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STORY

2019.05.04

写真家の山口大志さん

++ Introduction ++

写真家の山口大志さんがライフワークにしているのがアマゾン川流域に生息する
色鮮やかな生き物の撮影で、今は極彩色でとても美しい色をしているハチドリを
追いかけていらっしゃいます。ハチのように飛びながら花の蜜を吸う美しい鳥、
ハチドリは中南米に300種類くらいいるそうです。

『生き物は造形的にとても美しい色や形をもっているんですね。
アマゾンでそれを上手に引き出せるように撮れるのはひと月で一枚ですかね。
ここぞと思う核心部に入り込んでずっと待つわけですね。
その時には椰子の葉などで隠れ子屋みたいなものを作って、
気配を消すような感じでシャッターチャンスをひたすら待ちます。
アマゾンの木の高さは40〜50メートルあって猿は木の上に住んでいますが、
植物や木の実などを食べていると
塩分を吸収できないので土を食べに降りてくる…
その瞬間を見た時にまるで人間みたいな顔をしていて驚きましたね』。

これまでに撮影した中で最も苦労した体験について山口さんは・・・

『以前、土の中にミネラルが含まれていて、それを食べにサル、バク、
ヤマアラシなどが集まる場所に撮影に行って。
その時に猿はとても警戒心が強くて
クモザルという猿ですけどそれを待つのに朝6時から毎日12時間、
椰子の葉の隠れ子屋の中に入って
3ヶ月待ったら2週間に一度くらい来るんです。
それで目当ての写真を見事に撮ることができましたね』。



++ Until now ++

佐賀県北部、玄界灘に面した唐津出身の山口さんは実家の近所に大きな川もあり
カエルやザリガニを獲って飼育し、
図鑑で調べるなど子供の頃から生き物の色や動きが
好きだったとか。そういった中、アマゾンに対する興味が生まれたのは・・・

『小学生の時にペットショップに行ったところ鮮やかな色の魚がいたんです。
ネオンテトラとかエンゼルフィッシュとか近所にはいない色や形の魚が泳いでいて、
親に頼んで買って図鑑を引っ張り出してどこに棲んでいるのかなと調べたところ
アマゾン川だと知って地球儀を見て、そういうのがきっかけですよね。

山口さんが初めてアマゾンを訪れたのは26歳の時の初めての海外旅行。

『衝撃を受けたのはジャングルの広さですね。
アマゾン川の中流にマナウスという都市があって、そこにサンパウロ辺りから
ジェット機が着陸するんです。
その時にアマゾン川の本流の上を飛行機が飛ぶ時に
窓から見ると凄いですよ。見渡す限りジャングルと大きな川でしょ。
ただしアマゾンに来たのはいいけれどエンゼルフィッシュなんか探せるの?
と思うわけですよ。そんな所で小さな魚を見付けられるのかなって。
だから凄く楽しみなのと不安が交差しました』。

人生は一回しか無いので自分の心の一番深いところがグラグラっと動くもの、
それを早く見つけることが生きがいだと思っているそうです。

++ Right now ++

現在の趣味はロックギターを弾くこと。
高校時代にバンドで
ヴァン・ヘイレン、メタリカ、ミスター・ビッグなどの曲を
演奏していたという山口さんは今でも月イチ程度、
音楽スタジオでギターを弾いて
ストレスを発散させているとか。

今、行きたい場所について・・・

『四国が好きですね。素朴な自然があって海も豊かなんですよね。
食べ物も美味しくて街も地方都市にしては活気がありますし。
撮影するとなると地元の佐賀、あるべき自然が残っているというのかな。
佐賀市内にはクリークという水路が残っていて美しい希少種のタナゴの仲間が
たくさん棲んでいて・・・意外と佐賀県民は地元のことを知らないので、
そういった意味でも撮影したいなと思います』。

海外では一生かけても見られないくらい広いアマゾン。
そしてパプアニューギニアの極楽鳥を見てみたいということでした。



++ From now on ++

アマゾンに通って山口さんが気付いたこと・・・

『生き物がいる所は水と空気と土が素晴らしくて豊かなんですね。
生き物は人間にとって大事なものを作っていることが分かるようになって、
「生き物を守らなければ」、「そっとしておかなければ」と考えるようになりました。
そういうことは子供の頃に生き物にたくさん触れると
大人になってから分かるようになりますよね。』

今後の山口さんの活動についてお聞きしたところ
『好きなことを続けていきたいですね。たくさんアマゾンの撮影をやってきましたが
今、私はハチドリという鳥に心を奪われているので、
もう少したくさん撮影してみたいです』

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