもなぜか、こっちでは名前が違って「いっぷく」っていうんだけど、良かったら試してみてください。

◎イライラした時のあなたの気分転換方法は?
MAYNARD:散歩ですね。今日もリラックスしようと思って西麻布から渋谷まで歩いて....。でも東京って散歩する場所じゃないよね。今Tシャツがすっごいウェットになっちゃて、すごい蒸し暑くて仙台とは違うよね。
クリス:でも東京って意外に緑が多くて、神宮とか結構綺麗ですよ。住宅街でも緑の多い所があるし。
MAYNARD:じゃあ今度紹介してください。朝まで遊んで、それから散歩しましょう。


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Guest : JUSTICE


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FUJI ROCK終わりで東京直行!前日深夜のライブの興奮をダイレクトに持ち込んで、
注目のクラブユニット!JUSTICE(ジャスティス)が生登場!


クリス:クリス・ペプラーがお届けしております。J-WAVE サッポロビール・TOKIO HOT 100。それでは今日、フジロックからお越しのお客様をお迎えしましょう。昨日の夜中、2時過ぎにレッドマーキーに登場して、そのままぶっ通しで東京に帰ってきました。だれかコーヒー持ってきて!(笑)自己紹介をどうぞ!
グザヴィエ:ハイ!JUSTICEのグザヴィエです。
ギャスパール:ギャスパールです。
クリス:ようこそいらっしゃいました。昨日は何時まで?
グザヴィエ:自分たちのショウが終わって、DEX PISTOLSが終わるまでいたよ。
クリス:朝までいたんだよね。それで初めてのフジはどうだった?
ギャスパール:初めてだったけど、最高だったよ。アメージング。
クリス:日本でプレイすること自体が初めて?
ギャスパール:いいえ、昨年の朝霧ジャムに出たよ。
クリス:日本のお客さんは、海外と違う?
グザヴィエ:やっぱりちょっと控えめだと思うよ。でもノッてくるとハッチャケルよね。ヨーロッパのお客さんは、ずっとテンションが高いのに対し、日本のお客さんは、起伏?緩急があるよ。そういうところが正直でいいと思う。
クリス:そうなんだ。それで夕べのステージ、舞台の袖に、ケミカル・ブラザーズやリリー・アレン、それからスペース・カウボーイ、シミアン・モバイル・ディスコらが観に来てたそうだけど、しゃべった?
ギャスパール:ホント?それは知らなかった。
グザヴィエ:ケミカルのトムとエドには、本番の前に話したけどね。
クリス;彼らの経歴に触れたいんだけど、もともとダフトパンクのマネージャーが彼らを発掘し、今やフランスを代表するエレクトロデュオに成長したわけですけど、ステージを見ると、「十字架」をモチーフにしていることが多いよね。
グザヴィエ:あれはマインドとスピリットを垂直で表してるわけだけど、そのへんのことはいいよ。
クリス:OK。じゃあ音の話だけど、JUSTICEの音は、とてもアグレッシヴな音だよね。
グザヴィエ:もう、ずっと長いことやってるから、高域の音がよく聴こえなくて、ブリブリな音でいってるんだ(笑)。
クリス:(笑)二人の役割分担は?
ギャスパール:いわゆるエレクトロニックで、コンピュータを使っているから、特に役割分担はないんだけど…。交互に作品を作っているかな?
クリス:二人の共通点は?
ギャスパール:そうだね。強いてあげると、「やりたくない音楽」というものだけは、共通しているかもね。

クリス:夕べのレッドマーキーはパンパン。その周囲も含めてすべてがフロアになってたけど、ステージにはダンサーも登場してたね。
グザヴィエ:あれは自分たちの演出じゃないんだ。
クリス:ええ、そうなの?
グザヴィエ:日本の皆さん!夕べのダンサーは自分たちのダンサーではありませんよ。
クリス:へぇ、新事実です。ちょっと不本意そうだけど、まあそこはおいといて、日本の観客はつかめた?
ギャスパール:それはバッチリだったよ。

クリス:話は変わるんだけど、二人はグラフィック・デザイナーだったんだって?
グザヴィエ:そう。僕はまだ学生で、ギャスパールがフリーランスのデザイナーだったんだ。そして共通の知人が紹介してくれた。
クリス:それが音楽をやるようになったのは?
グザヴィエ:ふたりともグラフィック・デザインをやめて、音楽を始めたんだ。
クリス:ホント?それまで音楽はやってなかったんだ。それが何年前?
グザヴィエ:4年前。
クリス:4年でここまで来たんだ。すごいよね。
ギャスパール:音楽初めてって、高校でバンドとかはやってたけどね。

ディスコオペラというコピーをつけているけど?
グザヴィエ:聴いてもらうとわかるけど、組曲的な構成になってて、シアトリカルでドラマティックにまとまってるんだ。だからディスコ・オペラ。
クリス:なるほどね。で、今日、明日の日本での予定は?
グザヴィエ:しゃぶしゃぶ?今日も明日もしゃぶしゃぶだよ。しゃぶしゃぶが好きなんだ。あとトロの刺身。
ギャスパール:お好み焼きもおいしいよ。


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