SAPPORO BEER OTOAJITO

SATURADAY 18:00-18:54 ON AIR クリス・ペプラーがミュージシャンをゲストに迎え、おいしいお酒を片手に音楽ヒストリーを紐解く54分!! メッセージを送る ARCHIVE FACEBOOK TWITTER INSTAGRAM

SAPPORO BEER OTOAJITO SATURDAY 18:00-18:54 ON AIR クリス・ペプラーがミュージシャンをゲストに迎え、おいしいお酒を片手に音楽ヒストリーを紐解く54分!!

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2022.02.11 ON AIR
先週に引き続き、
THE SPELLBOUND / BOOM BOOM SATELLITESの
中野雅之さんをお迎えしました。
クリス・ペプラーが
「小林裕介さんの魅力って なんだと思いますか?」
と質問すると、中野さんは...

2021年1月に配信シングル「はじまり」で
THE SPELLBOUNDとしての活動をスタートさせた中野さん。
BOOM BOOM SATELLITESの活動が停止になり、
数年間プロデュースワークを行なっている中で、
自分の音楽を発信する場所を持たないといけないという思いが強くなり、
それがTHE SPELLBOUNDに繋がったそうです。
「やっと1枚アルバムが出来て、フルセットのライブも出来るようになって、
 ようやくTHE SPELLBOUNDというバンドの音楽が見えてきました。
 それまでは、とにかく小林裕介と持っているモノを出し合って、
 何が出来るのかを探っている2年間でした。」と
デビューアルバム完成にいたるまでを振り返りました。

クリス・ペプラーが
「小林裕介さんの魅力ってなんだと思いますか?」と質問。
中野さんは
「声も素敵ですし、とても優しい男なんです。
 紡がれていく言葉も美しくて、優しく、文学的なんですよね。
 そこに惚れ込んでいますね。」と話しました。
アルバム制作の過程では、産みの苦しみや
フラストレーションを抱えていたそうで、その理由について、
「自分が思っている程、良い曲が出来ないっていうのがあったんです。
 2人が持っている1と1の能力を足しても、
 2にならないという日々が1年間くらい続きました。
 小林くんと小さいスタジオにこもって制作を続けて、
 ようやく光が見えたのが2020年の秋頃でしたね。」と話しました。 

「良い音楽が出来る確信はないけれど、頑張れた。」とも話した中野さん。
突破口について訊かれると、
「小林くんのマインドの変化が大きかったと思います。」と述べました。
伝わるか分からないかもしれない、と前置きした上で、
「まだまだ小手先で音楽を作っている面があったと思うんです。
 小林くんが心を込めて音楽を作ることを、
 本当の意味で理解し出した時に、
 ポンと良い曲が出来るようになりましt。」と話しました。
中野さんはBOOM BOOM SATELLITES、
小林さんはTHE NOVEMBERSというキャリアがあり、
お互いにそのキャリアにあぐらをかいていたのかもしれないとも分析しました。
「今のエレクトロニック・ミュージックって
 プリセット音源だけで作り上げることも出来るんです。
 その中でどうやって自分達だけの音楽を見つけるかがテーマなんですが、
 そこで問われるのは、
 その人の人間力なのかなって思います。」と語りました。

番組ではゲストのみなさんに
事前にアンケートに答えていただいていますが、
"意外かも知れないが、こんなアーティストが好き!"という質問で
中野さんが挙げたのは、マシン・ガン・ケリー。
「コロナ禍で満足にライブ活動をあまり出来ていなくて、
 元気にツアーが出来ていたら、世界中の若いロックファンを
 新たに掘り起こしていたかもって思います。
 アメリカでロックミュージックの力が弱まっている中で、
 希望の光を与えるアーティストかもしれない。」と話しました。
マシン・ガン・ケリーのラップとポップパンクのジャンルを行き来する姿には
「次世代っぽくて面白い。」と述べました。

中野さんが日本のバンドで注目しているのは、
マカロニえんぴつとOfficial髭男dism。
「日本語詞で関心させられるアーティストが最近多いんです。
 Official髭男dismは勉強材料としてよく聴きいてますね。
 構築能力も凄いなって思ってます。」と話すと、クリス・ペプラーも同意しながら、
「欧米の音楽がどんどんシンプルになっていく中で、
 日本の音楽はすげぇことやってるなって感じがしますよね。」と語りました。

中野さんにはリスナーからの質問にもお答えいただきました。

『黒ラベルのテーマでもある「大人の☆生」。
中野さんにとって“大人”とはどういう意味だと思いますか?
 大人になったと感じた時はいつですか?』

「経験値によって、優しさと包容力を身につけた人が大人ですかね。
 今でも大人になりたい、なれていないという感覚があるんです。
 ただ、同時に大人にならないでいようっていう気持ちもあるし、
 僕は50歳になりましたけど、まだそういった葛藤はありますね。」

『曲の作り方について質問です。
 中野さんは主旋律から作ることが多いとのことでしたが、
 どうやって最初のメロディーを思いつくのでしょうか?』

「いくつかパターンがあるんですが、
 THE SPELLBOUNDで言うと、小林裕介に大喜利を仕掛けるんです。
 例えば、マシン・ガン・ケリーのような曲を
 ギター1本だけで作ってこい、みたいな。
 小林くんが自分では絶対に作らないようなタイプの曲なので、
 そうすると普段の小林くんからは出ないメロディが生まれるので、
 それを制作のきっかけにすることもあります。」

『THE SPELLBOUNDは素敵なバンド名ですが、
 他に挙がった名前を教えてください。』

「「DRESS LIKE AN ANGEL」っていう名前が挙がりました。
 「SPELLBOUND」も「DRESS LIKE AN ANGEL」も
 BOOM BOOM SATELLITESの曲名から取っているんですけど、
 それを縛りにしてバンド名を考えていました。」

THE SPELLBOUNDは2月23日にファーストアルバム
『THE SPELLBOUND』をリリースします。
今後の活動について、
「ライブバンドとしてのポテンシャルがあることを確認出来たので、
 多くの人にライブを見てもらいたいです。制作の勢いもあるので、
 より掘り下げた作品を作って、
 みなさんを楽しませたいなと思います。」と述べました。

2月26日にはファーストアルバムのリリースに合わせて、
「THE SPELLBOUND the first album launching special live」を
Spotify O-EASTで行います。今回のアルバムの楽曲を
追体験出来るようなライブになるそうなので、こちらもお楽しみに!
詳しい情報はTHE SPELLBOUNDのウェブサイトをチェックしてください。

THE SPELLBOUNDに関する情報はこちらから

さて、次週:2月18日&2月25日は、
OTOAJITO初登場!宮本浩次さんをお迎えします。
クリス・ペプラーが宮本さんの音楽ヒストリーを紐解く30分!お楽しみに!

OMIYA

極太おつまみメンマ
クリス・ペプラーが自宅で用意した
黒ラベルのおともは”極太おつまみメンマ”
歯ごたえバッチリのメンマと黒ラベル。
想像しただけでたまりません!

MUSIC

  • A DANCER ON THE PAINTED DESERT
    / THE SPELLBOUND

  • はじまり/ THE SPELLBOUND

  • FLOWER/ THE SPELLBOUND

  • Bloody Valentine /
    Machine Gun Kelly

  • Care / Beabadoobee

  • はしりがき / マカロニえんぴつ

  • 宿命 / Official髭男dism

  • SPELLBOUND /
    BOOM BOOM SATELLITES

  • Budapest By Blimp /
    Thomas Dolby

    この日のトークを受けて
    クリス・ペプラーが選んだ1曲!

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