SAPPORO BEER OTOAJITO

SATURADAY 18:00-18:54 ON AIR クリス・ペプラーがミュージシャンをゲストに迎え、おいしいお酒を片手に音楽ヒストリーを紐解く54分!! メッセージを送る ARCHIVE FACEBOOK TWITTER INSTAGRAM

SAPPORO BEER OTOAJITO SATURDAY 18:00-18:54 ON AIR クリス・ペプラーがミュージシャンをゲストに迎え、おいしいお酒を片手に音楽ヒストリーを紐解く54分!!

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2022.09.02 ON AIR
今週はシンガー・野宮真貴さんをお迎えしました。
先日行われたFUJI ROCK FESTIVAL '22では、
Night Tempoのステージに野宮さんが
シークレットゲストとして出演しましたが、実は...

野宮さんが前回OTOAJITOに出演されたのは2015年。
先日行われたFUJI ROCK FESTIVAL '22では、
Night Tempoのステージに野宮さんが
シークレットゲストとして出演しましたが、
クリス・ペプラーとも顔を合わせていたそう。
実は出演者としてもプライベートでも初のフジロックだったそうで、
「うそ!そうなの!?」と驚くクリス・ペプラーに野宮さんは
「みんなに山の天気は変わりやすいから必ず雨が降るとか、
 長靴が必要だとか、『野宮さん無理だよ』みたいな感じで言われていて、
 ビビってたんです。」と話しました。しかし今年は天候に恵まれたこともあり、
とても楽しく過ごせたようで、
「楽しかったです!また行きたいし、また出たい!」と述べました。

シルバーのフリンジがキラキラと輝く衣装が印象的だった
フジロックでの野宮さんですが、クリス・ペプラーは当日を振り返り、
「あの衣装はスゴかったですね!
 サーキュレーターの前に野宮さんが行くと、舞うわけよ!
 野宮さんが舞うとドレスも舞う。圧巻でした。
 さすが野宮真貴!というビジュアルもおいしいライブでしたね。」と語りました。

ここで野宮さんの音楽ヒストリーの話へ。
野宮さんが最初に手にしたレコードは『黒ネコのタンゴ』のシングル盤。
9歳の時に買ってもらったそうで、
この日はなんとスタジオに現物を持ってきてくださいました。
「『黒猫のタンゴ』は本当に当時流行って、とても可愛い曲なんですけど、
 私B面の曲がすごく好きで。『ニッキ・ニャッキ』っていう
 置鮎礼子さんっていう女の子が歌っている曲なんですけど、
 とてもオシャレで可愛いんです。」と紹介し、
実際にスタジオでレコードを流しました。
曲を聴いたクリス・ペプラーは
「今ツボだなぁ、こういうの。娘が2歳なんで、
 家でこういうのばっかり聴いてますからね。超レアな音源ですね!」と反応しました。

『黒猫のタンゴ/ニッキ・ニャッキ』のレコード以外は
あまり残ってないという野宮さんですが、
生粋のファンであるキッスのレコードは今もあるそう。
「持ってますね!しかも今年日本に来ますよ!」と述べた野宮さんに、
 クリス・ペプラーは
「来ますよね!でも何度目の引退コンサートなの?1
 5年くらい前から見てきた気がするけど。」と反応しました。
野宮さんが「閉店セール的な?」と返すと、
「そうそう、永遠に終わらない閉店セール。」と
クリス・ペプラーが述べ、2人で笑いました。

野宮さんがこの日挙げたキッスのフェイバリットアルバムは
『地獄の軍団(Destroyer)』。
「良く出来たコンセプトアルバムっていう感じで、
 オシャレだし好きでしたね。」と述べると、
クリス・ペプラーは収録曲「デトロイト・ロック・シティ」について、
「なんだかんだ、KISSはこの曲かなって感じがする!」と語りました。
野宮さんがキッスを知ったのは高校生の時だそうですが、
ゴリゴリのロックではない、ポップなメロディやその聴きやすさに惹かれたんだとか。
ちなみに野宮さんが好きだったキッスのメンバーは
リードギターのエース・フレーリーだったそうです。
「高校生の時にキッスのファンになって、ずっと続いているバンドだから、
 追いかけていこうって決めていて、
 今度が最後となると寂しくもありますね。
 全力で応援しに行こうと思います。」と話しました。

