ARCHIVE | SAPPORO BEER OTOAJITO | Every Sat. 18:00-18:54

2021.08.13 ON AIR
今週は、シンガーソングライター・
トラックメイカーのAAAMYYYさんをお迎えしました。
国内外のアーティストとのコラボレーションや
Tempalayのメンバーとしての活動など、
幅広い音楽表現を行なっているAAAMYYYさん。
小さい頃は...

国内外のアーティストとのコラボレーションや
Tempalayのメンバーとしての活動など、
幅広い音楽表現を行なっているAAAMYYYさん。
OTOAJITOには初登場でした。
AAAMYYYさんは長野県出身で、
小さい頃はスピードスケートや陸上競技、バレーボール、
マラソンなどを楽しむスポーツ少女だったそうです。
テレビゲームを持っていなかったこともあり、遊ぶ時は公園に行ったり、
父親と山に行ってバードウォッチングしたり、キャンプをしたりと、
AAAMYYYさんは自身を「野生児のように育った。」と表現していました。

「AAAMYYYさんは打ち込みで音楽も作ったりするから、
当然ゲームもやってきてると思ったら違うんですね。」と
クリス・ペプラーは述べ、続けて
「この間、日曜にやっている「J-WAVE TOKIO HOT 100」に
　ROTH BART BARONの三船さんが来てくれたんだけど、
　彼は森の中を歩くのが大好きだって言っていて、
　森からインスピレーションを受けることがあるみたいなんだよね。
　ROTH BART BARONの音を聴くと、
　まさに森じゃん！って納得出来たね。」と話しました。
これを聞いたAAAMYYYさんも「ああ、確かに。」と反応していました。

スポーツ少女だったAAAMYYYさんが音楽に目覚めたのは大学三年生の頃。
「大学を1年休んでカナダに留学していたんですけど、
　そこでアグレッシブローラーブレードっていうスポーツの
　コミュニティに入って、トリックを練習したり、みんなと遊んだりしてたんです。
　トリックを決める時にビデオクリップを撮るんですけど、
　そのBGMがテーム・インパラとかゴリラズとかで、
　カッコいいなって興味を持ち始めて、
　DTMで作曲をするきっかけにもなりました。」と話したAAAMYYYさん。
クリス・ペプラーに「カナダに留学した理由はなんだったんですか？」と質問されると、
AAAMYYYさんは
「当時はキャビンアテンダントを目指していたので、
　キャビンアテンダントの専門学校に行っていました。
　高校からの夢だったんです。英語や旅行、接客業が好きだったので、
　自分の将来に向いてるかなと思って留学して勉強したんですけど、
　結局ミュージシャンになりました。」とこれまでの経歴を振り返りました。

そんなAAAMYYYさんが始めて買ったCDは、
当時流行していた『だんご3兄弟』。
同じ時期にZARDの『永遠』のシングルCDも繰り返し聴いていたんだとか。
「大人になりたい気持ちとか、大人への憧れから
　ZARDさんを聴いていたのかもしれないです。」と当時を振り返りました。
よく聴いた作品としてAAAMYYYさんが挙げたのは、
ヴァイナル・ウィリアムスの『Brunei』とGUMの『Glamorous Damage』でした。
どちらもTempalayのサポートを初めた頃にメンバーの影響で知り、
刺激を受けたアルバムだと話しました。

AAAMYYYさんは8月18日に2枚目のソロアルバム
『Annihilation(アナイアレイション)』をリリースします。
『Annihilation』は「全滅」を意味する言葉ですが、タイトルについて
「自分の中に“内面の自分”と“外面の自分”がいて、
　これまでは“外面の自分”を大事にするような生き方をしてきたんですけど、
　コロナ禍で“内面の自分”の大切さ忘れていることに気が付いたんですね。
　強くなってしまった“外面の自分”と“内面の自分”の2つが初めて対峙した時に、
　爆発するような感覚があったんです。
　そんな所からこのタイトルにしました。」と解説。
今作にはTENDREさんを始め、ODD Foot WorksのTondenheyさんや
Shin Sakiuraさんなど様々なゲストミュージシャンが参加しています。

FUJI ROCK FESTIVAL '21に3日間通して出演予定のAAAMYYYさん。
1日目はTempalayとして、2 日目はソロ、
3日目はTENDREさんのサポートメンバーとして参加されるとのことですが、
AAAMYYYさんは
「一番好きなフェスなので、出演出来て光栄です。楽しみです！」と話しました。
　
さて、AAAMYYYさんとのトークは次週：8月20日に続きます。
次回はどんな音楽トークが繰り広げられるんでしょうか？
黒ラベルをご用意してお待ちください！お聴き逃しなく！

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