SAPPORO BEER OTOAJITO

SATURADAY 18:00-18:54 ON AIR クリス・ペプラーがミュージシャンをゲストに迎え、おいしいお酒を片手に音楽ヒストリーを紐解く54分!! メッセージを送る ARCHIVE FACEBOOK TWITTER INSTAGRAM

SAPPORO BEER OTOAJITO SATURDAY 18:00-18:54 ON AIR クリス・ペプラーがミュージシャンをゲストに迎え、おいしいお酒を片手に音楽ヒストリーを紐解く54分!!

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2020.11.20 ON AIR
先週に引き続き、
キーボーディスト/プロデューサーの
Kan Sanoさんをお迎えしました。
冒頭はKan Sanoさんの
仲の良いミュージシャンの話から。
「僕、友達がいないんですよね本当に。」
と話すKan Sanoさん。
しかし最近嬉しかったのが...

Kan Sanoさん出演回(後半)をradikoタイムフリーでどうぞ
(11月27日まで聴取できます)


冒頭はKan Sanoさんの仲の良いミュージシャンの話から。
「僕、友達がいないんですよね本当に。」と話すKan Sanoさん。
しかし最近嬉しかったのが、m-floの☆Taku Takahashiさんが、
インタビューでKan Sanoさんを
友達として挙げてくれていたことだそうです。
「あ、僕はTakuさんの友達なんだ!
 これからは僕もTakuさんを友達と言っていこうって思って。
 だから、Takuさんは友達です。」と話しました。
他に仲の良いミュージシャンとして挙げたのが、七尾旅人さんとCharaさん。
クリス・ペプラーは先日、Charaさんの息子さんで
俳優・ミュージシャンのHIMIさんとお会いしたそうで、
「彼良いよね。楽器はドラムをメインでやってるみたいなんだけど、
 作曲もドラムでやってるんだって。
 Anderson Paak.みたいな感じで、ドラムパターンから
 だんだんメロディーのイメージが出るって言ってて面白かった。」と話しました。
「彼はギターも弾きますし、マルチっぽいですよね。
 なんでも楽器が出来る感じですね。」
とKan SanoさんもHIMIさんの印象を語りました。

☆Taku Takahashiさんの話が出たところで、
クリス・ペプラーは
「Takuはどっちかと言うとDJプロデューサー系のミュージシャンじゃん。
 いわゆるプレイヤーではないような感じだけど、
 どういう風なコミュニケーションをするの?」と質問。
Kan Sanoさんは
「僕、そもそもDJに憧れがあって、
 DJってミュージシャンをリスペクトしてくれるんですけど、
 僕からしたらDJの方がすごいって思っちゃうんですよね。
 それこそ、Gilles Petersonとか、
 日本だと松浦俊夫さんとかが発信してきたコンピとか
 ラジオとかにものすごく影響を受けて育ってきた。」と話しました。
松浦俊夫さんのプロジェクトHEXに参加しているKan Sanoさん。
「松浦さんは独特なんですよ。「ここで光がブワッと迫ってくる感じで弾いて。」とか、
すごく抽象的な感じで話してくるんですよ。
僕はHEXでは割と中間管理職的な立場だったので、
松浦さんのやりたいことを噛み砕いて
他のメンバーに伝えるみたいな感じでやってました。」と話しました。
松浦さんが参加していたグループUnited Future Organizationを聴いた時に、
これはヤバイと感じたクリス・ペプラー。
Kan SanoさんはUnited Future Organizationをリアルタイムで体験出来た
クリス・ペプラーが羨ましいようでした。

バークリー音楽大学に在学中にたくさんライブを見たというKan Sanoさん。
その中で印象的だったライブとして、
ボストンのシンフォニーホールで見たKeith Jarrettを挙げました。
「ピアノの音がとにかくめちゃくちゃ良くてビックリしました。
 出音にビックリするっていう経験は他に無いですね。」と話しました。

番組後半では、Kan Sanoさんが最近注目しているアーティストの話に。
Kan Sanoさんは、11月25日にリリースするアルバム
『Susanna』のジャケットを手がけたイラストレーターの
LINA ICHIMIYAさんを注目しているそうです。
最近はInstagramを通して音楽以外のアーティストとも
繋がりを持っているというKan Sanoさん。
そういった繋がりから実際に仕事に
フィードバック出来たことに、SNSのすごさを感じたそう。

