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STORY

2020.06.20

元サッカー日本代表の中澤佑二さん

++ Introduction ++

※コロナウイルスの感染拡大予防のためリモート出演頂きました。

2019年のシーズン終了後、以前から公言していた40歳で現役を引退し、
現在はテレビのバラエティ番組などにも出演されていますが、
共演する芸人さんやタレントさんの
トークやリアクションを目の当たりにすると
サッカーで例えればキャリア1〜2年目のルーキーだと感じているとか。

現役引退から2年目で変わったこと・・・

『サッカーの練習をしなくなって、徐々に体型の変化が出てきて
チョッとヤバいなと思ったので、このコロナの自粛をきっかけに
今は肉体改造している感じですね。家でひたすら縄跳びをしたりとか…。
縄跳びは現役の時もすごくいいトレーニングと言われていましたが、
僕は最先端ではなくて、昭和のトレーニングだと思っていました。
でも、実は跳ぶだけで心肺機能にも負荷がかかりますし、
カロリー消費の面でもジョギングより効率がいい。
プラスで筋力も鍛えられるということで、とてもいいことだらけです。
本当に手軽にできるトレーニングなので、やってもらいたいな、と思います』。

今、中澤さんが新たに挑戦しているのがラクロスの指導者。

『うちの娘がラクロスをやっていて…
練習や試合を観に行っているうちに、その魅力にハマってしまいました。
真剣にラクロスで上を目指したいと言うので
俺も一緒にやりたいと話したら指導者にということになって、
今は勉強しながらやっているという感じですね』。

手で道具を持つラクロスと、足でボールを運ぶサッカーでは違いますが、
基本的な動きを教える点ではサッカーで培った経験を活かせるそうです。



++ Until now ++

サッカーはできるだけ早く出会って始めたほうがいいと言われていて、
プロサッカー選手として活躍している人の中には
2〜3歳からボールを蹴り始めている人もいるそうですが、
中澤さんがサッカーを始めたのは、小学6先生のとき。
運動神経が優れているという自負はあったものの
それ以前、スポーツはまったくやってなかったということです。

『自分にはサッカーだと思ったのは、中学3年の秋ころですね。
翌年にプロサッカーのJリーグができるというニュースを耳にして、
テレビでは三浦知良選手とかが画面に格好よく映るじゃないですか。
そこから自分も同じようになりたいという夢を見つけることができて、
やるからにはとことん最後までという感じになりましたね』。

現役時代にはフィールドプレーヤーとして史上最多となる連続出場や
日本代表として100試合以上出場という記録と実績を残し、
ワールドカップやオリンピックも経験した中澤さん。
40歳でプロサッカー選手のキャリアに終止符を打った理由とは・・・

『30歳を過ぎた頃から“40歳”を一つの目標と決めていまして、
その時にレギュラーで、いいパフォーマンスを出せる自信があれば
それ以降もやろうと思っていたんですけど…
ちょうど40歳の時に膝を怪我して初めて手術をしました。
リハビリ後に復帰してプレーしたら納得できなくて、
自分のポリシーを達成できないと思ったので引退しました。
いずれは現役のコーチや監督という立場で
サッカー界に戻ることができたらいいなとは考えていますけどね』。

++ Right now ++

中澤さんの「ビックリマンシール熱」

『ビックリマンとの出会いは小学生の時で、
お小遣いから月に一度、100円玉1枚でビックリマンチョコを3個、
お年玉でも買って何百枚も集めましたよね。
初代のビックリマンシールなので高値で取引されるレア物です。
実家の押し入れを探したら、ファイリングされたものが出てくると思います』。

中澤さんの「安室奈美恵さん熱」

『全部好きです。
ルックスは僕の中で殿堂入りしてしまっているポイントなので、
それ以外では歌とダンスですね。
僕が現役を長く続けられたのは安室さんのおかげで、
彼女の生き方を尊敬できたことが自分の中で大好きなポイントかな』。



++ From now on ++

コロナ禍で延期になっていたJリーグのJ1が7月4日に開幕。
注目するチームと選手について中澤さんは・・・

『僕が所属していた「横浜F・マリノス」は昨年優勝して、
連覇がかかっているので、今年は本当の強さが求められる年になるかな。
選手では「横浜FC」の中村俊輔選手ですね。
僕の一つ年下ですが、やれるまで頑張ると言っていたので、
その姿を觀たいと思います。
若手ではスペインリーグで活躍している久保建英選手は結果を残していて、
体つきも少年から大人になりつつあるので、
フィジカル面でもさらに活躍できるのかなと思いますよね。
今すぐ日本代表に入れるだけのプレーヤーに育ってきていると思います』。


小澤さんにとっての、これからのラクロスとサッカー。

『今は自分の中でラクロスを生活の中心にしています。
ラクロスの知名度を何倍も上げて、やりたい、観たいという人を増やして、
将来はラクロスでご飯が食べられる環境を作りたいという思いがあります。
それがある程度整ってオリンピックの正式種目になって、
日本代表として僕自身もベンチにスタッフとして入りたいと思っています。
それが達成できたら、その経験をもとにサッカー界に戻って来たいな〜
というのはありますね』。

ON AIR LIST

  • SEVEN NATION ARMY / THE WHITE STRIPES
  • EANIE MEANY / JIM NOIR
  • HOW DO YOU FEEL NOW? / 安室奈美恵
  • WRAPPED UP / OLLY MURS

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