STORY
TV・ラジオパーソナリティー、DJとしてご活躍の クリス・ペプラーさん。
++ Introduction ++
※コロナウイルスの感染拡大予防のためリモート出演頂きました。
TV・ラジオ、パーソナリティー、DJとして
活躍されているクリス・ペプラーさん。
昨年起こった新型コロナウィルスによる
全世界でのパンデミックを受けて、
2020年の活動を振り返ると・・・
『ちょうど10年前の震災でいろいろな意味での身の危険、
そして不安が大きかったじゃないですか。
通常では信じられないような状況下を
生きるとは思ってはいなかったので。
今回の世紀末的なシチュエーションに対しては
以前にも経験しているみたいなところもあったにも関わらず
通常の生活とはまた違う状況を強いれられたし、
悲壮感と言いますか…。
コロナで多くの人が亡くなってとんでもない疫病なんだけど
自分としては考える時間があったかなと。
また自分のプライオリティーみたいな部分の順序づけが
ちょっとまたしっかり見えたと思っています』。
コロナ禍であっても生放送では前向きに、
ユーモアを忘れないようにされていたそう。
チャート番組「TOKIO HOT 100」のナビゲーターとして
2020年は音楽的に肩肘を張らない豊作の年だったと分析。
『商業ベースのことを考えていなかったのかなと。
クリエイターやアーティストが心底湧いてきたものを
真摯に向き合って曲にしたという感じがしていて、
諦めじゃないけど、ゆったりとした潔さを感じました。
2020年はクオリティとして結構良い曲が生まれたかな
という気がすごくしますね』。
++ Until now ++
東京で生まれ、原宿や渋谷、六本木が遊び場という
少年時代を過ごしたクリスさん。
高校時代にはバンドを組んで、
ディスコに行ったり渋谷でレコードを買ったりと
常に音楽に触れて育ってきたとのこと。
J-WAVEのナビゲーターになったのが30歳の頃。
当時、海外向けの広告の制作と
ナレーションの仕事をされていました。
ある日、仲の良かった歌手の杏里さんが
アメリカへ1か月間レコーディングに行くことになり、
その当時、杏里さんが担当していたFM東京の番組の
代役を務めたことがきっかけで、
その番組のディレクターから誘いがあってJ-WAVEへ。
++ Right now ++
14歳からベースを演奏していましたが
フジロックでオープニングなどの司会を務めていたところ、
オーガナイザーの方からのバンド結成勧められて
数年前に「NONE THE WiSER」を結成。
フジロックにも2回出演されました。
『自分はファンクが好きだからパンクロックぽい感じなのかな。
今は音楽的なジャンルの幅も広がって、
レパートリーもオリジナルで20曲くらいあるかな』。
プライベートでは昨年、お子さんが生まれました。
父親になって今まで自分でも知らなかった面があり、
驚きと責任感が出てきたと実感しているそうです。
++ From now on ++
これからの活動としてYouTubeやPodcastなど
自分発信ですることができる世の中になってきているので、
インターネット系のコンテンツの企画を考えているとのこと。
このコロナ禍でラジオやPodcastなど
音声コンテンツを聴く人が多くなったと言われていますが、
ラジオの世界に長く携わってきたクリスさんに
“ラジオの魅力”について伺いました。
『TOKIO HOT 100も30年以上やっていて
基本的にはカウントダウン番組ですが、
その時々、時代によって変化させてきました。
ただ、壊して新しく立て直してみたいな発想ではなく、
分解してみて、改めて中身を見直すことをやっているので
基本的には変わっていないと思います。
ちょっと素で喋れる部分があるので、
それが一番伝わりやす番組かもしれないですね』。
自分発信のプラットホーム探しと
良いパパになるのが今後の目標だということです。
ON AIR LIST
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GET LUCKY / DAFT PUNK
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CARDIGAN / TAYLOR SWIFT
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IS THAT ALL THERE IS? / PEGGY LEE
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NOT QUITE LIKE THIS / HARRY JAY-STEELE