STORY
俳優でシンガーソングライターの京本政樹さん
++ Introduction ++
※コロナウイルスの感染拡大予防のためリモート出演頂きました。
長きにわたって俳優として活躍の京本政樹さん。
4月15日から公演が予定されている舞台、
「ROAD59 ? 新時代任侠特区」の第二弾に
結津万清信役で出演されます。
新時代の「任侠物」がテーマということもあり
従来の任侠のように武器を使うのはもちろん
登場人物がそれぞれ特殊能力を使って戦うなど、
新しい演出の任侠作品となっています。
会場はKAAT神奈川芸術劇場ホールですが、
京本さんは、この劇場に立つのは初めてとのこと。
『元々は時代劇の人なので若い時から
新歌舞伎座とか明治座とか・・・
そっち系のお仕事が多かったんですよ。
だからあまり新しい劇場に立つということが
今まで経験なかったんですよ。
それを昨今やってきているので、
今度の劇場との出会いもすごく楽しみにしています』。
配信コンテンツも充実しているそうなので
ぜひチェックしてみてください。
++ Until now ++
中学生の頃にスカウトされましたが、
その当時はニューミュージックに興味があり
作曲したりバンドを組んだりしていて、
将来はプロデュースの道へ進みたいと思い始めていたため
スカウトの誘いは断ったとか。
そんな時にレコード会社の方から声がかかり
シンガーソングライターの勉強を始めることに。
スタッフの方からの薦めもあって
劇団のオーディションを受けたところ合格。
初めて舞台に立つこととなりました。
その後、79年にNHKドラマ「車輪の一歩」でデビュー。
大河ドラマ「草燃える」「江戸の牙」などを経て
芝居の仕事をされるようになったそう。
それから3〜4年経った頃には「銭形平次」に出演するなど、
音楽活動をしたい反面、時代劇の仕事は増えていきます。
83年の角川映画「里見八犬伝」が大ヒットしたことで
翌年に出演した「必殺仕事人」では
念願のCDリリースも実現し大きな節目を迎えました。
曲作りについては常にプロデューサー感覚で、
その場面や番組、歌い手などに合わせて作曲しているため
今まで作り上げてきた楽曲のジャンルは様々です。
++ Right now ++
プライベートで始めたいと思っているのがソロキャンプ。
交流のある芸人でソロキャンパーのヒロシさんに話して
涼しい季節になったら一緒に行く約束をされたそうですが、
その後、空前のキャンプブームとなり、
ヒロシさんも忙しくてなかなか予定が合わず、
まだ一緒にキャンプに行けていないとのこと。
++ From now on ++
2018年から三重県四日市のPRに携わり、
PR動画「必見 四日市」の監督、主演、音楽を担当されました。
ご友人からのお誘いだったそうですが、
以前、水戸黄門で「名張の翔」という役を演じ、
名張と四日市が近いことから引き受けたそうです。
コロナ禍が落ち着いたら四日市の力になれるように
PR動画を作ることが今の夢だそうです。
最後に京本さんが思う
時代劇の魅力について伺いました。
『他の時代劇の俳優さんとはちょっと違うかもしれないけど
僕は「里見八犬伝」とか「必殺仕事人」が代表作なので、
なんでもありなところがありますね。
敵の倒し方についても刀で切るのではなく、
組紐を投げて倒したりと荒唐無稽なんですよね。
だから僕は時代劇に未来を感じているわけですよ。
自分が元気な間は永久的にできるという
僕の中でまさにファンタジーだったんですよ』。
これからも京本さんが演じる時代劇にも注目です。
ON AIR LIST
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PARKING LOT / WEATHER STATION
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WHAT IF I GO? / MURA MASA
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トーキョー・ブルー / 京本政樹
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I’M ALIVE / NORAH JONES