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STORY

2019.08.03

ラグビー元日本代表の伊藤剛臣さん

++ Introduction ++

1987年に第一回大会が開催され、今年9回目を迎えるラグビーワールドカップは
200カ国以上でテレビ放映され40億人が観戦すると言われ、
今ではサッカーワールドカップ、オリンピック夏季大会と並んで
世界3大スポーツイベントの一つとなっています。

日本代表としても62試合に出場、現役引退後はラグビーの魅力を伝える活動を
積極的におこなっている伊藤剛臣さんはラグビーの魅力について・・・

『実はラグビーは単純なんですよ。ボールは前に投げてはいけない。
そして、ボールを前に落としてはいけないというだけで、ゴールラインを超えて
ボールを置いたらトライです。15人対15人で試合をするのですが
基本的に陣取りゲームとボール争奪戦が行われているんですよ。
アタックはボールを持って走る、パスする、キックする。
皆で一丸となって押し込んだり協力したりしてトライを取り切る姿は
ヨーロッパでは集団芸術のようだと言われています。
細かいルールはいっぱいありますからそれはレフリーに任せて、
ラグビーの攻防を純粋に楽しんでほしい。
私は46歳まで現役でプレイしていましたが全部のルールを分かっていませんよ』。

現在、世界ランキング11位でワールドカップの決勝トーナメントに
進出したことが無い日本代表ですが挑む今回の見所について伊藤さんは・・・

『同じプールで対戦するアイルランドは
世界ランキング3位、スコットランドが8位、
ここは格上ですよね。初戦はロシアですが非常に体が大きくてパワフルなので
決して簡単な試合ではないですし、もう一つのサモアもポリネシアンで世界最強の
肉体をもつと言われています。スゴイですよ、サモアンタックルは。
日本人は小柄ですから仕事量や運動量で強い個に対して組織で立ち向かう
というのが日本ラグビーのスタイルですね』。



++ Until now ++

実家が柔道の道場で子供の頃から柔道と野球をやっていたという伊藤さん。
神奈川県の法政二校に進学し野球部に入りましたが名門校ということもあって
周りは強者ばかりで野球は無理だと思って諦めて落ち込んでいたところ
担任の先生と父親からラグビーを薦められたということ。

『小さい頃に新日鉄釜石のラグビー部が日本選手権で7連覇したんですよ。
そのニュースを観たのが最初で、もう一つは中学生の時に観た「スクールウォーズ」
というテレビドラマです。ルールもポジションも知らないけど高校の全国大会である
花園を目指そうと思ってラグビー部に入りました』。

花形のポジションであるスタンドオフをやりたかったということですが
監督から背が大きいからロックをやれと言われたそうで・・・

『ラグビーを知っている同級生に“ロックはどんなポジションなの?”と聞いたら
“男の中の男がやるポジションだよ!”と言うわけですよ。
スクラムの2列目なんですけど、おしくらまんじゅうみたいなラグビーの楽しさに
どんどん取り憑かれていって気付いたら46歳までやっていましたね』。

ラグビーに人生の夢とロマンをもらったという伊藤さんは
40歳まで神戸製鋼に所属し、
2012年に退団した後は後輩からの誘いもあって、
東日本大震災で甚大な被害を受けた
岩手県に拠点を置く「釜石シーウェイブス」に入団、
2018年に現役を引退されました。

++ Right now ++

昨年2月に引退した伊藤さんは現役時代に運動はやり尽くしたということですが、
奥さまと娘さんから体型の変化について厳しくチェックされて怖いので
今も適度にランニングや筋力トレーニングをしているそうです。

長期の休みを取りたい思うことはあまり無いそうですが・・・

『ブラジルには行ってみたいと思いますね。アルゼンチンとウルグアイには
ラグビーの試合で行ったのですがブラジルは行けなかったんですよ。
最近、ブラジルはラグビーにも力を入れてきて強くなっていて、
サッカー大国のブラジルがラグビーをしたらどうなるのか興味あるし
現地でサンバも踊りたいですね』。



++ From now on ++

ラグビーを通して人々に伝えたいことについて伊藤さんは・・・

『“One For All, All For One”の精神ですね。
この30年間以上、その精神をずっと学んできたのかなと思いますね。
あとラグビーには“No Side”がありますね。
試合が終わったら敵と味方は無しという精神ですが、若い頃は全くそういう思いには
なれませんでした。でも、歳を重ねるに連れて分かってくるんです。
全力を尽くしたら勝っても負けても“No Side”の精神になれるんですよ。

日本ラグビー界がさらに発展するためには「プロ化」が必要という伊藤さん。
協会の会長と副会長が変わったことで実現の可能性が見えてきたということです。
そんな中でご自身の夢について・・・

『これまでラグビー界にお世話になってきたので、今後はラグビーの普及や宣伝、
選手の育成などいろいろな部分でラグビー界に貢献していきたいと思います。
僕も48歳になりましたが、これからも明るく楽しい人生を送っていきたいので
人として日々、向上、成長していきたいですね。それが私の夢です』。

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  • UP ALL NIGHT / BECK
  • メロディー / 玉置浩二
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