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2016.12.31 Sat.

第40回 演出振付家 MIKIKOさん

演出振付家のMIKIKOさんをお迎えしました。

MIKIKO | CHOREO-DIRECTOR

ついに今夜は紅白歌合戦!
紅白歌合戦では、MIKIKOさんが振付した楽曲の数々が披露されます。
「生放送で、1分1秒を争う裏側なので、いつも緊張します」とMIKIKOさん。

MIKIKOさんは広島県でダンスをはじめ、
20歳になった時には、アクターズスクールでダンスを教えるようになりました。
「そこに入ってきたのが、Perfumeの3人で、小五だったんですけど。
 彼女たちの振り付けと先生をしながら、ダンサーとして
 東京と行ったり来たりしていく中で、"振付した相手が輝くのを見るのが楽しい"と
 思える瞬間があって。広島から東京に来て、振付家として活動するようになりました」


振付だけでなく、本格的に演出もされるMIKIKOさんは、
広島から東京に拠点を移しますが、すぐにNYに留学されました。
「元々、アメリカに留学するなんて、自分の人生に起きると思っていなかったので、
 英語も中高短大レベルだし、家をどうやって賃貸できるのか、からだったし。
 1人になる時間が日本にいる時は無くて、そこから、NYに放り出された時に、
 "自分の好みって?" "果たして振付好きなの?"とか感じて。
 一生何も、自分で発信していかなかったら、
 何も起きないんだっていう怖さも感じましたね。」

さらに、”勉強というよりも、自分と見つめ合う時間だった”と振り返ります。

ドラマ主題歌として大ヒットした、星野源さんの”恋”もMIKIKOさんの振付です。
サビは、”ドキドキドキ”、"ミミ" "ソファミレド"など、
言葉やリズムで覚えられる振付になっていて、思わず踊りたくなるダンスになっています。

MIKIKOさんは、女性だけのダンスカンパニー"ELEVEN PLAY"を主宰されています。
「同じ振りを踊っても、内側が引き出せるような振付をしていきたくて、
 元々女子校だったりして、面倒臭さも愛おしいと思えるような表現を目指しています。
 周りはどんどん変わっていくけど、始めた頃から自分が興奮するものを作ろうというのは、
 ぶれないように持って、続けていきたいですね。」

さらに、エクノロジーとのコラボとして、
Rhizomatiksと一緒にパフォーマンスを行うことも増え、MIKIKOさん目が離せません。

そんなMIKIKOさんの"明日を美しくする秘訣"は、、、
「冬でもしっかり、体を動かして汗かくことです。
 気持ちが晴れたり、ストレス発散できるので、
 忙しい中でもレッスンするようにしていますね。」


MIKIKOさん、ありがとうございました!