2007年02月04日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : 秦 基博


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昨年11月にデビューした驚異の新人シンガーソングライターがついにTOKIO初登場!!
なんと生演奏も披露しちゃいます!!お楽しみに♪

クリス:クリスペプラーがお届けしているサッポロビール・TOKIO HOT 100。それではここで本日のお客様をお迎えしたいと思うんですが、今年、大ブレイクが期待されている噂の新人さん、秦基博さんです。初めまして。
秦基博:どうもよろしくお願いいたします。
クリス:「日経エンターテインメント」「ぴあ」を始め、多くの雑誌の「今年はこのアーティストがくる!」「2007年最重要アーティスト」という見出しの筆頭にあげられているわけですが、これだけ期待されてみてどうですか?
秦基博:そうですね。だいぶハードルがあがっている気がします。
クリス:プレッシャー感じます?
秦基博:プレッシャーはそんなにないです。
クリス:そうですよね。プレッシャー感じてもいいことないですから、のびのびやっていただきたいのですが、話は変わってTOKIO HOT 100では、秦さんのデビュー曲「シンクロ」が最高10位と幸先のいいスタートを切っていますが、現在26歳で、デビューのきっかけが2年前、別のバンドで活動していたところを今の事務所のスタッフが見つけて「これは行ける!」と声をかけられたんでしょ?
秦基博:そうですね。
クリス:スゴい事務所ですよね。スガさんとか山崎さんとか、いろいろ素晴らしいアーティストがたくさんいる「オフィス・オーガスタ」なんですが、話をまとめると、事務所の人に発見されてデビューにいたったと。で、前はバンドだったんだよね。
秦基博:でも名義的には一人でやっていて、事務所の人が見てくれたライヴのときは、バックバンドというか、バンド形式でやってたんですけど、秦基博という名前でやってました。
クリス:音楽はいつから真剣にやるようになったの?
秦基博:ライヴハウスに出るようになったのは18歳ぐらいで、弾き語りで始めて、それからですかね、真剣にやるようになったのは。
クリス:今までコピーをしてきたのは?
秦基博:Mr.Childrenさんとか、エレファントカシマシさんとか、ウルフルズさんとか。
クリス:誰をカバーしてきたかで音楽性がなんとなくわかりますよね。で、そんな秦君について、事務所の先輩、スガシカオさんは「オレは今、ハタ坊の歌にハマっている。でもハタ坊ってなんでも出来るし、なんでもこなすし、いつも堂々してるし、初々しくないんだよな」っていってますけど、自信家なんですか?
秦基博:全然、自信家じゃないですよ。緊張が顔に出ないタイプで、緊張してても落ち着いてるっていわれるんです。
クリス:いい意味でボーッとしてるよね。犬とネコにわけると犬だよね。ボーッとしている犬(笑)。
秦基博:そうですか(笑)

クリス:話を戻して、バンドをやったことことはないの?
秦基博:やってないですね。
クリス:バンドに加入したことも?
秦基博:ないです。
クリス:自分がリーダーのバンドも?
秦基博:リーダーというか、弾き語り名義の自分のオリジナル曲を、バックバンド形式でやるってことはあったんですけど。
クリス:じゃあ、高校時代もバンドはやらずに?
秦基博:コピーバンドというか、軽音楽部に入っていたので、そこの部活ではやってました。
クリス:そのときはなんていうバンド名だったんですか?
秦基博:……「ビジーフォー」(笑)。
クリス:「ビジーフォー」って実際にいるじゃん。
秦基博:ステージに出て行って最初に「ビジーフォー」っていったら面白いかなって。
クリス:なるほど、受けを狙ってね。私もたまにイベントで「ジョン・カビラです」っていうのと同じですね(笑)。ほかには?
秦基博:部活の引退のライヴは有終の美を飾ろうかと思って「千秋楽」という名にしましたね。あとは「梅宮辰夫・世界を釣る」っていうバンド名も。
クリス:(笑)それはなんで?
秦基博:それは、世界を釣る男に憧れてたんですよ(笑)。「ウメセカ」っていうんですけど(笑)。
クリス:いいねぇ。もしバンドやることがあったら、ぜひその「ウメセカ」で。
秦基博:そうですね。「ウメセカ」で。
クリス:あなたの事務所は、ネーミングにスゴくこだわるところですからね(笑)。