そんなKan Sanoさんのニューアルバム『Susanna』。
「今回は前作と全く違うことをしてみたかった。
 前作の『Ghost Notes』から1年しか経ってなくて、
 全く違う作品にするつもりが、意外と変わらなくて、
 めちゃめちゃヘコんでます。」と笑いました。
「新しい音楽に興味が薄れていた時期があって、
 10代20代の頃に聴いていた音楽を聴き直す期間があったんですね。
 でも、そのままだとマズイなって思うようになって、
 最近はサブスクとかで毎月プレイリストを作って更新しているんですけど、
 それも自分の為にやっているところもあって、
 なるべく新しい音楽を取り入れて、自分を変えていきたいというか、
 作品を作るときも毎回違うものを生み出したいですね。」と話しました。

『Susanna』はCD、デジタル、LPと様々な形でリリースされますが、
Kan Sanoさんは新型コロナウイルス流行以降、
自宅で過ごす時間が増え、レコードブームが再燃しているそう。
クリス・ペプラーは
「アナログオーディオってひとつのアートフォームになるんじゃないかな。
 茶道とか華道みたいな世界だよね、繊細で。」
とアナログブームについて語りました。

リスナーから寄せられた質問にも答えていただきました。

『Kan Sanoさんが今、悔しいなと思う下の世代のアーティストはいますか?
 また、そういう才能に嫉妬しますか?』
「いやー、嫉妬しまくってますね。
 日本でもどんどん新しい才能が出てきていますしね。
 去年対バンした長谷川白紙さんとか、最近アルバムを出したウ山あまねさん。
 あとはMaika Loubtéさんとかかな。」

バークリー音楽大学を卒業したKan Sanoさんですが、
「一応、音大行って勉強しているので、
 音楽理論から離れたところでやっている人に憧れがあるんですよね。
 周りの人だと七尾旅人さんとかが完全にそうですけど、
 譜面も読めないし、音楽理論とかも知らない人なんです。
 でも、すごい音楽作ってるんですよね。」と話しました。
Kan Sanoさんが尊敬する
Miles Davisの「学べ、そして忘れろ」という言葉を引き合いに出し、
音楽は理論で作るものではないと感じる、とも話しました。

時に理論が邪魔になる、と言うKan Sanoさん。
「ヒップホップの人たちって、レコードからサンプリングするじゃないですか。
 そうすると、理論的にはおかしいハーモニーとかを
 普通に取り入れて使ってるわけですよ。
 それがカッコよかったりするんですけど、
 僕みたいな人間だとそういうことが起こりにくい。
 悔しいなって思います。
 発想とか聴いている部分が違うんですよね。」と話しました。

Kan Sanoさんは12月にアルバム『Susanna』のリリースライブを予定。
詳しくは、Kan Sanoさんのオフィシャルホームページをチェックしてください!

Kan Sanoさんに関する情報はこちらから

さて、次週11月27日&12月4日は
ミュージカル女優で歌手の昆夏美さんをお迎えします。
ロミオアンドジュリエットなど大作で次々にヒロインを務める、
今最も注目されるミュージカル界の新世代、
昆夏美さんはこれまでどんな音楽を聴いてきたんでしょうか?
クリス・ペプラー×昆夏美さんの30分の大人な音楽トーク。お聞き逃しなく!

OMIYA

Kan Sanoさんが地元・金沢で購入したおつまみ

よく見ると金沢ゆかりのものはありませんでした笑
しかし、どれもビールとの相性はバッチリ!
限定品の黒ラベルエクストラモルトもすすみます!

MUSIC

  • against all gods / m-flo

  • Make It Better
    feat. Smokey Robinson
    / Anderson .Paak

  • オーサカ・ブルース
    feat. 中納良恵(EGO-WRAPPIN')
    / 松浦俊夫 presents HEX

  • Loud Minority
    / United Future Organization

  • The Köln Concert
    / Keith Jarrett

  • Joyful Girl / Soulive

  • DT pt.3 / Kan Sano
    Good Luck / Kan Sano
    On My Way Home
    / Kan Sano
    Question / Kan Sano

  • セロテープデート / ウ山あまね

  • Show Me How / Maika Loubté

  • サーカスナイト / 七尾旅人

  • Coyote / Joni Mitchell

  • What Does Your Soul Look Like (Pt. 4)
    / DJ Shadow

    Kan Sanoさんとの
    トークを受けて
    クリスさんが選んだ1曲!

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