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STORY

2019.02.16

総合格闘家/タレント/実業家の高田延彦さん

++ Introduction ++

総合格闘家、タレント、実業家として活躍されている高田延彦さん。
1990年代から2000年代にかけて数多くの名勝負をおこない、
引退後は新たな総合格闘技PRIDEを経てRIZINの統括本部長として
興行に深く関わってきました。今回、その座を退いたことについて・・・

『自由闊達に物を申すことができないジレンマがあったし、
RIZIN愛が強く好きだからこそファンと同じ温度で感じていたとしても
統括本部長という立場だと正面からネガティブなことを言いづらいし、
窮屈でやりにくい3年間でした』。

ご意見番となったいま、まずはRIZINの会場に足を運んで
その空気感や音を体感してほしいとのこと。
長い花道を歩いてリングに向かう瞬間から
各選手のキャラクターが出ていて
その姿を観るだけでも楽しめるそうです。

そして会場に流れる「煽りV」も見所のひとつ。
煽りV制作の天才と言われる佐藤大輔さんが手がける映像は分かりやすく
感情移入できるようなドラマ性があってクオリティがとても高いので
RIZINについて何も知らずに初めて観戦する方にも優しい演出に
なっているとのこと。

注目すべき選手について伺ったところ・・・

『今は堀口恭司選手ですね。
もともとはアメリカの総合格闘技団体UFCに所属していた選手で
現在はRIZINバンタム級世界チャンピオンですが、
伝統空手ベースなので
相手との距離が非常にある珍しいタイプです。
堀口選手の試合での相手との距離感は通常の総合格闘技よりも
2メートルほど離れていて、気付くとそこから殴られているんです。
入り込み、踏み込み、飛び込みの瞬間のスピードは天性のもので
しっかり打ち抜く感性ももち合わせているので、
彼が入ってきた時には連打で殴られているという。
さらに寝技も関節技も強いオールラウンド・プレーヤーですね』。


++ Until now ++

幼稚園に通っているころに
プロ野球の巨人対中日戦で長嶋選手が大活躍して
勝った試合をテレビ中継で初めて観戦したという高田さん。
幼いながらもスーパースターのオーラや凄さを感じて草野球を始め
小学3年生の時に野球チームに入り、
オール横浜に選出されるほどの実力が
あったそうですが、
長嶋選手が現役を引退したタイミングに合わせて
6年生で野球を卒業したとのこと。

次に魅了されたのが
毎週金曜日の夜8時にオンエアされていたプロレス中継で、
当時はアントニオ猪木選手の全盛期。
中学2年生の時に初めてプロレスの試合場に行き、
現地で購入したパンフレットをパラパラと開いて目に止まったのが
「君もプロレスラーになれる!」という募集記事で、
その時に試合会場で自分と同世代の人たちが
新弟子として練習している姿を
見たことがきっかけとなってレスラーになろうと決断したそうです。

実は相撲部屋に入門した経験もある高田さん・・・
新日本プロレスに入って半年くらい経ったころ、
足腰を強くするために
柔道の帯を腰に巻いてリングで相撲の練習もしていたところ先輩から
“お前は足腰が強いからプロレスより相撲のほうが向いている。
絶対に相撲に行ったほうがいい“と言われ、その先輩が懇意にしていた
片男波部屋に連れて行かれたとのこと。
1回目はちゃんこ鍋をご馳走になって終わったそうですが、
後日また連れて行かれた時には“回しを付けて稽古場に出ろ”と。

『当時17歳でしたが、
部屋に所属していた15歳の凄い体が大きい見習が
私のことを“高田”と言うんですよ。
自分は入門していたわけはないし、
年下だけど兄弟子だから“高田”って。
様子が変だと思いながら四股を踏んだり型をやらせてもらったりして、
ふと気付いたら入門していたんですね。
それで大部屋に10日くらいいたかな〜。
10日のうち多分7日間は夜に泣いていましたね。
プロレスという西洋的なものを
中学2年から練習して新日本プロレスに入って
憧れの猪木さんの下に辿り着いたのに、
なんで今、超和風のレスリングである
相撲レスラーを目指しているのか本当に悩みました。
するとプロレスの先輩が“今のままでいいのか?”と。
で、“良くないっす(笑)”。“帰るか?”と言われたので、
“はい、帰りたいっす”と二つ返事で夜逃げしました。
自分が目指しているものとは違ったということでしょうか。
それで、プロレス戻ることができたということです』。

++ Right now ++

高田さんの趣味は柔術。
筋トレ、ウォーキング、軽いジョギングなどは続けていたそうですが、
昔を思い出すこともあって、
人とコンタクトを取り、
奥が深くて攻防の動きもシステマティックで面白くて怪我も少ない、
そして何よりもたまたま良いコーチと出会ったことがきっかけで
56歳にして始めたそうです。

『2002年に引退してから人と取っ組み合ったことが全く無い、
一切やっていなかったので16〜17年ぶりくらいにちょっとやってみたいと
思って・・・始めて数ヶ月ですが面白くて止められないですね。
今は週2〜3回ペースで道場に通っています』。

日頃から体調管理にも気を付けていという高田さんは
朝までお酒を飲むこともありますが、普段は食べ物に気を使い
コンスタントに検査を受けていて、
大好物の胃カメラは年に2回ペースとか。



++ From now on ++

今後の格闘技界は何が展開されるか本当に分からないという高田さんは
テニスの大坂なおみ選手のように若くて強く世界に通用する選手が
現れるかもしれないので、そういう意味では前向きに楽しみとのこと。

『2015年にRIZINが旗揚げして3年経ちましたが、現在の形になって変わって
ステージも上がりましたしね。これからも強いファイターがRIZINで戦って
レベルがどんどん上がることによって、RIZINのリングに上がりたい
という世界のトップファイターが増えてくると思うんですよ。
それがRIZINの未来を明るくしてくれる一番の材料ですから。
今は一番はUFCなんでね。何とかUFCに追いついて並んで追い越すことが
できるように世界の頂に行けるような』。

これまで自分の中で唯一決断したのはプロレスラー目指したことだけで
その他は常に目の前にあることに集中して日々を送って56歳になったという
高田さんはこれからも夢や目標はもたず、“なるようになる”というスタンスを
貫きながら、RIZINを応援していきたいということです。

次回の「RIZIN 15」は4月21日に横浜アリーナで開催されます。
ぜひ、会場の空気感と音、選手のパフォーマンスを体感してください。

ON AIR LIST

  • GOT TO KEEP ON / CHEMICAL BROTHERS
  • ROCK STEADY / ARETHA FRANKLIN
  • BOHEMIAN RHAPSODY / QUEEN
  • FOREVER MAN / ERIC CLAPTON

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