野宮さんはKISSも含め、
ビジュアルも楽しめるバンドやアーティストが好きだそうで、
中学生の頃にはグラムロックにハマり、
その中でもニューヨーク・ドールズがお気に入りだったんだとか。
「あのルックスが好きで、
 悪趣味ギリギリみたいなところに惹かれましたね。」と話しました。
野宮さんは1975年に開催された
『ワールド・ロック・フェスティバル』に足を運び、
ニューヨーク・ドールズのライブを見たそうです。

1980年代に入り、ニューウェーブの時代になると
野宮さんはディーヴォやブロンディ、B-52'などを好んで聴くようになったそう。
ニューウェーブのバンドの中でも特に好きだったのはプラスチックス。
「紅一点の佐藤チカさんに憧れました。佐藤チカさんはボーカルでもあるけど、
 スタイリストが本業で、プラスチックスのそういうスタンスもカッコよかったし、
 新しくて夢中になりました。」とその魅力を語りました。

プラスチックスの魅力に惹かれた頃、
野宮さんはシンガーとしてコンテストやオーディションに出始め、
プロを目指し、1981年に鈴木慶一さんをプロデューサーに迎え、
『ピンクの心』というアルバムでデビューしました。
そのデビューから昨年で40年。
「まさかこんなに歌っていると思わなかったです。」
と自身のキャリアを振り返りました。

そんな野宮さんですが、デビュー40周年を記念したアルバム
『New Beautiful』と、野宮さんがボーカルを務めるバンド、
PORTABLE ROCKの40周年アルバム
『PAST & FUTURE ?My Favorite Portable Rock』が現在発売中です。

そしてデビュー40周年の締めくくりとなるライブが9/8(木)に開催されます。
ジャズピアニスト・矢舟テツローさんを迎えたトリオ編成でのパフォーマンスで、
ピチカート・ファイヴの曲の演奏や、『New Beautiful』の曲の
ジャズアレンジを披露するなど、新鮮なパフォーマンスになる予定だそうです。
ライブの詳細は野宮真貴さんの公式ウェブサイトをチェックしてください。
 
野宮真貴さんに関する情報はこちらから

さて、野宮真貴さんとのトークは次週:9月9日に続きます。
コロナ禍になってから自宅でよく聴くようになった音楽のお話や
野宮さんが観た印象に残っているコンサートのお話など
盛りだくさんの内容でお届けします。ぜひ黒ラベル飲みながらお聴きください!

OMIYA

カズチー
『燻製数の子とチーズの組み合わせが
 食感も含めて病みつきになる一品。
 北海道の留萌市から生まれたカズチー。
 これはもう発明!
 道産子の私としては、食べて応援!』(野宮真貴さん)

MUSIC

  • Tokyo Rouge feat. 野宮真貴
    / Night Tempo

  • 黒猫のタンゴ(レコード音源)
    / 皆川おさむ

  • ニッキ・ニャッキ(レコード音源)
    / 置鮎礼子

  • I Was Made For Lovin' You / Kiss

  • Detroit Rock City / Kiss

  • Rock And Roll All Nite (LIVE) / Kiss

  • Strutter / Kiss

  • Personality Crisis
    / New York Dolls

  • (I Can’t Get Me No) Satisfaction
    / Devo

  • TOP SECRET MAN
    / プラスチックス

  • ピンクの心 / 野宮真貴

  • 東京は夜の七時 (feat. Night Tempo)
    / 野宮真貴

  • 「サンキュー」from『野宮真貴×矢舟テツロー ~うた、ピアノ、ベース、ドラムス』ライブ / 野宮真貴

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