SAPPORO BEER OTOAJITO

SATURADAY 18:00-18:54 ON AIR クリス・ペプラーがミュージシャンをゲストに迎え、おいしいお酒を片手に音楽ヒストリーを紐解く54分!! メッセージを送る ARCHIVE FACEBOOK TWITTER INSTAGRAM

SAPPORO BEER OTOAJITO SATURDAY 18:00-18:54 ON AIR クリス・ペプラーがミュージシャンをゲストに迎え、おいしいお酒を片手に音楽ヒストリーを紐解く54分!!

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2020.12.18 ON AIR
先週に引き続き、
ラッパーの環ROYさんをお迎えしました。
3歳半と10ヶ月のお子さんがいる環ROYさん。
クリス・ペプラーの
「お子さんたちが大人になったら、
 親友はAIかもしれませんね。」
という一言から、
ディープなトークがスタートしました。

環ROYさん出演回(後半)をradikoタイムフリーでどうぞ
(12月25日まで聴取できます)


3歳半と10ヶ月のお子さんがいる環ROYさん。
環さんのお子さんが大人になる頃には
AIが今より発展しているのでは、そんな会話から始まりました。

クリス・ペプラー
「お子さんたちが大人になったら、親友はAIかもしれませんね。
 僕はAI大丈夫派なんですよ。
 だから、なんでホーキング博士とイーロン・マスクが、
 AIが誕生したら人間を滅ぼすと言っているのかが分からない。

環さん
「マジですか?なんでですか?」

クリス・ペプラー
「AIっていうのは喜怒哀楽が無いですよね。
 人間は進化した動物だから、弱肉強食の世界で、
 そこに感情と価値観が融合して、戦略みたいなものがある。
 AIは誕生した時から悟りが開けているというか感情が無いわけじゃん。
 エゴもない。AIが人間を滅ぼす理由として、
 お互いに資源を奪い合うって言われているけれど、
 AI=ロボットじゃないし、
 それこそ、仮想空間の中でも十分やっていける。
 シンギュラリティを迎える段階には、
 同時にテクノロジーも飛躍的に伸びるわけだから、
 エネルギー効率を考えたら、
 AIが人間の領域を侵犯する必要が全く無くて、
 自分達だけの摩擦のない空間で生存出来るから、
 お互い戦う必要が無いですよね。」

環さん
「もちろん僕も、人間とAIは衝突しないだろうと思っているんです。
 人間って非合理的な事が多いじゃないですか。常に合理的ではない。
 でも、AIとかビッグデータは必ず合理的な提案をしてくるんですけど、
 人間の非合理的な事の中にも合理的なものはある。
 どういう事かと言うと、
 人間は非合理的な領域を必要とする動物だとすると、
 常に合理的な提案をしてくるAIとか
 ビッグデータと上手くやっていけるのか、
 自信がなかったりしますよね。」

クリス・ペプラー
「基本的に人類の進化は、
 感情やメンタルのコントロールだと思うんだよね。
 世界の宗教の中で、
 仏教がたぶん一番レベルが高いのかなって思ってるんだよね。
 人類は悟りを開く方向に向かっているわけであって、
 進化することによって、そもそも持っている
 生々しさから離脱していく感じなのかなという気がする。
 どの民族にも神っている存在はある。
 神っていう存在は、
 人類が目指す進化形態のゴールだと思うんだよ。
 だから、神という概念は実は自分たち自身でもある。
 だけど、精神性だけで神になれるのかと。
 今、我々はテクノロジーをどんどん高めていく事によって、
 バーチャルじゃないけど、そういう空間に向かっている。
 だけど、実は何千年も前から
 シャーマニズムがいろんなプロセスを経て来て、
 瞑想で宇宙に行くだとか、それは可能だと思うのね。
 ある程度、優れたシャーマンは
 自らのパワーの内部に到達する事ができるんじゃないかと。」

ディープ過ぎるトークがまだまだ止まらないお二人。

クリス・ペプラー
「マチウ・リカールって知ってる?
 ダライ・ラマのトランスレーターだったり、
 広報担当みたいなことをやっているのね。
 マチウ・リカールはパスツールの博士号を持っていて、
 量子力学をすごく勉強している人なのよ。
 彼の書いている本は、
 量子力学とチベット仏教の融合みたいな感じなのね。
 極めていくと、
 量子力学と仏教がものすごい近いところにあるんだよね。

環さん
「ビッグデータとかAIによって、
 理詰めでコードが解読されていくのは、
 ある意味人間性を空にしていくから、結局は関係性だけ。
 極端に言うと、宇宙全体が関係で成り立ってるから。
 そこを突きつけられた時に人間がどう反応するかですよね。
 というか、こんな話してるのすごいですね。
 これ、ポッドキャスト系のトークですよ笑」

番組ではゲストの方に
事前にアンケートにお答えいただいていますが、
環さんが尊敬するアーティストとして挙げていたのは、
写真家の石川直樹さん、U-zhaanさん、
細野晴臣さん、矢野顕子さん、
そしてイギリスの音楽ユニット、Mount Kimbie。

