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SATURADAY 18:00-18:54 ON AIR クリス・ペプラーがミュージシャンをゲストに迎え、おいしいお酒を片手に音楽ヒストリーを紐解く54分!! メッセージを送る ARCHIVE FACEBOOK TWITTER INSTAGRAM

SAPPORO BEER OTOAJITO SATURDAY 18:00-18:54 ON AIR クリス・ペプラーがミュージシャンをゲストに迎え、おいしいお酒を片手に音楽ヒストリーを紐解く54分!!

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2021.03.05 ON AIR
先週に引き続き、
シンガーソングライターの
関取花さんをお迎えしました。
ポップスの定義を
「一度聴いたら忘れらない曲」
だと話している関取さん。
音楽仲間とThe SmithsやNirvanaなどを
改めて聴くと...

ポップスの定義を
「一度聴いたら忘れらない曲」だと話している関取さん。
音楽仲間とThe SmithsやNirvanaとかを
改めて聴くとポップだよね、という話になったそう。
ジャンルとしてはポップスに入らないが、
一度聴いたら忘れられないギターリフなどの分かりやすさにポップスを感じ、
この定義を思い浮かべたと話しました。
クリス・ペプラーは
「Nirvanaもポピュラーミュージックだからな。
 多くの人たちが楽しめる音楽だから。」と話しました。
関取さんは
「ロックもちょっと速度落として聴くと、意外と
 フォークだなっていう曲もいっぱいありますもんね。」と答えました。

「自分で曲を書くときも、
 忘れられないメロディーみたいなのを意識する?」
というクリス・ペプラーの問いかけに対し、関取さんは
「意識しますね。イントロを聴いて「あの曲だ!」ってなる曲が好きで、
 その良さは自分がライブをやっている中で発見したんです。
 子供のお客さんが、分かりやすいイントロの曲だと、
 「あの曲だ!」って目が輝くんです。
 この子達がワクワクする曲ってこういうのなんだ、って思ってから、
 昔よりかは意識して曲を書くようにはなりましたね。
 自己完結だけで終わらせちゃうのは良くないなっていうか、
 聴いてくれる方が、自分の思い出だったりとかを重ねられる
 余白がある方がいいなって思ったりします。」と話しました。 

関取さんが今、ソングライティングでこだわっている部分は「勘」。
「この曲は良いとか、この曲は説明臭くなりそう、っていうのは
 勘で分かるようになってきました。あとはメロディーと歌詞が
 同時に出てくるものは大切にしています。同時に出てくるものは、
 自分の深層心理の部分とか、大切にしている所だと思うんです。
 時間をかけすぎると、画素が高すぎて、完成度は高いのかもしれないけど、
 それだと私の世界だけで終わっちゃう、って感じることもあります。」
と自らのソングライティングについて分析しました。

クリス・ペプラーに仲の良いミュージシャンについて聞かれた関取さん。
関取さんは
「OKAMOTO’Sのハマくんは全力で信頼しています。
 ハマくんに音楽を教えてもらったりもしますね。
「花ちゃん、Bonnie Raitt好きだと思うよ。」って言われて、
 そこから自分でレコード買ったりしましたね。
 友達であり、すごく尊敬をしている
 同世代のミュージシャンです。」と話しました。

ハマ・オカモトさんに教えてもらったBonnie Raittについて関取さんは
「Bonnie Raittのエレキギターとかで
 ブルースをああいう風に弾く感じ、かっこいいなー!って。
 自分では歌いながらあそこまで弾くことは出来ないですけど、
 シンガーソングライターであり、ギタリストであるっていう雰囲気が
 すごくかっこいいと思います。それで言うと友達のReiちゃん。
 Reiちゃんもギターバリバリ弾きながら歌いますよね。
 Reiちゃんも友達だし、尊敬出来るミュージシャンですね。」と話しました。
クリス・ペプラーは
「昔、Reiちゃんに言ったんだよね。
「あんまり焦らず、自分のペースでやって。」って。
 将来、日本のBonnie Raittになれんじゃねえのみたいな話をしましたね。
 彼女の音楽って、あんまりブームとかトレンドを意識しちゃうと
 ブレちゃう気がするから、ともかく自分のペースで
 やっていくのがいいんじゃないかなって。」と語りました。
これに対し関取さんは
「ReiちゃんもOKAMOTO’Sも流行りとか周りに流されず、
 自分のやりたい音楽をやっている人達なので、
 すごく刺激を受けます。」と話しました。

