2007年05月27日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : WISE


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ラップのスキルは日本一!?業界がもっとも注目するアメリカ育ちのニューカマー。
FROM TERIYAKI BOYZ......WISEがスタジオに登場!

クリス:さて、今日一組目のゲストをお迎えしています。2月のTOKIO HOT 100 AWARDではお世話になりました。ありがとうございました。今年デビューのこの方です。
WISE:どうもWISEです。
クリス:はい、TOKIO HOT 100 初登場です。MC暦は11年、TERIYAKI BOYZとしても活動しています。仲間はこれまでこの番組によく出ておりますが、ソロでメジャーデビューしてどのくらいなの?
WISE:今年の2月に「Shine like a star」でデビューしたので...。
クリス:じゃあまだ4ヶ月ぐらいだよね。でもレコーディングアーティストとして活動してたのはどれくらいからなの?
WISE:それはもう7年くらいになりますね。
クリス:随分時間かかったね。
WISE:そうですね。でもメジャーにそんな執着がなくて、仲間内のイベントが楽しくて、そっちに力を入れてたんで。
クリス:なるほど。そして今年のTOKIO HOT 100 AWARDでは、注目の新人としてパフォーマンスを披露してもらいましたけど、あとけっこういろいろなパーティとかで会ったりしてるよね。なんかWISEが「クリスさんが冷たい」って言ってるって聞いたんだけど、そんなにオレ冷たい?
WISE:イヤ、あのぅ、結構前の話なんですけど、COACHのアフターパーティで、ちょっとお酒入ってていい感じになってて、クリスさんの前でクリスさんのモノマネしちゃって、僕としてはリスペクトを込めてやったつもりなんですけど、そのときに失礼なことしちゃったかなって。
クリス:全然、全然。全然大丈夫ですよ。気にしてないですよ。僕は人見知りなんですよ。多分、キョトンとしていたかもしれないけど、大丈夫ですよ。ハハハッ!人見知りの奴に限ってアツい奴ですからね(笑)。で、実は過去にJ-WAVEのオーディションを受けたことがあるんだって?
WISE:オーディションじゃなくて、デモを録っただけだったんですけど、TERIYAKI BOYZでJ-WAVEに出演したときに、「もし興味あったらDJをやってみない」みたいな感じで誘われて、興味本位で行ったんですけど、けっこうイチからデモを録りました。
クリス:どうですか?ラジオのDJっていうのをやってみて。
WISE:普段聴いていたクリスさんの感じを自分流にやってみたって感じだったんで...。
クリス:あー、そこでも俺のモノマネをしたんだ?
WISE:させて頂きました。
クリス:なるほど、そうですか。忙しいと思いますけど、時間があったらそういうのもやってみてはいかがでしょうか?それでは、我々ナビゲーターはイントロのせに命をかけてやっているんですが、今日はWISEには、自分の曲にイントロをはめてもらいましょう。
WISE:ハードル高いなぁ。
クリス:そんなことないよ。ラッパーなんだから、ラップの方が難しいよ。
(イントロかかって)
WISE:「親への感謝の気持ち、そして仲間達。支えてくれた人達に送るこの曲。WISEでTHINKING OF YOU」

クリス:はい、WISEに「イントロのせ」をやってもらったんですけど、良かったんじゃないですか?間の使い方がね。ほんとだったらギチギチに埋めたいところをうまく間を取りましたね。
WISE:かなり緊張したんですけど、何とか。
クリス:曲の言わんとしていることを、言葉少なく説明したかなって感じですけど。さて、WISEは日本のヒップホップ界でラップのスキルもピカイチという定評があるそうなんですけど。
WISE:あるんすかね?
クリス:けっこうそれはよく聞くよ。すごくうまいって。
WISE:それは言い切れないかもしれないんですけど、でもそういってくれる人がいるっていうのはすごく嬉しいです。
クリス:WISEが目標にしてたラッパーは誰なの?
WISE:すごく多いですね。コモンだったり、カニエとかもすごく好きだし、アレステッドのスピーチとか、結構幅広くいろんな人好きですよ。
クリス:奥行きのあるリリックが好きなんだね。それからWISEは歌詞の中で英語が占める割合が多いよね。バーバルより多いんじゃない?
WISE:多いかもしれないですね。けっこう一曲を自分一人でやるんで、そういう割合は考えないで、気持ちよくハマルものだけを選んだらこうなってたっんですけど。
クリス:なるほどね。どうやって日本語と英語を使い分けてるの?ちゃんと伝えたいことは日本語にしてたりするの?
WISE:感情入れたかったら英語になったりとか、説明だったら日本語だったりとか、別にこういう風にやろうとは決めてないですね。
クリス:で、歌を歌い始めたのはいつぐらいなの?
WISE:好きだったですけど、ヒップホップでラップに歌を混ぜるっていうそこまでは考えてなかったんですけど、TERIYAKI BOYZでけっこう開花したっていうのはあるかもしれないですね。
クリス:でも今の日本でポップス的にヒットする曲の中で、かなり多いよね。歌とラップが合わさったものって。
WISE:そうですね。
クリス:どちらかというと、それが主流といってもいいかもしれなよね。
WISE:なってきてますね。またそれが日本から出てくる新しいかたちでいいと思いますけどね。

