SAPPORO BEER OTOAJITO

SATURADAY 18:00-18:54 ON AIR クリス・ペプラーがミュージシャンをゲストに迎え、おいしいお酒を片手に音楽ヒストリーを紐解く54分!! メッセージを送る ARCHIVE FACEBOOK TWITTER INSTAGRAM

SAPPORO BEER OTOAJITO SATURDAY 18:00-18:54 ON AIR クリス・ペプラーがミュージシャンをゲストに迎え、おいしいお酒を片手に音楽ヒストリーを紐解く54分!!

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2020.12.11 ON AIR
ラッパーの環ROYさんをお迎えしました。
クリス・ペプラーに
「ラップの練習ってどうやってするの?」
と聞かれた環さん。
「やっぱりビートに乗っかる事の繰り返しですよね。
 若い時は、
 何か見たらすぐ韻を踏んでやろうって、
 ずっとブツブツ言ってましたよ。
 ちょうど今も...

仙台出身の環ROYさん。OTOAJITOには初登場です。
東京都出身で多言語を扱うクリス・ペプラーを羨む環さんは、
今年の3月にフランスに行き、
フランス語の発音の難しさに衝撃をうけたそうです。
フランスへはダンサーの島地保武さんと舞台の仕事で行っていたそうで、
公演終了直後にフランスが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で
ロックダウンされることになり、
千秋楽の次の日に慌てて帰ったんだそうです。
日本には帰ったものの、それ以降もずっと自宅にいたと話していました。

「子供の頃はどんな子だったの?」というクリス・ペプラーに対し、
「あんまり特徴がない…
 いや、自分がそう思っているだけで結構変わってたのかな。」と環さん。
中学生の頃はスケートボードばかりやっており、
自分から聴き始めた音楽は、
友達のお兄さんが持っていたスケボーのVHSの後ろで流れていた曲。
「OffspringとかGreen Dayとか、
 そういうところから始まりましたね。」
と自らの音楽遍歴の始まりを振り返りました。

環さんが音楽を始めたきっかけは、
中学生の時にラジオでBUDDHA BRANDの
「人間発電所」を聴いた事だそう。
「この曲を聴いてからどっぷりです。
 10年くらいヒップホップしか聴いていないような感じでした。」
と話しました。
当時は、ハードディスクのマルチトラックレコーダーが発売された時期で、
環さんはデモを作ったりして遊んでいたんだとか。
そのうちにだんだんとクラブに通うようになり、
一緒にラップが出来る人を探していると、出会いが出会いを呼び、
活動から1年ほどで自身のラップが
コンピレーションCDに収録されるようになったそうです。
その頃、大学3年生だった環さんは、先輩から聞かされた
「就職活動の面接は圧迫してくるよ。」という言葉に社会の怖さを感じ、
ラップを続けていくことを決めたそうです。

クリス・ペプラーに
「ラップの練習ってどうやってするの?」と聞かれた環さん。
「やっぱりビートに乗っかる事の繰り返しですよね。
 あと、若い時は、何か見たらすぐ韻を踏んでやろうって、
 ずっとブツブツ言ってましたよ。
 繰り返しやっていくと言葉のストックが溜まっていきますよね。
 ちょうど今も、
【クリス・ペプラー 高いぜ会話のテクは】とか考えてました。」
と話しました。
その後も、【空飛ぶセスナ クリス・ペプラー 英語で「はい」はイエスだ】
などと韻を披露しました。
韻を踏まないスタイルのラッパーがいることについては、
「僕も一時期は踏まなくてもいいと思っていて、
 でもここ2年くらいで、やっぱり韻踏んだ方が良いよなって思うようになった。
 韻を軽視して、歌詞の可能性を検討するのも
 カウンターとしてありですよね。」と語りました。

環さんは現在、ラップ以外にも舞台やダンスなど
幅広い表現活動をしていますが、そのきっかけとなったのは、
蓮沼執太さんとの出会いだったそう。
2013年に蓮沼執太フィルにラッパーとして参加した環さん。
このプロジェクトで行うライブの会場は、
美術館などライブハウス以外の場所が多かったそうで、
環さんは、それまであまり関わりのなかった絵や彫刻の世界に出会い、
興味を広げていったんだとか。舞台の仕事で一緒にフランスに行った
島地保武さんとの出会いも、
蓮沼執太さんがきっかけだったと話しました。
「島地さんはダンサーがダンサーと仕事をするのは
 当たり前だと思っていて、僕も音楽家が、
 いつも通りに音楽を作る繰り返しに悩んでいた時期で、
 それを島地さんに話したら意気投合して、
 一緒に何か出来ることをしようっていう話になったんです。」
と共演のいきさつを話しました。

ラップとダンスの融合という試みについて環さんは、
「両方とも全然違うんです。気にしている事も全然違うんで、
 共通のボキャブラリーを作るところから始まりました。
 本番をやっても、自分の中ではしっくりとこなかったんですけど、
 お客さんが良いって言ってくれて、
 少し自信になりましたね。」と話しました。
舞台の台詞の半分はフリースタイルで行なっているそうで、
「これが舞台を長くやれる秘訣ですね。
 なるべく即興の領域を残しています。」とも話しました。

環さんは11月25日にニューアルバム『Anyways』をリリースしました。
全曲のラップ、トラックメイキングを自身で行ったという今作。
トラックメイキングが難しかったそうで、
「ずっとYoutubeとかGoogleで調べて勉強していましたね。
 2年くらいかかりました。」とニューアルバムの制作について話しました。

環ROYさんに関する情報はこちらから

さて、環ROYさんとのトークは次週:12月18日に続きます。
人工知能から展開する人類の未来についての話や、
尊敬するミュージシャンの話など盛りだくさんの内容でお届けします。
クリス・ペプラー×環ROYさんのディープ過ぎるトーク、お楽しみに。

OMIYA

北海道産帆立貝柱燻製など
たくさんのおつまみ

燻製の帆立貝柱や煮玉子だけでなく、
ナッツや柿ピーなど
いろんな”おみや”をお持ちいただきました。
お二人とも好きなものをチョイスしながら、
黒ラベルをたくさん飲んでいましたよ!

MUSIC

  • YES / 環ROY

  • You're Gonna Go Far, Kid
    / The Offspring

  • sayonaraは言わない
    / PERSONZ

  • 人間発電所 / BUDDHA BRAND

  • 大掃除 / キングギドラ

  • Try feat. Toro Y Moi / Nosaj Thing

  • Offer / 環ROY

  • Meeting Place / 蓮沼執太フィル

  • Hello Everything / 蓮沼執太フィル

  • Protect You / 環ROY

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