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2022.04.15 ON AIR
今週はLUCKY TAPESの
ギタリスト・高橋健介さんをお迎えしました。
そもそも高橋さんが
ギターを弾き始めたきっかけは...

神奈川県横須賀市出身の高橋さん。
米軍基地があることもあり、周辺のバーには
日本人が1人もいないという光景も珍しくなかったそう。
のちに上京した際は、
「東京って意外と外国人が少ないんだな。」と思ったそうです。
クリス・ペプラーは横須賀に関して、
"音楽が盛んな街"という印象があるそうで、高橋さんは
「昔はジャズが盛んだったみたいですけど、
　僕の頃はパンクロックが流行っていたイメージですね。」と話しました。

高橋さんが高校生の時に
バンドに入って初めて演奏した曲は、ELLEGARDENの「Missing」。
そもそも高橋さんがギターを弾き始めたきっかけは、
母が持っていたアコースティックギターと好きな女の子の存在だったそう。
「家に母親が高校生の時に使っていた
　アコースティックギターがあったんです。
　それで、中学生の時に好きだった女の子がゆずが好きだったんで、
　ゆずの曲をアコギで弾けたら、
　好きになってもらえると思ってギターを始めました。」と話しました。
結局フラれてしまったそうですが、
ギターは楽しくて続けていくことなったんだとか。
高橋さんは母にギターを始めたきっかけを明かしたことはないそうで、
クリス・ペプラーが
「言ってあげなさいよ！絶対喜ぶと思うよ！」と述べると、高橋さんは
「恥ずかしくて言えないんですよ。
　最初はバンド活動するのも反対されましたけど、
　今はこまめにチェックしてくれているみたいです。」と話しました。

番組ではゲストの皆さんに音楽ヒストリーにまつわる
アンケートに答えていただいていますが、
高橋さんが初めて買ったCDはQueenの「I Was Born To Love You」。
木村拓哉さん主演のドラマ『プライド』の主題歌だったことがきっかけで好きになり、
お小遣いをためて8cmシングルCDを買ったそうです。
高橋さんの母もQueenが好きだったそうで、
その他にもABBAやThe Beatles、The Carpentersが好きで
よく家で曲が流れていたんだとか。
クリス・ペプラーは先日亡くなった
Foo Fightersのドラマー、Taylor Hawkinsを偲び、
「彼は歌がめちゃくちゃ上手くて、ライブでクイーンの曲をカバーする時は、
　デイヴ・グロールがドラムを叩くんですよ。
　テイラーはドラムも凄いし、人格者だったみたいなので、
　亡くなった時は多くの人がコメントをしていましたね。」と語りました。　

高橋さんは母親から音楽的な影響を受けたと話しましたが、
父は演歌を好んで聴いていたそう。クリス・ペプラーが
「じゃあお母さんと正反対っていう感じですね。」と述べると、
高橋さんは肯定しつつ、
「でも僕が20歳くらいの頃、父も60歳を過ぎていたと思うんですけど、
　何故か急にBoAにハマって、
　実家にもめちゃくちゃCDがあるんですよ。」と明かしました。
高橋さんの父は寡黙な方だそうで、
BoAさんにハマった理由はハッキリしないそうですが、
韓国ドラマが好きだったことが理由かもしれないと述べていました。

好きな女の子がきっかけでアコースティックギターを始めた高橋さんですが、
エレキギターを手に取ったのはCharさんの影響が大きかったそうです。
高橋さんはCharさんの「Smoky」をたまたま聴いて、
『なんだこのカッコいい人は！』って思ったんです。
それで「Smoky」を弾けるように
なりたいと思ってエレキを始めました。」と話しました。
その後Charさんが影響を受けたEric Claptonや
The Venturesに触れるなどし、音楽の世界が広がったそうです。

高校生の頃にはタワーレコードに通うようになり、
試聴機にあったThe Brand New HeaviesのCDを聴き、衝撃を受けたそうです。
「ギターの音があまり前に出てこない音楽が好きになったんです。」と
アシッドジャズを聴くようになった経緯を話しました。
LUCKY TAPESへの影響について訊かれると、
「歌を一番大事にしているので、ギターの音は前に出ないんですけど、
ソロになった瞬間にエモめのフレーズが出るのはアシッドジャズとか、
それこそCharさんの影響があると思います。」と語りました。

LUCKY TAPESは4月27日に約1年半ぶりの
フルアルバム『BITTER!』をリリースします。
前作『Blend』との違いについて
「前作はコロナが始まって、ステイホーム時期に作られたので、
　それこそステイホームに合った音楽だったんですけど、
　今作は状況が少しずつ良くなってきたのもあって、
　外に出るような、ライブを意識した曲が多いです。
　状況を打破したいという気持ちも大きくて、
　そこが大きな違いかと思います。」と解説しました。
LUCKY TAPESは5月からワンマンツアーも予定されています。
詳しくはLUCKY TAPESのウェブサイトをチェックしてください！

LUCKY TAPESに関する情報はこちらから

さて、高橋健介さんとのトークは次週：4月22日に続きます。
引き続き、クリス・ペプラーが高橋さんの音楽ヒストリーに迫る30分！
黒ラベルを飲みながらお楽しみください。