クリス:WISEはアメリカでも生活してたんでしょ?いわゆるアメリカのヒップホップを生で体験して、イチバン大きな影響ってなんだったの?
WISE:日本でラップを始めて、高校時代に向こうに行ったときに、学校内でフリースタイルっていうかその場で即興でやるっていうのがあって、そこに混ざったんですけど、やっぱり英語だけではラップできなくて、日本語でやってたんですけど、みんなでその場で音楽を創り出すって感じがすごく楽しくて、それが源にあるっていうか、フリースタイルってやっぱり大事にしておきたいですね。



番組恒例★ピンポンボックス

◎しょっちゅう会ってる友達は誰?
WISE:やっぱリップスライムのPES、RYOZIくん、そしてイルマリ、まあリップのメンバーは、ツアーを一緒にまわったこともあるし、昔から仲がいいんで、週末クラヴいったりとか普通にしてます。
クリス:高校時代から知ってるんでしょ?
WISE:いや、もう中学からですね。
クリス:最近はどういうことしてるんですか?
WISE:一昨日、NUTSでライヴをやったんですけど、仲間内のイベントだったんで、全員集合していましたね。

◎もしも超能力がつけられるのなら、どの能力をつける?
WISE:これは迷いなく「飛びたい」ですね。
クリス:もうスーパーマンみたいに?
WISE:そうですね。
クリス:夢の中ではよく飛びます?
WISE:墜ちる夢はよくみますね。
クリス:それは地面に当るの?
WISE:当る前に目が覚めます。

◎カラオケの十八番は?
WISE:山下達郎の「ソウボウ」
クリス:カラオケは昔から行ってるの?
WISE:カラオケはあんまり好きじゃなくて、なにかのきっかけでアメリカで行ったんですよ。そのとき「いいなぁ」と思って、それからたまに行きますね。
クリス:ヤマタツって結構渋いじゃないですか。
WISE:向こう(アメリカ)だったので、日本の曲をしっかり覚えちゃっいましたね。
クリス:わかる。僕もアメリカにいるとき、なにか恋しくなって、日本の音楽を聴きたくなるんですよね。逆になんかそういう変なスピリットが出てきますよね。


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Guest : くるり


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メイド・イン・ウィーン!くるりの新曲誕生秘話が明らかに!
そしてニューアルバムのタイトルもここで発表!

クリス:サッポロビール・TOKIO HOT 100、今日のゲストをお迎えしましょう。新曲持参で帰国しました、くるりのお二人です。
岸田:どうもこんにちは。くるりの岸田です。
佐藤:こんにちは。佐藤です。
クリス:こんにちは。二人とも髪の毛がロン毛ですね。
佐藤:バンドやってるんでね(笑)。
岸田:(笑)
クリス:(笑)やっぱバンドはロン毛ですか?
岸田:オカンに示しつかへんもんな。
クリス:「あんた、髪の毛短くちゃ、ロックじゃないでしょ?」みたいなね。
佐藤:「あんたエレキやってんのか?」みたいなこと言われそうな気になるんでね。
クリス:まあ最近はバンドやってても髪の毛短い人多いですからね。
岸田:就職活動のときはちゃんと切って、ネクタイ締めてとか決まりがあるじゃないですか。だからバンド活動するときぐらい伸ばしとかんとね。
クリス:ですよね。で、岸田君の場合はちょっとモーツアルトっぽいかなぁ?
岸田:これ(髪の毛)ですか?アンジェラ・アキみたいでしょ?
クリス:(笑)アンジェラはもっと長いでしょ。
佐藤:でもかなり最近は似てきてるよね。
岸田:似てるよな。
クリス:あー、メガネとヘアスタイル…もうちょっと髪の毛伸ばせばね。アンジェラ・岸田。
岸田:(笑)目指します。

