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STORY

2020.04.25

Scoobie Doのドラマー兼マネージャーの オカモト"MOBY"タクヤさん

++ Introduction ++

※コロナウィルスの感染拡大予防のため、リモート出演して頂きました。

今年、バンド結成25周年を迎えたScoobie Do・・・
それを記念するツアーはコロナウィルスの影響により
延期の方向でスケジュール調整しているとのことですが、
5月4日に予定していた「ファイナル浅草公会DO」は中止に。

外出自粛が呼びかけられる直前には「ライブを止めるな!」という企画で
無観客・有料のライブを開催したとのこと。

『3月27日に渋谷の「La.mama」でライブをやらせてもらって、
これは良かったですね。
画面を通して“ありがとう”と言ってくれるお客さんがたくさんいて、
結果的にいろいろな方々に観てもらって…。
海外に住んでいるファンが初めてライブを観たというリアクションもあって、
自分たち自身が元気でいないと成り立たないので何とかやっています』。

バンド結成25周年という節目のタイミングにファンクラブを作り、
現在はその対応に追われているとか。

『スマホなどのアプリの中で完結できるファンクラブを開設しまして、
今はコアなファンの方々にメンバー直でいろいろな情報を流したり
やり取りをして、そこで発生した話題を上手く企画に転換する
という作業をしています』。



++ Until now ++

ヴォーカルのコヤマ・シュウさんとギターの松木泰二郎さんは
幼稚園時代からの幼馴染みで、MOBYさんは早稲田大学に入学後、
同じクラスのコヤマさんと出会ってバンドが結成されました。

『2002年にメジャーデビューしましたが2006年にレコード会社と
プロダクションに体よくカットされて、その年の7月1日から
完全に家なき子状態になってしまいました。
その当時は曽我部恵一さんやZAZEN BOYSの向井秀徳さんなどが
自分たちで音源をリリースしてライブもやる動きがあったので、
「CHAMP RECORDS」という自主レーベルを立ち上げて動き始めて
今に至ったという感じかな。
メジャーの場合は何かをする時に誰かの許可を得なければいけない
という形が多いですが、我々は自分たちしかいないから
スグに返答できるので瞬発力の早さはどこにも負けない感じはあります』。

Scoobie Doというバンド名はアメリカの人気テレビアニメ番組の
タイトルに由来するものでは無かった!

『1960年代の半ばにカリフォルニアのレーベル「ベンチャー」から出た
カルヴィン・アーノルドという黒人シンガーの曲タイトルから取りました。
“シュビドゥビドゥ”の黒人訛りで、特に意味の無い言葉だと思いますが、
それが格好いいなということでバンド名にした感じがあります』。

MOBYさんのトレードマークになっているのがアフロヘア。

『今でも日付まで覚えています。
1997年の6月15日に行きつけだった美容室にボブ・ディランの名作、
「ブロンド・オン・ブロンド」のジャケットを持って行って、
同じようにしたら面白いと思ったのが始まりで、もう23年です今年で。
今、少し髪が伸びてきましたが外出自粛で美容室に行けないので
このタイミングに伸ばしてみようかなと思っています』。

++ Right now ++

リモート収録で背景に見えるMOBYさんの自宅の壁に飾られているのは
メジャーリーグ「シカゴ・カブス」のユニフォーム。

『1995年の大学1年生の夏休みに一ヶ月くらいアメリカを旅した時に
初めて「リグレー・フィールド」というカブスのホーム・スタジアムに
行きましたが、駅を降りたらいきなり球場があって周りは住宅地で、
1914年に完成した球場が未だに使われています。
当時、僕が好きだった映画「ブルース・ブラザーズ」の主人公2人は
警察を騙すために住民票の登録場所をわざと「リグレー・フィールド」の
住所にしたりして、僕の中で大好きな黒人音楽と野球が街のカルチャーに
溶け込んで認められている存在としてシカゴの人たちに認識されていると
感じた瞬間にカブスが好きになりました』。

2016年に「シカゴ・カブス」が108年ぶりに世界一に輝いた時の
ワールド・シリーズのゲーム5をスタジアムで観戦したということですが、
マネージャーとしてバンドのスケジュールも管理しているMOBYさんは
その試合の日程にはライブの予定を入れないようにしたとか。



++ From now on ++

ツアーが延期となり外出を自粛している状況の中、
今、自宅で取り組んでいるのが英語の勉強。

『仕事的にマネージャーとして海外とのやり取りもあるので、
もう少し上手く円滑にできればと思って必死に勉強しています。
これだけライブが無いとやりたくなりますね。
ライブをやることが第一義と考えているバンドなので
とにかくライブを続けることが自分たちにとっての燃料であって、
それがあるから自分たちが存在していけると感じています。
こういう時に一番大事なのは娯楽ですから
ベースボールは安全を確保して
是非やってもらえたら嬉しいと思います。
今は自分たちの興味あることをやって
各々が美しく暮らすというのが
良いのではないでしょうか』。

ON AIR LIST

  • SUPER DUPER LOVE / JOSS STONE
  • 真夜中のダンスホール / SCOOBIE DO
  • I WON’T BACK DOWN / TOM PETTY
  • HAVE A NICE DAY! / SCOOBIE DO

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