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STORY

2020.05.23

タブラ奏者のユザーンさん

++ Introduction ++

※コロナウィルスの感染拡大予防のためリモート出演頂きました。

タブラは高音と低音の太鼓2個をセットで演奏する北インドの打楽器。
サイズは大きくありませんが、胴体の木を少しだけくり抜いているので
重いものだと7キロほどあって持ち運びが大変な楽器です。

ユザーンさんはこの2ヶ月間の生活について・・・

『普段からほとんど家にいて練習する期間を設けることが多かったり
インドに行って何ヶ月間か練習していることもあるので
今もそういう時期とあまり変わらない状況ではあります。
ただ、自分の意思ではなくてやむを得ずやっているというのは
ちょっと気持ちが変わってくる部分はありますが、
なるべく楽しく生活しようとしています』。

新型コロナウイルスの影響で活動自粛が求められる中、
インストゥルメンタルバンドtoeの発起でスタートしたプロジェクト、
「MUSIC UNITES AGAINST COVID-19」に楽曲を提供したことについて・・・

『緊急事態宣言が出てから企画を動かすまでのスピード感が凄くて、
70くらいのバンドやアーティストに声をかけて一斉にリリースされた
ライブハウスを支援するプロジェクトで素晴らしいと思いました。
僕は蓮沼執太との共作曲を1曲提供しましたが、
声をかけられてから完成させました』。

そして、この春に放送がスタートしたミニドラマ、
「きょうの猫村さん」の主題歌の作詞をご担当。

『坂本龍一さんから「きょうの猫村さん」の主題歌の作曲することになって
歌詞はユザーンが書くことになったというメールが来たので、
その時点で断れないから決定事項ですよね。
読んだことはありましたが、まずは「猫村さん」を全巻買ってきて読んで、
どうするかというところでした。全体的には和やかな感じにしたいけど、
猫村役が松重豊さんと聞いて雰囲気がシュールなイメージだったので
歌詞の中にも何かシュールに聞こえる部分を作りたいと思って、
ちょっと首を傾げられるワードが入ったらいいなと思いながら書きました』。



++ Until now ++

ユザーンさんの本名は、湯沢啓紀。

『1999年頃にサイコババというバンドで活動していた時に
ドラマーのアタリ君が突然、僕のことを“ユザーン”と呼び始めて以来、
なんとなくユザーンになってしまいましたね。
その後は本名とは全く違う活動になったと思って感謝していますね。
とても気に入っています』。


タブラとの出会いは・・・

『地元川越の「丸広百貨店」の5階催事場で民芸品フェアをやっていて、
民族楽器個コーナーの一角でタブラを見つけました。
インド音楽に興味があった訳ではなくて見た目が可愛かったので
部屋に置くインテリアとして買ったという感じです』。

1996年にタブラを手に入れたユザーンさんは、翌年にはインドへ。

『タブラの修行自体はやりたくて行っているので楽しいことばかりでした。
カルカッタでは日本語学校に通って逆にベンガル語を習っていましたが、
ある日、その先生が日本への短期留学が決まったと。
つきましては日本に行っている間の私の日本語の授業を
代わりにやってくれと言われて、なにか巻き込まれた感じでしたね』。

++ Right now ++

カレー通としても有名なユザーンさんが主に作るのは
ベンガル料理と南インド料理の「カレー類」。

『最近はカレーでなくてマスタードシードやカレーリーフなどの
スパイスを使った炒め物作って食べることが多いです。
最初にマスタードシードを油の中に入れて熱するとパチパチ弾けて、
すごくいい香りがするんですよ。そこから何を作るかを考えるみたいな。
時間をかけて玉ねぎを炒めてルーにするといったことをしないで、
玉ねぎ自体を具にする感覚でクミンやターメリックを足して
さっと炒めて食べるのでも全然美味しいんですよね』。

ユザーンさんが監修したレシピ本、
シタール奏者・石濱匡雄さんの著書「ベンガル料理はおいしい」。

『石濱匡雄さんの料理がとても美味しいんですよね。
カルカッタでもベンガル人が集まって彼の料理を食べるパーティーが
開かれているくらい人気のシェフというか彼の料理が美味しいと評判で、
僕が家で料理を作る時には彼に連絡してレシピを聞いていましたが
毎回だとそれも段々面倒くさくなってきて…。
石濱さんのレシピ本があればいいと思って出すことに勝手に決めて、
どんな料理を載せるかも勝手に決めてという… それが監修です』。



++ From now on ++

タブラ奏者としての今後の活動について・・・

『今は不透明過ぎて分からない状態ですね。
もともと先を考えずに行動しているほうかもしれないですけど
僕自身は生活にランニング・コストがかかるほうではないので、
すぐに困ってしまうことはありませんが、
ライブハウスや劇場などがどんどん大変になってしまうと思うと
何か協力できることは何だろうと考えている感じですね。

もともとタブラ奏者としては演奏の自由度を上げて自分も楽しく、
周りも楽しく聴ける演奏ができたらというのが常にテーマなので、
演奏家としての能力や表現力を少しでも上げられたらと思っています』。

ON AIR LIST

  • PEANUT BUTTER / EASY LIFE
  • 猫村さんのうた / 松重豊, U-zhaan & 坂本龍一
  • MAROONER / TAJIMA HAL
  • WITHIN YOU WITHOUT YOU / THE BEATLES

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