クリス:で、ウィーンから戻ってきたばかりということなんですが、ウィーンはどうでした?
岸田:ウィーンですか?ウィーンは………オーストリアの首都でした(笑)。
クリス:ほー、何回か行ったんでしょ?
岸田:はい、何回か。
佐藤:三回ぐらいかな?
クリス:なんでウィーンに行こうと思ったの?
岸田:去年、モーツアルトの生誕250周年で、けっこういいコンサートをいっぱいやってたんで、ちょっと観に行ってこようと思って。
クリス:クラッシックのコンサートに?
岸田:はいはい。それで観に行ってるうちに「あーレコーディングはやっぱここしかないわ」と思って、まあ前例がないところだったんで、いろいろな人の協力を得て、レコーディングできる運びになりました。
クリス:クラッシックはもともと好きだったの?
岸田:クラッシック好きでした。でもそんなマニア聴きはしてなかったんですけど、ウィーンに行って、いっぱいいいコンサートを観るうちに、けっこう「プチ・クラオタ」ぐらいになりましたね。
佐藤:足を踏み入れちゃったんだよね。
クリス:佐藤君もプチ・クラオタに?
佐藤:ボクはまだまだですね。初心を忘れないで聴いてるぐらいの感じっすかね。
クリス:で、レコーディングするんだったら、ウィーンだと。例えばウィーンに行って吸収するだけして、東京でレコーディングすることも出来るわけじゃないですか。それを敢えて、ウィーンでやったのはどうしてなんだろう?
岸田:音楽が偉いんですよ。日本にいるとあんまり偉くない感じがするんですよね。偉そうにした方が嬉しいからね(笑)。
佐藤:(笑)
クリス:なるほどね。それで、ウィーンには新しくサポートドラムとして入ったニャッキも行ったわけですが、彼は二年ぐらい前ですか?
岸田:ちょうど一年ぐらい前ですね。
クリス:ネタを明かすと、エル・プレジデンテが来日してて、ライヴがあって、それを観に行っていた僕とくるりのお二人と、エル・プレジデンテのメンバーが打ち上げで行ったお店に、彼がいたんですよね。
佐藤:ハコバンで叩いてたんですよね。
クリス:で、そのニャッキを見たときに、岸田君が気に入って、「おー、いいなぁ」とか言ってましたもんね。
岸田:はい。いいですよ。すごくいいですよ。
クリス:どこがいいんでしょうね。
岸田:なんやろうな〜。曲を大きく取れるってとこですかね。ドラムスがメロディックなところですかね。
クリス:単純にキープしているというより、メロディックな要素を持っているということなんすか?
岸田:そうですね。
クリス:で、今回はクラッシックというのがインスパイアの元になってるわけですけど、すごい人たちとレコーディングしたと聞いたんですが。
佐藤:何カ国の人とやったんだろ?もうすごいですよ。最初に出会った弦のアレンジをしてくれる人はもともとウィーン交響楽団で、パーカッションとか、チェレスタとか、ヴィブラフォンとかやってる人なんですけど、その人と繁君が一緒に弦のアレンジをやって、その人づてのプレイヤーさんたちと一緒にレコーディングしてきました。
クリス:なるほど、それは完全にウィーン生まれの曲ってことですね。