クリス:なかなか伸びのある渋い声してますよね。高音にあがって行くに連れてしゃがれていくという、なかなかオイシイ声ですよ。
秦基博:ありがとうございます。
クリス:というわけで今年大ブレイクが期待されている新人、秦基博さんなんですけど「僕らをつなぐもの」が収録されているミニアルバムが3月7日にリリースされて、初回限定盤には昨年、一夜限りで開催されたクリスマス・プレミアムライヴのDVDもついているそうですが、どうですか?ライヴはやり馴れてる?
秦基博:そうですね、18の頃から月に二本ずつはやってきているので。
クリス:じゃあ今日のスタジオ生演奏もあがってなかったでしょ?
秦基博:いえいえ、そんなことないです。あがり倒してました。
クリス:ほんと?そうは見えなかったけど…だからスガさんが「余裕ぶちかましてる」っていってるんだね。
秦基博:(笑)「ぶちかましてる」なんてスガさんいってました?
クリス:……厳密にいうと、そういう風にはいってないけど、君、細かいね(笑)。まあ、でもいいことですよ。堂々としているっていうことは、っていうか、堂々として見えるけど「実はノミの心臓なんです!」って(笑)いちばんいいことじゃないですか。
秦基博:(笑)はい。
クリス:で、さっきも話に出ましたけど、秦君の事務所は杏子さん、スガシカオさん、山崎まさよしさん、元ちとせさん、スキマスイッチさんらが在籍している名門事務所なんですが、名物社長の森川さんは、かつて元ちとせさんに「ダイヤモンドちとせ」という芸名をつけてデビューさせようとして、確かスガさんが「いや社長。それはないんじゃないですか?」といって諦めさせたという逸話もあるんですが、そんな森川社長が秦君につけたキャッチフレーズが「The Voice made of steel and glass〜鋼とガラスでできた声〜」このコピーはどうですか?
秦基博:「あーそうなんだな」って感じに受け取りました。
クリス:素直に受け入れられました?
秦基博:枯れたところとそうじゃないところをうまくまとめてくれたんじゃないかって。
クリス:ちなみに昔からそういうしゃがれ声なの?
秦基博:声変りした頃からずっとこういう声ですね。
クリス:歌手の人、特にアコースティックの人って大きな声で歌うっていうか、声を張ることが多いから、歌っているうちにそういう声になったってことはないの?
秦基博:中学時代は毎日歌ってたので、成長期だからそれで喉がだんだんそうなったっていうのもあるかもしれないですね。
クリス:高域は昔から強かったの?
秦基博:そうですね、合唱してても女の子のような声だったと思います。
クリス:今でもボイストレーニングには行ってるんですか?
秦基博:はい、行けるときには行ってます。
クリス:あのー、スゴくダサイこと聞いてもいいですか?
秦基博:はい。
クリス:どうしたら歌が上手く歌えるようになるんでしょう?
秦基博:(笑)
クリス:なにか秘伝とかありません?(笑)
秦基博:なんですかね、ボクは準備体操をよくした方がいいっていわれましたね。リラックスした方がいいって。
クリス:どんな準備体操なんですか?
秦基博:首の周りをほぐしたりとか、あと、腰を捻ったり股割りをしたりとか。
クリス:股割り!それはスゴいですね。
秦基博:はい、そういう風に教わったので。
クリス:へぇ〜。若い頃は野球をやってたんでしょ?
秦基博:そうですね、リトルリーグまでやってました。
クリス:どうだったんですか?
秦基博:えっと、キャッチャーをやってたんですけど、回の始まりに「締まっていこうぜ!」って声を出すんですけど、けっこういい感じで出してましたね。
クリス:外野まで響く声で?
秦基博:そうですね。それがだんだん声変りして低くなってたんですけど。
クリス:なるほどねぇ。で、まだ野球にはまだ未練がありますか?
秦基博:ええ、毎年ドラフトのシーズンはドキドキしてます(笑)9位ぐらいで(笑)。
クリス:(笑)でもオーガスタにドラフトされたわけですからね。

クリス:最後に秦君の今後の目標なんですが、なにかありますか?スガシカオを抜いてやりたいとか。
秦基博:(笑)それは一生叶わないんじゃないかなって思うんですが、大きなことをいうと、ヤンキースタジアムで始球式をしたいんですよ。松井秀喜選手が大好きなので、松井選手が引退する前にぜひ叶えたいですね。
クリス:すごく大きいでことをいいますね。でもそれやりましょうよ。手伝いますので成功させましょう(笑)。




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