番組後半は、関取さんが尊敬するアーティストの話から。
関取さんは
「私、玉置浩二さんが大好きなんです。
 誰よりも楽しそうに歌っているっていうか、
 こなす感じで歌っている感じが一切ないですよね。
 他のミュージシャンとコラボして、その人の歌を歌っている時も、
 自分の曲と同じくらい愛情を注いでいるのが分かるし、
 玉置さんを見ると、
 そういうのが伝えられる歌手になりたいなって思います。」と話しました。

クリス・ペプラーが
「花ちゃんがアンケートで挙げたJudee Sillってどんな人なんですか?」と質問。
関取さんは
「アルバムは2〜3枚とかで少ないんですけど、
 私Joni Mitchellを聴いた時に、メロディーが覚えられないっていうのがあって。
 Judee SillはJoni Mitchellと歌声とか
 余白の感じとか近しいところがあると思うんですけど、
 でも歌えるなって思ったんですよ。
 私はすぐに歌えるメロディーを歌う歌手に
 なりたいなって気付かせてもらった存在ですね。」と紹介。
これに対しクリス・ペプラーは
「この型にはまる日本のシンガーソングライターは
 中島みゆきさんなんですかね?」と質問。
関取さんは
「そうかもしれないですね。中島みゆきさんは母が好きで、
 ドイツにいる頃もアウトバーンを走りながら、
 中島みゆきさんのカセットを流してましたね。
 子供ながらに、
 ものすごい人だって感じていたのは覚えていますね。」と答えました。

番組のアンケート「大人の一曲」に対して
関取さんが挙げたのは、中島みゆきさんの「蕎麦屋」。
「20代前半の頃に聴いた時はよく分からなかったんです。
 ただ蕎麦屋で起きている男女の出来事を
 訥々と歌っているだけなんですけど、
「どうでもいいけどとんがらし どうでもいいけどとんがらし」
っていう歌詞があって、やるせない気持ちとか、
イライラしてるけど上手く言葉に出来なくて、
とりあえずなんか刺激物でごまかしたいみたいな、
そういう自分が大人になって感じた葛藤を歌詞から感じられるようになった時に、
ちょっと大人になったのかなって思いました。ここ数年なんすけどね。」と話しました。
クリス・ペプラーが
「中島みゆきさんには、アメリカのシンガーソングライターに
 近いものを感じますよね。」と話すと、関取さんは
「中島さんは北海道のご出身なので、
 原風景の大きさはアメリカのソングライターと近いのかもしれませんね。
 確か、玉置さんも北海道ご出身ですよね。
 もしかしたらそういう部分が好きなのかな。」と反応しました。

この日、クリス・ペプラーが最後に選んだ曲は
Jeff Buckleyの「Last Goodbye」。
「先週Joni Mitchellの歌は鼻歌っぽいっていう話が出たけど、
 この人も独特の歌い回しだよね。
 ため息のように出たメロディーをすごい歌に仕上げるよね。」
とクリス・ペプラーが話すと、関取さんは
「Jeff Buckleyって
 お酒飲みながら聴くと気持ちいいですよね。」と締めくくりました。

さて、次週3月12日&3月19日は
作曲家の澤野弘之さんをお迎えします。
映画やテレビドラマなど、数多くの作品の音楽の手がける彼は
これまでどんな音楽を聴き、影響を受けてきたのでしょうか?
クリス・ペプラー×澤野弘之さんの大人な音楽トーク。
黒ラベルをご用意してお待ちください。

OMIYA

ベビースターラーメン・ピリ辛チキン味
クリスペプラー が用意したおつまみは、
”ベビースターラーメン・ピリ辛チキン味”
黒ラベルと合わせて楽しみたい。

MUSIC

  • 太陽の君に / 関取花

  • Territorial Pissing / Nirvana

  • Stay Gold / Hi-STANDARD

  • あなたがいるから / 関取花

  • 新しい花 / 関取花

  • Dreaming Man / OKAMOTO'S

  • Give It Up (Or Let Me Go)
    / Bonnie Raitt

  • Lonely Dance Club
    (w/ SOIL&”PIMP”SESSIONS)
    / Rei

  • メロディー / 玉置浩二

  • Jesus Was a Cross Maker
    / Judee Sill

  • 蕎麦屋 / 中島みゆき

  • Last Goodbye / Jeff Buckley

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