クリス:で、今回の新曲は出来てみてどうですか?
岸田:ボクこの曲、正直、今まで自分らが出した曲の中でイチバン好きなんですよ。だから嬉しい(笑)。
佐藤:(笑)
クリス:でもくるりには、これまでにも数々の名曲、素晴らしい曲がいっぱいあるじゃないですか。それなのに敢えて、この曲が岸田君の中でトップだと?
岸田:うん、ダントツです。ほかの曲はいらないぐらい。
クリス:いらない!その惚れ込みの要因はなんですか?
岸田:なんやろ。曲が好きなんですよ。陳腐なことしか言えないんですけど。
クリス:なんか、今までやってきた積み重ねがここにあるとか?
岸田:なんやろ?
クリス:そのあたり佐藤君の方がもっと解析できるんじゃないですか?
佐藤:やっぱり今回の曲の作り方ってところで、繁君の中から出てきたものを忠実に作るというか、一音一音忠実に探しながら作っていったんで、その結果として最高の曲が最高のかたちに仕上がったんじゃないでしょうかね。
クリス:細かいところを妥協無しでやってきたと。
佐藤:だからひょっとしたら、今までの曲も、もうちょっと違うアプローチでやってたら、もっと名曲になってたかもしれない。
クリス:なるほど。作曲の「作」という部分で、なにか開眼した部分があるのかしら。
岸田:そうかもしれませんね。「バンドで新曲作ったぜ!イエー!」みたいな感じよりも、作曲して、バンドでがんばって作りましたみたいな。

クリス:ニューアルバムのタイトルなんですけど、今日、ここで発表していただけるそうで。
岸田:はい。
クリス:それじゃタイトル、発表してください。
岸田:えー「ワルツを踊れ」というタイトルです。
クリス:そのこころは?
岸田:二時間ぐらいもらわないと説明できないですね。
クリス:かいつまむと?
岸田:かいつまむと、音楽の神秘に迫るということですかね。
佐藤:踊りってもっとプリミティヴなものなのに、みんな枠にハマってるじゃないですか。だからそういう枠を取り払って、音楽を音楽として聴いて楽しもうよってそういう風に捉えてもらってもいいのかなって。。
岸田:佐藤君、賢いな。尊敬した。
クリス:今、右脳と左脳がうまく機能した感じがしますね。
岸田:カニ味噌しか入ってないかもしれないですけどね。


番組高齢★ピンポンボックス

◎今、誰かの身体をのっとれるとしたら、誰になりたい?
岸田:あーこれね、しょっちゅう考えるんですけど、今、プロ野球で交流戦とかやってるでしょ?あれで、ええところで打席に入りたいですね。
クリス:打席?誰の身体で打席に立ちたいですか?
岸田:やっぱり長距離ヒッターの身体に入りたいですね。僕とかあんまり筋肉とかないんで、筋肉があって、ちゃんとアッパースウィングしたら持ってける人がいいですね。
佐藤:気持ちええやろね。
岸田:気持ちええやろな。オレとか目も悪いし、スポーツも出来へんし力もないから、野球好きでもうまく出来へんけど、イ・スンヨプの身体やったら、実はオレの方がうまかったらどうしよって。
佐藤:オレの方がセンスが良かったらどうしようってね。
岸田:絶対ないんやけど、プロ野球選手になりたい。
クリス:なるほどね。じゃあ肉体派。
岸田:そうですね。

◎もしも今の意識のまま子供に戻れたらナニをする?
佐藤:子供には戻りたくないですね。高校生ぐらいだったらいいんですけど、だってナニも出来ないじゃないですか。楽しいことなにもできないし。
クリス:じゃあ高校生に戻ったらどうします?
佐藤:遊びますね。でももし、そのまんまの意識で5歳に戻れたら、ピアノ習いにいきますね。それから同じ人生を歩むんだったら。
クリス:あのときあれをしていればっていうの、ありますもんね。
佐藤:お姉ちゃんはエレクトーン習ってたんですけどね。
岸田:彼女作りたいな。5歳のときに18歳ぐらいの女子高生の彼女とか作って、ええ目の服とか着せてもらってね。

◎男の恥部、自分が見られたくない恥ずかしいときってどんなとき?
岸田:イチバン見られたくないのは肛門ですね。
佐藤:部位かよ。
クリス:誰にも見られたくない?
岸田:誰にも見られたくないですね。
クリス:大好きな彼女にも見られたくない?
岸田:ゼッタイにやですね。
クリス:おできが出来て自分じゃわからんけど、大好きな彼女しかいなくて、痛くて痛くてどうしようもなくても?
岸田:ゼッタイにイヤ。なにがあってもイヤですね。
佐藤:でもオレら見たことある。
一同:(笑)
クリス:なんで見たことあるの?
佐藤:初めてフジロックに行ったときに「なんか痛いから見て」って。
岸田:いうなよ、そういうこと。
クリス:見せてんじゃん!

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