STORY
シンガーソングライターのKさん
++ Introduction ++
シンガーソングライターのKさんにとって2019年にリリースされた
ニューアルバム「CURIOSITY」はある意味でチャレンジだったそうで、
ワクワクする好奇心から曲を書いてセルフ・プロデュースするなど
充実した一年を過ごされたそうです。
『自分はどこかグルーヴがあって気づいたら体が揺れている、という
楽曲に憧れてミュージシャンになりたいと思っていたので、
今回の作品はドライブ、散歩、掃除などをしながら、といったように
“ながら聴き”してほしいと思います』。
ニューアルバム「CURIOSITY」に収録されている曲「光るソラ蒼く」は
映画「閉鎖病棟 ?それぞれの朝-」の主題歌となっていますが、
これは映画を観終わった方たちに贈りたいという思いで書いたそう。
映画やドラマの主題歌を手がける場合、ケース・バイ・ケースですが
台本や原作、映像などがあれば何度も見返すという作業をするとか。
Kさんといえば泣ける曲も多いですが、
“泣ける曲”を作る極意については・・・
『泣かせようと思うと、たぶん泣かせられないと思うんですよ。
例えば悲しいストーリーに悲しい音楽を付けると人は感動しない気がして、
どこか冷静にならなければ、という部分があると思うんですけど。
明るい楽曲を付けると自分と重ね合わせやすくて冷静になれないから
ストーリーに入りやすく、歌詞も理解しやすくなると思うので、
悲しいコードやメロディを使うといった方向には行かないようにしています。
歌詞については自然体でいたいというのが気を遣う部分ではあって…
自分が楽しくて感動しないと伝わらない気がするんですよ。
感動を覚えた言葉を素直にアウトプットできれば
それを受け取る側も共感できる部分があるのかなと思います』。
++ Until now ++
大学1年生の時に韓国でリリースしたアルバムが自身のイメージとは
違ったことから一旦、シンガーを辞めて入隊するか
ソングライターの道に進むか悩んでいた時に、
オーディオションで韓国を訪れていた
日本のプロダクションとレコード会社のスタッフとの
出会いがきっかけとなって
来日して2005年にデビューされたKさん。
2011年に兵役のため音楽活動を休止されました。
『基本は18〜20歳の時に行きますが僕は27歳で行ったので
同じ日に入隊した人たちが集まった場所に3200人くらいだったのかな。
その中で“一番歳がいっている人?”と言ったら俺の隣の人が…
“この兄貴、27歳で〜す”と言って、周りの人たちが“えぇ〜〜”。
それで僕はお菓子を貰いましたよ。3200人の中で一番年上だったし、
2年間は僕より年上の人はいなかったです。
軍隊ではアーミーバンドに所属し譜面が読めることからテナーサックスを
手にしたというKさんはブラスのアレンジや考え方などを習得し、
今の自身の音楽とリンクしている部分もあるとか。
++ Right now ++
今年、お子さんが誕生して家族が一人増えたKさん。
義父である関根勤さんは毎年、
クリスマスの時期になるとカレーパーティーを開催して
勤さんの芸人仲間やKさんのミュージシャン仲間が集まる会がやって来ると
今年も終わると感じるそう。
『クリスマスソングを聴けるというのもこの時期のいいところですよね。
僕は教会に通っていたので賛美歌がベースになっているですけど、
自分が好きな人とか友人や家族に愛を伝えるのがクリスマスソングで
恋愛のラブだけでなくて思いやりや温かい気持ちが伝わればそれで
オーケーだと思います』。
++ From now on ++
今後の音楽活動についてKさんは・・・
『今年リリースした「CURIOSITY」というアルバムは僕にとって
“第2のスタート”という気持ちで制作していて、
やっと思い描いていたグルーブや
世界感を自分のオリジナルで表現できたのが
とても嬉しかったので、この作品をどれだけ多くの方に広められるかが
第2のミッションという感じはするので、それが一番身近な目標ですね』。
意外なことに韓国でライブをしたことがないというKさんは
二十歳まで自分を育ててくれた街で韓国語と日本語の半々の構成による
ライブを実現させたいとのこと。
来年4月にデビュー15周年イヤーの幕開けを飾るライブを開催!
東京は4月12日(日)@ヒューリックホール東京です。
『「CURIOSITY」の収録曲を
どのように表現するかということを考えていて、
1曲目から最後の曲までグルーブが途切れないことがテーマだったので
体が揺れながら最後まで行けるライブにしたいと思っています』。
番組の公開収録に登場して下さったKさん。
当日はライブも披露してくださいました。
ON AIR LIST
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CURIOUS / K
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クリスマス・ラブ〜涙の後には白い雪が降る〜(LIVE) / K
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ALL OF ME (LIVE) / K
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THIS CHRISTMAS (LIVE) / K