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STORY

2021.03.06

元F1ドライバーでナカジマレーシング総監督の中嶋悟さん

++ Introduction ++

※コロナウイルスの感染拡大予防のためリモート出演頂きました。

ナカジマレーシングの総監督として
スーパーフォーミュラとSUPER GTのレースに
参戦されている中嶋悟さん。

総監督として、シーズン毎の予算から
スタッフの配置などの指示や
ドライバーの育成などを行っています。

若手の育成に力を入れてきた中嶋さんですが
技術的なことより精神面を最も大切にしているとのこと。
スクールで小学生の指導を行っていた時に感じたのは
上手い下手よりも精神的な部分での違いだったとか。

『人間が機械を動かすわけですから、
「自分で動かしているのか」「機械に動かされているのか」…
そこに違いがあると思うんです。
そういう感覚の運転ができているかどうかは重要ですね』。

車自体が時代とともに進化していますが、
ドライバーの本質は昔も今も変わらないと実感しているそうです。



++ Until now ++

小学生の頃からエンジン付きの乗り物に興味があり、
自宅の敷地内で車やバイクを運転されていたそうです。
18歳で車の免許を取得し、
1年間に10万キロを走行するほど運転が好きで、
レースの世界へ進んだとのこと。

その後、1987年〜1991年は名だたるドライバーと並んで
日本人初のF1フル参戦のドライバーとして活躍。

第一線に参戦する中で有名選手との差とはなんだったのか?
その当時、ご自身は理解できなかったそうです。

『多分、ちょっと何かスピードに関する感覚が
違うんだろうなと思いましたね。
自分は年齢がまあまあな時に行っていたこともあって
ドライビングスタイルは簡単に変わるものではないですが、
そういう中で相手より遅いのは何かがあるということを
いろいろ考えながらやっていたような気がしますよね。
ただ、結論は出ていないです』。

++ Right now ++

現役時代はゴルフの本場でもあるイギリスで生活し
自宅の近所にゴルフ場がたくさんあったので、
プライベートではよくゴルフをされていたそうです。

ゴルフ以外の気分転換はドライブ。
イギリスでまだ行ったことのないところを
車で巡っていたとか。

今でもプレイベートでよく運転されるそうで、
これまでの総走行距離は250万キロ超。



++ From now on ++

昨年はコロナ禍の影響によりスケジュールが
かなり変化してしまったので
今年はまず予定通りに進むことを望みつつ、
「ナカジマレーシング」の総監督として好成績を出して
1年を通じのチャンピオンシップを取るのが目標とのこと。

自動運転や電気自動車など車の未来について進化が進む一方、
レースという一般車より厳しい状況の中で
最先端の技術を使うことでさらに進化すると考えている中で
ドライバーの本質はこれからも変わらずにいるのではないかと
お話ししてくださいました。

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