環さん
「石川直樹さんは自分で写真家って名乗っているんですけど、
 僕は探検家だと思っているんです。
 石川さんは、世界七大陸最高峰登頂の、
 世界最年少記録を持っていて、誰よりも若い年齢で
 皆が知っているめちゃくちゃ高い山を登り尽くしちゃった人で、
 山の写真を記録として撮っていて、
 それを作品として発表しているんです。
 最近、音声メディアで
 何回もお話する機会があって、友人なんです。
 身体を動かして体験することに
 ピュアに向き合っている人ってすごいって思っている。
 尊敬しちゃいますね。そういう人たちって、
 どんな宗教家よりも宗教家っぽいと思う。
 フリーダイブで、百何十メートルとか潜って 
 戻ってくるのをやっている人とか、
 めちゃくちゃ高い山に登って、その経験を伝えるとか、
 宗教的な人間の領域の観念を誰よりも追求していると思う。
 その行為によって、
 「過去」とか「未来」といった観念が喪失して、
 今と向き合わざる得ないじゃないですか。
 山を登って、海を潜って行っても、今が連続していく。
 極限の状況に身を置くと、
 過去も未来も喪失して、動物の状態に近づく。
 そういう事にトライしているのは、
 すごく尊敬する営みだなと感じています。」

ラップ以外にも舞台やダンスなど幅広い表現を追求する環さん。
他の分野の表現を経験することで、
自分に対して狭い評価軸で悩むことは無くなったと話ました。

環さん
「例えば、マルセル・デュシャンの『泉』は便器。
 これをアートの文脈にぶっ込むとかっていう話を知ると、
 こういうのもアリなんだなって思う。
 いろんな分野を経験することで、
 自分自身が小さくなって
 何も出来なくなる状態を回避出来るような気がします。」

環さんは11月25日に
ニューアルバム『Anyways』をリリースしました。
6枚目となる今作では、
全曲のラップ、トラックメイキングを自身で行いました。
自分でラップとトラックを全て自分で制作したのは
今回が初めてだということで、
トラックメイクの方法を
ネットで勉強しながら組み上げていったそうです。

クリス・ペプラー
「これからラッパーになりたい人は、
 どうやって練習したらいいのかな?」

環さん
「一番王道なのは、普通に西洋音楽を勉強した方がいいよね
 っていうところから始まりますけど、
 やっぱりビートに乗って、リズムを掴むことですかね。」

クリス・ペプラー
「他の楽器はスクールがあるけど、ラップはないじゃん。
 逆にスクールがあるとヒップホップを崩しちゃう感じもあるよね。」

環さん
「そういう時期ですよね、ヒップホップ自体が。

 うーん、時期...じき。旬。
 陶磁器、お皿に盛られている刺身
 合うのは日本酒 フライドポテト、
 合うのはビール オレンジピール
 少し酸っぱくてケーキ 冷気が入ってくるスタジオ
 窓開けなきゃコロナウィルス
 またVirus いやビール 飲み込んで乾杯 クリス・ペプラー
 空を飛んでるセスナはもう見えない 真夜中 
 東京タワー 光ってる 赤く 
 六本木ヒルズにいる ビール飲んでる
 Virus かかんないように ビール すっと飲み込んで食べる 
 つまみ 柿ピー 柿の種 ピーナツ 
 夏が終わり秋深まり どんどん寒くなっていった冬 
 俺たち今ここにいる 
 何を知る いや、知らない いや、選んでく 
 SNSから流れてく情報 衝動 パトス ロゴス 
 さまざま操っていく 聖書に全部書いてる 
 法律 立法 律とリズム   
 刻んでいきながら 一日、一日を生きる
 1,2 規則的にやってくる繰り返し
 1,2 1,2 81.3 J-WAVE...みたいな。」

環さん
「今のは、”クリス・ペプラー”から”ハーフ”、”人種”、
 ”海外”、”飛行機”、“旅行”とかをイメージしたんですね。
 それで、“クリス”という言葉があって、
 “スリップ”、“スキップ”、”甘いスイーツ”とか
 音が似ている言葉を行ったり来たりするんです。
 イメージとか音でジグザグ行ったり来たりしていると、
 今みたいな言葉遊びが出来るようになるんですね。
 意味がないんだけど、
 勝手に意味を見出しちゃったりするじゃないですか。」

クリス・ペプラー
「言葉を重ねていきながら、
 だんだん道が見えてくるのが面白い。
 テンポ感もだんだん増してきて、集中力が形になっていく。
 最初は辿っていくようだけど、
 どんどん言葉が滑るようになっていくよね。そこが面白い。」

環さん
「その時がさっきお話していた、“今だけ”っていう時なんですよ。
 未来と過去が無くなっちゃって、
 完全に“今”にファーカスしていて、
 “今だけ”が連続していく状態に入る。
 やっぱりそれを欲して、
 パフォーマンスとか即興をやっているんだと思います。
 一つの瞑想状態というか、
 憑依とか運ばれている感じがしますよね。」

環さんは、ニューアルバム『Anyways』に続き、
12/1に絵本『ようようしょうてんがい』を発表されています。
環さんは文を担当しており、
曰く、読むとラップ調になるそうです。

環ROYさんに関する情報はこちらから

さて、次週12月25日は今年最後の放送ということで、
2020年の名場面を凝縮した「総集編」をお届けします。
ラーメンYouTuberのSUSURUさんや 
銀杏BOYZ峯田和伸さんなどのトークが再び楽しめます!
未公開トークもご用意しております!!
黒ラベル飲みながら、一緒に今年を締めくくりましょう!

OMIYA

ミックスナッツなど
たくさんのおつまみ

ミックスナッツやおせんべいだけでなく、
燻製の帆立貝柱や煮玉子など
いろんな”おみや”をお持ちいただきました。
お二人とも好きなものをチョイスしながら、
黒ラベルをたくさん飲んでいましたよ!

MUSIC

  • Missed Calls / Mac Miller

  • Try feat. Toro Y Moi / Nosaj Thing

  • Marilyn feat. Micachu
    / Mount Kimbie

  • The Plan / Travis Scott

  • 泉中央駅
    Protect You
    / 環ROY

  • Budapest By Blimp / Thomas Dolby

    環ROYさんとの
    トークを受けて
    クリスさんが選んだ1曲!

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