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STORY

2019.12.07

「伊良コーラ」の代表、コーラ小林さん

++ Introduction ++

100年以上前のコーラのオリジナルレシピをベースにして
レモンやライムといった柑橘類、スパイス、コーラの実などを調合した
クラフトコーラ「伊良コーラ」を手がけているコーラ小林さん。

『100年前のレシピはナツメグ、シナモン、コリアンダーなどの材料だけが
書かれていて、工程に関しては厳密に言うとエッセンシャルオイルを
混ぜ合わせてシロップを作っていたので、「伊良コーラ」のほうが
よりプリミティブで原始的な作り方ではありますね』。

「伊良コーラ」には12種類くらいのスパイスが入っていて、
シナモンやジンジャーは体を温め、カルダモンは胃腸を元気にするなど、
それぞれのスパイスにひも付いた効能が凝縮された
“天然のエナジードリンク”といった感じだということです。

和漢方職人だったお祖父様の伊東良太郎さんが営んでいた漢方工房、
「伊良葯工」の屋号を引き継ぎ「伊良コーラ」と名付け、
工房を改装して道具や技術を受け継いでコーラ作りをされているそう。

『パッケージデザインも祖父の力を借りているといいますか…
デザインを考えていた時に、たまたま地下室から祖父が集めていた
昔のマッチのラベルコレクションが出てきて、
今では見ないようなイケてる昭和のデザインだったので
そのコレクションをデザイナーに見せて二人三脚で作りました』。

「伊良コーラ」はすぐに飲めるパウチパッケージのものと
炭酸で割っていただくシロップを瓶詰めしたタイプの2種類あります。
ほぼ毎週末、青山の国連大学前で開催されているファーマーズマーケットに
「カワセミ号」というフードトラックで出店している他、
アップリンク吉祥寺、代官山蔦屋書店2Fのラウンジ「Anjin」などで
購入することができます。
情報は「伊良コーラ」のFacebook、Instagramをチェックしてください。


++ Until now ++

もともとコーラマニアで世界を旅して各国のコーラを飲み歩いていた
という小林さん。国によって微妙に味が違うそうで、
一番好きなのはメキシコのコカ・コーラ。
サトウキビから作った砂糖を使っているので上品な甘みを感じたそう。
カナダやアメリカのコーラは結構日本に近く、
アフリカや東南アジアはちょっと甘い感じがするとか。

好きが高じてコーラ作りを始めたきっかけは・・・

『社会人1年目の時にネットサーフィンしていたら、
都市伝説的なサイトでコカ・コーラの秘密の100年前のレシピを
たまたま見付けたんです。作れることにまず驚いて作りたいと思い
近所の高級スーパーでスパイスを買い集めて作ったのが始まりです』。

オリジナルのコカ・コーラは
150年前に薬剤師のジョン・ペンバートンが
開発。いろいろなスパイスと滋養強壮の成分として
コーラの実とコカの葉のエキスを混ぜ合わせて作っていたので
「コカ・コーラ」という名称になったそう。

『社会人の趣味的な感じで2年くらいコーラを作り続けていましたが
いわゆる“コーラ風味のシロップ”という壁は超えられなくて…
実家に帰った時に家族に話を聞いたり、
祖父の遺品の道具を整理しているうちに
漢方の考え方や作り方はコーラ作りに
活かせるのではと思って試してみたら今までとは全然違うものができて
壁を超えたと思ったんですよ』。

試飲した会社の同僚にも大好評だったことから、
自分が作ったものが価値を生むと感じた小林さんはフードトラックを
オーダーして2ヶ月後には
青山ファーマーズマーケットで出店したそう。

++ Right now ++

現在はコーラ職人として生活をしており
自分が好きなことをして楽しんで、人にも喜んでもらえる状態なので
とても感謝しているとか。

ちなみに本家コカ・コーラは、
作り方を公開しなければ製法の特許が取れないことから、
特許を取得しておらず、自由に作っても問題がなく
本家から何か言われることは全く無いそうです。

「伊良コーラ」の展開について小林さんは・・・

『コーヒーとコラボしたりシロップと料理でコラボしたりといったことに
興味がありますね。おそらくジョン・ペンバートン先生はインドのチャイを
ベースにしてコーラを作ったはずなので、インドの秘境など売られている
コーラがもし有ったら飲んでみたいですね」。




++ From now on ++

世界中でコーラは「コカ」「ペプシ」「伊良」と呼ばれる存在に
なりたいという願いをもっている小林さん・・・

『「伊良コーラ」を通じて達成したいと思っていることが二つあって、
クラフトコーラは既成概念を壊すものだと思うんですけど、
そういった人と違うことに寛容な社会になれば子どもたちが
自分の好きなことや得意なことを発揮できるようになると思うので、
そういった常識を壊すような活動をして、より多様性を発揮できる
社会になってほしいという思いがあります。
あとはクラフトコーヒー、クラフトビール、クラフトチョコレートは
アメリカ発祥の文化ですがクラフトコーラだけは「伊良コーラ」が始めた
日本発祥のものなので、日本の文化や魅力をクラフトコーラの文化に乗せて
発信していきたいという思いがありますね。
この「伊良コーラ」の活動をしてきて自分一人の力でできたことは
全く無いと思っているので、これから世界に広める上でも
いろいろな方の力を借りて一緒に進められればいいなと思っています』。

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  • SKELETON KEY / OMNI
  • BE ALRIGHT / ARIANA GRANDE
  • SPARKLE / 山下達郎
  • MORNING DEW / MATT QUENTIN

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